【自動車の購入費】1か月の平均は5,877円、29.8倍という大差

【自動車の購入費】1か月の平均は5,877円、29.8倍という大差

車やバイクの購入にかけたお金は、47都道府県の平均で1か月5,877円。
1位と47位で29.8倍という、この記事で最も大きな開きがつきました。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。

鳥取県が28,142円で1位。
47都道府県の平均は5,877円、中央値は4,172円です。
1位と47位の差は29.81倍、消費支出に占める割合で見ると25.15倍でした。

47都道府県の単純平均

5,877円

1か月の自動車等購入費(2024年)

最も多い 鳥取県

28,142円

最も少ない 香川県

944円

地図で見る

1か月の自動車等購入費(2024年)
1か月の自動車等購入費(2024年) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 1,867円青森 1,702円岩手 4,077円宮城 2,002円秋田 3,744円山形 2,280円福島 6,980円茨城 9,014円栃木 8,128円群馬 10,877円埼玉 4,321円千葉 8,471円東京 2,875円神奈川 2,035円新潟 6,877円富山 5,159円石川 14,175円福井 6,719円山梨 8,168円長野 10,649円岐阜 3,423円静岡 8,355円愛知 2,772円三重 1,947円滋賀 22,322円京都 4,816円大阪 1,739円兵庫 3,509円奈良 1,331円和歌山 3,353円鳥取 28,142円島根 4,836円岡山 1,859円広島 14,893円山口 3,800円徳島 3,312円香川 944円愛媛 4,746円高知 6,638円福岡 4,172円佐賀 3,804円長崎 7,623円熊本 5,247円大分 4,704円宮崎 1,779円鹿児島 3,216円沖縄 2,806円
1か月の自動車等購入費(円)
1か月の自動車等購入費(2024年)
項目1か月の自動車等購入費
北海道1,867円
青森県1,702円
岩手県4,077円
宮城県2,002円
秋田県3,744円
山形県2,280円
福島県6,980円
茨城県9,014円
栃木県8,128円
群馬県10,877円
埼玉県4,321円
千葉県8,471円
東京都2,875円
神奈川県2,035円
新潟県6,877円
富山県5,159円
石川県14,175円
福井県6,719円
山梨県8,168円
長野県10,649円
岐阜県3,423円
静岡県8,355円
愛知県2,772円
三重県1,947円
滋賀県22,322円
京都府4,816円
大阪府1,739円
兵庫県3,509円
奈良県1,331円
和歌山県3,353円
鳥取県28,142円
島根県4,836円
岡山県1,859円
広島県14,893円
山口県3,800円
徳島県3,312円
香川県944円
愛媛県4,746円
高知県6,638円
福岡県4,172円
佐賀県3,804円
長崎県7,623円
熊本県5,247円
大分県4,704円
宮崎県1,779円
鹿児島県3,216円
沖縄県2,806円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは鳥取県です。
次いで滋賀県、広島県、石川県、群馬県が続きます。
淡いのは香川県、奈良県、青森県でした。

47都道府県の平均は5,877円、中央値は4,172円です。
鳥取県の28,142円は平均の4.79倍にあたります。

1位と47位で29.81倍の開きがありました。
金額の差は月あたり27,198円です。

消費支出に占める割合で見ると鳥取県が10.06パーセントで最も高く、開きは25.15倍になります。

金額1位の鳥取県は割合では1位、割合1位の鳥取県は金額では1位でした。

順位都道府県1か月の自動車等購入費(円)地方消費支出に占める割合
1鳥取県28142中国10.06
2滋賀県22322近畿7.93
3広島県14893中国5.81
4石川県14175中部5.1
5群馬県10877関東4.1
6長野県10649中部4.06
7茨城県9014関東3.32
8千葉県8471関東3.09
9静岡県8355中部3.27
10山梨県8168中部3.14
11栃木県8128関東3.15
12長崎県7623九州3.23
13福島県6980東北2.74
14新潟県6877中部2.65
15福井県6719中部2.53
16高知県6638四国2.99
17熊本県5247九州2.23
18富山県5159中部1.81
19島根県4836中国1.84
20京都府4816近畿2
21愛媛県4746四国2.12
22大分県4704九州1.95
23埼玉県4321関東1.71
24福岡県4172九州1.88
25岩手県4077東北1.61
26佐賀県3804九州1.67
27山口県3800中国1.6
28秋田県3744東北1.56
29兵庫県3509近畿1.37
30岐阜県3423中部1.33
31和歌山県3353近畿1.54
32徳島県3312四国1.38
33鹿児島県3216九州1.45
34東京都2875関東1.09
35沖縄県2806九州1.31
36愛知県2772中部1.09
37山形県2280東北0.89
38神奈川県2035関東0.76
39宮城県2002東北0.8
40三重県1947近畿0.84
41北海道1867北海道0.82
42岡山県1859中国0.79
43宮崎県1779九州0.83
44大阪府1739近畿0.71
45青森県1702東北0.81
46奈良県1331近畿0.51
47香川県944四国0.4
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

自動車の購入費が多い上位5県

上位5都道府県の1か月の自動車等購入費
上位5都道府県の1か月の自動車等購入費 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 010,00020,000鳥取県: 28,142円28,142円滋賀県: 22,322円22,322円広島県: 14,893円14,893円石川県: 14,175円14,175円群馬県: 10,877円10,877円鳥取県滋賀県広島県石川県群馬県
上位5都道府県の1か月の自動車等購入費
項目1か月の自動車等購入費
鳥取県28,142円
滋賀県22,322円
広島県14,893円
石川県14,175円
群馬県10,877円
下位5都道府県の1か月の自動車等購入費
下位5都道府県の1か月の自動車等購入費 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 05001,0001,500香川県: 944円944円奈良県: 1,331円1,331円青森県: 1,702円1,702円大阪府: 1,739円1,739円宮崎県: 1,779円1,779円香川県奈良県青森県大阪府宮崎県
下位5都道府県の1か月の自動車等購入費
項目1か月の自動車等購入費
香川県944円
奈良県1,331円
青森県1,702円
大阪府1,739円
宮崎県1,779円

自動車の購入費が多い上位5県です。

鳥取県は28,142円、滋賀県は22,322円、広島県は14,893円でした。
鳥取県は2位の滋賀県の1.26倍です。

4位は石川県で14,175円、5位は群馬県で10,877円。
6位以下は長野県、茨城県、千葉県と続きました。

47都道府県の平均は5,877円、中央値は4,172円です。
1位の鳥取県は平均を22,265円上回り、平均の4.79倍にあたります。

2位と3位の差は7,429円、3位と4位の差は718円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。

1年に直すと、1位の鳥取県は337,704円ほどになります。
上位5県の平均は18,082円で、47都道府県の平均を12,205円上回りました。

上位5県のなかでも、1位と5位の差は17,265円あります。
中央値と比べると1位は6.75倍でした。

車がなければ暮らせない県が上位に並びました。
買い替えの周期が短ければ、月あたりの金額も大きくなります。

消費支出に占める割合でも同じ県が1位です

ここから先は、1世帯当たりの自動車等購入費がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。

消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。

1位は鳥取県の10.06パーセント、2位は滋賀県7.93パーセント、3位は広島県5.81パーセント。

4位以下は石川県、群馬県と続きます。
逆に割合の下位は奈良県0.51パーセント、香川県0.4パーセント。
鳥取県と香川県では25.15倍の開きです。
47都道府県の平均は2.3パーセントでした。

消費支出に占める比率でも、実数と同じ県が首位に立ちます。
ただしこの項目は年ごとの振れがきわめて大きいことに注意が必要です。

車は数年に一度の買い物です。
標本調査で「その年に買った世帯」がたまたま多く選ばれると、県の平均は跳ね上がります。

中央値は4,172円で、平均の5,877円を下回ります。
一部の県が全体を押し上げている形です。
1年だけの数字で県の性格を語るのは避けたほうがよいでしょう。

地方別に県の平均を出すと、中国5県が10,706円で最も高く、北海道が1,867円で最も低くなります。
中部9県7,366円と関東7都県6,532円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

消費支出に占める割合の上位5都道府県
消費支出に占める割合の上位5都道府県 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 0246810鳥取県: 10.110.1滋賀県: 7.97.9広島県: 5.85.8石川県: 5.15.1群馬県: 4.14.1鳥取県滋賀県広島県石川県群馬県
消費支出に占める割合の上位5都道府県
項目消費支出に占める割合
鳥取県10.1
滋賀県7.9
広島県5.8
石川県5.1
群馬県4.1

自動車の購入費が少ない下位5県

自動車の購入費が少ない下位5県です。

47位の香川県は944円、46位の奈良県は1,331円、45位の青森県は1,702円でした。
1位の鳥取県とは29.81倍の差があります。

44位は大阪府で1,739円、43位は宮崎県で1,779円、42位は岡山県で1,859円と続きます。

29.81倍という開きは、車を買った世帯が調査に入ったかどうかで決まります。
金額が大きく、頻度の低い買い物だからです。

47位の香川県は平均の16.1パーセント、中央値の22.6パーセントにあたります。
平均との差は4,933円でした。

1位と47位の差は月あたり27,198円。
1年に直すと326,376円の開きになります。

46位との差は387円、45位との差は758円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。

下位5県の平均は1,499円。
47都道府県の平均を4,378円下回り、上位5県との差は16,583円になります。

このグラフについての豆知識

振れの大きい項目

自動車等購入は、金額が大きく頻度の低い買い物です。
標本調査では、購入した世帯が選ばれたかどうかで平均が大きく動きます。

この記事の数字も、県の恒常的な水準ではなく、2024年という1年の姿として読む必要があります。

家計調査との違い

当サイトには家計調査をもとにした支出の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。

この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。

数字の開き

1位の鳥取県は28,142円、47位の香川県は944円。
両者の間には29.81倍、金額にして月27,198円の開きがあります。

47都道府県の平均は5,877円、中央値は4,172円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。

消費支出に占める割合で見ると鳥取県が10.06パーセントで最も高く、平均は2.3パーセント。
開きは25.15倍になります。

順位の並びがにている記事

1世帯当たりの自動車等購入費とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。

並びが最も重なったのは【交通と通信の費用】1か月の平均は3万8,638円で、相関は0.76です。
最も食い違ったのは【働く世代の通院率】15〜64歳の33.8%、通院は高齢者だけではない(順位相関-0.47)でした。

これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。

地方のなかで見た1か月の自動車等購入費

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北福島県 6980青森県 1702
関東群馬県 10877神奈川県 2035
中部石川県 14175愛知県 2772
近畿滋賀県 22322奈良県 1331
中国鳥取県 28142岡山県 1859
四国高知県 6638香川県 944
九州長崎県 7623宮崎県 1779
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯の自動車等購入費を47都道府県で比べると、最も高い鳥取県で28,142円、最も低い香川県で944円でした。
1位と47位の差は29.81倍です。

47都道府県の平均は5,877円、中央値は4,172円。
1位と47位の金額の差は月あたり27,198円、1年で326,376円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは25.15倍でした。

1世帯当たりの自動車等購入費の順位を見るときは、次の3点をあわせて見てください。
1つ目は、年ごとの振れがきわめて大きいこと。
2つ目は、購入した世帯が調査に入ったかで動くこと。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。

消費支出に占める割合では鳥取県が10.06パーセントで最も高くなりました。

地方別に県の平均を出すと中国5県が10,706円で最も高く、消費支出に占める割合では中国5県が4.02パーセントで最も高くなりました。
車の維持費や軽自動車の台数を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
  • 調査年: 2024年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
  • 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード210107021)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード210107021)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

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