ビール、日本酒、焼酎などへの支出は、47都道府県の平均で1か月2,830円。
飲料の4,226円より少ない額です。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。
岩手県が4,359円で1位。
47都道府県の平均は2,830円、中央値は2,762円です。
1位と47位の差は2.22倍、消費支出に占める割合で見ると2.1倍でした。
47都道府県の単純平均
2,830円
1か月の酒類への支出(2024年)
最も多い 岩手県
4,359円
最も少ない 京都府
1,963円
地図で見る
| 項目 | 1か月の酒類への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 2,871円 |
| 青森県 | 3,530円 |
| 岩手県 | 4,359円 |
| 宮城県 | 3,449円 |
| 秋田県 | 4,045円 |
| 山形県 | 3,548円 |
| 福島県 | 3,808円 |
| 茨城県 | 2,742円 |
| 栃木県 | 3,062円 |
| 群馬県 | 2,521円 |
| 埼玉県 | 2,591円 |
| 千葉県 | 2,661円 |
| 東京都 | 2,535円 |
| 神奈川県 | 2,778円 |
| 新潟県 | 3,255円 |
| 富山県 | 3,114円 |
| 石川県 | 3,281円 |
| 福井県 | 2,900円 |
| 山梨県 | 2,985円 |
| 長野県 | 2,816円 |
| 岐阜県 | 2,568円 |
| 静岡県 | 2,228円 |
| 愛知県 | 2,186円 |
| 三重県 | 2,062円 |
| 滋賀県 | 2,348円 |
| 京都府 | 1,963円 |
| 大阪府 | 2,757円 |
| 兵庫県 | 2,454円 |
| 奈良県 | 2,703円 |
| 和歌山県 | 2,342円 |
| 鳥取県 | 2,643円 |
| 島根県 | 3,235円 |
| 岡山県 | 2,120円 |
| 広島県 | 2,685円 |
| 山口県 | 2,628円 |
| 徳島県 | 2,493円 |
| 香川県 | 2,211円 |
| 愛媛県 | 2,671円 |
| 高知県 | 2,986円 |
| 福岡県 | 2,455円 |
| 佐賀県 | 2,901円 |
| 長崎県 | 2,911円 |
| 熊本県 | 3,018円 |
| 大分県 | 2,911円 |
| 宮崎県 | 3,086円 |
| 鹿児島県 | 2,762円 |
| 沖縄県 | 2,821円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは岩手県です。
次いで秋田県、福島県、山形県、青森県が続きます。
淡いのは京都府、三重県、岡山県でした。
47都道府県の平均は2,830円、中央値は2,762円です。
岩手県の4,359円は平均の1.54倍にあたります。
1位と47位で2.22倍の開きがありました。
金額の差は月あたり2,396円です。
消費支出に占める割合で見ると岩手県が1.72パーセントで最も高く、開きは2.1倍になります。
金額1位の岩手県は割合では1位、割合1位の岩手県は金額では1位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1か月の酒類への支出(円) | 地方 | 消費支出に占める割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 岩手県 | 4359 | 東北 | 1.72 |
| 2 | 秋田県 | 4045 | 東北 | 1.69 |
| 3 | 福島県 | 3808 | 東北 | 1.49 |
| 4 | 山形県 | 3548 | 東北 | 1.38 |
| 5 | 青森県 | 3530 | 東北 | 1.68 |
| 6 | 宮城県 | 3449 | 東北 | 1.38 |
| 7 | 石川県 | 3281 | 中部 | 1.18 |
| 8 | 新潟県 | 3255 | 中部 | 1.25 |
| 9 | 島根県 | 3235 | 中国 | 1.23 |
| 10 | 富山県 | 3114 | 中部 | 1.09 |
| 11 | 宮崎県 | 3086 | 九州 | 1.45 |
| 12 | 栃木県 | 3062 | 関東 | 1.19 |
| 13 | 熊本県 | 3018 | 九州 | 1.28 |
| 14 | 高知県 | 2986 | 四国 | 1.35 |
| 15 | 山梨県 | 2985 | 中部 | 1.15 |
| 16 | 大分県 | 2911 | 九州 | 1.21 |
| 16 | 長崎県 | 2911 | 九州 | 1.23 |
| 18 | 佐賀県 | 2901 | 九州 | 1.27 |
| 19 | 福井県 | 2900 | 中部 | 1.09 |
| 20 | 北海道 | 2871 | 北海道 | 1.27 |
| 21 | 沖縄県 | 2821 | 九州 | 1.32 |
| 22 | 長野県 | 2816 | 中部 | 1.07 |
| 23 | 神奈川県 | 2778 | 関東 | 1.04 |
| 24 | 鹿児島県 | 2762 | 九州 | 1.24 |
| 25 | 大阪府 | 2757 | 近畿 | 1.13 |
| 26 | 茨城県 | 2742 | 関東 | 1.01 |
| 27 | 奈良県 | 2703 | 近畿 | 1.04 |
| 28 | 広島県 | 2685 | 中国 | 1.05 |
| 29 | 愛媛県 | 2671 | 四国 | 1.2 |
| 30 | 千葉県 | 2661 | 関東 | 0.97 |
| 31 | 鳥取県 | 2643 | 中国 | 0.94 |
| 32 | 山口県 | 2628 | 中国 | 1.11 |
| 33 | 埼玉県 | 2591 | 関東 | 1.03 |
| 34 | 岐阜県 | 2568 | 中部 | 1 |
| 35 | 東京都 | 2535 | 関東 | 0.96 |
| 36 | 群馬県 | 2521 | 関東 | 0.95 |
| 37 | 徳島県 | 2493 | 四国 | 1.04 |
| 38 | 福岡県 | 2455 | 九州 | 1.1 |
| 39 | 兵庫県 | 2454 | 近畿 | 0.96 |
| 40 | 滋賀県 | 2348 | 近畿 | 0.83 |
| 41 | 和歌山県 | 2342 | 近畿 | 1.07 |
| 42 | 静岡県 | 2228 | 中部 | 0.87 |
| 43 | 香川県 | 2211 | 四国 | 0.94 |
| 44 | 愛知県 | 2186 | 中部 | 0.86 |
| 45 | 岡山県 | 2120 | 中国 | 0.9 |
| 46 | 三重県 | 2062 | 近畿 | 0.89 |
| 47 | 京都府 | 1963 | 近畿 | 0.82 |
お酒への支出が多い上位5県
お酒への支出が多い上位5県です。
岩手県は4,359円、秋田県は4,045円、福島県は3,808円でした。
岩手県は2位の秋田県の1.08倍です。
4位は山形県で3,548円、5位は青森県で3,530円。
6位以下は宮城県、石川県、新潟県と続きました。
47都道府県の平均は2,830円、中央値は2,762円です。
1位の岩手県は平均を1,529円上回り、平均の1.54倍にあたります。
2位と3位の差は237円、3位と4位の差は260円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。
1年に直すと、1位の岩手県は52,308円ほどになります。
上位5県の平均は3,858円で、47都道府県の平均を1,028円上回りました。
上位5県のなかでも、1位と5位の差は829円あります。
中央値と比べると1位は1.58倍でした。
東北の県が上位に並びました。
寒い地域で酒を飲む文化が根づいているという見方は、この数字とも合います。
消費支出に占める割合でも同じ県が1位です
数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
1世帯当たりの酒類への支出の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。
消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。
1位は岩手県の1.72パーセント、2位は秋田県1.69パーセント、3位は青森県1.68パーセント。
4位以下は福島県、宮崎県と続きます。
逆に割合の下位は滋賀県0.83パーセント、京都府0.82パーセント。
岩手県と京都府では2.1倍の開きです。
47都道府県の平均は1.15パーセントでした。
消費支出に占める比率でも、実数と同じ県が首位に立ちます。
所得の大きさでは説明できない差があるということです。
家で飲む分だけが数えられ、店で飲む分は外食に入ります。
ですから外飲みの多い都市部では、この項目が低く出やすくなります。
若い世代の酒離れが指摘されて久しく、この項目は全国で減少が続いてきました。
地域差は残りつつも、額そのものは縮んでいます。
地方別に県の平均を出すと、東北6県が3,790円で最も高く、近畿7府県が2,376円で最も低くなります。
北海道2,871円と九州・沖縄8県2,858円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
お酒への支出が少ない下位5府県
お酒への支出が少ない下位5府県です。
47位の京都府は1,963円、46位の三重県は2,062円、45位の岡山県は2,120円でした。
1位の岩手県とは2.22倍の差があります。
44位は愛知県で2,186円、43位は香川県で2,211円、42位は静岡県で2,228円と続きます。
2.22倍という開きは、食料のなかでは大きいほうです。
飲む人と飲まない人の差がそのまま出ます。
47位の京都府は平均の69.4パーセント、中央値の71.1パーセントにあたります。
平均との差は867円でした。
1位と47位の差は月あたり2,396円。
1年に直すと28,752円の開きになります。
46位との差は99円、45位との差は157円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。
下位5県の平均は2,108円。
47都道府県の平均を722円下回り、上位5県との差は1,750円になります。
このグラフについての豆知識
酒類の中身
清酒、焼酎、ビール、ウイスキー、ワイン、発泡酒・ビール風アルコール飲料、チューハイ・カクテル、他の酒が含まれます。
家で飲むために買った分だけが対象です。
居酒屋や飲食店で飲んだ分は外食として数えられます。
家計調査との違い
当サイトには家計調査をもとにした食品の支出の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。
この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。
数字の開き
1位の岩手県は4,359円、47位の京都府は1,963円。
両者の間には2.22倍、金額にして月2,396円の開きがあります。
47都道府県の平均は2,830円、中央値は2,762円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。
消費支出に占める割合で見ると岩手県が1.72パーセントで最も高く、平均は1.15パーセント。
開きは2.1倍になります。
順位の並びがにている記事
同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
1世帯当たりの酒類への支出の順位で探してみます。
0.67という高い相関を示したのが【睡眠7時間台の人】全国22.39パーセント、差は1.29倍と最小でした。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【人事・総務事務員の月給】全国29.8万円、会社の裏方(順位相関-0.66)です。
並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。
地方のなかで見た1か月の酒類への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 岩手県 4359 | 宮城県 3449 |
| 関東 | 栃木県 3062 | 群馬県 2521 |
| 中部 | 石川県 3281 | 愛知県 2186 |
| 近畿 | 大阪府 2757 | 京都府 1963 |
| 中国 | 島根県 3235 | 岡山県 2120 |
| 四国 | 高知県 2986 | 香川県 2211 |
| 九州 | 宮崎県 3086 | 福岡県 2455 |
まとめ
1世帯の酒類への支出を47都道府県で比べると、最も高い岩手県で4,359円、最も低い京都府で1,963円でした。
1位と47位の差は2.22倍です。
47都道府県の平均は2,830円、中央値は2,762円。
1位と47位の金額の差は月あたり2,396円、1年で28,752円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは2.1倍でした。
1世帯当たりの酒類への支出の数字を受け取る前に、3つ添えておきます。
1つ目は、店で飲む分は外食になること。
2つ目は、飲む人と飲まない人の差が大きいこと。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。
消費支出に占める割合では岩手県が1.72パーセントで最も高くなりました。
地方別に県の平均を出すと東北6県が3,790円で最も高く、消費支出に占める割合では東北6県が1.56パーセントで最も高くなりました。
飲みものへの支出や外食への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
- 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010111)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値
注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010111)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値
