【肉類に使う金額】1か月の平均は6,053円、魚介類を上回る

【肉類に使う金額】1か月の平均は6,053円、魚介類を上回る

牛肉、豚肉、鶏肉などへの支出は、47都道府県の平均で1か月6,053円。
魚介類の5,099円を上回ります。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。

奈良県が7,248円で1位。
47都道府県の平均は6,053円、中央値は6,052円です。
1位と47位の差は1.43倍、消費支出に占める割合で見ると1.63倍でした。

47都道府県の単純平均

6,053円

1か月の肉類への支出(2024年)

最も多い 奈良県

7,248円

最も少ない 群馬県

5,079円

地図で見る

1か月の肉類への支出(2024年)
1か月の肉類への支出(2024年) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 5,289円青森 5,417円岩手 5,423円宮城 5,266円秋田 6,198円山形 6,860円福島 5,510円茨城 5,786円栃木 5,294円群馬 5,079円埼玉 5,677円千葉 5,928円東京 5,131円神奈川 6,033円新潟 5,648円富山 6,257円石川 5,666円福井 6,707円山梨 6,017円長野 6,304円岐阜 6,113円静岡 5,739円愛知 5,574円三重 6,292円滋賀 7,229円京都 6,271円大阪 6,268円兵庫 6,761円奈良 7,248円和歌山 6,821円鳥取 6,656円島根 6,215円岡山 6,080円広島 6,052円山口 6,704円徳島 6,213円香川 6,287円愛媛 5,847円高知 5,503円福岡 6,014円佐賀 6,630円長崎 6,354円熊本 6,824円大分 6,553円宮崎 5,970円鹿児島 5,651円沖縄 5,142円
1か月の肉類への支出(円)
1か月の肉類への支出(2024年)
項目1か月の肉類への支出
北海道5,289円
青森県5,417円
岩手県5,423円
宮城県5,266円
秋田県6,198円
山形県6,860円
福島県5,510円
茨城県5,786円
栃木県5,294円
群馬県5,079円
埼玉県5,677円
千葉県5,928円
東京都5,131円
神奈川県6,033円
新潟県5,648円
富山県6,257円
石川県5,666円
福井県6,707円
山梨県6,017円
長野県6,304円
岐阜県6,113円
静岡県5,739円
愛知県5,574円
三重県6,292円
滋賀県7,229円
京都府6,271円
大阪府6,268円
兵庫県6,761円
奈良県7,248円
和歌山県6,821円
鳥取県6,656円
島根県6,215円
岡山県6,080円
広島県6,052円
山口県6,704円
徳島県6,213円
香川県6,287円
愛媛県5,847円
高知県5,503円
福岡県6,014円
佐賀県6,630円
長崎県6,354円
熊本県6,824円
大分県6,553円
宮崎県5,970円
鹿児島県5,651円
沖縄県5,142円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは奈良県です。
次いで滋賀県、山形県、熊本県、和歌山県が続きます。
淡いのは群馬県、東京都、沖縄県でした。

47都道府県の平均は6,053円、中央値は6,052円です。
奈良県の7,248円は平均の1.2倍にあたります。

1位と47位で1.43倍の開きがありました。
金額の差は月あたり2,169円です。

消費支出に占める割合で見ると和歌山県が3.13パーセントで最も高く、開きは1.63倍になります。

金額1位の奈良県は割合では6位、割合1位の和歌山県は金額では5位でした。

順位都道府県1か月の肉類への支出(円)地方消費支出に占める割合
1奈良県7248近畿2.79
2滋賀県7229近畿2.57
3山形県6860東北2.68
4熊本県6824九州2.9
5和歌山県6821近畿3.13
6兵庫県6761近畿2.65
7福井県6707中部2.52
8山口県6704中国2.82
9鳥取県6656中国2.38
10佐賀県6630九州2.91
11大分県6553九州2.72
12長崎県6354九州2.69
13長野県6304中部2.4
14三重県6292近畿2.71
15香川県6287四国2.67
16京都府6271近畿2.61
17大阪府6268近畿2.58
18富山県6257中部2.19
19島根県6215中国2.37
20徳島県6213四国2.59
21秋田県6198東北2.58
22岐阜県6113中部2.38
23岡山県6080中国2.59
24広島県6052中国2.36
25神奈川県6033関東2.26
26山梨県6017中部2.32
27福岡県6014九州2.71
28宮崎県5970九州2.8
29千葉県5928関東2.16
30愛媛県5847四国2.62
31茨城県5786関東2.13
32静岡県5739中部2.25
33埼玉県5677関東2.25
34石川県5666中部2.04
35鹿児島県5651九州2.54
36新潟県5648中部2.17
37愛知県5574中部2.19
38福島県5510東北2.16
39高知県5503四国2.48
40岩手県5423東北2.14
41青森県5417東北2.58
42栃木県5294関東2.05
43北海道5289北海道2.34
44宮城県5266東北2.11
45沖縄県5142九州2.4
46東京都5131関東1.95
47群馬県5079関東1.92
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

肉類への支出が多い上位5県

上位5都道府県の1か月の肉類への支出
上位5都道府県の1か月の肉類への支出 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 01,0002,0003,0004,0005,0006,0007,000奈良県: 7,248円7,248円滋賀県: 7,229円7,229円山形県: 6,860円6,860円熊本県: 6,824円6,824円和歌山県: 6,821円6,821円奈良県滋賀県山形県熊本県和歌山県
上位5都道府県の1か月の肉類への支出
項目1か月の肉類への支出
奈良県7,248円
滋賀県7,229円
山形県6,860円
熊本県6,824円
和歌山県6,821円
下位5都道府県の1か月の肉類への支出
下位5都道府県の1か月の肉類への支出 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 01,0002,0003,0004,0005,000群馬県: 5,079円5,079円東京都: 5,131円5,131円沖縄県: 5,142円5,142円宮城県: 5,266円5,266円北海道: 5,289円5,289円群馬県東京都沖縄県宮城県北海道
下位5都道府県の1か月の肉類への支出
項目1か月の肉類への支出
群馬県5,079円
東京都5,131円
沖縄県5,142円
宮城県5,266円
北海道5,289円

肉類への支出が多い上位5県です。

奈良県は7,248円、滋賀県は7,229円、山形県は6,860円でした。
奈良県は2位の滋賀県の1倍です。

4位は熊本県で6,824円、5位は和歌山県で6,821円。
6位以下は兵庫県、福井県、山口県と続きました。

47都道府県の平均は6,053円、中央値は6,052円です。
1位の奈良県は平均を1,195円上回り、平均の1.2倍にあたります。

2位と3位の差は369円、3位と4位の差は36円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。

1年に直すと、1位の奈良県は86,976円ほどになります。
上位5県の平均は6,996円で、47都道府県の平均を943円上回りました。

上位5県のなかでも、1位と5位の差は427円あります。
中央値と比べると1位は1.2倍でした。

西日本の県が上位に並びました。
牛肉を食べる文化が根づいた地域では、同じ量でも金額が上がります。

消費支出に占める割合では順位が変わります

以下は、1世帯当たりの肉類への支出にこれだけの差がつく理由についての推測です。
統計から確かめられる話ではなく、ほかの指標との突き合わせから考えたものです。

消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。

1位は和歌山県の3.13パーセント、2位は佐賀県2.91パーセント、3位は熊本県2.9パーセント。

4位以下は山口県、宮崎県と続きます。
逆に割合の下位は東京都1.95パーセント、群馬県1.92パーセント。
和歌山県と群馬県では1.63倍の開きです。
47都道府県の平均は2.45パーセントでした。

消費支出に占める比率で見ると、紀伊半島の県が首位に立ちます。
所得の水準と食の好みが重なった結果でしょう。

東日本では豚肉、西日本では牛肉という違いが古くから知られています。
牛肉のほうが単価が高いため、支出額では西日本が有利になります。

当サイトには肉用牛や豚の飼養頭数を比べた記事もあります。
育てる場所と食べる場所は一致しません。

地方別に県の平均を出すと、近畿7府県が6,699円で最も高く、北海道が5,289円で最も低くなります。
中国5県6,341円と九州・沖縄8県6,142円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

消費支出に占める割合の上位5都道府県
消費支出に占める割合の上位5都道府県 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 0.00.51.01.52.02.53.0和歌山県: 3.13.1佐賀県: 2.92.9熊本県: 2.92.9山口県: 2.82.8宮崎県: 2.82.8和歌山県佐賀県熊本県山口県宮崎県
消費支出に占める割合の上位5都道府県
項目消費支出に占める割合
和歌山県3.1
佐賀県2.9
熊本県2.9
山口県2.8
宮崎県2.8

肉類への支出が少ない下位5県

肉類への支出が少ない下位5県です。

47位の群馬県は5,079円、46位の東京都は5,131円、45位の沖縄県は5,142円でした。
1位の奈良県とは1.43倍の差があります。

44位は宮城県で5,266円、43位は北海道で5,289円、42位は栃木県で5,294円と続きます。

下位に来た県では、肉より魚や野菜の比重が大きいのかもしれません。
ただし1.43倍と、開きそのものは小さめです。

47位の群馬県は平均の83.9パーセント、中央値の83.9パーセントにあたります。
平均との差は974円でした。

1位と47位の差は月あたり2,169円。
1年に直すと26,028円の開きになります。

46位との差は52円、45位との差は63円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。

下位5県の平均は5,181円。
47都道府県の平均を872円下回り、上位5県との差は1,815円になります。

このグラフについての豆知識

肉類の中身

生鮮肉(牛肉、豚肉、鶏肉、合いびき肉、他の生鮮肉)と加工肉(ハム、ソーセージ、ベーコン、他の加工肉)が含まれます。

外食の焼肉やハンバーガーは外食として別に数えられます。

家計調査との違い

当サイトには家計調査をもとにした食品の支出の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。

この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。

数字の開き

1位の奈良県は7,248円、47位の群馬県は5,079円。
両者の間には1.43倍、金額にして月2,169円の開きがあります。

47都道府県の平均は6,053円、中央値は6,052円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。

消費支出に占める割合で見ると和歌山県が3.13パーセントで最も高く、平均は2.45パーセント。
開きは1.63倍になります。

順位の並びがにている記事

1世帯当たりの肉類への支出の並びと似ている記事、そして正反対の記事を挙げます。

0.66という高い相関を示したのが【牛肉への支出】平均年2万1,564円、西高東低の肉でした。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【女性の喫煙率】全国7.42パーセント、男性より地域差が大きい(順位相関-0.67)です。

順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。

地方のなかで見た1か月の肉類への支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北山形県 6860宮城県 5266
関東神奈川県 6033群馬県 5079
中部福井県 6707愛知県 5574
近畿奈良県 7248大阪府 6268
中国山口県 6704広島県 6052
四国香川県 6287高知県 5503
九州熊本県 6824沖縄県 5142
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯の肉類への支出を47都道府県で比べると、最も高い奈良県で7,248円、最も低い群馬県で5,079円でした。
1位と47位の差は1.43倍です。

47都道府県の平均は6,053円、中央値は6,052円。
1位と47位の金額の差は月あたり2,169円、1年で26,028円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは1.63倍でした。

1世帯当たりの肉類への支出をほかの数字と見くらべる前に、3つ確かめてください。
1つ目は、外食の肉料理は含まないこと。
2つ目は、牛肉と豚肉で単価が違うこと。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。

消費支出に占める割合では和歌山県が3.13パーセントで最も高くなりました。

地方別に県の平均を出すと近畿7府県が6,699円で最も高く、消費支出に占める割合では近畿7府県が2.72パーセントで最も高くなりました。
魚介類への支出や肉用牛の飼養頭数を比べた記事とあわせて読んでみてください。

関連記事

出典

  • 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
  • 調査年: 2024年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
  • 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010103)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010103)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

この記事をシェアする

記事一覧へ戻る

関連記事 Relation Entry