【短大の入学者】全国3万3,477人、最多と最少の差は31倍

【短大の入学者】全国3万3,477人、最多と最少の差は31倍

短期大学に入学した人は、全国で33,477人。
大学の入学者に比べるとごく小さな規模です。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2024年の数字。

大阪府が3,046人で1位。
人口10万人あたりでは大分県が最も多くなります。
47都道府県の平均は712.3人、中央値は469人です。
1位と47位の差は31.4倍、人口10万人あたりに直すと8.1倍でした。

47都道府県の単純平均

712人

短期大学入学者数(2024年)

最も多い 大阪府

3,046人

最も少ない 和歌山県

97人

地図で見る

短期大学入学者数(2024年)
短期大学入学者数(2024年) 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(総務省統計局)をもとに作成。単位は人。 北海道 1,296人青森 331人岩手 243人宮城 813人秋田 215人山形 353人福島 564人茨城 243人栃木 564人群馬 529人埼玉 1,271人千葉 1,048人東京 2,780人神奈川 1,402人新潟 577人富山 384人石川 475人福井 147人山梨 420人長野 771人岐阜 1,116人静岡 658人愛知 1,916人三重 598人滋賀 350人京都 1,087人大阪 3,046人兵庫 1,574人奈良 412人和歌山 97人鳥取 202人島根 127人岡山 697人広島 469人山口 358人徳島 246人香川 287人愛媛 364人高知 153人福岡 2,421人佐賀 367人長崎 317人熊本 211人大分 761人宮崎 227人鹿児島 710人沖縄 280人
短期大学入学者数(人)
短期大学入学者数(2024年)
項目短期大学入学者数
北海道1,296人
青森県331人
岩手県243人
宮城県813人
秋田県215人
山形県353人
福島県564人
茨城県243人
栃木県564人
群馬県529人
埼玉県1,271人
千葉県1,048人
東京都2,780人
神奈川県1,402人
新潟県577人
富山県384人
石川県475人
福井県147人
山梨県420人
長野県771人
岐阜県1,116人
静岡県658人
愛知県1,916人
三重県598人
滋賀県350人
京都府1,087人
大阪府3,046人
兵庫県1,574人
奈良県412人
和歌山県97人
鳥取県202人
島根県127人
岡山県697人
広島県469人
山口県358人
徳島県246人
香川県287人
愛媛県364人
高知県153人
福岡県2,421人
佐賀県367人
長崎県317人
熊本県211人
大分県761人
宮崎県227人
鹿児島県710人
沖縄県280人

日本地図で見ると、色が濃く出るのは大阪府です。
次いで東京都、福岡県、愛知県、兵庫県が続きます。
淡いのは和歌山県、島根県、福井県でした。

47都道府県の平均は712.3人、中央値は469人です。
大阪府の3,046人は平均の4.3倍にあたります。

上位3で24.6パーセント、1位と47位で31.4倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと大分県が70.14人で最も多く、開きは8.1倍になります。

実数1位の大阪府は人口あたりでは17位、人口あたり1位の大分県は実数では14位でした。

順位都道府県短期大学入学者数(人)地方人口10万人あたりの短期大学入学者数
1大阪府3046近畿34.78
2東京都2780関東19.61
3福岡県2421九州47.55
4愛知県1916中部25.68
5兵庫県1574近畿29.49
6神奈川県1402関東15.20
7北海道1296北海道25.70
8埼玉県1271関東17.33
9岐阜県1116中部58.25
10京都府1087近畿43.13
11千葉県1048関東16.77
12宮城県813東北36.17
13長野県771中部38.80
14大分県761九州70.14
15鹿児島県710九州46.34
16岡山県697中国38.07
17静岡県658中部18.66
18三重県598近畿34.95
19新潟県577中部27.49
20栃木県564関東29.92
20福島県564東北32.36
22群馬県529関東27.99
23石川県475中部43.26
24広島県469中国17.28
25山梨県420中部53.10
26奈良県412近畿32.06
27富山県384中部38.52
28佐賀県367九州46.57
29愛媛県364四国28.53
30山口県358中国27.95
31山形県353東北34.92
32滋賀県350近畿24.96
33青森県331東北28.41
34長崎県317九州25.32
35香川県287四国31.30
36沖縄県280九州19.10
37徳島県246四国35.91
38茨城県243関東8.66
38岩手県243東北21.22
40宮崎県227九州21.97
41秋田県215東北23.97
42熊本県211九州12.43
43鳥取県202中国38.04
44高知県153四国23.32
45福井県147中部19.89
46島根県127中国19.78
47和歌山県97近畿11.02
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

短大の入学者が多い5都府県

上位5都道府県の短期大学入学者数
上位5都道府県の短期大学入学者数 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2024年) 05001,0001,5002,0002,5003,000大阪府: 3,046人3,046人東京都: 2,780人2,780人福岡県: 2,421人2,421人愛知県: 1,916人1,916人兵庫県: 1,574人1,574人大阪府東京都福岡県愛知県兵庫県
上位5都道府県の短期大学入学者数
項目短期大学入学者数
大阪府3,046人
東京都2,780人
福岡県2,421人
愛知県1,916人
兵庫県1,574人
下位5都道府県の短期大学入学者数
下位5都道府県の短期大学入学者数 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2024年) 050100150200和歌山県: 97人97人島根県: 127人127人福井県: 147人147人高知県: 153人153人鳥取県: 202人202人和歌山県島根県福井県高知県鳥取県
下位5都道府県の短期大学入学者数
項目短期大学入学者数
和歌山県97人
島根県127人
福井県147人
高知県153人
鳥取県202人

短大の入学者が多い上位5都府県です。

大阪府は3,046人、東京都は2,780人、福岡県は2,421人でした。
大阪府は2位の東京都の1.1倍です。

4位は愛知県で1,916人、5位は兵庫県で1,574人。
上位5で全国の35.1パーセント、上位3で24.6パーセント、上位10で53.5パーセントでした。

1位だけで9.1パーセントを占めます。
47都道府県の平均は712.3人なので、1位は平均の4.3倍。
中央値の469人と比べると6.5倍にあたります。

6位以下は神奈川県で1,402人、北海道で1,296人、埼玉県で1,271人と続きました。

2位と3位の差は359人、3位と4位の差は505人でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の64.9パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると5,826人。
これだけで全国の17.4パーセントにあたります。

人口あたりでは大分県が1位になります

この分布の背景を、ここから考えてみます。
短期大学の入学者数の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。

人口10万人あたりで割り直すと、地方の県が上位に来ます。

1位は大分県の70.14人、2位は岐阜県58.25人、3位は山梨県53.1人。

4位以下は福岡県、佐賀県と続きます。
逆に人口あたりの下位は和歌山県11.02人、茨城県8.66人。
大分県と茨城県では8.1倍の開きです。

短大は保育士や幼稚園教諭、栄養士など、地域で働く資格を取る場として使われてきました。
人口あたりの上位に地方の県が並ぶのは、その役割が今も残っているためでしょう。

全国の短大入学者は3万人あまりで、4年制大学に比べるとごくわずかです。
18歳人口が減るなかで4年制への移行が進み、短大の数そのものが減り続けています。

実数で31.4倍、人口あたりでも8.1倍。
学校の数が少ない指標は、どうしても差が大きく出ます。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、九州・沖縄8県が38人で最も多く、関東7都県が18人で最も少なくなります。
近畿7府県32.7人と中部9県31.4人がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの短期大学入学者数の上位5都道府県
人口10万人あたりの短期大学入学者数の上位5都道府県 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2024年) 010203040506070大分県: 70.170.1岐阜県: 58.358.3山梨県: 53.153.1福岡県: 47.647.6佐賀県: 46.646.6大分県岐阜県山梨県福岡県佐賀県
人口10万人あたりの短期大学入学者数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの短期大学入学者数
大分県70.1
岐阜県58.3
山梨県53.1
福岡県47.6
佐賀県46.6

短大の入学者が少ない5県

47位の和歌山県は97人、46位の島根県は127人、45位の福井県は147人でした。
1位の大阪府とは31.4倍の差があります。

44位は高知県で153人、43位は鳥取県で202人、42位は熊本県で211人と続きます。

短大は数が少なく、県によっては1校か2校しかありません。
そのぶん差が大きく出ます。

47都道府県の中央値は469人。
平均は712.3人なので、平均が中央値の1.5倍です。

47位の和歌山県は平均の13.6パーセント、中央値の20.7パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の2.2パーセントにしかなりません。
1位の大阪府1つで9.1パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の和歌山県は、1位の大阪府の3.18パーセントにあたる水準です。

46位との差は30人、45位との差は50人でした。
1位の大阪府と47位の和歌山県の間には2,949人の開きがあります。

このグラフについての豆知識

短期大学とは

短期大学は修業年限が2年または3年の大学です。
保育、栄養、看護、教養など、実務に近い分野を扱う学科が多く置かれてきました。

1990年代には全国で約600校ありましたが、4年制への転換や統合が進み、現在はその半分以下になっています。

大分県が人口あたり1位

人口10万人あたりでは大分県が70.14人。
県の規模に対して短大の定員が大きいことを示します。

短大の分布は、県内にどんな学校が残っているかで決まります。
数字は2024年のものです。

数字の開き

1位の大阪府は3,046人、47位の和歌山県は97人で、その差は31.4倍です。
上位3で全国の24.6パーセント、上位10で53.5パーセントを占めます。

中央値は469人、平均は712.3人です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと開きは8.1倍。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

10年前とくらべると

全国の短期大学の入学者数は、2014年の61,699人から2024年の33,477人へ、この10年でおよそ46%減りました。

2014年に1位だったのは東京都で、大阪府は2位でした。
順位が入れかわっています。

県ごとに見ると、減り方がいちばん小さかったのは佐賀県で12%減でした。

順位の並びがにている記事

短期大学の入学者数の順位を、当サイトの全記事の並びと突き合わせてみました。

いちばん近かったのは【短大の卒業者】全国3万9,106人、大学の67分の1という規模で、順位相関は0.99でした。
最も食い違ったのは【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(順位相関-0.74)でした。

似ているからといって理由が同じとはかぎりません。
それでも、2つを重ねると土地の性格が見えてくることがあります。

地方のなかで見た短期大学入学者数

地方最も多い(人)最も少ない(人)
東北宮城県 813秋田県 215
関東東京都 2780茨城県 243
中部愛知県 1916福井県 147
近畿大阪府 3046和歌山県 97
中国岡山県 697島根県 127
四国愛媛県 364高知県 153
九州福岡県 2421熊本県 211
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

短期大学の入学者数を47都道府県で比べると、最も多い大阪府で3,046人、最も少ない和歌山県で97人でした。
1位と47位の差は31.4倍です。

上位3で全国の24.6パーセント、上位10で53.5パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は469人、平均は712.3人でした。
人口10万人あたりに直すと、開きは8.1倍まで縮みます。

ここまでの短期大学の入学者数の数字には、注意点が3つあります。
1つ目は、短大の所在地で数えること。
2つ目は、学校数が少ないため差が出やすいこと。
3つ目は2024年の数字であることです。

人口10万人あたりでは大分県が70.14人で最多。
実数の1位とは顔ぶれが変わります。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の23.4パーセントで最多、人口10万人あたりでは九州・沖縄8県が38人で最多でした。
短大の数や短大の卒業者を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
  • 調査年: 2024年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
  • 備考: 指標コードE6402(短期大学入学者数)の2024年の値。人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

注記: 指標コードE6402(短期大学入学者数)の2024年の値。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

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