1年間に短期大学を卒業した人は、全国で3万9,106人。
大学の卒業者と比べると67分の1ほどの規模です。
その分布を47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2023年の数字。
東京都が3,673人で1位。
47都道府県の単純平均
832人
短期大学卒業者数(2023年)
最も多い 東京都
3,673人
最も少ない 島根県
117人
地図で見る
| 項目 | 短期大学卒業者数 |
|---|---|
| 北海道 | 1,528人 |
| 青森県 | 389人 |
| 岩手県 | 332人 |
| 宮城県 | 1,004人 |
| 秋田県 | 274人 |
| 山形県 | 440人 |
| 福島県 | 711人 |
| 茨城県 | 293人 |
| 栃木県 | 675人 |
| 群馬県 | 651人 |
| 埼玉県 | 1,501人 |
| 千葉県 | 1,253人 |
| 東京都 | 3,673人 |
| 神奈川県 | 1,938人 |
| 新潟県 | 569人 |
| 富山県 | 447人 |
| 石川県 | 598人 |
| 福井県 | 194人 |
| 山梨県 | 398人 |
| 長野県 | 992人 |
| 岐阜県 | 1,288人 |
| 静岡県 | 751人 |
| 愛知県 | 2,119人 |
| 三重県 | 609人 |
| 滋賀県 | 379人 |
| 京都府 | 1,191人 |
| 大阪府 | 3,240人 |
| 兵庫県 | 1,971人 |
| 奈良県 | 529人 |
| 和歌山県 | 133人 |
| 鳥取県 | 238人 |
| 島根県 | 117人 |
| 岡山県 | 842人 |
| 広島県 | 615人 |
| 山口県 | 373人 |
| 徳島県 | 256人 |
| 香川県 | 299人 |
| 愛媛県 | 379人 |
| 高知県 | 156人 |
| 福岡県 | 2,574人 |
| 佐賀県 | 341人 |
| 長崎県 | 347人 |
| 熊本県 | 291人 |
| 大分県 | 802人 |
| 宮崎県 | 229人 |
| 鹿児島県 | 820人 |
| 沖縄県 | 357人 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都、大阪府、福岡県、愛知県、兵庫県です。
ただし上位の差が小さいため、濃淡はゆるやかです。
淡いのは島根県、和歌山県、高知県でした。
47都道府県の平均は832.0人、中央値は569人です。
東京都の3,673人は平均の4.4倍にあたります。
上位3都府県で24.3パーセント、1位と47位で31.4倍の開きがありました。
| 順位 | 都道府県 | 短期大学卒業者数(人) | 地方 | 人口10万人あたりの短期大学卒業者数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 3673 | 関東 | 26.08 |
| 2 | 大阪府 | 3240 | 近畿 | 36.97 |
| 3 | 福岡県 | 2574 | 九州 | 50.44 |
| 4 | 愛知県 | 2119 | 中部 | 28.34 |
| 5 | 兵庫県 | 1971 | 近畿 | 36.70 |
| 6 | 神奈川県 | 1938 | 関東 | 21.00 |
| 7 | 北海道 | 1528 | 北海道 | 30.01 |
| 8 | 埼玉県 | 1501 | 関東 | 20.47 |
| 9 | 岐阜県 | 1288 | 中部 | 66.70 |
| 10 | 千葉県 | 1253 | 関東 | 20.03 |
| 11 | 京都府 | 1191 | 近畿 | 46.98 |
| 12 | 宮城県 | 1004 | 東北 | 44.35 |
| 13 | 長野県 | 992 | 中部 | 49.50 |
| 14 | 岡山県 | 842 | 中国 | 45.59 |
| 15 | 鹿児島県 | 820 | 九州 | 52.94 |
| 16 | 大分県 | 802 | 九州 | 73.18 |
| 17 | 静岡県 | 751 | 中部 | 21.13 |
| 18 | 福島県 | 711 | 東北 | 40.24 |
| 19 | 栃木県 | 675 | 関東 | 35.58 |
| 20 | 群馬県 | 651 | 関東 | 34.23 |
| 21 | 広島県 | 615 | 中国 | 22.46 |
| 22 | 三重県 | 609 | 近畿 | 35.26 |
| 23 | 石川県 | 598 | 中部 | 53.92 |
| 24 | 新潟県 | 569 | 中部 | 26.76 |
| 25 | 奈良県 | 529 | 近畿 | 40.82 |
| 26 | 富山県 | 447 | 中部 | 44.39 |
| 27 | 山形県 | 440 | 東北 | 42.88 |
| 28 | 山梨県 | 398 | 中部 | 50.00 |
| 29 | 青森県 | 389 | 東北 | 32.85 |
| 30 | 愛媛県 | 379 | 四国 | 29.36 |
| 30 | 滋賀県 | 379 | 近畿 | 26.94 |
| 32 | 山口県 | 373 | 中国 | 28.74 |
| 33 | 沖縄県 | 357 | 九州 | 24.32 |
| 34 | 長崎県 | 347 | 九州 | 27.39 |
| 35 | 佐賀県 | 341 | 九州 | 42.89 |
| 36 | 岩手県 | 332 | 東北 | 28.55 |
| 37 | 香川県 | 299 | 四国 | 32.29 |
| 38 | 茨城県 | 293 | 関東 | 10.37 |
| 39 | 熊本県 | 291 | 九州 | 17.03 |
| 40 | 秋田県 | 274 | 東北 | 29.98 |
| 41 | 徳島県 | 256 | 四国 | 36.83 |
| 42 | 鳥取県 | 238 | 中国 | 44.32 |
| 43 | 宮崎県 | 229 | 九州 | 21.98 |
| 44 | 福井県 | 194 | 中部 | 26.08 |
| 45 | 高知県 | 156 | 四国 | 23.42 |
| 46 | 和歌山県 | 133 | 近畿 | 14.91 |
| 47 | 島根県 | 117 | 中国 | 18.00 |
短大の卒業者が多い5都府県
短大の卒業者が多い上位5都府県です。
東京都は3,673人、大阪府は3,240人、福岡県は2,574人でした。
東京都は2位の大阪府の1.13倍で、上位は接近しています。
4位以下は愛知県、兵庫県と続き、上位5都府県で全国の34.7パーセント。
上位3都府県で24.3パーセント、上位10都道府県で53.9パーセントでした。
1位のシェアは9.4パーセント。
大学生の26.2パーセントと比べると、集中の度合いはずっと弱いものです。
人口あたり1位は大分県です
ここからは統計を離れて、短期大学の卒業者数の背景を推測します。
確かめられた事実ではなく、ほかの数字と並べて考えた見立てとして読んでください。
人口10万人あたりで割り直すと、意外な県が先頭に立ちます。
1位は大分県の73.18人、2位は岐阜県66.7人、3位は石川県53.92人。
逆に人口あたりの下位は和歌山県14.91人、茨城県10.37人。
大分県と茨城県では7.1倍の開きです。
実数1位の東京都は人口あたりでは34位。
大学生では2位だったことを思うと、対照的な結果です。
当サイトの短期大学の数の記事では、人口あたりの1位が岐阜県、2位が大分県でした。
学校の数と卒業者の数で、上位2県がちょうど入れ替わる形になっています。
短期大学は保育や看護、栄養といった資格につながる分野に強く、地元で学んで地元で働く進路を支えてきました。
大学のように全国から学生を集める形とは違うため、地域差の出方も穏やかになります。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、九州・沖縄8県が41.1人で最も多く、関東7都県が22.9人で最も少なくなります。
東北6県37.9人と近畿7府県36.6人がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
短大の卒業者が少ない5県
短大の卒業者が少ない下位5県です。
島根県は117人、和歌山県は133人、高知県は156人でした。
東京都とは31.4倍の差があります。
大学生の101.0倍と比べると、はるかに小さな開きです。
短期大学は地元で学ぶ場として機能してきたことがうかがえます。
47都道府県の中央値は569人。
平均は832.0人なので、平均が中央値の1.5倍です。
地方別に見る
短期大学は、地元で学ぶ場として機能してきました。
地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の25.5パーセントで最も大きくなります。
次いで近畿7府県が20.6パーセント、中部9県が18.8パーセント、九州・沖縄8県が14.7パーセントと続きました。
少ないほうは東北6県が8.1パーセント、中国5県が5.6パーセント、北海道が3.9パーセント、四国4県が2.8パーセントでした。
人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
九州・沖縄8県が41.1人、東北6県が37.9人、近畿7府県が36.6人の順に多く、最も少ないのは関東7都県が22.9人です。
このグラフについての豆知識
大学の67分の1
短期大学の卒業者は全国3万9,106人。
大学の卒業者と比べるとごく小さな規模です。
短期大学は数を減らし続けており、当サイトの短期大学の数の記事では、1校しかない県が5つありました。
地元で学ぶ進路
1位と47位の開きは、大学生が101.0倍、短大卒業者が31.4倍。
短期大学のほうが地域差は穏やかです。
保育や看護、栄養といった資格につながる分野に強く、地元で学んで地元で働く進路を支えてきました。
数字は2023年のものです。
10年前とくらべると
全国の短期大学の卒業者数は、2013年の58,797人から2023年の39,106人へ、この10年でおよそ33%減りました。
2013年の時点でも1位は東京都でした。
この10年、順位は動いていません。
伸びがいちばん大きかったのは宮城県で、104%増でした。
順位の並びがにている記事
短期大学の卒業者数とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。
最も似ていたのは【短大の入学者】全国3万3,477人、最多と最少の差は31倍(順位相関0.99)です。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(順位相関-0.75)です。
順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。
地方のなかで見た短期大学卒業者数
| 地方 | 最も多い(人) | 最も少ない(人) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 1004 | 秋田県 274 |
| 関東 | 東京都 3673 | 茨城県 293 |
| 中部 | 愛知県 2119 | 福井県 194 |
| 近畿 | 大阪府 3240 | 和歌山県 133 |
| 中国 | 岡山県 842 | 島根県 117 |
| 四国 | 愛媛県 379 | 高知県 156 |
| 九州 | 福岡県 2574 | 宮崎県 229 |
まとめ
短期大学の卒業者を47都道府県で比べると、最も多い東京都で3,673人、最も少ない島根県で117人でした。
大学の卒業者と比べると67分の1ほどの規模です。
この短期大学の卒業者数の数字には、読み違えやすい点が3つあります。
1つ目は、短期大学に限った数であること。
2つ目は、4年制大学は別に集計されること。
3つ目は2023年の数字であることです。
人口10万人あたりでは大分県73.18人が1位。
短期大学の数の記事とは上位2県が入れ替わります。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の25.5パーセントで最多、人口10万人あたりでは九州・沖縄8県が41.1人で最多でした。
短期大学の数や大学生の数を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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- 【大学生の数】全国262万8,310人、4分の1が1つの都に集中
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- 【専門学校に通う人】全国60万9,875人、2割が1つの都に
- 【高校を卒業した人の数】全国91万8,850人、人口あたりの差は1.4倍
出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2023年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
- 備考: 指標コードE6501(短期大学卒業者数)の2023年の値。人口10万人あたりは2023年の総人口で割った参考値
注記: 指標コードE6501(短期大学卒業者数)の2023年の値。
人口10万人あたりは2023年の総人口で割った参考値
