子供用の下着に、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、子供用下着の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は876円、中央値は892円。
最も支出額が多い鹿児島県は1,236円で、最も少ない県の444円との差は792円です。
金額を比べると、約2.8倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
876円
1世帯当たりの子供用下着への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 鹿児島県
1,236円
最も少ない 兵庫県
444円
子供用下着に使う金額が多い上位5県
子供用下着に使う金額が多い上位5県です。
鹿児島県は1,236円、埼玉県は1,161円、佐賀県は1,123円でした。
1位と2位の差は75円です。
4位は山形県で1,077円、5位は岡山県で1,067円。
上位5はいずれも47都道府県の平均876円を上回りました。
1位の鹿児島県は平均を360円上回りました。
中央値の892円と比べると344円高く、平均に対する比では1.41倍にあたります。
6位以下は富山県で1,065円、静岡県で1,062円、大分県で1,041円と続きました。
2位と3位の差は38円、3位と4位の差は46円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は26円でした。
1位から5位までの幅は169円、1位から8位までの幅は195円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
鹿児島県は子供用寝巻きへの支出でも12位に入っています。
全国の値は876円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は鹿児島県の1,236円。
2位の埼玉県1,161円とは1.07倍の差で、ほぼ並んでいます。
子供用寝巻きへの支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
子供用寝巻きへの支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は石川県の830、2位は新潟県の765、3位は熊本県の751。
4位以下は富山県、北海道と続きます。
逆に下位は沖縄県が206、兵庫県が156。
石川県と兵庫県では5.32倍の開きです。
最下位は兵庫県の444円。
46位は福井県536円、45位は奈良県609円で、地方別でも近畿703円が最下位でした。
兵庫県は、このあと見る子供用寝巻きでも子供用靴下でも47位です。
子供用の衣類3品目すべてで最下位という結果になりました。
近畿全体でも、寝巻き448円・靴下403円・靴1,974円と、4品目そろって地方別の最下位です。
子育て世帯の割合や、おさがりの使い方に地域の違いがあるのかもしれません。
上位は鹿児島・埼玉・佐賀・山形・岡山。
地方別では関東965円が1位、九州929円が2位でした。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が965円で最も高く、近畿7府県が703円で最も低くなります。
九州・沖縄8県929円と東北6県921円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
子供用下着に使う金額が少ない下位5県
子供用下着に使う金額が少ない下位5県です。
47位の兵庫県は444円、46位の福井県は536円、45位の奈良県は609円でした。
1位の鹿児島県とは792円の差があります。
44位は和歌山県で617円、43位は京都府で629円、42位は長崎県で654円と続きます。
最も少ない県は444円。
上位の県とは2.8倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は892円、平均は876円です。
47位の兵庫県は平均を432円下回りました。
47位の兵庫県は1位の鹿児島県の35.9パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.78倍の開きです。
46位との差は92円、45位との差は165円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも210円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均876円を下回りました。
47位から43位までの幅は185円です。
兵庫県は子供用寝巻きへの支出では47位です。
全国の値は876円なので、47位はこれを432円下回っています。
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの子供用下着への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 813円 |
| 青森県 | 836円 |
| 岩手県 | 991円 |
| 宮城県 | 1,021円 |
| 秋田県 | 814円 |
| 山形県 | 1,077円 |
| 福島県 | 787円 |
| 茨城県 | 1,021円 |
| 栃木県 | 914円 |
| 群馬県 | 962円 |
| 埼玉県 | 1,161円 |
| 千葉県 | 835円 |
| 東京都 | 892円 |
| 神奈川県 | 969円 |
| 新潟県 | 885円 |
| 富山県 | 1,065円 |
| 石川県 | 965円 |
| 福井県 | 536円 |
| 山梨県 | 819円 |
| 長野県 | 706円 |
| 岐阜県 | 693円 |
| 静岡県 | 1,062円 |
| 愛知県 | 988円 |
| 三重県 | 852円 |
| 滋賀県 | 764円 |
| 京都府 | 629円 |
| 大阪府 | 1,007円 |
| 兵庫県 | 444円 |
| 奈良県 | 609円 |
| 和歌山県 | 617円 |
| 鳥取県 | 921円 |
| 島根県 | 801円 |
| 岡山県 | 1,067円 |
| 広島県 | 958円 |
| 山口県 | 815円 |
| 徳島県 | 949円 |
| 香川県 | 784円 |
| 愛媛県 | 757円 |
| 高知県 | 974円 |
| 福岡県 | 912円 |
| 佐賀県 | 1,123円 |
| 長崎県 | 654円 |
| 熊本県 | 1,023円 |
| 大分県 | 1,041円 |
| 宮崎県 | 691円 |
| 鹿児島県 | 1,236円 |
| 沖縄県 | 752円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは鹿児島県です。
次いで埼玉県、佐賀県、山形県、岡山県が続きます。
淡いのは兵庫県、福井県、奈良県でした。
47都道府県の平均は876円、中央値は892円です。
鹿児島県の1,236円は平均を360円上回ります。
1位と47位の差は792円、倍率にすると2.78倍でした。
子供用寝巻きへの支出で並べ替えると石川県が830で最も高く、開きは5.32倍になります。
主指標で1位の鹿児島県は子供用寝巻きへの支出では12位、子供用寝巻きへの支出で1位の石川県は主指標では17位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの子供用下着への支出(円) | 地方 | 子供用寝巻きへの支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 鹿児島県 | 1236 | 九州 | 654 |
| 2 | 埼玉県 | 1161 | 関東 | 687 |
| 3 | 佐賀県 | 1123 | 九州 | 654 |
| 4 | 山形県 | 1077 | 東北 | 659 |
| 5 | 岡山県 | 1067 | 中国 | 573 |
| 6 | 富山県 | 1065 | 中部 | 750 |
| 7 | 静岡県 | 1062 | 中部 | 461 |
| 8 | 大分県 | 1041 | 九州 | 503 |
| 9 | 熊本県 | 1023 | 九州 | 751 |
| 10 | 茨城県 | 1021 | 関東 | 614 |
| 10 | 宮城県 | 1021 | 東北 | 571 |
| 12 | 大阪府 | 1007 | 近畿 | 614 |
| 13 | 岩手県 | 991 | 東北 | 549 |
| 14 | 愛知県 | 988 | 中部 | 603 |
| 15 | 高知県 | 974 | 四国 | 696 |
| 16 | 神奈川県 | 969 | 関東 | 512 |
| 17 | 石川県 | 965 | 中部 | 830 |
| 18 | 群馬県 | 962 | 関東 | 622 |
| 19 | 広島県 | 958 | 中国 | 568 |
| 20 | 徳島県 | 949 | 四国 | 509 |
| 21 | 鳥取県 | 921 | 中国 | 503 |
| 22 | 栃木県 | 914 | 関東 | 599 |
| 23 | 福岡県 | 912 | 九州 | 629 |
| 24 | 東京都 | 892 | 関東 | 595 |
| 25 | 新潟県 | 885 | 中部 | 765 |
| 26 | 三重県 | 852 | 近畿 | 687 |
| 27 | 青森県 | 836 | 東北 | 410 |
| 28 | 千葉県 | 835 | 関東 | 395 |
| 29 | 山梨県 | 819 | 中部 | 291 |
| 30 | 山口県 | 815 | 中国 | 380 |
| 31 | 秋田県 | 814 | 東北 | 504 |
| 32 | 北海道 | 813 | 北海道 | 745 |
| 33 | 島根県 | 801 | 中国 | 693 |
| 34 | 福島県 | 787 | 東北 | 517 |
| 35 | 香川県 | 784 | 四国 | 420 |
| 36 | 滋賀県 | 764 | 近畿 | 423 |
| 37 | 愛媛県 | 757 | 四国 | 420 |
| 38 | 沖縄県 | 752 | 九州 | 206 |
| 39 | 長野県 | 706 | 中部 | 546 |
| 40 | 岐阜県 | 693 | 中部 | 539 |
| 41 | 宮崎県 | 691 | 九州 | 352 |
| 42 | 長崎県 | 654 | 九州 | 306 |
| 43 | 京都府 | 629 | 近畿 | 498 |
| 44 | 和歌山県 | 617 | 近畿 | 320 |
| 45 | 奈良県 | 609 | 近畿 | 436 |
| 46 | 福井県 | 536 | 中部 | 237 |
| 47 | 兵庫県 | 444 | 近畿 | 156 |
このグラフについての豆知識
近畿が下位に並ぶ
子供用下着への支出は全国平均で年876円。
寝巻きや靴下は別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
子どものいない世帯もふくむ平均なので、子育て世帯の割合が高い県ほど数字は大きく出ます。
数字の散らばり
1位の鹿児島県は1,236円、47位の兵庫県は444円。
差は792円、倍率にすると2.78倍です。
中央値は892円、平均は876円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では16円の差でした。
子供用寝巻きへの支出で並べ替えると開きは5.32倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの子供用下着への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 山形県 1077 | 福島県 787 |
| 関東 | 埼玉県 1161 | 千葉県 835 |
| 中部 | 富山県 1065 | 福井県 536 |
| 近畿 | 大阪府 1007 | 兵庫県 444 |
| 中国 | 岡山県 1067 | 島根県 801 |
| 四国 | 高知県 974 | 愛媛県 757 |
| 九州 | 鹿児島県 1236 | 長崎県 654 |
まとめ
1世帯が1年間に子供用下着へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い鹿児島県で1,236円、最も低い兵庫県で444円でした。
その差は792円、倍率にすると2.78倍です。
47都道府県の中央値は892円、平均は876円でした。
全国の値は876円です。
子供用寝巻きへの支出で並べ替えると開きは5.32倍になり、主指標で1位の鹿児島県はその見方では12位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、子どものいない世帯もふくむこと。
2つ目は、寝巻きや靴下は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
子供用寝巻きへの支出では石川県が830で最も高く、主指標で1位の鹿児島県はこの見方では12位でした。
地方ごとの平均では関東7都県が965円で最も高く、近畿7府県が703円で最も低くなりました。
子供用寝巻きや子供用靴下への支出とあわせて読んでみてください。
1位の鹿児島県と2位の埼玉県の差は75円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 子供用の下着への支出。寝巻きや靴下は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 子供用の下着への支出。
寝巻きや靴下は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
