スポーツドリンクに、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、スポーツドリンクの購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は1,650円、中央値は1,619円。
最も支出額が多い山口県は2,554円で、最も少ない県の1,117円との差は1,437円です。
金額を比べると、約2.3倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
1,650円
1世帯当たりのスポーツドリンクへの支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 山口県
2,554円
最も少ない 兵庫県
1,117円
スポーツドリンクに使う金額が多い上位5県
スポーツドリンクに使う金額が多い上位5県です。
山口県は2,554円、徳島県は2,187円、青森県は2,172円でした。
1位と2位の差は367円です。
4位は山形県で2,084円、5位は福島県で2,019円。
上位5はいずれも47都道府県の平均1,650円を上回りました。
1位の山口県は平均を904円上回りました。
中央値の1,619円と比べると935円高く、平均に対する比では1.55倍にあたります。
6位以下は栃木県で1,962円、滋賀県で1,951円、群馬県で1,949円と続きました。
2位と3位の差は15円、3位と4位の差は88円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は70円でした。
1位から5位までの幅は535円、1位から8位までの幅は605円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
山口県は炭酸飲料への支出でも9位に入っています。
全国の値は1,650円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は山口県の2,554円。
2位の徳島県2,187円に1.2倍の差をつけました。
ミネラルウォーターへの支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
炭酸飲料への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は青森県の11,210、2位は岩手県の10,281、3位は北海道の10,096。
4位以下は福島県、宮城県と続きます。
逆に下位は和歌山県が6,087、三重県が5,507。
青森県と三重県では2.04倍の開きです。
暑い地域ほど多いだろうと思って見ると、顔ぶれが合いません。
上位は山口・徳島・青森・山形・福島。
3位から5位までを東北の県が占めました。
地方別では四国1,943円と東北1,933円がほぼ並んでいます。
スポーツドリンクは、汗をかいたときだけの飲みものではありません。
体調をくずしたときの水分補給にも使われます。
暑さだけでは説明のつかない顔ぶれになるのは、そうした使われ方が混ざっているからかもしれません。
最下位は兵庫県1,117円、46位は長野県1,126円。
地方別の最下位は北海道1,349円でした。
全国平均は年1,650円で、飲みものの品目としては小さな部類に入ります。
地方ごとに県の平均を出すと、四国4県が1,943円で最も高く、北海道が1,349円で最も低くなります。
東北6県1,933円と中国5県1,797円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
スポーツドリンクに使う金額が少ない下位5県
スポーツドリンクに使う金額が少ない下位5県です。
47位の兵庫県は1,117円、46位の長野県は1,126円、45位の長崎県は1,244円でした。
1位の山口県とは1,437円の差があります。
44位は沖縄県で1,253円、43位は京都府で1,259円、42位は大分県で1,280円と続きます。
最も少ない県は1,117円。
上位の県とは2.3倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は1,619円、平均は1,650円です。
47位の兵庫県は平均を533円下回りました。
47位の兵庫県は1位の山口県の43.7パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.29倍の開きです。
46位との差は9円、45位との差は127円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも163円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均1,650円を下回りました。
47位から43位までの幅は142円です。
兵庫県は炭酸飲料への支出では中位位です。
全国の値は1,650円なので、47位はこれを533円下回っています。
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりのスポーツドリンクへの支出 |
|---|---|
| 北海道 | 1,349円 |
| 青森県 | 2,172円 |
| 岩手県 | 1,860円 |
| 宮城県 | 1,619円 |
| 秋田県 | 1,843円 |
| 山形県 | 2,084円 |
| 福島県 | 2,019円 |
| 茨城県 | 1,758円 |
| 栃木県 | 1,962円 |
| 群馬県 | 1,949円 |
| 埼玉県 | 1,362円 |
| 千葉県 | 1,720円 |
| 東京都 | 1,321円 |
| 神奈川県 | 1,432円 |
| 新潟県 | 1,728円 |
| 富山県 | 1,905円 |
| 石川県 | 1,707円 |
| 福井県 | 1,389円 |
| 山梨県 | 1,594円 |
| 長野県 | 1,126円 |
| 岐阜県 | 1,514円 |
| 静岡県 | 1,566円 |
| 愛知県 | 1,353円 |
| 三重県 | 1,510円 |
| 滋賀県 | 1,951円 |
| 京都府 | 1,259円 |
| 大阪府 | 1,575円 |
| 兵庫県 | 1,117円 |
| 奈良県 | 1,458円 |
| 和歌山県 | 1,567円 |
| 鳥取県 | 1,674円 |
| 島根県 | 1,287円 |
| 岡山県 | 1,855円 |
| 広島県 | 1,613円 |
| 山口県 | 2,554円 |
| 徳島県 | 2,187円 |
| 香川県 | 1,920円 |
| 愛媛県 | 1,876円 |
| 高知県 | 1,787円 |
| 福岡県 | 1,419円 |
| 佐賀県 | 1,726円 |
| 長崎県 | 1,244円 |
| 熊本県 | 1,435円 |
| 大分県 | 1,280円 |
| 宮崎県 | 1,813円 |
| 鹿児島県 | 1,877円 |
| 沖縄県 | 1,253円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは山口県です。
次いで徳島県、青森県、山形県、福島県が続きます。
淡いのは兵庫県、長野県、長崎県でした。
47都道府県の平均は1,650円、中央値は1,619円です。
山口県の2,554円は平均を904円上回ります。
1位と47位の差は1,437円、倍率にすると2.29倍でした。
炭酸飲料への支出で並べ替えると青森県が11,210で最も高く、開きは2.04倍になります。
主指標で1位の山口県は炭酸飲料への支出では9位、炭酸飲料への支出で1位の青森県は主指標では3位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりのスポーツドリンクへの支出(円) | 地方 | 炭酸飲料への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 山口県 | 2554 | 中国 | 8739 |
| 2 | 徳島県 | 2187 | 四国 | 8208 |
| 3 | 青森県 | 2172 | 東北 | 11210 |
| 4 | 山形県 | 2084 | 東北 | 8844 |
| 5 | 福島県 | 2019 | 東北 | 9615 |
| 6 | 栃木県 | 1962 | 関東 | 8515 |
| 7 | 滋賀県 | 1951 | 近畿 | 7790 |
| 8 | 群馬県 | 1949 | 関東 | 6989 |
| 9 | 香川県 | 1920 | 四国 | 8667 |
| 10 | 富山県 | 1905 | 中部 | 8447 |
| 11 | 鹿児島県 | 1877 | 九州 | 6799 |
| 12 | 愛媛県 | 1876 | 四国 | 6767 |
| 13 | 岩手県 | 1860 | 東北 | 10281 |
| 14 | 岡山県 | 1855 | 中国 | 7489 |
| 15 | 秋田県 | 1843 | 東北 | 8727 |
| 16 | 宮崎県 | 1813 | 九州 | 7666 |
| 17 | 高知県 | 1787 | 四国 | 8031 |
| 18 | 茨城県 | 1758 | 関東 | 7689 |
| 19 | 新潟県 | 1728 | 中部 | 8043 |
| 20 | 佐賀県 | 1726 | 九州 | 8959 |
| 21 | 千葉県 | 1720 | 関東 | 7654 |
| 22 | 石川県 | 1707 | 中部 | 7721 |
| 23 | 鳥取県 | 1674 | 中国 | 7820 |
| 24 | 宮城県 | 1619 | 東北 | 9263 |
| 25 | 広島県 | 1613 | 中国 | 8047 |
| 26 | 山梨県 | 1594 | 中部 | 7484 |
| 27 | 大阪府 | 1575 | 近畿 | 8648 |
| 28 | 和歌山県 | 1567 | 近畿 | 6087 |
| 29 | 静岡県 | 1566 | 中部 | 6670 |
| 30 | 岐阜県 | 1514 | 中部 | 6335 |
| 31 | 三重県 | 1510 | 近畿 | 5507 |
| 32 | 奈良県 | 1458 | 近畿 | 7037 |
| 33 | 熊本県 | 1435 | 九州 | 7818 |
| 34 | 神奈川県 | 1432 | 関東 | 7676 |
| 35 | 福岡県 | 1419 | 九州 | 7783 |
| 36 | 福井県 | 1389 | 中部 | 6619 |
| 37 | 埼玉県 | 1362 | 関東 | 8840 |
| 38 | 愛知県 | 1353 | 中部 | 6363 |
| 39 | 北海道 | 1349 | 北海道 | 10096 |
| 40 | 東京都 | 1321 | 関東 | 7941 |
| 41 | 島根県 | 1287 | 中国 | 8465 |
| 42 | 大分県 | 1280 | 九州 | 7207 |
| 43 | 京都府 | 1259 | 近畿 | 7166 |
| 44 | 沖縄県 | 1253 | 九州 | 7999 |
| 45 | 長崎県 | 1244 | 九州 | 7148 |
| 46 | 長野県 | 1126 | 中部 | 6638 |
| 47 | 兵庫県 | 1117 | 近畿 | 6695 |
このグラフについての豆知識
暑さだけでは説明がつかない
スポーツドリンクへの支出は全国平均で年1,650円。
炭酸飲料や茶飲料は別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の山口県は2,554円、47位の兵庫県は1,117円。
差は1,437円、倍率にすると2.29倍です。
中央値は1,619円、平均は1,650円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では31円の差でした。
炭酸飲料への支出で並べ替えると開きは2.04倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりのスポーツドリンクへの支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 青森県 2172 | 宮城県 1619 |
| 関東 | 栃木県 1962 | 東京都 1321 |
| 中部 | 富山県 1905 | 長野県 1126 |
| 近畿 | 滋賀県 1951 | 兵庫県 1117 |
| 中国 | 山口県 2554 | 島根県 1287 |
| 四国 | 徳島県 2187 | 高知県 1787 |
| 九州 | 鹿児島県 1877 | 長崎県 1244 |
まとめ
1世帯が1年間にスポーツドリンクへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い山口県で2,554円、最も低い兵庫県で1,117円でした。
その差は1,437円、倍率にすると2.29倍です。
47都道府県の中央値は1,619円、平均は1,650円でした。
全国の値は1,650円です。
炭酸飲料への支出で並べ替えると開きは2.04倍になり、主指標で1位の山口県はその見方では9位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、炭酸飲料は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
炭酸飲料への支出では青森県が11,210で最も高く、主指標で1位の山口県はこの見方では9位でした。
地方ごとの平均では四国4県が1,943円で最も高く、北海道が1,349円で最も低くなりました。
ミネラルウォーターや炭酸飲料への支出とあわせて読んでみてください。
1位の山口県と2位の徳島県の差は367円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: スポーツドリンクへの支出。炭酸飲料や茶飲料は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: スポーツドリンクへの支出。
炭酸飲料や茶飲料は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
