ペットボトルや缶のお茶に、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、茶飲料の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は8,120円、中央値は8,065円。
最も支出額が多い栃木県は11,130円で、最も少ない県の5,633円との差は5,497円です。
金額を比べると、約2.0倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
8,120円
1世帯当たりの茶飲料への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 栃木県
11,130円
最も少ない 京都府
5,633円
茶飲料に使う金額が多い上位5県
茶飲料に使う金額が多い上位5県です。
栃木県は11,130円、茨城県は11,007円、群馬県は10,792円でした。
1位と2位の差は123円です。
4位は富山県で10,617円、5位は埼玉県で10,316円。
上位5はいずれも47都道府県の平均8,120円を上回りました。
1位の栃木県は平均を3,010円上回りました。
中央値の8,065円と比べると3,065円高く、平均に対する比では1.37倍にあたります。
6位以下は千葉県で10,186円、福島県で10,075円、青森県で9,490円と続きました。
2位と3位の差は215円、3位と4位の差は175円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は826円でした。
1位から5位までの幅は814円、1位から8位までの幅は1,640円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
栃木県は緑茶への支出でも6位に入っています。
全国の値は8,120円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は栃木県の1万1,130円。
2位の茨城県1万1,007円とは1.01倍の差で、ほぼ並んでいます。
緑茶への支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
緑茶への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は静岡県の7,697、2位は宮崎県の5,266、3位は佐賀県の4,648。
4位以下は長崎県、神奈川県と続きます。
逆に下位は高知県が1,573、沖縄県が1,246。
静岡県と沖縄県では6.18倍の開きです。
全国平均は年8,120円。
飲みものの品目のなかでは大きな部類で、ミネラルウォーター4,175円の2倍、スポーツドリンク1,650円の5倍にあたります。
上位は栃木・茨城・群馬・富山・埼玉。
地方別でも関東1万202円が1位です。
目を引くのは最下位の京都府5,633円です。
46位に愛媛県、45位に奈良県が並び、地方別でも近畿6,713円が最下位でした。
茶葉から入れる緑茶は別の項目になります。
茶どころほど、買って飲む茶は少ないのかもしれません。
同じ「お茶」でも、急須で入れるか、ペットボトルで買うかで地図が分かれます。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が10,202円で最も高く、近畿7府県が6,713円で最も低くなります。
東北6県8,870円と北海道8,743円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
茶飲料に使う金額が少ない下位5府県
茶飲料に使う金額が少ない下位5府県です。
47位の京都府は5,633円、46位の愛媛県は5,753円、45位の奈良県は5,835円でした。
1位の栃木県とは5,497円の差があります。
44位は鳥取県で6,029円、43位は和歌山県で6,375円、42位は兵庫県で6,457円と続きます。
最も少ない府県は5,633円。
上位の県とは2.0倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は8,065円、平均は8,120円です。
47位の京都府は平均を2,487円下回りました。
47位の京都府は1位の栃木県の50.6パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.98倍の開きです。
46位との差は120円、45位との差は202円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも824円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均8,120円を下回りました。
47位から43位までの幅は742円です。
京都府は緑茶への支出では中位位です。
全国の値は8,120円なので、47位はこれを2,487円下回っています。
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの茶飲料への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 8,743円 |
| 青森県 | 9,490円 |
| 岩手県 | 9,010円 |
| 宮城県 | 9,033円 |
| 秋田県 | 7,358円 |
| 山形県 | 8,254円 |
| 福島県 | 10,075円 |
| 茨城県 | 11,007円 |
| 栃木県 | 11,130円 |
| 群馬県 | 10,792円 |
| 埼玉県 | 10,316円 |
| 千葉県 | 10,186円 |
| 東京都 | 9,319円 |
| 神奈川県 | 8,666円 |
| 新潟県 | 9,010円 |
| 富山県 | 10,617円 |
| 石川県 | 8,474円 |
| 福井県 | 7,926円 |
| 山梨県 | 9,121円 |
| 長野県 | 8,117円 |
| 岐阜県 | 8,876円 |
| 静岡県 | 7,393円 |
| 愛知県 | 8,181円 |
| 三重県 | 8,570円 |
| 滋賀県 | 6,643円 |
| 京都府 | 5,633円 |
| 大阪府 | 7,481円 |
| 兵庫県 | 6,457円 |
| 奈良県 | 5,835円 |
| 和歌山県 | 6,375円 |
| 鳥取県 | 6,029円 |
| 島根県 | 6,459円 |
| 岡山県 | 8,065円 |
| 広島県 | 7,417円 |
| 山口県 | 7,530円 |
| 徳島県 | 7,745円 |
| 香川県 | 7,642円 |
| 愛媛県 | 5,753円 |
| 高知県 | 7,651円 |
| 福岡県 | 6,600円 |
| 佐賀県 | 7,702円 |
| 長崎県 | 7,586円 |
| 熊本県 | 6,542円 |
| 大分県 | 6,921円 |
| 宮崎県 | 8,641円 |
| 鹿児島県 | 6,656円 |
| 沖縄県 | 8,600円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは栃木県です。
次いで茨城県、群馬県、富山県、埼玉県が続きます。
淡いのは京都府、愛媛県、奈良県でした。
47都道府県の平均は8,120円、中央値は8,065円です。
栃木県の11,130円は平均を3,010円上回ります。
1位と47位の差は5,497円、倍率にすると1.98倍でした。
緑茶への支出で並べ替えると静岡県が7,697で最も高く、開きは6.18倍になります。
主指標で1位の栃木県は緑茶への支出では6位、緑茶への支出で1位の静岡県は主指標では34位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの茶飲料への支出(円) | 地方 | 緑茶への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 栃木県 | 11130 | 関東 | 3857 |
| 2 | 茨城県 | 11007 | 関東 | 3759 |
| 3 | 群馬県 | 10792 | 関東 | 2753 |
| 4 | 富山県 | 10617 | 中部 | 2113 |
| 5 | 埼玉県 | 10316 | 関東 | 2942 |
| 6 | 千葉県 | 10186 | 関東 | 3648 |
| 7 | 福島県 | 10075 | 東北 | 2611 |
| 8 | 青森県 | 9490 | 東北 | 2231 |
| 9 | 東京都 | 9319 | 関東 | 3444 |
| 10 | 山梨県 | 9121 | 中部 | 2966 |
| 11 | 宮城県 | 9033 | 東北 | 3180 |
| 12 | 岩手県 | 9010 | 東北 | 2501 |
| 12 | 新潟県 | 9010 | 中部 | 2733 |
| 14 | 岐阜県 | 8876 | 中部 | 2264 |
| 15 | 北海道 | 8743 | 北海道 | 2560 |
| 16 | 神奈川県 | 8666 | 関東 | 4117 |
| 17 | 宮崎県 | 8641 | 九州 | 5266 |
| 18 | 沖縄県 | 8600 | 九州 | 1246 |
| 19 | 三重県 | 8570 | 近畿 | 3345 |
| 20 | 石川県 | 8474 | 中部 | 2498 |
| 21 | 山形県 | 8254 | 東北 | 2756 |
| 22 | 愛知県 | 8181 | 中部 | 2766 |
| 23 | 長野県 | 8117 | 中部 | 3264 |
| 24 | 岡山県 | 8065 | 中国 | 1833 |
| 25 | 福井県 | 7926 | 中部 | 2426 |
| 26 | 徳島県 | 7745 | 四国 | 1868 |
| 27 | 佐賀県 | 7702 | 九州 | 4648 |
| 28 | 高知県 | 7651 | 四国 | 1573 |
| 29 | 香川県 | 7642 | 四国 | 2159 |
| 30 | 長崎県 | 7586 | 九州 | 4635 |
| 31 | 山口県 | 7530 | 中国 | 2278 |
| 32 | 大阪府 | 7481 | 近畿 | 2074 |
| 33 | 広島県 | 7417 | 中国 | 1951 |
| 34 | 静岡県 | 7393 | 中部 | 7697 |
| 35 | 秋田県 | 7358 | 東北 | 2630 |
| 36 | 大分県 | 6921 | 九州 | 3164 |
| 37 | 鹿児島県 | 6656 | 九州 | 3811 |
| 38 | 滋賀県 | 6643 | 近畿 | 2452 |
| 39 | 福岡県 | 6600 | 九州 | 3452 |
| 40 | 熊本県 | 6542 | 九州 | 3741 |
| 41 | 島根県 | 6459 | 中国 | 3014 |
| 42 | 兵庫県 | 6457 | 近畿 | 2423 |
| 43 | 和歌山県 | 6375 | 近畿 | 2179 |
| 44 | 鳥取県 | 6029 | 中国 | 1604 |
| 45 | 奈良県 | 5835 | 近畿 | 2902 |
| 46 | 愛媛県 | 5753 | 四国 | 2071 |
| 47 | 京都府 | 5633 | 近畿 | 3176 |
このグラフについての豆知識
急須で入れるか、買うか
茶飲料への支出は全国平均で年8,120円。
茶葉から入れる緑茶は別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の栃木県は11,130円、47位の京都府は5,633円。
差は5,497円、倍率にすると1.98倍です。
中央値は8,065円、平均は8,120円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では55円の差でした。
緑茶への支出で並べ替えると開きは6.18倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの茶飲料への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 福島県 10075 | 秋田県 7358 |
| 関東 | 栃木県 11130 | 神奈川県 8666 |
| 中部 | 富山県 10617 | 静岡県 7393 |
| 近畿 | 三重県 8570 | 京都府 5633 |
| 中国 | 岡山県 8065 | 鳥取県 6029 |
| 四国 | 徳島県 7745 | 愛媛県 5753 |
| 九州 | 宮崎県 8641 | 熊本県 6542 |
まとめ
1世帯が1年間に茶飲料へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い栃木県で11,130円、最も低い京都府で5,633円でした。
その差は5,497円、倍率にすると1.98倍です。
47都道府県の中央値は8,065円、平均は8,120円でした。
全国の値は8,120円です。
緑茶への支出で並べ替えると開きは6.18倍になり、主指標で1位の栃木県はその見方では6位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、茶葉の緑茶は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
緑茶への支出では静岡県が7,697で最も高く、主指標で1位の栃木県はこの見方では6位でした。
地方ごとの平均では関東7都県が10,202円で最も高く、近畿7府県が6,713円で最も低くなりました。
緑茶やミネラルウォーターへの支出とあわせて読んでみてください。
1位の栃木県と2位の茨城県の差は123円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: ペットボトルや缶のお茶への支出。茶葉から入れる緑茶は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: ペットボトルや缶のお茶への支出。
茶葉から入れる緑茶は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
