小麦粉に、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、小麦粉の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は642円、中央値は625円。
最も支出額が多い長野県は1,025円で、最も少ない県の504円との差は521円です。
金額を比べると、約2.0倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
642円
1世帯当たりの小麦粉への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 長野県
1,025円
最も少ない 高知県
504円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの小麦粉への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 565円 |
| 青森県 | 575円 |
| 岩手県 | 585円 |
| 宮城県 | 531円 |
| 秋田県 | 680円 |
| 山形県 | 600円 |
| 福島県 | 659円 |
| 茨城県 | 575円 |
| 栃木県 | 753円 |
| 群馬県 | 576円 |
| 埼玉県 | 569円 |
| 千葉県 | 728円 |
| 東京都 | 549円 |
| 神奈川県 | 642円 |
| 新潟県 | 601円 |
| 富山県 | 575円 |
| 石川県 | 598円 |
| 福井県 | 508円 |
| 山梨県 | 527円 |
| 長野県 | 1,025円 |
| 岐阜県 | 745円 |
| 静岡県 | 645円 |
| 愛知県 | 594円 |
| 三重県 | 849円 |
| 滋賀県 | 625円 |
| 京都府 | 696円 |
| 大阪府 | 587円 |
| 兵庫県 | 665円 |
| 奈良県 | 735円 |
| 和歌山県 | 666円 |
| 鳥取県 | 720円 |
| 島根県 | 713円 |
| 岡山県 | 617円 |
| 広島県 | 757円 |
| 山口県 | 686円 |
| 徳島県 | 691円 |
| 香川県 | 699円 |
| 愛媛県 | 681円 |
| 高知県 | 504円 |
| 福岡県 | 554円 |
| 佐賀県 | 544円 |
| 長崎県 | 629円 |
| 熊本県 | 733円 |
| 大分県 | 758円 |
| 宮崎県 | 572円 |
| 鹿児島県 | 579円 |
| 沖縄県 | 506円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは長野県です。
次いで三重県、大分県、広島県、栃木県が続きます。
淡いのは高知県、沖縄県、福井県でした。
47都道府県の平均は642円、中央値は625円です。
長野県の1,025円は平均を383円上回ります。
1位と47位の差は521円、倍率にすると2.03倍でした。
食パンへの支出で並べ替えると兵庫県が14,550で最も高く、開きは1.71倍になります。
主指標で1位の長野県は食パンへの支出では28位、食パンへの支出で1位の兵庫県は主指標では19位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの小麦粉への支出(円) | 地方 | 食パンへの支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 長野県 | 1025 | 中部 | 9985 |
| 2 | 三重県 | 849 | 近畿 | 10231 |
| 3 | 大分県 | 758 | 九州 | 9275 |
| 4 | 広島県 | 757 | 中国 | 12085 |
| 5 | 栃木県 | 753 | 関東 | 10398 |
| 6 | 岐阜県 | 745 | 中部 | 11821 |
| 7 | 奈良県 | 735 | 近畿 | 12998 |
| 8 | 熊本県 | 733 | 九州 | 8983 |
| 9 | 千葉県 | 728 | 関東 | 11055 |
| 10 | 鳥取県 | 720 | 中国 | 11699 |
| 11 | 島根県 | 713 | 中国 | 12415 |
| 12 | 香川県 | 699 | 四国 | 12410 |
| 13 | 京都府 | 696 | 近畿 | 12914 |
| 14 | 徳島県 | 691 | 四国 | 10766 |
| 15 | 山口県 | 686 | 中国 | 11069 |
| 16 | 愛媛県 | 681 | 四国 | 9715 |
| 17 | 秋田県 | 680 | 東北 | 8532 |
| 18 | 和歌山県 | 666 | 近畿 | 12050 |
| 19 | 兵庫県 | 665 | 近畿 | 14550 |
| 20 | 福島県 | 659 | 東北 | 8618 |
| 21 | 静岡県 | 645 | 中部 | 10351 |
| 22 | 神奈川県 | 642 | 関東 | 11844 |
| 23 | 長崎県 | 629 | 九州 | 9654 |
| 24 | 滋賀県 | 625 | 近畿 | 11451 |
| 25 | 岡山県 | 617 | 中国 | 11096 |
| 26 | 新潟県 | 601 | 中部 | 11101 |
| 27 | 山形県 | 600 | 東北 | 9119 |
| 28 | 石川県 | 598 | 中部 | 11794 |
| 29 | 愛知県 | 594 | 中部 | 11807 |
| 30 | 大阪府 | 587 | 近畿 | 12669 |
| 31 | 岩手県 | 585 | 東北 | 8716 |
| 32 | 鹿児島県 | 579 | 九州 | 9134 |
| 33 | 群馬県 | 576 | 関東 | 9075 |
| 34 | 茨城県 | 575 | 関東 | 9800 |
| 34 | 青森県 | 575 | 東北 | 9621 |
| 34 | 富山県 | 575 | 中部 | 12520 |
| 37 | 宮崎県 | 572 | 九州 | 8498 |
| 38 | 埼玉県 | 569 | 関東 | 11636 |
| 39 | 北海道 | 565 | 北海道 | 9366 |
| 40 | 福岡県 | 554 | 九州 | 9902 |
| 41 | 東京都 | 549 | 関東 | 11806 |
| 42 | 佐賀県 | 544 | 九州 | 9376 |
| 43 | 宮城県 | 531 | 東北 | 10030 |
| 44 | 山梨県 | 527 | 中部 | 9410 |
| 45 | 福井県 | 508 | 中部 | 9334 |
| 46 | 沖縄県 | 506 | 九州 | 9129 |
| 47 | 高知県 | 504 | 四国 | 12576 |
小麦粉に使う金額が多い上位5県
小麦粉に使う金額が多い上位5県です。
長野県は1,025円、三重県は849円、大分県は758円でした。
1位と2位の差は176円です。
4位は広島県で757円、5位は栃木県で753円。
上位5はいずれも47都道府県の平均642円を上回りました。
1位の長野県は平均を383円上回りました。
中央値の625円と比べると400円高く、平均に対する比では1.6倍にあたります。
6位以下は岐阜県で745円、奈良県で735円、熊本県で733円と続きました。
2位と3位の差は91円、3位と4位の差は1円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は20円でした。
1位から5位までの幅は272円、1位から8位までの幅は292円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
長野県は食パンへの支出でも28位に入っています。
全国の値は642円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は長野県の1,025円。
2位の三重県849円に1.2倍の差をつけました。
食パンへの支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
食パンへの支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は兵庫県の14,550、2位は奈良県の12,998、3位は京都府の12,914。
4位以下は大阪府、高知県と続きます。
逆に下位は秋田県が8,532、宮崎県が8,498。
兵庫県と宮崎県では1.71倍の開きです。
1位の長野県には、おやきという小麦粉の郷土食があります。
野沢菜やあんを包んで焼くおやきは、家庭で粉から作られてきました。
粉を「買って自分で作る」文化が、そのまま数字に出ています。
パンやめんを買えば、小麦粉の支出はゼロのまま小麦を食べられます。
この項目に出るのは、天ぷらやお好み焼き、菓子づくりなど、台所で粉をふるう場面の多さです。
47位の高知県は504円。
同じ粉ものでも、買う形が県によって違います。
地方ごとに県の平均を出すと、中国5県が699円で最も高く、北海道が565円で最も低くなります。
近畿7府県689円と中部9県646円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
小麦粉に使う金額が少ない下位5県
小麦粉に使う金額が少ない下位5県です。
47位の高知県は504円、46位の沖縄県は506円、45位の福井県は508円でした。
1位の長野県とは521円の差があります。
44位は山梨県で527円、43位は宮城県で531円、42位は佐賀県で544円と続きます。
最も少ない県は504円。
上位の県とは2.0倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は625円、平均は642円です。
47位の高知県は平均を138円下回りました。
47位の高知県は1位の長野県の49.2パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.03倍の開きです。
46位との差は2円、45位との差は4円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも40円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均642円を下回りました。
47位から43位までの幅は27円です。
高知県は食パンへの支出では5位です。
全国の値は642円なので、47位はこれを138円下回っています。
地方別に見る
小麦粉への支出は、中国地方と近畿で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、中国5県が699円で最も高くなります。
次いで近畿7府県が689円、中部9県が646円、四国4県が644円と続きました。
低いほうは関東7都県が627円、九州・沖縄8県が609円、東北6県が605円、北海道が565円でした。
最も高い中国5県と最も低い北海道の差は134円です。
食パンへの支出で見ると近畿7府県が最も高く、東北6県が最も低くなりました。
このグラフについての豆知識
粉から作る県
小麦粉への支出は全国平均で年642円。
粉のままの小麦粉だけを数えます。
パンやめんなどの加工品は、それぞれ別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の長野県は1,025円、47位の高知県は504円。
差は521円、倍率にすると2.03倍です。
中央値は625円、平均は642円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では17円の差でした。
食パンへの支出で並べ替えると開きは1.71倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの小麦粉への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 秋田県 680 | 宮城県 531 |
| 関東 | 栃木県 753 | 東京都 549 |
| 中部 | 長野県 1025 | 福井県 508 |
| 近畿 | 三重県 849 | 大阪府 587 |
| 中国 | 広島県 757 | 岡山県 617 |
| 四国 | 香川県 699 | 高知県 504 |
| 九州 | 大分県 758 | 沖縄県 506 |
まとめ
1世帯が1年間に小麦粉へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い長野県で1,025円、最も低い高知県で504円でした。
その差は521円、倍率にすると2.03倍です。
47都道府県の中央値は625円、平均は642円でした。
全国の値は642円です。
食パンへの支出で並べ替えると開きは1.71倍になり、主指標で1位の長野県はその見方では28位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、パンやめんは別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
食パンへの支出では兵庫県が14,550で最も高く、主指標で1位の長野県はこの見方では28位でした。
地方ごとの平均では中国5県が699円で最も高く、北海道が565円で最も低くなりました。
食パンやもちへの支出とあわせて読んでみてください。
1位の長野県と2位の三重県の差は176円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 小麦粉への支出。パンやめんなどの加工品は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 小麦粉への支出。
パンやめんなどの加工品は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
