食塩に、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、食塩の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は438円、中央値は425円。
最も支出額が多い新潟県は597円で、最も少ない県の340円との差は257円です。
金額を比べると、約1.8倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
438円
1世帯当たりの食塩への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 新潟県
597円
最も少ない 和歌山県
340円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの食塩への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 464円 |
| 青森県 | 413円 |
| 岩手県 | 417円 |
| 宮城県 | 425円 |
| 秋田県 | 429円 |
| 山形県 | 507円 |
| 福島県 | 446円 |
| 茨城県 | 476円 |
| 栃木県 | 425円 |
| 群馬県 | 505円 |
| 埼玉県 | 496円 |
| 千葉県 | 431円 |
| 東京都 | 464円 |
| 神奈川県 | 526円 |
| 新潟県 | 597円 |
| 富山県 | 468円 |
| 石川県 | 534円 |
| 福井県 | 449円 |
| 山梨県 | 416円 |
| 長野県 | 485円 |
| 岐阜県 | 453円 |
| 静岡県 | 467円 |
| 愛知県 | 384円 |
| 三重県 | 342円 |
| 滋賀県 | 405円 |
| 京都府 | 394円 |
| 大阪府 | 366円 |
| 兵庫県 | 433円 |
| 奈良県 | 420円 |
| 和歌山県 | 340円 |
| 鳥取県 | 396円 |
| 島根県 | 424円 |
| 岡山県 | 406円 |
| 広島県 | 425円 |
| 山口県 | 460円 |
| 徳島県 | 378円 |
| 香川県 | 419円 |
| 愛媛県 | 416円 |
| 高知県 | 398円 |
| 福岡県 | 431円 |
| 佐賀県 | 402円 |
| 長崎県 | 350円 |
| 熊本県 | 420円 |
| 大分県 | 386円 |
| 宮崎県 | 478円 |
| 鹿児島県 | 470円 |
| 沖縄県 | 537円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは新潟県です。
次いで沖縄県、石川県、神奈川県、山形県が続きます。
淡いのは和歌山県、三重県、長崎県でした。
47都道府県の平均は438円、中央値は425円です。
新潟県の597円は平均を159円上回ります。
1位と47位の差は257円、倍率にすると1.76倍でした。
砂糖への支出で並べ替えると鳥取県が1,629で最も高く、開きは1.89倍になります。
主指標で1位の新潟県は砂糖への支出では11位、砂糖への支出で1位の鳥取県は主指標では39位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの食塩への支出(円) | 地方 | 砂糖への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 新潟県 | 597 | 中部 | 1287 |
| 2 | 沖縄県 | 537 | 九州 | 1178 |
| 3 | 石川県 | 534 | 中部 | 1072 |
| 4 | 神奈川県 | 526 | 関東 | 1082 |
| 5 | 山形県 | 507 | 東北 | 1199 |
| 6 | 群馬県 | 505 | 関東 | 895 |
| 7 | 埼玉県 | 496 | 関東 | 886 |
| 8 | 長野県 | 485 | 中部 | 1520 |
| 9 | 宮崎県 | 478 | 九州 | 1547 |
| 10 | 茨城県 | 476 | 関東 | 1133 |
| 11 | 鹿児島県 | 470 | 九州 | 1602 |
| 12 | 富山県 | 468 | 中部 | 1139 |
| 13 | 静岡県 | 467 | 中部 | 1059 |
| 14 | 東京都 | 464 | 関東 | 887 |
| 14 | 北海道 | 464 | 北海道 | 1047 |
| 16 | 山口県 | 460 | 中国 | 1323 |
| 17 | 岐阜県 | 453 | 中部 | 1216 |
| 18 | 福井県 | 449 | 中部 | 1063 |
| 19 | 福島県 | 446 | 東北 | 1183 |
| 20 | 兵庫県 | 433 | 近畿 | 1175 |
| 21 | 千葉県 | 431 | 関東 | 1042 |
| 21 | 福岡県 | 431 | 九州 | 1318 |
| 23 | 秋田県 | 429 | 東北 | 1163 |
| 24 | 宮城県 | 425 | 東北 | 937 |
| 24 | 広島県 | 425 | 中国 | 1024 |
| 24 | 栃木県 | 425 | 関東 | 1013 |
| 27 | 島根県 | 424 | 中国 | 1360 |
| 28 | 熊本県 | 420 | 九州 | 1211 |
| 28 | 奈良県 | 420 | 近畿 | 1138 |
| 30 | 香川県 | 419 | 四国 | 1411 |
| 31 | 岩手県 | 417 | 東北 | 1010 |
| 32 | 愛媛県 | 416 | 四国 | 1214 |
| 32 | 山梨県 | 416 | 中部 | 1014 |
| 34 | 青森県 | 413 | 東北 | 861 |
| 35 | 岡山県 | 406 | 中国 | 1104 |
| 36 | 滋賀県 | 405 | 近畿 | 1054 |
| 37 | 佐賀県 | 402 | 九州 | 1382 |
| 38 | 高知県 | 398 | 四国 | 966 |
| 39 | 鳥取県 | 396 | 中国 | 1629 |
| 40 | 京都府 | 394 | 近畿 | 1023 |
| 41 | 大分県 | 386 | 九州 | 1264 |
| 42 | 愛知県 | 384 | 中部 | 1142 |
| 43 | 徳島県 | 378 | 四国 | 1149 |
| 44 | 大阪府 | 366 | 近畿 | 884 |
| 45 | 長崎県 | 350 | 九州 | 1429 |
| 46 | 三重県 | 342 | 近畿 | 1250 |
| 47 | 和歌山県 | 340 | 近畿 | 1098 |
食塩に使う金額が多い上位5県
食塩に使う金額が多い上位5県です。
新潟県は597円、沖縄県は537円、石川県は534円でした。
1位と2位の差は60円です。
4位は神奈川県で526円、5位は山形県で507円。
上位5はいずれも47都道府県の平均438円を上回りました。
1位の新潟県は平均を159円上回りました。
中央値の425円と比べると172円高く、平均に対する比では1.36倍にあたります。
6位以下は群馬県で505円、埼玉県で496円、長野県で485円と続きました。
2位と3位の差は3円、3位と4位の差は8円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は22円でした。
1位から5位までの幅は90円、1位から8位までの幅は112円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
新潟県は砂糖への支出でも11位に入っています。
全国の値は438円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は新潟県の597円。
2位の沖縄県537円、3位の石川県534円と続きます。
砂糖への支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
砂糖への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は鳥取県の1,629、2位は鹿児島県の1,602、3位は宮崎県の1,547。
4位以下は長野県、長崎県と続きます。
逆に下位は大阪府が884、青森県が861。
鳥取県と青森県では1.89倍の開きです。
全国平均438円。
今回くらべた品目のなかで、いちばん小さな買い物です。
それでも並びには土地柄が出ました。
1位の新潟県、3位の石川県は雪国です。
冬に向けて野菜を漬ける文化があり、漬物に使う塩がまとまって要ります。
2位の沖縄県は、島の海水から作る塩の産地です。
地元の塩が身近にあり、贈答や料理で手に取る機会も多いのでしょう。
数百円の品目にも、保存食の伝統と産地の距離が表れています。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が475円で最も高く、近畿7府県が386円で最も低くなります。
中部9県473円と北海道464円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
食塩に使う金額が少ない下位5県
食塩に使う金額が少ない下位5県です。
47位の和歌山県は340円、46位の三重県は342円、45位の長崎県は350円でした。
1位の新潟県とは257円の差があります。
44位は大阪府で366円、43位は徳島県で378円、42位は愛知県で384円と続きます。
最も少ない県は340円。
上位の県とは1.8倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は425円、平均は438円です。
47位の和歌山県は平均を98円下回りました。
47位の和歌山県は1位の新潟県の57.0パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.76倍の開きです。
46位との差は2円、45位との差は10円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも44円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均438円を下回りました。
47位から43位までの幅は38円です。
和歌山県は砂糖への支出では中位位です。
全国の値は438円なので、47位はこれを98円下回っています。
地方別に見る
食塩への支出は、関東と中部で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が475円で最も高くなります。
次いで中部9県が473円、北海道が464円、東北6県が440円と続きました。
低いほうは九州・沖縄8県が434円、中国5県が422円、四国4県が403円、近畿7府県が386円でした。
最も高い関東7都県と最も低い近畿7府県の差は89円です。
砂糖への支出で見ると九州・沖縄8県が最も高く、関東7都県が最も低くなりました。
このグラフについての豆知識
いちばん小さな買い物
食塩への支出は全国平均で年438円。
袋の塩だけを数えます。
しょうゆやみそなど、塩けの調味料は別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の新潟県は597円、47位の和歌山県は340円。
差は257円、倍率にすると1.76倍です。
中央値は425円、平均は438円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では13円の差でした。
砂糖への支出で並べ替えると開きは1.89倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの食塩への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 山形県 507 | 青森県 413 |
| 関東 | 神奈川県 526 | 栃木県 425 |
| 中部 | 新潟県 597 | 愛知県 384 |
| 近畿 | 兵庫県 433 | 和歌山県 340 |
| 中国 | 山口県 460 | 鳥取県 396 |
| 四国 | 香川県 419 | 徳島県 378 |
| 九州 | 沖縄県 537 | 長崎県 350 |
まとめ
1世帯が1年間に食塩へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い新潟県で597円、最も低い和歌山県で340円でした。
その差は257円、倍率にすると1.76倍です。
47都道府県の中央値は425円、平均は438円でした。
全国の値は438円です。
砂糖への支出で並べ替えると開きは1.89倍になり、主指標で1位の新潟県はその見方では11位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、しょうゆやみそは別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
砂糖への支出では鳥取県が1,629で最も高く、主指標で1位の新潟県はこの見方では11位でした。
地方ごとの平均では関東7都県が475円で最も高く、近畿7府県が386円で最も低くなりました。
砂糖や酢への支出とあわせて読んでみてください。
1位の新潟県と2位の沖縄県の差は60円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 食塩への支出。しょうゆやみそは別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 食塩への支出。
しょうゆやみそは別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
