茶葉やティーバッグの紅茶に、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、紅茶の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は831円、中央値は749円。
最も支出額が多い東京都は1,618円で、最も少ない県の447円との差は1,171円です。
金額を比べると、約3.6倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
831円
1世帯当たりの紅茶への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 東京都
1,618円
最も少ない 佐賀県
447円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの紅茶への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 831円 |
| 青森県 | 493円 |
| 岩手県 | 679円 |
| 宮城県 | 1,120円 |
| 秋田県 | 807円 |
| 山形県 | 762円 |
| 福島県 | 709円 |
| 茨城県 | 1,146円 |
| 栃木県 | 848円 |
| 群馬県 | 604円 |
| 埼玉県 | 1,283円 |
| 千葉県 | 1,097円 |
| 東京都 | 1,618円 |
| 神奈川県 | 1,563円 |
| 新潟県 | 697円 |
| 富山県 | 732円 |
| 石川県 | 738円 |
| 福井県 | 495円 |
| 山梨県 | 749円 |
| 長野県 | 644円 |
| 岐阜県 | 696円 |
| 静岡県 | 722円 |
| 愛知県 | 1,089円 |
| 三重県 | 659円 |
| 滋賀県 | 919円 |
| 京都府 | 1,123円 |
| 大阪府 | 840円 |
| 兵庫県 | 1,531円 |
| 奈良県 | 1,192円 |
| 和歌山県 | 825円 |
| 鳥取県 | 492円 |
| 島根県 | 599円 |
| 岡山県 | 1,135円 |
| 広島県 | 998円 |
| 山口県 | 732円 |
| 徳島県 | 652円 |
| 香川県 | 858円 |
| 愛媛県 | 539円 |
| 高知県 | 534円 |
| 福岡県 | 601円 |
| 佐賀県 | 447円 |
| 長崎県 | 791円 |
| 熊本県 | 749円 |
| 大分県 | 670円 |
| 宮崎県 | 509円 |
| 鹿児島県 | 812円 |
| 沖縄県 | 738円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで神奈川県、兵庫県、埼玉県、奈良県が続きます。
淡いのは佐賀県、鳥取県、青森県でした。
47都道府県の平均は831円、中央値は749円です。
東京都の1,618円は平均を787円上回ります。
1位と47位の差は1,171円、倍率にすると3.62倍でした。
コーヒー飲料への支出で並べ替えると青森県が7,545で最も高く、開きは1.77倍になります。
主指標で1位の東京都はコーヒー飲料への支出では16位、コーヒー飲料への支出で1位の青森県は主指標では45位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの紅茶への支出(円) | 地方 | コーヒー飲料への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 1618 | 関東 | 5816 |
| 2 | 神奈川県 | 1563 | 関東 | 4453 |
| 3 | 兵庫県 | 1531 | 近畿 | 4272 |
| 4 | 埼玉県 | 1283 | 関東 | 6440 |
| 5 | 奈良県 | 1192 | 近畿 | 4994 |
| 6 | 茨城県 | 1146 | 関東 | 5628 |
| 7 | 岡山県 | 1135 | 中国 | 5760 |
| 8 | 京都府 | 1123 | 近畿 | 5427 |
| 9 | 宮城県 | 1120 | 東北 | 5536 |
| 10 | 千葉県 | 1097 | 関東 | 5501 |
| 11 | 愛知県 | 1089 | 中部 | 5400 |
| 12 | 広島県 | 998 | 中国 | 5665 |
| 13 | 滋賀県 | 919 | 近畿 | 5921 |
| 14 | 香川県 | 858 | 四国 | 6762 |
| 15 | 栃木県 | 848 | 関東 | 4822 |
| 16 | 大阪府 | 840 | 近畿 | 6016 |
| 17 | 北海道 | 831 | 北海道 | 5626 |
| 18 | 和歌山県 | 825 | 近畿 | 6046 |
| 19 | 鹿児島県 | 812 | 九州 | 4683 |
| 20 | 秋田県 | 807 | 東北 | 4961 |
| 21 | 長崎県 | 791 | 九州 | 4482 |
| 22 | 山形県 | 762 | 東北 | 5348 |
| 23 | 熊本県 | 749 | 九州 | 4498 |
| 23 | 山梨県 | 749 | 中部 | 5031 |
| 25 | 沖縄県 | 738 | 九州 | 6975 |
| 25 | 石川県 | 738 | 中部 | 4945 |
| 27 | 山口県 | 732 | 中国 | 6528 |
| 27 | 富山県 | 732 | 中部 | 7199 |
| 29 | 静岡県 | 722 | 中部 | 4613 |
| 30 | 福島県 | 709 | 東北 | 6196 |
| 31 | 新潟県 | 697 | 中部 | 5997 |
| 32 | 岐阜県 | 696 | 中部 | 6201 |
| 33 | 岩手県 | 679 | 東北 | 5763 |
| 34 | 大分県 | 670 | 九州 | 5193 |
| 35 | 三重県 | 659 | 近畿 | 5324 |
| 36 | 徳島県 | 652 | 四国 | 5282 |
| 37 | 長野県 | 644 | 中部 | 5445 |
| 38 | 群馬県 | 604 | 関東 | 5597 |
| 39 | 福岡県 | 601 | 九州 | 4494 |
| 40 | 島根県 | 599 | 中国 | 5063 |
| 41 | 愛媛県 | 539 | 四国 | 5548 |
| 42 | 高知県 | 534 | 四国 | 6271 |
| 43 | 宮崎県 | 509 | 九州 | 4423 |
| 44 | 福井県 | 495 | 中部 | 6671 |
| 45 | 青森県 | 493 | 東北 | 7545 |
| 46 | 鳥取県 | 492 | 中国 | 6746 |
| 47 | 佐賀県 | 447 | 九州 | 5153 |
紅茶に使う金額が多い上位5都府県
紅茶に使う金額が多い上位5都府県です。
東京都は1,618円、神奈川県は1,563円、兵庫県は1,531円でした。
1位と2位の差は55円です。
4位は埼玉県で1,283円、5位は奈良県で1,192円。
上位5はいずれも47都道府県の平均831円を上回りました。
1位の東京都は平均を787円上回りました。
中央値の749円と比べると869円高く、平均に対する比では1.95倍にあたります。
6位以下は茨城県で1,146円、岡山県で1,135円、京都府で1,123円と続きました。
2位と3位の差は32円、3位と4位の差は248円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は69円でした。
1位から5位までの幅は426円、1位から8位までの幅は495円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
東京都はコーヒー飲料への支出でも16位に入っています。
全国の値は831円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は東京都の1,618円。
2位の神奈川県1,563円、3位の兵庫県1,531円と続きます。
コーヒー飲料への支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
コーヒー飲料への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は青森県の7,545、2位は富山県の7,199、3位は沖縄県の6,975。
4位以下は香川県、鳥取県と続きます。
逆に下位は宮崎県が4,423、兵庫県が4,272。
青森県と兵庫県では1.77倍の開きです。
1位東京・2位神奈川に続いて、3位に兵庫県が入りました。
神戸は明治から続く港町で、紅茶が船で入ってきた歴史があります。
喫茶の文化とともに、家庭で紅茶を入れる習慣も根づいたのでしょう。
横浜をかかえる神奈川県が2位なのも、同じ港町の系譜です。
下位には佐賀県・鳥取県・青森県が並びました。
お茶どころをかかえる九州では、日常の一杯が緑茶になりやすいのかもしれません。
同じ茶葉でも、紅茶は「港町の飲みもの」という顔を残しています。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が1,166円で最も高く、四国4県が646円で最も低くなります。
近畿7府県1,013円と北海道831円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
紅茶に使う金額が少ない下位5県
紅茶に使う金額が少ない下位5県です。
47位の佐賀県は447円、46位の鳥取県は492円、45位の青森県は493円でした。
1位の東京都とは1,171円の差があります。
44位は福井県で495円、43位は宮崎県で509円、42位は高知県で534円と続きます。
最も少ない県は447円。
上位の県とは3.6倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は749円、平均は831円です。
47位の佐賀県は平均を384円下回りました。
47位の佐賀県は1位の東京都の27.6パーセントにあたる水準で、倍率にすると3.62倍の開きです。
46位との差は45円、45位との差は46円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも87円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均831円を下回りました。
47位から43位までの幅は62円です。
佐賀県はコーヒー飲料への支出では中位位です。
全国の値は831円なので、47位はこれを384円下回っています。
地方別に見る
紅茶への支出は、関東と近畿で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が1,166円で最も高くなります。
次いで近畿7府県が1,013円、北海道が831円、中国5県が791円と続きました。
低いほうは東北6県が762円、中部9県が729円、九州・沖縄8県が665円、四国4県が646円でした。
最も高い関東7都県と最も低い四国4県の差は520円です。
コーヒー飲料への支出で見ると四国4県が最も高く、九州・沖縄8県が最も低くなりました。
このグラフについての豆知識
港町の飲みもの
紅茶への支出は全国平均で年831円。
茶葉とティーバッグの数字です。
ペットボトルの紅茶飲料は別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の東京都は1,618円、47位の佐賀県は447円。
差は1,171円、倍率にすると3.62倍です。
中央値は749円、平均は831円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では82円の差でした。
コーヒー飲料への支出で並べ替えると開きは1.77倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの紅茶への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 1120 | 青森県 493 |
| 関東 | 東京都 1618 | 群馬県 604 |
| 中部 | 愛知県 1089 | 福井県 495 |
| 近畿 | 兵庫県 1531 | 三重県 659 |
| 中国 | 岡山県 1135 | 鳥取県 492 |
| 四国 | 香川県 858 | 高知県 534 |
| 九州 | 鹿児島県 812 | 佐賀県 447 |
まとめ
1世帯が1年間に紅茶へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い東京都で1,618円、最も低い佐賀県で447円でした。
その差は1,171円、倍率にすると3.62倍です。
47都道府県の中央値は749円、平均は831円でした。
全国の値は831円です。
コーヒー飲料への支出で並べ替えると開きは1.77倍になり、主指標で1位の東京都はその見方では16位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、ペットボトルの紅茶は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
コーヒー飲料への支出では青森県が7,545で最も高く、主指標で1位の東京都はこの見方では16位でした。
地方ごとの平均では関東7都県が1,166円で最も高く、四国4県が646円で最も低くなりました。
緑茶やコーヒーへの支出とあわせて読んでみてください。
1位の東京都と2位の神奈川県の差は55円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 茶葉やティーバッグの紅茶への支出。ペットボトルの紅茶飲料は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 茶葉やティーバッグの紅茶への支出。
ペットボトルの紅茶飲料は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
