生のたけのこに、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、たけのこの購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は635円、中央値は597円。
最も支出額が多い山形県は1,267円で、最も少ない県の289円との差は978円です。
金額を比べると、約4.4倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
635円
1世帯当たりのたけのこへの支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 山形県
1,267円
最も少ない 沖縄県
289円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりのたけのこへの支出 |
|---|---|
| 北海道 | 661円 |
| 青森県 | 662円 |
| 岩手県 | 527円 |
| 宮城県 | 811円 |
| 秋田県 | 640円 |
| 山形県 | 1,267円 |
| 福島県 | 712円 |
| 茨城県 | 423円 |
| 栃木県 | 544円 |
| 群馬県 | 443円 |
| 埼玉県 | 789円 |
| 千葉県 | 851円 |
| 東京都 | 941円 |
| 神奈川県 | 945円 |
| 新潟県 | 1,009円 |
| 富山県 | 936円 |
| 石川県 | 678円 |
| 福井県 | 597円 |
| 山梨県 | 548円 |
| 長野県 | 955円 |
| 岐阜県 | 504円 |
| 静岡県 | 620円 |
| 愛知県 | 648円 |
| 三重県 | 434円 |
| 滋賀県 | 568円 |
| 京都府 | 1,203円 |
| 大阪府 | 837円 |
| 兵庫県 | 757円 |
| 奈良県 | 840円 |
| 和歌山県 | 520円 |
| 鳥取県 | 320円 |
| 島根県 | 421円 |
| 岡山県 | 312円 |
| 広島県 | 493円 |
| 山口県 | 418円 |
| 徳島県 | 480円 |
| 香川県 | 480円 |
| 愛媛県 | 460円 |
| 高知県 | 641円 |
| 福岡県 | 642円 |
| 佐賀県 | 617円 |
| 長崎県 | 565円 |
| 熊本県 | 396円 |
| 大分県 | 405円 |
| 宮崎県 | 502円 |
| 鹿児島県 | 555円 |
| 沖縄県 | 289円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは山形県です。
次いで京都府、新潟県、長野県、神奈川県が続きます。
淡いのは沖縄県、岡山県、鳥取県でした。
47都道府県の平均は635円、中央値は597円です。
山形県の1,267円は平均を632円上回ります。
1位と47位の差は978円、倍率にすると4.38倍でした。
さやまめへの支出で並べ替えると新潟県が5,688で最も高く、開きは7.15倍になります。
主指標で1位の山形県はさやまめへの支出では8位、さやまめへの支出で1位の新潟県は主指標では3位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりのたけのこへの支出(円) | 地方 | さやまめへの支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 山形県 | 1267 | 東北 | 2140 |
| 2 | 京都府 | 1203 | 近畿 | 2126 |
| 3 | 新潟県 | 1009 | 中部 | 5688 |
| 4 | 長野県 | 955 | 中部 | 1694 |
| 5 | 神奈川県 | 945 | 関東 | 2730 |
| 6 | 東京都 | 941 | 関東 | 2839 |
| 7 | 富山県 | 936 | 中部 | 1563 |
| 8 | 千葉県 | 851 | 関東 | 2225 |
| 9 | 奈良県 | 840 | 近畿 | 1900 |
| 10 | 大阪府 | 837 | 近畿 | 1629 |
| 11 | 宮城県 | 811 | 東北 | 2032 |
| 12 | 埼玉県 | 789 | 関東 | 2173 |
| 13 | 兵庫県 | 757 | 近畿 | 1964 |
| 14 | 福島県 | 712 | 東北 | 1793 |
| 15 | 石川県 | 678 | 中部 | 1398 |
| 16 | 青森県 | 662 | 東北 | 1942 |
| 17 | 北海道 | 661 | 北海道 | 1066 |
| 18 | 愛知県 | 648 | 中部 | 1912 |
| 19 | 福岡県 | 642 | 九州 | 1377 |
| 20 | 高知県 | 641 | 四国 | 1214 |
| 21 | 秋田県 | 640 | 東北 | 3397 |
| 22 | 静岡県 | 620 | 中部 | 1871 |
| 23 | 佐賀県 | 617 | 九州 | 796 |
| 24 | 福井県 | 597 | 中部 | 1177 |
| 25 | 滋賀県 | 568 | 近畿 | 1367 |
| 26 | 長崎県 | 565 | 九州 | 1258 |
| 27 | 鹿児島県 | 555 | 九州 | 989 |
| 28 | 山梨県 | 548 | 中部 | 1406 |
| 29 | 栃木県 | 544 | 関東 | 1509 |
| 30 | 岩手県 | 527 | 東北 | 1622 |
| 31 | 和歌山県 | 520 | 近畿 | 1678 |
| 32 | 岐阜県 | 504 | 中部 | 2173 |
| 33 | 宮崎県 | 502 | 九州 | 817 |
| 34 | 広島県 | 493 | 中国 | 1356 |
| 35 | 香川県 | 480 | 四国 | 1157 |
| 35 | 徳島県 | 480 | 四国 | 1309 |
| 37 | 愛媛県 | 460 | 四国 | 1155 |
| 38 | 群馬県 | 443 | 関東 | 1431 |
| 39 | 三重県 | 434 | 近畿 | 1184 |
| 40 | 茨城県 | 423 | 関東 | 1354 |
| 41 | 島根県 | 421 | 中国 | 1227 |
| 42 | 山口県 | 418 | 中国 | 1059 |
| 43 | 大分県 | 405 | 九州 | 960 |
| 44 | 熊本県 | 396 | 九州 | 1197 |
| 45 | 鳥取県 | 320 | 中国 | 1172 |
| 46 | 岡山県 | 312 | 中国 | 1046 |
| 47 | 沖縄県 | 289 | 九州 | 921 |
たけのこに使う金額が多い上位5府県
たけのこに使う金額が多い上位5府県です。
山形県は1,267円、京都府は1,203円、新潟県は1,009円でした。
1位と2位の差は64円です。
4位は長野県で955円、5位は神奈川県で945円。
上位5はいずれも47都道府県の平均635円を上回りました。
1位の山形県は平均を632円上回りました。
中央値の597円と比べると670円高く、平均に対する比では2.0倍にあたります。
6位以下は東京都で941円、富山県で936円、千葉県で851円と続きました。
2位と3位の差は194円、3位と4位の差は54円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は94円でした。
1位から5位までの幅は322円、1位から8位までの幅は416円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
山形県はさやまめへの支出でも8位に入っています。
全国の値は635円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は山形県の1,267円。
2位の京都府1,203円とは1.05倍の差で、ほぼ並んでいます。
さやまめへの支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
さやまめへの支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は新潟県の5,688、2位は秋田県の3,397、3位は東京都の2,839。
4位以下は神奈川県、千葉県と続きます。
逆に下位は宮崎県が817、佐賀県が796。
新潟県と佐賀県では7.15倍の開きです。
1位は山形県、2位は京都府。
まったく違う土地が並びました。
京都は、乙訓のたけのこで知られる産地です。
春に出まわる高級品として扱われ、買う金額も上がります。
一方の山形県は、ねまがりたけなど山菜としてのたけのこを食べる土地です。
3位の新潟県、4位の長野県も同じ流れで読めます。
地方別では東北770円が1位、近畿737円が2位でした。
同じ「たけのこ」でも、産地の名産として買う県と、春の山菜として買う県があります。
最下位は沖縄県289円、46位は岡山県312円、45位は鳥取県320円。
地方別では中国393円が最下位でした。
地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が770円で最も高く、中国5県が393円で最も低くなります。
近畿7府県737円と中部9県722円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
たけのこに使う金額が少ない下位5県
たけのこに使う金額が少ない下位5県です。
47位の沖縄県は289円、46位の岡山県は312円、45位の鳥取県は320円でした。
1位の山形県とは978円の差があります。
44位は熊本県で396円、43位は大分県で405円、42位は山口県で418円と続きます。
最も少ない県は289円。
上位の県とは4.4倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は597円、平均は635円です。
47位の沖縄県は平均を346円下回りました。
47位の沖縄県は1位の山形県の22.8パーセントにあたる水準で、倍率にすると4.38倍の開きです。
46位との差は23円、45位との差は31円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも129円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均635円を下回りました。
47位から43位までの幅は116円です。
沖縄県はさやまめへの支出では45位です。
全国の値は635円なので、47位はこれを346円下回っています。
地方別に見る
たけのこへの支出は、東北と近畿で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が770円で最も高くなります。
次いで近畿7府県が737円、中部9県が722円、関東7都県が705円と続きました。
低いほうは北海道が661円、四国4県が515円、九州・沖縄8県が496円、中国5県が393円でした。
最も高い東北6県と最も低い中国5県の差は377円です。
さやまめへの支出で見ると東北6県が最も高く、九州・沖縄8県が最も低くなりました。
このグラフについての豆知識
名産か、山菜か
たけのこへの支出は全国平均で年635円。
水煮や缶詰は別の項目になることがあります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の山形県は1,267円、47位の沖縄県は289円。
差は978円、倍率にすると4.38倍です。
中央値は597円、平均は635円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では38円の差でした。
さやまめへの支出で並べ替えると開きは7.15倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりのたけのこへの支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 山形県 1267 | 岩手県 527 |
| 関東 | 神奈川県 945 | 茨城県 423 |
| 中部 | 新潟県 1009 | 岐阜県 504 |
| 近畿 | 京都府 1203 | 三重県 434 |
| 中国 | 広島県 493 | 岡山県 312 |
| 四国 | 高知県 641 | 愛媛県 460 |
| 九州 | 福岡県 642 | 沖縄県 289 |
まとめ
1世帯が1年間にたけのこへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い山形県で1,267円、最も低い沖縄県で289円でした。
その差は978円、倍率にすると4.38倍です。
47都道府県の中央値は597円、平均は635円でした。
全国の値は635円です。
さやまめへの支出で並べ替えると開きは7.15倍になり、主指標で1位の山形県はその見方では8位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、水煮や缶詰の扱いが違うこと。
3つ目は2025年の数字であることです。
さやまめへの支出では新潟県が5,688で最も高く、主指標で1位の山形県はこの見方では8位でした。
地方ごとの平均では東北6県が770円で最も高く、中国5県が393円で最も低くなりました。
さやまめや豆類への支出とあわせて読んでみてください。
1位の山形県と2位の京都府の差は64円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 生のたけのこへの支出。水煮や缶詰は別の項目になることがある。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 生のたけのこへの支出。
水煮や缶詰は別の項目になることがある。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
