2人目の子どもが生まれたとき、母親は平均で何歳だったのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは厚生労働省の人口動態調査、2024年の数字。
東京都が34.6歳で1位。
47都道府県の平均は32.69歳、中央値は32.6歳です。
最も高い34.6歳と最も低い32歳の差は2.6歳、倍率にすると1.08倍でした。
実数で見るか率で見るかによって並びは変わります。
この記事では率のほうを主に見ていきます。
47都道府県の単純平均
32.7歳
第2子の母の平均年齢(2024年)
最も多い 東京都
34.6歳
最も少ない 和歌山県
32歳
第2子の母の年齢が高い上位5都府県
第2子の母の年齢が高い上位5都府県です。
東京都は34.6歳、神奈川県は33.8歳、千葉県は33.4歳でした。
1位と2位の差は0.8歳です。
4位は埼玉県で33.3歳、5位は京都府で33.3歳。
上位5はいずれも47都道府県の平均32.69歳を上回りました。
1位の東京都は平均を1.91歳上回りました。
中央値の32.6歳と比べると2歳高く、平均に対する比では1.06倍にあたります。
6位以下は長野県で33.1歳、宮城県で33歳、山梨県で33歳と続きました。
2位と3位の差は0.4歳、3位と4位の差は0.1歳。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.3歳でした。
1位から5位までの幅は1.3歳、1位から8位までの幅は1.6歳でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
東京都は第2子の父の平均年齢でも1位に入っています。
全国の値は33.1歳で、上位5はいずれもこれを上回りました。
上位は大都市圏の都府県です。
第1子のときの並びとほぼ変わりません。
第2子の父の年齢と並べて見ます
ここから先は、第2子を産んだ母の平均年齢がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。
第2子の父の平均年齢で並べ替えると、順位が変わります。
1位は東京都の36.6、2位は神奈川県の35.6、3位は千葉県の35.3。
4位以下は埼玉県、京都府と続きます。
逆に下位は長崎県が33.5、宮崎県が33.5。
東京都と宮崎県では1.09倍の開きです。
第2子の父の年齢と並べると、どの都道府県でも父のほうが1.8歳ほど上でした。
第1子から第2子までの間隔は全国平均で2.1歳です。
1人目を産む年齢が遅いほど、2人目までの余裕は小さくなります。
第1子のときより都道府県の差はやや縮まりました。
2人目を持つかどうかの判断は、地域による違いが小さいのかもしれません。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が33.34歳で最も高く、九州・沖縄8県が32.31歳で最も低くなります。
中部9県32.81歳と近畿7府県32.79歳がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
第2子の母の年齢が低い下位5県
第2子の母の年齢が低い下位5県です。
47位の宮崎県は32歳、46位の和歌山県は32歳、45位の佐賀県は32.1歳でした。
1位の東京都とは2.6歳の差があります。
44位は香川県で32.1歳、43位は山口県で32.1歳、42位は大分県で32.2歳と続きます。
下位は九州の県でした。
全国の平均を1.1歳ほど下回ります。
47都道府県の中央値は32.6歳、平均は32.69歳です。
47位の宮崎県は平均を0.69歳下回りました。
47位の宮崎県は1位の東京都の92.5パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.08倍の開きです。
46位との差は0歳、45位との差は0.1歳。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも0.2歳しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均32.69歳を下回りました。
47位から43位までの幅は0.1歳です。
宮崎県は第2子の父の平均年齢では47位です。
全国の値は33.1歳なので、47位はこれを1.1歳下回っています。
地図で見る
| 項目 | 第2子の母の平均年齢 |
|---|---|
| 北海道 | 32.6歳 |
| 青森県 | 32.5歳 |
| 岩手県 | 32.5歳 |
| 宮城県 | 33歳 |
| 秋田県 | 32.8歳 |
| 山形県 | 32.9歳 |
| 福島県 | 32.4歳 |
| 茨城県 | 32.9歳 |
| 栃木県 | 32.9歳 |
| 群馬県 | 32.5歳 |
| 埼玉県 | 33.3歳 |
| 千葉県 | 33.4歳 |
| 東京都 | 34.6歳 |
| 神奈川県 | 33.8歳 |
| 新潟県 | 32.9歳 |
| 富山県 | 32.8歳 |
| 石川県 | 32.7歳 |
| 福井県 | 32.7歳 |
| 山梨県 | 33歳 |
| 長野県 | 33.1歳 |
| 岐阜県 | 32.5歳 |
| 静岡県 | 32.8歳 |
| 愛知県 | 32.8歳 |
| 三重県 | 32.5歳 |
| 滋賀県 | 32.8歳 |
| 京都府 | 33.3歳 |
| 大阪府 | 33歳 |
| 兵庫県 | 33歳 |
| 奈良県 | 32.9歳 |
| 和歌山県 | 32歳 |
| 鳥取県 | 32.4歳 |
| 島根県 | 32.3歳 |
| 岡山県 | 32.2歳 |
| 広島県 | 32.6歳 |
| 山口県 | 32.1歳 |
| 徳島県 | 32.3歳 |
| 香川県 | 32.1歳 |
| 愛媛県 | 32.3歳 |
| 高知県 | 32.8歳 |
| 福岡県 | 32.6歳 |
| 佐賀県 | 32.1歳 |
| 長崎県 | 32.2歳 |
| 熊本県 | 32.3歳 |
| 大分県 | 32.2歳 |
| 宮崎県 | 32歳 |
| 鹿児島県 | 32.6歳 |
| 沖縄県 | 32.5歳 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで神奈川県、千葉県、埼玉県、京都府が続きます。
淡いのは宮崎県、和歌山県、佐賀県でした。
47都道府県の平均は32.69歳、中央値は32.6歳です。
東京都の34.6歳は平均を1.91歳上回ります。
1位と47位の差は2.6歳、倍率にすると1.08倍でした。
第2子の父の平均年齢で並べ替えると東京都が36.6で最も高く、開きは1.09倍になります。
主指標で1位の東京都は第2子の父の平均年齢では1位、第2子の父の平均年齢で1位の東京都は主指標では1位でした。
| 順位 | 都道府県 | 第2子の母の平均年齢(歳) | 地方 | 第2子の父の平均年齢 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 34.6 | 関東 | 36.6 |
| 2 | 神奈川県 | 33.8 | 関東 | 35.6 |
| 3 | 千葉県 | 33.4 | 関東 | 35.3 |
| 4 | 京都府 | 33.3 | 近畿 | 35.2 |
| 4 | 埼玉県 | 33.3 | 関東 | 35.2 |
| 6 | 長野県 | 33.1 | 中部 | 34.9 |
| 7 | 宮城県 | 33 | 東北 | 34.8 |
| 7 | 山梨県 | 33 | 中部 | 34.9 |
| 7 | 大阪府 | 33 | 近畿 | 34.9 |
| 7 | 兵庫県 | 33 | 近畿 | 34.7 |
| 11 | 茨城県 | 32.9 | 関東 | 34.7 |
| 11 | 山形県 | 32.9 | 東北 | 34.6 |
| 11 | 新潟県 | 32.9 | 中部 | 34.7 |
| 11 | 栃木県 | 32.9 | 関東 | 34.7 |
| 11 | 奈良県 | 32.9 | 近畿 | 34.6 |
| 16 | 愛知県 | 32.8 | 中部 | 34.7 |
| 16 | 高知県 | 32.8 | 四国 | 34.6 |
| 16 | 滋賀県 | 32.8 | 近畿 | 34.4 |
| 16 | 秋田県 | 32.8 | 東北 | 34.5 |
| 16 | 静岡県 | 32.8 | 中部 | 34.7 |
| 16 | 富山県 | 32.8 | 中部 | 34.6 |
| 22 | 石川県 | 32.7 | 中部 | 34.5 |
| 22 | 福井県 | 32.7 | 中部 | 34.4 |
| 24 | 広島県 | 32.6 | 中国 | 34.3 |
| 24 | 鹿児島県 | 32.6 | 九州 | 34.1 |
| 24 | 福岡県 | 32.6 | 九州 | 34.4 |
| 24 | 北海道 | 32.6 | 北海道 | 34.4 |
| 28 | 沖縄県 | 32.5 | 九州 | 34.2 |
| 28 | 岩手県 | 32.5 | 東北 | 34.2 |
| 28 | 岐阜県 | 32.5 | 中部 | 34.5 |
| 28 | 群馬県 | 32.5 | 関東 | 34.4 |
| 28 | 三重県 | 32.5 | 近畿 | 34.4 |
| 28 | 青森県 | 32.5 | 東北 | 34.3 |
| 34 | 鳥取県 | 32.4 | 中国 | 34.5 |
| 34 | 福島県 | 32.4 | 東北 | 34.3 |
| 36 | 愛媛県 | 32.3 | 四国 | 34.2 |
| 36 | 熊本県 | 32.3 | 九州 | 34 |
| 36 | 島根県 | 32.3 | 中国 | 33.8 |
| 36 | 徳島県 | 32.3 | 四国 | 34 |
| 40 | 岡山県 | 32.2 | 中国 | 33.8 |
| 40 | 大分県 | 32.2 | 九州 | 33.9 |
| 40 | 長崎県 | 32.2 | 九州 | 33.5 |
| 43 | 香川県 | 32.1 | 四国 | 34 |
| 43 | 佐賀県 | 32.1 | 九州 | 33.7 |
| 43 | 山口県 | 32.1 | 中国 | 33.7 |
| 46 | 宮崎県 | 32 | 九州 | 33.5 |
| 46 | 和歌山県 | 32 | 近畿 | 33.8 |
このグラフについての豆知識
第1子からの間隔
2024年の母の平均年齢は第1子31.0歳、第2子33.1歳。
間隔は2.1歳でした。
1位と47位の差は第1子で2.8歳、第2子で2.6歳。
順位が上がるにつれてわずかに縮まります。
出生届から分かること
この平均年齢は、その年に生まれた子どもの出生届に書かれた父母の年齢を平均したものです。
子どもが生まれた時点の年齢なので、結婚したときの年齢とは違います。
出生順位ごとに分けて集計されているため、第1子・第2子・第3子で親の年齢がどう変わるかも追えます。
順位が上がるほど平均年齢は高くなります。
数字の散らばり
1位の東京都は34.6歳、47位の宮崎県は32歳。
差は2.6歳、倍率にすると1.08倍です。
中央値は32.6歳、平均は32.69歳でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.09歳の差でした。
第2子の父の平均年齢で並べ替えると開きは1.09倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
順位の並びがにている記事
同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
第2子を産んだ母の平均年齢の順位で探してみます。
最も似ていたのは【母の平均年齢】全国32.3歳、1位と47位で2.1歳ひらく(順位相関0.96)です。
最も食い違ったのは【釣りをする人の割合】海に近ければ多いのか、47都道府県で比べると例外もありました(順位相関-0.7)でした。
これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。
地方のなかで見た第2子の母の平均年齢
| 地方 | 最も多い(歳) | 最も少ない(歳) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 33 | 福島県 32.4 |
| 関東 | 東京都 34.6 | 群馬県 32.5 |
| 中部 | 長野県 33.1 | 岐阜県 32.5 |
| 近畿 | 京都府 33.3 | 和歌山県 32 |
| 中国 | 広島県 32.6 | 山口県 32.1 |
| 四国 | 高知県 32.8 | 香川県 32.1 |
| 九州 | 福岡県 32.6 | 宮崎県 32 |
まとめ
第2子を産んだ母の平均年齢を47都道府県で比べると、最も高い東京都で34.6歳、最も低い宮崎県で32歳でした。
その差は2.6歳、倍率にすると1.08倍です。
47都道府県の中央値は32.6歳、平均は32.69歳でした。
全国の値は33.1歳です。
第2子の父の平均年齢で並べ替えると開きは1.09倍になり、主指標で1位の東京都はその見方では1位に位置します。
第2子を産んだ母の平均年齢を読み取るうえで、確かめておきたいことが3つあります。
1つ目は、子どもが生まれた時点の年齢であること。
2つ目は、第2子だけを対象にしていること。
3つ目は2024年の数字であることです。
第2子の父の平均年齢では東京都が36.6で最も高く、主指標で1位の東京都はこの見方では1位でした。
地方ごとの平均では関東7都県が33.34歳で最も高く、九州・沖縄8県が32.31歳で最も低くなりました。
第1子を産んだ母の年齢や第3子を産んだ母の年齢を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の東京都と2位の神奈川県の差は0.8歳で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
関連記事
- 【第1子を産んだ母の年齢】全国31.0歳、2.8歳の開き
- 【第3子を産んだ母の年齢】全国34.2歳、第2子から1.1歳
- 【第2子が生まれた父の年齢】全国34.9歳
- 【母の平均年齢】全国32.3歳、1位と47位で2.1歳ひらく
- 【出生率】全国は人口1,000人あたり5.7人、開きは2.22倍
出典
- 統計名: 人口動態調査(上巻 出生順位別にみた都道府県別父母の平均年齢)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 厚生労働省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003411610
- 備考: 2024年の第2子の母の平均年齢。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は第2子の父の平均年齢
注記: 2024年の第2子の母の平均年齢。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は第2子の父の平均年齢
