【家の修繕にかける額】1か月の平均は8,452円、10.27倍

【家の修繕にかける額】1か月の平均は8,452円、10.27倍

家の修繕や設備の入れ替えにかけるお金は、47都道府県の平均で1か月8,452円。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。

富山県が18,130円で1位。
1位と47位で10倍を超える開きがつきました。
47都道府県の平均は8,452円、中央値は7,789円です。
1位と47位の差は10.27倍、消費支出に占める割合で見ると8.05倍でした。

47都道府県の単純平均

8,452円

1か月の設備修繕・維持費(2024年)

最も多い 富山県

18,130円

最も少ない 沖縄県

1,766円

地図で見る

1か月の設備修繕・維持費(2024年)
1か月の設備修繕・維持費(2024年) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 7,505円青森 5,444円岩手 14,521円宮城 7,107円秋田 7,789円山形 11,205円福島 7,621円茨城 13,034円栃木 8,271円群馬 11,161円埼玉 10,645円千葉 7,171円東京 5,659円神奈川 7,997円新潟 8,172円富山 18,130円石川 9,266円福井 8,522円山梨 11,116円長野 6,968円岐阜 11,423円静岡 7,584円愛知 6,443円三重 7,173円滋賀 3,007円京都 4,938円大阪 4,420円兵庫 11,177円奈良 9,211円和歌山 7,284円鳥取 17,693円島根 6,527円岡山 8,527円広島 5,318円山口 6,892円徳島 7,625円香川 4,062円愛媛 7,924円高知 11,015円福岡 4,573円佐賀 9,206円長崎 5,215円熊本 8,867円大分 12,373円宮崎 4,830円鹿児島 14,866円沖縄 1,766円
1か月の設備修繕・維持費(円)
1か月の設備修繕・維持費(2024年)
項目1か月の設備修繕・維持費
北海道7,505円
青森県5,444円
岩手県14,521円
宮城県7,107円
秋田県7,789円
山形県11,205円
福島県7,621円
茨城県13,034円
栃木県8,271円
群馬県11,161円
埼玉県10,645円
千葉県7,171円
東京都5,659円
神奈川県7,997円
新潟県8,172円
富山県18,130円
石川県9,266円
福井県8,522円
山梨県11,116円
長野県6,968円
岐阜県11,423円
静岡県7,584円
愛知県6,443円
三重県7,173円
滋賀県3,007円
京都府4,938円
大阪府4,420円
兵庫県11,177円
奈良県9,211円
和歌山県7,284円
鳥取県17,693円
島根県6,527円
岡山県8,527円
広島県5,318円
山口県6,892円
徳島県7,625円
香川県4,062円
愛媛県7,924円
高知県11,015円
福岡県4,573円
佐賀県9,206円
長崎県5,215円
熊本県8,867円
大分県12,373円
宮崎県4,830円
鹿児島県14,866円
沖縄県1,766円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは富山県です。
次いで鳥取県、鹿児島県、岩手県、茨城県が続きます。
淡いのは沖縄県、滋賀県、香川県でした。

47都道府県の平均は8,452円、中央値は7,789円です。
富山県の18,130円は平均の2.15倍にあたります。

1位と47位で10.27倍の開きがありました。
金額の差は月あたり16,364円です。

消費支出に占める割合で見ると鹿児島県が6.68パーセントで最も高く、開きは8.05倍になります。

金額1位の富山県は割合では2位、割合1位の鹿児島県は金額では3位でした。

順位都道府県1か月の設備修繕・維持費(円)地方消費支出に占める割合
1富山県18130中部6.36
2鳥取県17693中国6.32
3鹿児島県14866九州6.68
4岩手県14521東北5.74
5茨城県13034関東4.8
6大分県12373九州5.13
7岐阜県11423中部4.45
8山形県11205東北4.37
9兵庫県11177近畿4.38
10群馬県11161関東4.21
11山梨県11116中部4.28
12高知県11015四国4.97
13埼玉県10645関東4.22
14石川県9266中部3.33
15奈良県9211近畿3.55
16佐賀県9206九州4.04
17熊本県8867九州3.77
18岡山県8527中国3.63
19福井県8522中部3.2
20栃木県8271関東3.21
21新潟県8172中部3.14
22神奈川県7997関東3
23愛媛県7924四国3.55
24秋田県7789東北3.25
25徳島県7625四国3.18
26福島県7621東北2.99
27静岡県7584中部2.97
28北海道7505北海道3.32
29和歌山県7284近畿3.34
30三重県7173近畿3.09
31千葉県7171関東2.61
32宮城県7107東北2.84
33長野県6968中部2.65
34山口県6892中国2.9
35島根県6527中国2.49
36愛知県6443中部2.53
37東京都5659関東2.15
38青森県5444東北2.6
39広島県5318中国2.08
40長崎県5215九州2.21
41京都府4938近畿2.05
42宮崎県4830九州2.26
43福岡県4573九州2.06
44大阪府4420近畿1.82
45香川県4062四国1.73
46滋賀県3007近畿1.07
47沖縄県1766九州0.83
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

修繕費が多い上位5県

上位5都道府県の1か月の設備修繕・維持費
上位5都道府県の1か月の設備修繕・維持費 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 05,00010,00015,000富山県: 18,130円18,130円鳥取県: 17,693円17,693円鹿児島県: 14,866円14,866円岩手県: 14,521円14,521円茨城県: 13,034円13,034円富山県鳥取県鹿児島県岩手県茨城県
上位5都道府県の1か月の設備修繕・維持費
項目1か月の設備修繕・維持費
富山県18,130円
鳥取県17,693円
鹿児島県14,866円
岩手県14,521円
茨城県13,034円
下位5都道府県の1か月の設備修繕・維持費
下位5都道府県の1か月の設備修繕・維持費 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 01,0002,0003,0004,000沖縄県: 1,766円1,766円滋賀県: 3,007円3,007円香川県: 4,062円4,062円大阪府: 4,420円4,420円福岡県: 4,573円4,573円沖縄県滋賀県香川県大阪府福岡県
下位5都道府県の1か月の設備修繕・維持費
項目1か月の設備修繕・維持費
沖縄県1,766円
滋賀県3,007円
香川県4,062円
大阪府4,420円
福岡県4,573円

修繕費が多い上位5県です。

富山県は18,130円、鳥取県は17,693円、鹿児島県は14,866円でした。
富山県は2位の鳥取県の1.02倍です。

4位は岩手県で14,521円、5位は茨城県で13,034円。
6位以下は大分県、岐阜県、山形県と続きました。

47都道府県の平均は8,452円、中央値は7,789円です。
1位の富山県は平均を9,678円上回り、平均の2.15倍にあたります。

2位と3位の差は2,827円、3位と4位の差は345円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。

1年に直すと、1位の富山県は217,560円ほどになります。
上位5県の平均は15,649円で、47都道府県の平均を7,197円上回りました。

上位5県のなかでも、1位と5位の差は5,096円あります。
中央値と比べると1位は2.33倍でした。

持ち家率が高く、木造の一戸建てが多い県が上位に並びました。
手を入れる対象がそれだけ多いということです。

消費支出に占める割合では順位が変わります

なぜこういう並びになるのか、ここからは考えてみます。
以下は1世帯当たりの設備修繕・維持費の統計から直接読み取れることではなく、別の数字と照らして立てた推測です。

消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。

1位は鹿児島県の6.68パーセント、2位は富山県6.36パーセント、3位は鳥取県6.32パーセント。

4位以下は岩手県、大分県と続きます。
逆に割合の下位は滋賀県1.07パーセント、沖縄県0.83パーセント。
鹿児島県と沖縄県では8.05倍の開きです。
47都道府県の平均は3.39パーセントでした。

消費支出に占める比率で見ると、南九州の県が首位に立ちます。
台風の被害を受けやすい地域では、修繕の機会が多くなります。

賃貸に住む世帯では修繕費はほとんど発生しません。
持ち家率の高さが、この項目の大きさを左右します。

古い住宅が多い県ほど手入れの必要も増えます。
当サイトの1970年以前の住宅を比べた記事と見比べてみてください。

地方別に県の平均を出すと、中部9県が9,736円で最も高く、近畿7府県が6,744円で最も低くなります。
関東7都県9,134円と中国5県8,991円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

消費支出に占める割合の上位5都道府県
消費支出に占める割合の上位5都道府県 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 0123456鹿児島県: 6.76.7富山県: 6.46.4鳥取県: 6.36.3岩手県: 5.75.7大分県: 5.15.1鹿児島県富山県鳥取県岩手県大分県
消費支出に占める割合の上位5都道府県
項目消費支出に占める割合
鹿児島県6.7
富山県6.4
鳥取県6.3
岩手県5.7
大分県5.1

修繕費が少ない下位5県

修繕費が少ない下位5県です。

47位の沖縄県は1,766円、46位の滋賀県は3,007円、45位の香川県は4,062円でした。
1位の富山県とは10.27倍の差があります。

44位は大阪府で4,420円、43位は福岡県で4,573円、42位は宮崎県で4,830円と続きます。

10.27倍という開きは、修繕が「その年にやるかどうか」で決まる支出だからです。
まとまった工事をした世帯が調査に入ると、数字が跳ねます。

47位の沖縄県は平均の20.9パーセント、中央値の22.7パーセントにあたります。
平均との差は6,686円でした。

1位と47位の差は月あたり16,364円。
1年に直すと196,368円の開きになります。

46位との差は1,241円、45位との差は2,296円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。

下位5県の平均は3,566円。
47都道府県の平均を4,886円下回り、上位5県との差は12,083円になります。

地方別に見る

地方別の平均(1か月の設備修繕・維持費)
地方別の平均(1か月の設備修繕・維持費) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 02,0004,0006,0008,000北海道: 7,505円7,505円東北: 8,948円8,948円関東: 9,134円9,134円中部: 9,736円9,736円近畿: 6,744円6,744円中国: 8,991円8,991円四国: 7,657円7,657円九州: 7,712円7,712円北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(1か月の設備修繕・維持費)
項目1か月の設備修繕・維持費の平均
北海道7,505円
東北8,948円
関東9,134円
中部9,736円
近畿6,744円
中国8,991円
四国7,657円
九州7,712円

修繕費は、持ち家の多い地方で大きくなります。

地方別に県の平均を出すと、中部9県が9,736円で最も高くなります。
次いで関東7都県が9,134円、中国5県が8,991円、東北6県が8,948円と続きました。

低いほうは九州・沖縄8県が7,712円、四国4県が7,657円、北海道が7,505円、近畿7府県が6,744円でした。

消費支出に占める割合で見ると並びが変わります。
中部9県が3.66パーセント、東北6県が3.63パーセント、中国5県が3.48パーセントの順に高く、最も低いのは近畿7府県が2.76パーセントです。

このグラフについての豆知識

設備修繕・維持費

設備材料と、工事その他のサービスに分かれます。
給湯器の交換、屋根や外壁の塗り替え、畳の入れ替えなどが含まれます。

新築や増改築にかけた費用は住宅の取得とみなされ、消費支出には入りません。

家計調査との違い

当サイトには家計調査をもとにした支出の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。

この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。

数字の開き

1位の富山県は18,130円、47位の沖縄県は1,766円。
両者の間には10.27倍、金額にして月16,364円の開きがあります。

47都道府県の平均は8,452円、中央値は7,789円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。

消費支出に占める割合で見ると鹿児島県が6.68パーセントで最も高く、平均は3.39パーセント。
開きは8.05倍になります。

地方のなかで見た1か月の設備修繕・維持費

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北岩手県 14521青森県 5444
関東茨城県 13034東京都 5659
中部富山県 18130愛知県 6443
近畿兵庫県 11177滋賀県 3007
中国鳥取県 17693広島県 5318
四国高知県 11015香川県 4062
九州鹿児島県 14866沖縄県 1766
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯の設備修繕・維持費を47都道府県で比べると、最も高い富山県で18,130円、最も低い沖縄県で1,766円でした。
1位と47位の差は10.27倍です。

47都道府県の平均は8,452円、中央値は7,789円。
1位と47位の金額の差は月あたり16,364円、1年で196,368円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは8.05倍でした。

ここまでの1世帯当たりの設備修繕・維持費の数字には、注意点が3つあります。
1つ目は、新築や増改築は含まないこと。
2つ目は、その年に工事をしたかどうかで大きく動くこと。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。

消費支出に占める割合では鹿児島県が6.68パーセントで最も高くなりました。

地方別に県の平均を出すと中部9県が9,736円で最も高く、消費支出に占める割合では中部9県が3.66パーセントで最も高くなりました。
古い住宅の数や木造の一戸建てを比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
  • 調査年: 2024年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
  • 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010202)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010202)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

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