離れて暮らす家族に送るお金は、47都道府県の平均で1か月5,409円。
仕送り金として消費支出に計上されます。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。
石川県が10,297円で1位。
47都道府県の平均は5,409円、中央値は5,169円です。
1位と47位の差は6.12倍、消費支出に占める割合で見ると5.52倍でした。
47都道府県の単純平均
5,409円
1か月の仕送り金(2024年)
最も多い 石川県
10,297円
最も少ない 宮城県
1,683円
地図で見る
| 項目 | 1か月の仕送り金 |
|---|---|
| 北海道 | 3,229円 |
| 青森県 | 2,930円 |
| 岩手県 | 4,858円 |
| 宮城県 | 1,683円 |
| 秋田県 | 5,169円 |
| 山形県 | 7,094円 |
| 福島県 | 4,503円 |
| 茨城県 | 4,284円 |
| 栃木県 | 6,436円 |
| 群馬県 | 3,653円 |
| 埼玉県 | 2,231円 |
| 千葉県 | 3,097円 |
| 東京都 | 1,757円 |
| 神奈川県 | 3,188円 |
| 新潟県 | 8,181円 |
| 富山県 | 7,997円 |
| 石川県 | 10,297円 |
| 福井県 | 7,146円 |
| 山梨県 | 7,852円 |
| 長野県 | 9,419円 |
| 岐阜県 | 3,163円 |
| 静岡県 | 5,823円 |
| 愛知県 | 4,739円 |
| 三重県 | 4,423円 |
| 滋賀県 | 3,727円 |
| 京都府 | 5,817円 |
| 大阪府 | 3,263円 |
| 兵庫県 | 5,310円 |
| 奈良県 | 3,932円 |
| 和歌山県 | 7,210円 |
| 鳥取県 | 7,979円 |
| 島根県 | 7,918円 |
| 岡山県 | 3,517円 |
| 広島県 | 9,260円 |
| 山口県 | 5,410円 |
| 徳島県 | 8,143円 |
| 香川県 | 3,620円 |
| 愛媛県 | 6,410円 |
| 高知県 | 7,024円 |
| 福岡県 | 4,314円 |
| 佐賀県 | 2,363円 |
| 長崎県 | 7,462円 |
| 熊本県 | 6,213円 |
| 大分県 | 7,257円 |
| 宮崎県 | 5,724円 |
| 鹿児島県 | 4,946円 |
| 沖縄県 | 4,243円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは石川県です。
次いで長野県、広島県、新潟県、徳島県が続きます。
淡いのは宮城県、東京都、埼玉県でした。
47都道府県の平均は5,409円、中央値は5,169円です。
石川県の10,297円は平均の1.9倍にあたります。
1位と47位で6.12倍の開きがありました。
金額の差は月あたり8,614円です。
消費支出に占める割合で見ると石川県が3.7パーセントで最も高く、開きは5.52倍になります。
金額1位の石川県は割合では1位、割合1位の石川県は金額では1位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1か月の仕送り金(円) | 地方 | 消費支出に占める割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 石川県 | 10297 | 中部 | 3.7 |
| 2 | 長野県 | 9419 | 中部 | 3.59 |
| 3 | 広島県 | 9260 | 中国 | 3.61 |
| 4 | 新潟県 | 8181 | 中部 | 3.15 |
| 5 | 徳島県 | 8143 | 四国 | 3.39 |
| 6 | 富山県 | 7997 | 中部 | 2.81 |
| 7 | 鳥取県 | 7979 | 中国 | 2.85 |
| 8 | 島根県 | 7918 | 中国 | 3.02 |
| 9 | 山梨県 | 7852 | 中部 | 3.02 |
| 10 | 長崎県 | 7462 | 九州 | 3.16 |
| 11 | 大分県 | 7257 | 九州 | 3.01 |
| 12 | 和歌山県 | 7210 | 近畿 | 3.31 |
| 13 | 福井県 | 7146 | 中部 | 2.69 |
| 14 | 山形県 | 7094 | 東北 | 2.77 |
| 15 | 高知県 | 7024 | 四国 | 3.17 |
| 16 | 栃木県 | 6436 | 関東 | 2.5 |
| 17 | 愛媛県 | 6410 | 四国 | 2.87 |
| 18 | 熊本県 | 6213 | 九州 | 2.64 |
| 19 | 静岡県 | 5823 | 中部 | 2.28 |
| 20 | 京都府 | 5817 | 近畿 | 2.42 |
| 21 | 宮崎県 | 5724 | 九州 | 2.68 |
| 22 | 山口県 | 5410 | 中国 | 2.28 |
| 23 | 兵庫県 | 5310 | 近畿 | 2.08 |
| 24 | 秋田県 | 5169 | 東北 | 2.16 |
| 25 | 鹿児島県 | 4946 | 九州 | 2.22 |
| 26 | 岩手県 | 4858 | 東北 | 1.92 |
| 27 | 愛知県 | 4739 | 中部 | 1.86 |
| 28 | 福島県 | 4503 | 東北 | 1.77 |
| 29 | 三重県 | 4423 | 近畿 | 1.91 |
| 30 | 福岡県 | 4314 | 九州 | 1.94 |
| 31 | 茨城県 | 4284 | 関東 | 1.58 |
| 32 | 沖縄県 | 4243 | 九州 | 1.98 |
| 33 | 奈良県 | 3932 | 近畿 | 1.51 |
| 34 | 滋賀県 | 3727 | 近畿 | 1.32 |
| 35 | 群馬県 | 3653 | 関東 | 1.38 |
| 36 | 香川県 | 3620 | 四国 | 1.54 |
| 37 | 岡山県 | 3517 | 中国 | 1.5 |
| 38 | 大阪府 | 3263 | 近畿 | 1.34 |
| 39 | 北海道 | 3229 | 北海道 | 1.43 |
| 40 | 神奈川県 | 3188 | 関東 | 1.19 |
| 41 | 岐阜県 | 3163 | 中部 | 1.23 |
| 42 | 千葉県 | 3097 | 関東 | 1.13 |
| 43 | 青森県 | 2930 | 東北 | 1.4 |
| 44 | 佐賀県 | 2363 | 九州 | 1.04 |
| 45 | 埼玉県 | 2231 | 関東 | 0.88 |
| 46 | 東京都 | 1757 | 関東 | 0.67 |
| 47 | 宮城県 | 1683 | 東北 | 0.67 |
仕送りが多い上位5県
仕送りが多い上位5県です。
石川県は10,297円、長野県は9,419円、広島県は9,260円でした。
石川県は2位の長野県の1.09倍です。
4位は新潟県で8,181円、5位は徳島県で8,143円。
6位以下は富山県、鳥取県、島根県と続きました。
47都道府県の平均は5,409円、中央値は5,169円です。
1位の石川県は平均を4,888円上回り、平均の1.9倍にあたります。
2位と3位の差は159円、3位と4位の差は1,079円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。
1年に直すと、1位の石川県は123,564円ほどになります。
上位5県の平均は9,060円で、47都道府県の平均を3,651円上回りました。
上位5県のなかでも、1位と5位の差は2,154円あります。
中央値と比べると1位は1.99倍でした。
北陸と信州の県が上位に並びました。
県内に大学が少なく、子どもが県外へ進学する地域だと考えられます。
消費支出に占める割合でも同じ県が1位です
数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
1世帯当たりの仕送り金の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。
消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。
1位は石川県の3.7パーセント、2位は広島県3.61パーセント、3位は長野県3.59パーセント。
4位以下は徳島県、和歌山県と続きます。
逆に割合の下位は宮城県0.67パーセント、東京都0.67パーセント。
石川県と東京都では5.52倍の開きです。
47都道府県の平均は2.18パーセントでした。
消費支出に占める比率でも、実数と同じ県が首位に立ちます。
所得の大きさでは説明できない、家族の住まい方の差です。
県内に進学先が多い地域では、家から通えるため仕送りが要りません。
大学生の数を比べた記事と見比べると、その関係が見えてきます。
離れて暮らす親への仕送りもこの項目に入ります。
若い世代の進学だけが理由ではありません。
地方別に県の平均を出すと、中部9県が7,180円で最も高く、北海道が3,229円で最も低くなります。
中国5県6,817円と四国4県6,299円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
仕送りが少ない下位5県
仕送りが少ない下位5県です。
47位の宮城県は1,683円、46位の東京都は1,757円、45位の埼玉県は2,231円でした。
1位の石川県とは6.12倍の差があります。
44位は佐賀県で2,363円、43位は青森県で2,930円、42位は千葉県で3,097円と続きます。
6.12倍という開きです。
仕送りをする世帯としない世帯で金額がまったく違い、県ごとの平均にも大きな差が出ます。
47位の宮城県は平均の31.1パーセント、中央値の32.6パーセントにあたります。
平均との差は3,726円でした。
1位と47位の差は月あたり8,614円。
1年に直すと103,368円の開きになります。
46位との差は74円、45位との差は548円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。
下位5県の平均は2,193円。
47都道府県の平均を3,216円下回り、上位5県との差は6,867円になります。
地方別に見る
仕送りは、子どもが県外へ出る地方で高くなります。
地方別に県の平均を出すと、中部9県が7,180円で最も高くなります。
次いで中国5県が6,817円、四国4県が6,299円、九州・沖縄8県が5,315円と続きました。
低いほうは近畿7府県が4,812円、東北6県が4,373円、関東7都県が3,521円、北海道が3,229円でした。
消費支出に占める割合で見ると並びが変わります。
四国4県が2.74パーセント、中部9県が2.7パーセント、中国5県が2.65パーセントの順に高く、最も低いのは関東7都県が1.33パーセントです。
このグラフについての豆知識
仕送り金という項目
同じ家計に属さない家族へ送ったお金です。
進学で家を離れた子どもへの仕送りや、離れて暮らす親への援助が含まれます。
消費支出のうち「その他の消費支出」に分類されます。
受け取る側では実収入の仕送り金として計上されます。
家計調査との違い
当サイトには家計調査をもとにした支出の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。
この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。
数字の開き
1位の石川県は10,297円、47位の宮城県は1,683円。
両者の間には6.12倍、金額にして月8,614円の開きがあります。
47都道府県の平均は5,409円、中央値は5,169円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。
消費支出に占める割合で見ると石川県が3.7パーセントで最も高く、平均は2.18パーセント。
開きは5.52倍になります。
地方のなかで見た1か月の仕送り金
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 山形県 7094 | 宮城県 1683 |
| 関東 | 栃木県 6436 | 東京都 1757 |
| 中部 | 石川県 10297 | 岐阜県 3163 |
| 近畿 | 和歌山県 7210 | 大阪府 3263 |
| 中国 | 広島県 9260 | 岡山県 3517 |
| 四国 | 徳島県 8143 | 香川県 3620 |
| 九州 | 長崎県 7462 | 佐賀県 2363 |
まとめ
1世帯の仕送り金を47都道府県で比べると、最も高い石川県で10,297円、最も低い宮城県で1,683円でした。
1位と47位の差は6.12倍です。
47都道府県の平均は5,409円、中央値は5,169円。
1位と47位の金額の差は月あたり8,614円、1年で103,368円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは5.52倍でした。
1世帯当たりの仕送り金の数字を読むときは、3つの点に気をつけてください。
1つ目は、進学の仕送りも親への援助も含むこと。
2つ目は、送る世帯としない世帯で大きく違うこと。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。
消費支出に占める割合では石川県が3.7パーセントで最も高くなりました。
地方別に県の平均を出すと中部9県が7,180円で最も高く、消費支出に占める割合では四国4県が2.74パーセントで最も高くなりました。
交際費や大学生の数を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
- 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21011004)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値
注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21011004)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値
