【園芸用植物に使う金額】平均年3,494円、育てる楽しみ

【園芸用植物に使う金額】平均年3,494円、育てる楽しみ

鉢植えや花壇の苗など園芸用植物に、1世帯はいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。

長野県が5,426円で1位。
47都道府県の平均は3,494円、中央値は3,536円です。
最も高い5,426円と最も低い1,536円の差は3,890円、倍率にすると3.53倍でした。

47都道府県の単純平均

3,494円

1世帯当たりの園芸用植物への支出(2023年〜2025年平均)

最も多い 長野県

5,426円

最も少ない 大阪府

1,536円

園芸用植物への支出が多い上位5県

上位5都道府県の1世帯当たりの園芸用植物への支出
上位5都道府県の1世帯当たりの園芸用植物への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 02,0004,000長野県: 5,426円5,426円茨城県: 5,320円5,320円鳥取県: 5,315円5,315円三重県: 5,164円5,164円山口県: 5,127円5,127円長野県茨城県鳥取県三重県山口県
上位5都道府県の1世帯当たりの園芸用植物への支出
項目1世帯当たりの園芸用植物への支出
長野県5,426円
茨城県5,320円
鳥取県5,315円
三重県5,164円
山口県5,127円
下位5都道府県の1世帯当たりの園芸用植物への支出
下位5都道府県の1世帯当たりの園芸用植物への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 05001,0001,5002,000大阪府: 1,536円1,536円沖縄県: 1,601円1,601円北海道: 2,058円2,058円青森県: 2,103円2,103円京都府: 2,335円2,335円大阪府沖縄県北海道青森県京都府
下位5都道府県の1世帯当たりの園芸用植物への支出
項目1世帯当たりの園芸用植物への支出
大阪府1,536円
沖縄県1,601円
北海道2,058円
青森県2,103円
京都府2,335円

園芸用植物への支出が多い上位5県です。

長野県は5,426円、茨城県は5,320円、鳥取県は5,315円でした。
1位と2位の差は106円です。

4位は三重県で5,164円、5位は山口県で5,127円。
上位5はいずれも47都道府県の平均3,494円を上回りました。

1位の長野県は平均を1,932円上回りました。
中央値の3,536円と比べると1,890円高く、平均に対する比では1.55倍にあたります。

6位以下は香川県で4,613円、福井県で4,563円、群馬県で4,330円と続きました。

2位と3位の差は5円、3位と4位の差は151円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は797円でした。

1位から5位までの幅は299円、1位から8位までの幅は1,096円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

長野県は切り花への支出でも17位に入っています。
全国の値は3,494円で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は長野県の5,426円。
中部と北陸の県が上位に入ります。

切り花への支出と並べて見ます

以下は、1世帯が1年間に園芸用植物へ使う金額にこれだけの差がつく理由についての推測です。
統計から確かめられる話ではなく、ほかの指標との突き合わせから考えたものです。

切り花への支出で並べ替えると、順位が変わります。

1位は福島県の13,927、2位は山形県の10,716、3位は鳥取県の10,692。

4位以下は和歌山県、岩手県と続きます。
逆に下位は愛媛県が4,750、沖縄県が4,578。
福島県と沖縄県では3.04倍の開きです。

園芸用品(土や肥料)でも大阪府が最下位でした。
集合住宅が多く庭を持ちにくい大都市では、園芸そのものにお金をかける機会が減ります。

切り花は東北、園芸用品は山陰、園芸用植物は中部。
同じ「花と緑」でも、上位の県は少しずつずれます。

当サイトの園芸用品への支出の記事と並べて読んでみてください。

地方ごとに県の平均を出すと、中国5県が4,181円で最も高く、北海道が2,058円で最も低くなります。
中部9県3,704円と関東7都県3,560円がそれに続きました。

同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。

実数で見ると順位は変わる

切り花への支出の上位5都道府県
切り花への支出の上位5都道府県 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 04,0008,00012,000福島県: 13,92713,927山形県: 10,71610,716鳥取県: 10,69210,692和歌山県: 10,50110,501岩手県: 10,10110,101福島県山形県鳥取県和歌山県岩手県
切り花への支出の上位5都道府県
項目切り花への支出
福島県13,927
山形県10,716
鳥取県10,692
和歌山県10,501
岩手県10,101

園芸用植物への支出が少ない下位5府県

園芸用植物への支出が少ない下位5府県です。

47位の大阪府は1,536円、46位の沖縄県は1,601円、45位の北海道は2,058円でした。
1位の長野県とは3,890円の差があります。

44位は青森県で2,103円、43位は京都府で2,335円、42位は東京都で2,406円と続きます。

最も少ない大阪府は1,536円。
1位と47位の差は3.5倍です。

47都道府県の中央値は3,536円、平均は3,494円です。
47位の大阪府は平均を1,958円下回りました。

47位の大阪府は1位の長野県の28.3パーセントにあたる水準で、倍率にすると3.53倍の開きです。

46位との差は65円、45位との差は522円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも870円しかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均3,494円を下回りました。
47位から43位までの幅は799円です。

大阪府は切り花への支出では中位位です。
全国の値は3,494円なので、47位はこれを1,958円下回っています。

地方別に見る

地方別の平均(1世帯当たりの園芸用植物への支出)
地方別の平均(1世帯当たりの園芸用植物への支出) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 01,0002,0003,0004,000北海道: 2,058円2,058円東北: 3,328円3,328円関東: 3,560円3,560円中部: 3,704円3,704円近畿: 3,284円3,284円中国: 4,181円4,181円四国: 3,520円3,520円九州: 3,248円3,248円北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(1世帯当たりの園芸用植物への支出)
項目1世帯当たりの園芸用植物への支出の平均
北海道2,058円
東北3,328円
関東3,560円
中部3,704円
近畿3,284円
中国4,181円
四国3,520円
九州3,248円

園芸用植物への支出は、中部と北陸で多くなります。

地方ごとに県の平均を出すと、中国5県が4,181円で最も高くなります。
次いで中部9県が3,704円、関東7都県が3,560円、四国4県が3,520円と続きました。

低いほうは東北6県が3,328円、近畿7府県が3,284円、九州・沖縄8県が3,248円、北海道が2,058円でした。

最も高い中国5県と最も低い北海道の差は2,123円です。
切り花への支出で見ると東北6県が最も高く、四国4県が最も低くなりました。

地図で見る

1世帯当たりの園芸用植物への支出(2023年〜2025年平均)
1世帯当たりの園芸用植物への支出(2023年〜2025年平均) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 2,058円青森 2,103円岩手 3,536円宮城 3,024円秋田 3,333円山形 3,840円福島 4,129円茨城 5,320円栃木 3,679円群馬 4,330円埼玉 2,808円千葉 3,087円東京 2,406円神奈川 3,292円新潟 3,442円富山 3,763円石川 2,522円福井 4,563円山梨 4,072円長野 5,426円岐阜 3,351円静岡 2,564円愛知 3,630円三重 5,164円滋賀 3,437円京都 2,335円大阪 1,536円兵庫 2,712円奈良 4,161円和歌山 3,642円鳥取 5,315円島根 4,017円岡山 3,662円広島 2,782円山口 5,127円徳島 3,208円香川 4,613円愛媛 3,833円高知 2,425円福岡 2,955円佐賀 4,173円長崎 2,687円熊本 3,649円大分 3,227円宮崎 4,063円鹿児島 3,627円沖縄 1,601円
1世帯当たりの園芸用植物への支出(円)
1世帯当たりの園芸用植物への支出(2023年〜2025年平均)
項目1世帯当たりの園芸用植物への支出
北海道2,058円
青森県2,103円
岩手県3,536円
宮城県3,024円
秋田県3,333円
山形県3,840円
福島県4,129円
茨城県5,320円
栃木県3,679円
群馬県4,330円
埼玉県2,808円
千葉県3,087円
東京都2,406円
神奈川県3,292円
新潟県3,442円
富山県3,763円
石川県2,522円
福井県4,563円
山梨県4,072円
長野県5,426円
岐阜県3,351円
静岡県2,564円
愛知県3,630円
三重県5,164円
滋賀県3,437円
京都府2,335円
大阪府1,536円
兵庫県2,712円
奈良県4,161円
和歌山県3,642円
鳥取県5,315円
島根県4,017円
岡山県3,662円
広島県2,782円
山口県5,127円
徳島県3,208円
香川県4,613円
愛媛県3,833円
高知県2,425円
福岡県2,955円
佐賀県4,173円
長崎県2,687円
熊本県3,649円
大分県3,227円
宮崎県4,063円
鹿児島県3,627円
沖縄県1,601円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは長野県です。
次いで茨城県、鳥取県、三重県、山口県が続きます。
淡いのは大阪府、沖縄県、北海道でした。

47都道府県の平均は3,494円、中央値は3,536円です。
長野県の5,426円は平均を1,932円上回ります。

1位と47位の差は3,890円、倍率にすると3.53倍でした。

切り花への支出で並べ替えると福島県が13,927で最も高く、開きは3.04倍になります。

主指標で1位の長野県は切り花への支出では17位、切り花への支出で1位の福島県は主指標では11位でした。

順位都道府県1世帯当たりの園芸用植物への支出(円)地方切り花への支出
1長野県5426中部8251
2茨城県5320関東8007
3鳥取県5315中国10692
4三重県5164近畿7565
5山口県5127中国6665
6香川県4613四国9957
7福井県4563中部7279
8群馬県4330関東7863
9佐賀県4173九州8459
10奈良県4161近畿9752
11福島県4129東北13927
12山梨県4072中部6993
13宮崎県4063九州7079
14島根県4017中国9607
15山形県3840東北10716
16愛媛県3833四国4750
17富山県3763中部7850
18栃木県3679関東8643
19岡山県3662中国7778
20熊本県3649九州4940
21和歌山県3642近畿10501
22愛知県3630中部7351
23鹿児島県3627九州8332
24岩手県3536東北10101
25新潟県3442中部8639
26滋賀県3437近畿8121
27岐阜県3351中部9127
28秋田県3333東北8350
29神奈川県3292関東7081
30大分県3227九州5322
31徳島県3208四国5000
32千葉県3087関東7606
33宮城県3024東北8464
34福岡県2955九州5874
35埼玉県2808関東6792
36広島県2782中国7130
37兵庫県2712近畿7560
38長崎県2687九州7448
39静岡県2564中部6717
40石川県2522中部6274
41高知県2425四国5513
42東京都2406関東7963
43京都府2335近畿8791
44青森県2103東北7827
45北海道2058北海道7800
46沖縄県1601九州4578
47大阪府1536近畿6537
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

このグラフについての豆知識

育てる楽しみ

園芸用植物への支出は全国平均で年3,494円です。

家庭菜園やベランダ園芸が広がり、野菜の苗を買う人も増えています。

県庁所在市の数字であること

家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。

1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。

対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。

数字の散らばり

1位の長野県は5,426円、47位の大阪府は1,536円。
差は3,890円、倍率にすると3.53倍です。

中央値は3,536円、平均は3,494円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では42円の差でした。

切り花への支出で並べ替えると開きは3.04倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

順位の並びがにている記事

1世帯が1年間に園芸用植物へ使う金額の47都道府県の並びを、ほかの記事の並びと総当たりで比べました。

0.94という高い相関を示したのが【土や肥料への支出】平均年4,175円、庭があるかどうかでした。
最も食い違ったのは【バス通勤・通学の割合】全国6.8%、県ごとの差は15.67倍と通勤手段のなかでも大きめ(順位相関-0.65)でした。

これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。

地方のなかで見た1世帯当たりの園芸用植物への支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北福島県 4129青森県 2103
関東茨城県 5320東京都 2406
中部長野県 5426石川県 2522
近畿三重県 5164大阪府 1536
中国鳥取県 5315広島県 2782
四国香川県 4613高知県 2425
九州佐賀県 4173沖縄県 1601
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯が1年間に園芸用植物へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い長野県で5,426円、最も低い大阪府で1,536円でした。
その差は3,890円、倍率にすると3.53倍です。

47都道府県の中央値は3,536円、平均は3,494円でした。
全国の値は3,494円です。
切り花への支出で並べ替えると開きは3.04倍になり、主指標で1位の長野県はその見方では17位に位置します。

1世帯が1年間に園芸用植物へ使う金額をどう数えているかについて、3つ補っておきます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、切り花は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。

切り花への支出では福島県が13,927で最も高く、主指標で1位の長野県はこの見方では17位でした。

地方ごとの平均では中国5県が4,181円で最も高く、北海道が2,058円で最も低くなりました。
園芸用品や切り花への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。

1位の長野県と2位の茨城県の差は106円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。

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出典

  • 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
  • 調査年: 2023年〜2025年平均
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
  • 備考: 鉢植えや花壇の苗など園芸用植物への支出。切り花は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

注記: 鉢植えや花壇の苗など園芸用植物への支出。
切り花は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

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