【誰にも相談できない人】悩みのある人の5.3%

【誰にも相談できない人】悩みのある人の5.3%

悩みやストレスを相談したいのに、誰にも相談できないでいる人はどれくらいいるのでしょうか。
悩みのある人に占める割合を47都道府県で比べます。

使うのは厚生労働省の国民生活基礎調査、2022年の都道府県別の数字。

岩手県が6.48%で1位。
47都道府県の平均は5.16%、中央値は5.15%です。
最も高い6.48%と最も低い4.02%の差は2.46ポイント、倍率にすると1.61倍でした。

47都道府県の単純平均

5.2%

悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合(2022年)

最も多い 岩手県

6.5%

最も少ない 佐賀県

4.0%

地図で見る

悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合(2022年)
悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合(2022年) 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(厚生労働省)をもとに作成。単位は%。 北海道 5.2%青森 5.9%岩手 6.5%宮城 5.7%秋田 5.2%山形 5.0%福島 6.3%茨城 5.0%栃木 5.2%群馬 5.3%埼玉 5.4%千葉 5.3%東京 5.9%神奈川 6.1%新潟 5.7%富山 5.1%石川 4.9%福井 4.7%山梨 5.2%長野 5.2%岐阜 5.4%静岡 5.3%愛知 5.2%三重 5.2%滋賀 5.9%京都 4.8%大阪 6.1%兵庫 4.8%奈良 5.2%和歌山 4.6%鳥取 5.5%島根 4.9%岡山 5.0%広島 5.1%山口 4.5%徳島 4.9%香川 4.8%愛媛 4.6%高知 5.3%福岡 5.0%佐賀 4.0%長崎 4.2%熊本 4.6%大分 5.0%宮崎 4.6%鹿児島 4.5%沖縄 4.9%
悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合(%)
悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合(2022年)
項目悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合
北海道5.2%
青森県5.9%
岩手県6.5%
宮城県5.7%
秋田県5.2%
山形県5.0%
福島県6.3%
茨城県5.0%
栃木県5.2%
群馬県5.3%
埼玉県5.4%
千葉県5.3%
東京都5.9%
神奈川県6.1%
新潟県5.7%
富山県5.1%
石川県4.9%
福井県4.7%
山梨県5.2%
長野県5.2%
岐阜県5.4%
静岡県5.3%
愛知県5.2%
三重県5.2%
滋賀県5.9%
京都府4.8%
大阪府6.1%
兵庫県4.8%
奈良県5.2%
和歌山県4.6%
鳥取県5.5%
島根県4.9%
岡山県5.0%
広島県5.1%
山口県4.5%
徳島県4.9%
香川県4.8%
愛媛県4.6%
高知県5.3%
福岡県5.0%
佐賀県4.0%
長崎県4.2%
熊本県4.6%
大分県5.0%
宮崎県4.6%
鹿児島県4.5%
沖縄県4.9%

日本地図で見ると、色が濃く出るのは岩手県です。
次いで福島県、大阪府、神奈川県、青森県が続きます。
淡いのは佐賀県、長崎県、鹿児島県でした。

47都道府県の平均は5.16%、中央値は5.15%です。
岩手県の6.48%は平均を1.32ポイント上回ります。

1位と47位の差は2.46ポイント、倍率にすると1.61倍でした。

家族に相談している人の割合で並べ替えると鹿児島県が58.45で最も高く、開きは1.16倍になります。

主指標で1位の岩手県は家族に相談している人の割合では46位、家族に相談している人の割合で1位の鹿児島県は主指標では45位でした。

順位都道府県悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合(%)地方家族に相談している人の割合
1岩手県6.48東北51.01
2福島県6.34東北53.52
3大阪府6.12近畿51.57
4神奈川県6.09関東52.88
5青森県5.89東北53.26
6滋賀県5.88近畿54.15
7東京都5.85関東51.65
8新潟県5.74中部53.43
9宮城県5.65東北52.67
10鳥取県5.5中国54.13
11岐阜県5.41中部54.75
12埼玉県5.35関東51.44
13高知県5.34四国50.38
14群馬県5.29関東53.32
14静岡県5.29中部54.5
16千葉県5.26関東52.52
17北海道5.24北海道52.21
18三重県5.23近畿54.86
19秋田県5.22東北54.05
20長野県5.21中部55.39
21栃木県5.18関東53.68
22山梨県5.17中部55.52
23愛知県5.15中部52.27
23奈良県5.15近畿55.51
25広島県5.13中国54.68
26富山県5.06中部55.66
27茨城県5.03関東53.12
28岡山県5.01中国53.49
29福岡県4.97九州54.64
30山形県4.96東北55.79
30大分県4.96九州54.61
32石川県4.91中部53.04
33徳島県4.9四国56.29
34島根県4.89中国53.38
35沖縄県4.86九州55.58
36香川県4.81四国57.22
36兵庫県4.81近畿55.03
38京都府4.75近畿52.28
39福井県4.68中部55.76
40愛媛県4.64四国57.45
40熊本県4.64九州55.24
42和歌山県4.62近畿55.2
43宮崎県4.55九州56.31
44山口県4.53中国54.15
45鹿児島県4.5九州58.45
46長崎県4.2九州55.88
47佐賀県4.02九州55.73
国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年、厚生労働省)をもとに作成

地方別に見る

地方別の平均(悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合)
地方別の平均(悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合) 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年) 012345北海道: 5.2%5.2%東北: 5.8%5.8%関東: 5.4%5.4%中部: 5.2%5.2%近畿: 5.2%5.2%中国: 5.0%5.0%四国: 4.9%4.9%九州: 4.6%4.6%北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合)
項目悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合の平均
北海道5.2%
東北5.8%
関東5.4%
中部5.2%
近畿5.2%
中国5.0%
四国4.9%
九州4.6%

誰にも相談できない人は、東北でやや多くなります。

地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が5.76%で最も高くなります。
次いで関東7都県が5.44%、北海道が5.24%、近畿7府県が5.22%と続きました。

低いほうは中部9県が5.18%、中国5県が5.01%、四国4県が4.92%、九州・沖縄8県が4.59%でした。

最も高い東北6県と最も低い九州・沖縄8県の差は1.17ポイントです。
家族に相談している人の割合で見ると九州・沖縄8県が最も高く、北海道が最も低くなりました。

誰にも相談できない人が多い上位5県

上位5都道府県の悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合
上位5都道府県の悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年) 0123456岩手県: 6.5%6.5%福島県: 6.3%6.3%大阪府: 6.1%6.1%神奈川県: 6.1%6.1%青森県: 5.9%5.9%岩手県福島県大阪府神奈川県青森県
上位5都道府県の悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合
項目悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合
岩手県6.5%
福島県6.3%
大阪府6.1%
神奈川県6.1%
青森県5.9%
下位5都道府県の悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合
下位5都道府県の悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年) 01234佐賀県: 4.0%4.0%長崎県: 4.2%4.2%鹿児島県: 4.5%4.5%山口県: 4.5%4.5%宮崎県: 4.6%4.6%佐賀県長崎県鹿児島県山口県宮崎県
下位5都道府県の悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合
項目悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合
佐賀県4.0%
長崎県4.2%
鹿児島県4.5%
山口県4.5%
宮崎県4.6%

誰にも相談できない人が多い上位5県です。

岩手県は6.48%、福島県は6.34%、大阪府は6.12%でした。
1位と2位の差は0.14ポイントです。

4位は神奈川県で6.09%、5位は青森県で5.89%。
上位5はいずれも47都道府県の平均5.16%を上回りました。

1位の岩手県は平均を1.32ポイント上回りました。
中央値の5.15%と比べると1.33ポイント高く、平均に対する比では1.26倍にあたります。

6位以下は滋賀県で5.88%、東京都で5.85%、新潟県で5.74%と続きました。

2位と3位の差は0.22ポイント、3位と4位の差は0.03ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.15ポイントでした。

1位から5位までの幅は0.59ポイント、1位から8位までの幅は0.74ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

岩手県は家族に相談している人の割合でも46位に入っています。
全国の値は5.34%で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は岩手県の6.48パーセント。
東北の県が上位に入ります。

家族に相談する人と並べて見ます

ここから先は、悩みを誰にも相談できないでいる人の割合がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。

家族に相談している人の割合で並べ替えると、順位が変わります。

1位は鹿児島県の58.45、2位は愛媛県の57.45、3位は香川県の57.22。

4位以下は宮崎県、徳島県と続きます。
逆に下位は岩手県が51.01、高知県が50.38。
鹿児島県と高知県では1.16倍の開きです。

悩みのある人のおよそ20人に1人が、相談したくてもできないでいます。

我慢を美徳とする気風の強い地域ほど高く出ている可能性があります。
相談は弱さではなく、対処のひとつです。

当サイトの家族に相談する人の記事と並べて読むと、相談の受け皿の地域差が見えてきます。

地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が5.76%で最も高く、九州・沖縄8県が4.59%で最も低くなります。
関東7都県5.44%と北海道5.24%がそれに続きました。

同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。

実数で見ると順位は変わる

家族に相談している人の割合の上位5都道府県
家族に相談している人の割合の上位5都道府県 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年) 01020304050鹿児島県: 58.558.5愛媛県: 57.557.5香川県: 57.257.2宮崎県: 56.356.3徳島県: 56.356.3鹿児島県愛媛県香川県宮崎県徳島県
家族に相談している人の割合の上位5都道府県
項目家族に相談している人の割合
鹿児島県58.5
愛媛県57.5
香川県57.2
宮崎県56.3
徳島県56.3

誰にも相談できない人が少ない下位5県

誰にも相談できない人が少ない下位5県です。

47位の佐賀県は4.02%、46位の長崎県は4.2%、45位の鹿児島県は4.5%でした。
1位の岩手県とは2.46ポイントの差があります。

44位は山口県で4.53%、43位は宮崎県で4.55%、42位は和歌山県で4.62%と続きます。

最も低い佐賀県は4.02パーセント。
1位と47位の差は1.6倍です。

47都道府県の中央値は5.15%、平均は5.16%です。
47位の佐賀県は平均を1.14ポイント下回りました。

47位の佐賀県は1位の岩手県の62.0パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.61倍の開きです。

46位との差は0.18ポイント、45位との差は0.48ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも0.6ポイントしかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均5.16%を下回りました。
47位から43位までの幅は0.53ポイントです。

佐賀県は家族に相談している人の割合では中位位です。
全国の値は5.34%なので、47位はこれを1.32ポイント下回っています。

このグラフについての豆知識

相談できる窓口があります

こころの負担が重いと感じるとき、ひとりで抱えこまずに相談できる窓口があります。

こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)は、お住まいの都道府県の相談窓口につながります。
よりそいホットライン(0120-279-338)は24時間、通話料無料で相談を受けつけています。

20人に1人の声にならない悩み

誰にも相談できないでいる人は、悩みやストレスのある人の5.34パーセント。
全国で数百万人の規模になります。

3年に一度の大規模調査

国民生活基礎調査で都道府県別に集計されるのは、3年ごとの大規模調査の年だけです。
この記事は2022年(令和4年)の調査を使っています。

公表されているのは人数なので、対象となる世帯人員の総数で割って当サイトで割合にしました。
不詳を含む総数で割っているため、公表の率とは分母の取り方が違うことがあります。

標本調査にもとづく推計のため、小さな差を細かく読み取ることはできません。

順位の並びがにている記事

この悩みを誰にも相談できないでいる人の割合の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。

0.67という高い相関を示したのが【ほたてへの支出】平均年933円、北の海の貝でした。
正反対だったのは【家族に相談する人】悩みのある人の53.4%、最大の相談窓口で、相関は-0.66です。

これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。

地方のなかで見た悩みやストレスを相談したいが誰にも相談できない人の割合

地方最も多い(%)最も少ない(%)
東北岩手県 6.48山形県 4.96
関東神奈川県 6.09茨城県 5.03
中部新潟県 5.74福井県 4.68
近畿大阪府 6.12和歌山県 4.62
中国鳥取県 5.5山口県 4.53
四国高知県 5.34愛媛県 4.64
九州福岡県 4.97佐賀県 4.02
国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年、厚生労働省)をもとに作成

まとめ

悩みを誰にも相談できないでいる人の割合を47都道府県で比べると、最も高い岩手県で6.48%、最も低い佐賀県で4.02%でした。
その差は2.46ポイント、倍率にすると1.61倍です。

47都道府県の中央値は5.15%、平均は5.16%でした。
全国の値は5.34%です。
家族に相談している人の割合で並べ替えると開きは1.16倍になり、主指標で1位の岩手県はその見方では46位に位置します。

悩みを誰にも相談できないでいる人の割合をほかの数字と見くらべる前に、3つ確かめてください。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、悩みのある人が分母であること。
3つ目は2022年の数字であることです。

家族に相談している人の割合では鹿児島県が58.45で最も高く、主指標で1位の岩手県はこの見方では46位でした。

地方ごとの平均では東北6県が5.76%で最も高く、九州・沖縄8県が4.59%で最も低くなりました。
家族に相談する人やこころの病気の通院を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)
  • 調査年: 2022年
  • 公開元: 厚生労働省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0002041078
  • 備考: 悩みやストレスのある12歳以上のうち、相談したいが誰にも相談できないでいる人の割合。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は家族に相談している人の割合

注記: 悩みやストレスのある12歳以上のうち、相談したいが誰にも相談できないでいる人の割合。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は家族に相談している人の割合

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