男子の学校制服に、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、男子の学校制服の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は981円、中央値は993円。
最も支出額が多い新潟県は2,056円で、最も少ない県の300円との差は1,756円です。
金額を比べると、約6.8倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
981円
1世帯当たりの男性用学校制服への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 新潟県
2,056円
最も少ない 長野県
300円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの男性用学校制服への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 592円 |
| 青森県 | 447円 |
| 岩手県 | 1,415円 |
| 宮城県 | 1,071円 |
| 秋田県 | 1,333円 |
| 山形県 | 509円 |
| 福島県 | 306円 |
| 茨城県 | 867円 |
| 栃木県 | 1,418円 |
| 群馬県 | 1,147円 |
| 埼玉県 | 1,247円 |
| 千葉県 | 527円 |
| 東京都 | 1,239円 |
| 神奈川県 | 1,104円 |
| 新潟県 | 2,056円 |
| 富山県 | 1,869円 |
| 石川県 | 1,428円 |
| 福井県 | 993円 |
| 山梨県 | 529円 |
| 長野県 | 300円 |
| 岐阜県 | 747円 |
| 静岡県 | 658円 |
| 愛知県 | 1,081円 |
| 三重県 | 572円 |
| 滋賀県 | 1,085円 |
| 京都府 | 1,068円 |
| 大阪府 | 1,027円 |
| 兵庫県 | 1,324円 |
| 奈良県 | 341円 |
| 和歌山県 | 309円 |
| 鳥取県 | 944円 |
| 島根県 | 659円 |
| 岡山県 | 832円 |
| 広島県 | 1,172円 |
| 山口県 | 850円 |
| 徳島県 | 778円 |
| 香川県 | 452円 |
| 愛媛県 | 627円 |
| 高知県 | 959円 |
| 福岡県 | 1,250円 |
| 佐賀県 | 1,908円 |
| 長崎県 | 735円 |
| 熊本県 | 1,727円 |
| 大分県 | 1,018円 |
| 宮崎県 | 1,046円 |
| 鹿児島県 | 961円 |
| 沖縄県 | 1,597円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは新潟県です。
次いで佐賀県、富山県、熊本県、沖縄県が続きます。
淡いのは長野県、福島県、和歌山県でした。
47都道府県の平均は981円、中央値は993円です。
新潟県の2,056円は平均を1,075円上回ります。
1位と47位の差は1,756円、倍率にすると6.85倍でした。
中学校補習教育への支出で並べ替えると愛知県が26,113で最も高く、開きは12.9倍になります。
主指標で1位の新潟県は中学校補習教育への支出では20位、中学校補習教育への支出で1位の愛知県は主指標では18位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの男性用学校制服への支出(円) | 地方 | 中学校補習教育への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 新潟県 | 2056 | 中部 | 11986 |
| 2 | 佐賀県 | 1908 | 九州 | 10932 |
| 3 | 富山県 | 1869 | 中部 | 14396 |
| 4 | 熊本県 | 1727 | 九州 | 18970 |
| 5 | 沖縄県 | 1597 | 九州 | 9034 |
| 6 | 石川県 | 1428 | 中部 | 14991 |
| 7 | 栃木県 | 1418 | 関東 | 19108 |
| 8 | 岩手県 | 1415 | 東北 | 8212 |
| 9 | 秋田県 | 1333 | 東北 | 10341 |
| 10 | 兵庫県 | 1324 | 近畿 | 7532 |
| 11 | 福岡県 | 1250 | 九州 | 3458 |
| 12 | 埼玉県 | 1247 | 関東 | 24977 |
| 13 | 東京都 | 1239 | 関東 | 14616 |
| 14 | 広島県 | 1172 | 中国 | 10491 |
| 15 | 群馬県 | 1147 | 関東 | 16199 |
| 16 | 神奈川県 | 1104 | 関東 | 16820 |
| 17 | 滋賀県 | 1085 | 近畿 | 12949 |
| 18 | 愛知県 | 1081 | 中部 | 26113 |
| 19 | 宮城県 | 1071 | 東北 | 22463 |
| 20 | 京都府 | 1068 | 近畿 | 10536 |
| 21 | 宮崎県 | 1046 | 九州 | 8909 |
| 22 | 大阪府 | 1027 | 近畿 | 14616 |
| 23 | 大分県 | 1018 | 九州 | 13614 |
| 24 | 福井県 | 993 | 中部 | 8524 |
| 25 | 鹿児島県 | 961 | 九州 | 8790 |
| 26 | 高知県 | 959 | 四国 | 11078 |
| 27 | 鳥取県 | 944 | 中国 | 6753 |
| 28 | 茨城県 | 867 | 関東 | 14620 |
| 29 | 山口県 | 850 | 中国 | 12284 |
| 30 | 岡山県 | 832 | 中国 | 10915 |
| 31 | 徳島県 | 778 | 四国 | 15163 |
| 32 | 岐阜県 | 747 | 中部 | 21537 |
| 33 | 長崎県 | 735 | 九州 | 5927 |
| 34 | 島根県 | 659 | 中国 | 7348 |
| 35 | 静岡県 | 658 | 中部 | 10113 |
| 36 | 愛媛県 | 627 | 四国 | 6451 |
| 37 | 北海道 | 592 | 北海道 | 9084 |
| 38 | 三重県 | 572 | 近畿 | 9861 |
| 39 | 山梨県 | 529 | 中部 | 7467 |
| 40 | 千葉県 | 527 | 関東 | 11384 |
| 41 | 山形県 | 509 | 東北 | 15611 |
| 42 | 香川県 | 452 | 四国 | 11290 |
| 43 | 青森県 | 447 | 東北 | 2024 |
| 44 | 奈良県 | 341 | 近畿 | 17008 |
| 45 | 和歌山県 | 309 | 近畿 | 6990 |
| 46 | 福島県 | 306 | 東北 | 9968 |
| 47 | 長野県 | 300 | 中部 | 11544 |
地方別に見る
男子の学校制服への支出は、九州と関東で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、九州・沖縄8県が1,280円で最も高くなります。
次いで関東7都県が1,078円、中部9県が1,073円、中国5県が891円と続きました。
低いほうは東北6県が847円、近畿7府県が818円、四国4県が704円、北海道が592円でした。
最も高い九州・沖縄8県と最も低い北海道の差は688円です。
中学校補習教育への支出で見ると関東7都県が最も高く、北海道が最も低くなりました。
男子の学校制服に使う金額が多い上位5県
男子の学校制服に使う金額が多い上位5県です。
新潟県は2,056円、佐賀県は1,908円、富山県は1,869円でした。
1位と2位の差は148円です。
4位は熊本県で1,727円、5位は沖縄県で1,597円。
上位5はいずれも47都道府県の平均981円を上回りました。
1位の新潟県は平均を1,075円上回りました。
中央値の993円と比べると1,063円高く、平均に対する比では2.1倍にあたります。
6位以下は石川県で1,428円、栃木県で1,418円、岩手県で1,415円と続きました。
2位と3位の差は39円、3位と4位の差は142円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は182円でした。
1位から5位までの幅は459円、1位から8位までの幅は641円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
新潟県は中学校補習教育への支出でも20位に入っています。
全国の値は981円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は新潟県の2,056円。
2位の佐賀県1,908円、3位の富山県1,869円と続きます。
中学生の塾の費用と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
中学校補習教育への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は愛知県の26,113、2位は埼玉県の24,977、3位は宮城県の22,463。
4位以下は岐阜県、栃木県と続きます。
逆に下位は福岡県が3,458、青森県が2,024。
愛知県と青森県では12.9倍の開きです。
制服は入学のときにまとめて買い、あとは体が大きくなったときに買い替えます。
ほとんどの年はゼロで、買った年だけ金額が立つ品です。
6.9倍という差の多くは、この買い方から生まれます。
全国平均は年981円。
3か年平均をとってもこれだけ振れるのは、対象となる世帯が限られるためです。
地方別では九州1,280円が1位、北海道592円が最下位でした。
最下位は長野県300円、46位は福島県306円、45位は和歌山県309円。
制服のない学校が多い地域では、この支出そのものが生まれません。
金額の大小は、制服の値段だけでなく、制服を採る学校がどれだけあるかも映しています。
地方ごとに県の平均を出すと、九州・沖縄8県が1,280円で最も高く、北海道が592円で最も低くなります。
関東7都県1,078円と中部9県1,073円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
男子の学校制服に使う金額が少ない下位5県
男子の学校制服に使う金額が少ない下位5県です。
47位の長野県は300円、46位の福島県は306円、45位の和歌山県は309円でした。
1位の新潟県とは1,756円の差があります。
44位は奈良県で341円、43位は青森県で447円、42位は香川県で452円と続きます。
最も少ない県は300円。
上位の県とは6.9倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は993円、平均は981円です。
47位の長野県は平均を681円下回りました。
47位の長野県は1位の新潟県の14.6パーセントにあたる水準で、倍率にすると6.85倍の開きです。
46位との差は6円、45位との差は9円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも152円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均981円を下回りました。
47位から43位までの幅は147円です。
長野県は中学校補習教育への支出では中位位です。
全国の値は981円なので、47位はこれを681円下回っています。
このグラフについての豆知識
買った年だけ立つ支出
男子の学校制服への支出は全国平均で年981円。
体操着や靴は別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
子どものいない世帯もふくむ平均なので、子育て世帯の割合が高い県ほど数字は大きく出ます。
数字の散らばり
1位の新潟県は2,056円、47位の長野県は300円。
差は1,756円、倍率にすると6.85倍です。
中央値は993円、平均は981円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では12円の差でした。
中学校補習教育への支出で並べ替えると開きは12.9倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの男性用学校制服への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 岩手県 1415 | 福島県 306 |
| 関東 | 栃木県 1418 | 千葉県 527 |
| 中部 | 新潟県 2056 | 長野県 300 |
| 近畿 | 兵庫県 1324 | 和歌山県 309 |
| 中国 | 広島県 1172 | 島根県 659 |
| 四国 | 高知県 959 | 香川県 452 |
| 九州 | 佐賀県 1908 | 長崎県 735 |
まとめ
1世帯が1年間に男子の学校制服へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い新潟県で2,056円、最も低い長野県で300円でした。
その差は1,756円、倍率にすると6.85倍です。
47都道府県の中央値は993円、平均は981円でした。
全国の値は981円です。
中学校補習教育への支出で並べ替えると開きは12.9倍になり、主指標で1位の新潟県はその見方では20位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、子どものいない世帯もふくむこと。
2つ目は、体操着や靴は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
中学校補習教育への支出では愛知県が26,113で最も高く、主指標で1位の新潟県はこの見方では20位でした。
地方ごとの平均では九州・沖縄8県が1,280円で最も高く、北海道が592円で最も低くなりました。
中学生の塾の費用や国公立中学校の費用とあわせて読んでみてください。
1位の新潟県と2位の佐賀県の差は148円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 男子用の学校制服への支出。体操着や靴は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 男子用の学校制服への支出。
体操着や靴は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
