【美容師の数】全国56万1,475人、若手が都心に集まる

【美容師の数】全国56万1,475人、若手が都心に集まる

美容所で働く美容師は、全国にどれくらいいるのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは厚生労働省の衛生行政報告例、2021年度末の数字。

東京都が80,422人で1位。
47都道府県の平均は11,946.3人、中央値は6,386人です。
1位と47位の間には29.7倍の開き、人口10万人あたりでは1.6倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

11,946人

従業美容師数(2021年度)

最も多い 東京都

80,422人

最も少ない 鳥取県

2,704人

美容師が多い上位5都府県

上位5都道府県の従業美容師数
上位5都道府県の従業美容師数 衛生行政報告例(2021年度) 040,00080,000東京都: 80,422人80,422人大阪府: 44,630人44,630人神奈川県: 38,283人38,283人愛知県: 31,012人31,012人埼玉県: 26,162人26,162人東京都大阪府神奈川県愛知県埼玉県
上位5都道府県の従業美容師数
項目従業美容師数
東京都80,422人
大阪府44,630人
神奈川県38,283人
愛知県31,012人
埼玉県26,162人
下位5都道府県の従業美容師数
下位5都道府県の従業美容師数 衛生行政報告例(2021年度) 01,0002,0003,000鳥取県: 2,704人2,704人徳島県: 3,199人3,199人高知県: 3,215人3,215人島根県: 3,216人3,216人佐賀県: 3,415人3,415人鳥取県徳島県高知県島根県佐賀県
下位5都道府県の従業美容師数
項目従業美容師数
鳥取県2,704人
徳島県3,199人
高知県3,215人
島根県3,216人
佐賀県3,415人

美容師が多い上位5都府県です。

東京都は80,422人、大阪府は44,630人、神奈川県は38,283人でした。
東京都は2位の大阪府の1.8倍です。

4位は愛知県で31,012人、5位は埼玉県で26,162人。
上位5で全国の39.3パーセント、上位3で29.1パーセント、上位10で58.2パーセントでした。

1位だけで14.3パーセントを占めます。
47都道府県の平均は11,946.3人なので、1位は平均の6.7倍。
中央値の6,386人と比べると12.6倍にあたります。

6位以下は福岡県で24,539人、千葉県で22,455人、北海道で21,444人と続きました。

2位と3位の差は6,347人、3位と4位の差は7,271人でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の60.7パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると125,052人。
これだけで全国の22.3パーセントにあたります。

1位だけで全国の14.3パーセントを占めました。
人口の集中より高い水準です。

人口あたりでも東京都が1位です

数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
美容師の数の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。

人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。

1位は東京都の567.23人、2位は山梨県559.42人、3位は新潟県518.48人。

4位以下は山形県、富山県と続きます。
逆に人口あたりの下位は千葉県359.22人、埼玉県356.82人。
東京都と埼玉県では1.6倍の開きです。

人口あたりでも東京都が1位です。
流行の発信地に若い美容師が集まる構図がはっきり出ています。

有名サロンで腕を磨くために上京する若手が多く、美容師は20代の東京集中の一面を映す職業でもあります。

当サイトの20代の転入の記事とあわせて見てみてください。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、中国5県が467.1人で最も多く、北海道が425.2人で最も少なくなります。
近畿7府県459.6人と中部9県458.6人がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの従業美容師数の上位5都道府県
人口10万人あたりの従業美容師数の上位5都道府県 衛生行政報告例(2021年度) 0100200300400500東京都: 567.2567.2山梨県: 559.4559.4新潟県: 518.5518.5山形県: 516.9516.9富山県: 516.0516.0東京都山梨県新潟県山形県富山県
人口10万人あたりの従業美容師数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの従業美容師数
東京都567.2
山梨県559.4
新潟県518.5
山形県516.9
富山県516.0

美容師が少ない下位5県

美容師が少ない下位5県です。

47位の鳥取県は2,704人、46位の徳島県は3,199人、45位の高知県は3,215人でした。
1位の東京都とは29.7倍の差があります。

44位は島根県で3,216人、43位は佐賀県で3,415人、42位は福井県で3,577人と続きます。

29.7倍という開きです。
人口の差を上回ります。

47都道府県の中央値は6,386人。
平均は11,946.3人なので、平均が中央値の1.9倍です。

47位の鳥取県は平均の22.6パーセント、中央値の42.3パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の2.8パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで14.3パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の鳥取県は、1位の東京都の3.36パーセントにあたる水準です。

46位との差は495人、45位との差は511人でした。
1位の東京都と47位の鳥取県の間には77,718人の開きがあります。

地図で見る

従業美容師数(2021年度)
従業美容師数(2021年度) 衛生行政報告例(厚生労働省)をもとに作成。単位は人。 北海道 21,444人青森 5,077人岩手 4,958人宮城 9,446人秋田 4,529人山形 5,226人福島 8,093人茨城 12,183人栃木 8,551人群馬 8,625人埼玉 26,162人千葉 22,455人東京 80,422人神奈川 38,283人新潟 10,883人富山 5,144人石川 5,219人福井 3,577人山梨 4,425人長野 9,062人岐阜 8,757人静岡 16,458人愛知 31,012人三重 7,502人滋賀 5,776人京都 11,819人大阪 44,630人兵庫 21,213人奈良 5,330人和歌山 4,354人鳥取 2,704人島根 3,216人岡山 8,560人広島 12,711人山口 5,504人徳島 3,199人香川 4,126人愛媛 5,186人高知 3,215人福岡 24,539人佐賀 3,415人長崎 5,738人熊本 6,386人大分 5,151人宮崎 4,751人鹿児島 6,469人沖縄 5,990人
従業美容師数(人)
従業美容師数(2021年度)
項目従業美容師数
北海道21,444人
青森県5,077人
岩手県4,958人
宮城県9,446人
秋田県4,529人
山形県5,226人
福島県8,093人
茨城県12,183人
栃木県8,551人
群馬県8,625人
埼玉県26,162人
千葉県22,455人
東京都80,422人
神奈川県38,283人
新潟県10,883人
富山県5,144人
石川県5,219人
福井県3,577人
山梨県4,425人
長野県9,062人
岐阜県8,757人
静岡県16,458人
愛知県31,012人
三重県7,502人
滋賀県5,776人
京都府11,819人
大阪府44,630人
兵庫県21,213人
奈良県5,330人
和歌山県4,354人
鳥取県2,704人
島根県3,216人
岡山県8,560人
広島県12,711人
山口県5,504人
徳島県3,199人
香川県4,126人
愛媛県5,186人
高知県3,215人
福岡県24,539人
佐賀県3,415人
長崎県5,738人
熊本県6,386人
大分県5,151人
宮崎県4,751人
鹿児島県6,469人
沖縄県5,990人

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで大阪府、神奈川県、愛知県、埼玉県が続きます。
淡いのは鳥取県、徳島県、高知県でした。

47都道府県の平均は11,946.3人、中央値は6,386人です。
東京都の80,422人は平均の6.7倍にあたります。

上位3で29.1パーセント、1位と47位で29.7倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと東京都が567.23人で最も多く、開きは1.6倍になります。

実数1位の東京都は人口あたりでは1位、人口あたり1位の東京都は実数では1位でした。

順位都道府県従業美容師数(人)地方人口10万人あたりの従業美容師数
1東京都80422関東567.23
2大阪府44630近畿509.65
3神奈川県38283関東414.99
4愛知県31012中部415.71
5埼玉県26162関東356.82
6福岡県24539九州481.91
7千葉県22455関東359.22
8北海道21444北海道425.22
9兵庫県21213近畿397.47
10静岡県16458中部466.63
11広島県12711中国468.35
12茨城県12183関東434.18
13京都府11819近畿469.01
14新潟県10883中部518.48
15宮城県9446東北420.2
16長野県9062中部456.06
17岐阜県8757中部457.05
18群馬県8625関東456.35
19岡山県8560中国467.5
20栃木県8551関東453.63
21福島県8093東北464.31
22三重県7502近畿438.46
23鹿児島県6469九州422.26
24熊本県6386九州376.31
25沖縄県5990九州408.59
26滋賀県5776近畿411.98
27長崎県5738九州458.31
28山口県5504中国429.66
29奈良県5330近畿414.79
30山形県5226東北516.91
31石川県5219中部475.32
32愛媛県5186四国406.43
33大分県5151九州474.75
34富山県5144中部515.95
35青森県5077東北435.79
36岩手県4958東北433.01
37宮崎県4751九州459.92
38秋田県4529東北504.91
39山梨県4425中部559.42
40和歌山県4354近畿494.77
41香川県4126四国449.95
42福井県3577中部484.03
43佐賀県3415九州433.38
44島根県3216中国500.93
45高知県3215四国490.09
46徳島県3199四国467.01
47鳥取県2704中国509.23
衛生行政報告例(2021年度、厚生労働省)をもとに作成

このグラフについての豆知識

56万人が支える産業

従業美容師は全国で56万1,475人。
美容所26万4,223施設を平均2.1人で回している計算です。

美容師の国家試験合格者は毎年2万人前後おり、いまも増え続けている数少ない技能職です。

衛生行政報告例という統計

衛生行政報告例は、保健所などが扱う許認可や届け出を全国分まとめた統計です。
この記事はデータベースに収載されている最新の2021年度末時点の数字を使っています。

許可や届け出のあった施設・資格者の数なので、実際に営業・就業しているかどうかまでは分かりません。

数字の開き

1位の東京都は80,422人、47位の鳥取県は2,704人。
両者の間には29.7倍の開きがあります。
上位3で全国の29.1パーセント、上位10で58.2パーセントを占めます。

中央値は6,386人、平均は11,946.3人です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと1.6倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

順位の並びがにている記事

この美容師の数の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。

最も似ていたのは【働いている人の数】全国6,706万人、人口あたりの差は1.2倍(順位相関0.99)です。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(相関-0.77)でした。

相関は因果ではないので、関係があると決めつけることはできません。
見くらべる手がかりとして使ってください。

地方のなかで見た従業美容師数

地方最も多い(人)最も少ない(人)
東北宮城県 9446秋田県 4529
関東東京都 80422栃木県 8551
中部愛知県 31012福井県 3577
近畿大阪府 44630和歌山県 4354
中国広島県 12711鳥取県 2704
四国愛媛県 5186徳島県 3199
九州福岡県 24539佐賀県 3415
衛生行政報告例(2021年度、厚生労働省)をもとに作成

まとめ

美容師の数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で80,422人、最も少ない鳥取県で2,704人でした。
1位と47位の間には29.7倍の開きがあります。

上位3で全国の29.1パーセント、上位10で58.2パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は6,386人、平均は11,946.3人でした。
人口10万人あたりに直すと1.6倍の開きになります。

美容師の数の数字には、但し書きが3つつきます。
1つ目は、美容所で働く人だけを数えたこと。
2つ目は、実際の勤務日数までは分からないこと。
3つ目は2021年の数字であることです。

人口10万人あたりでは東京都が567.23人で最多。
実数1位の東京都は人口あたりでは1位でした。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の35パーセントで最多、人口10万人あたりでは中国5県が467.1人で最多でした。
美容所の数や理容師の数を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

注記: 2021年度末時点で美容所に従事する美容師の数。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

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