公民館は、地域の人が集まって学んだり話し合ったりするための施設です。
市町村が置いています。
講座とは別に開く講習会や講演会はどこに多いのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは文部科学省の社会教育調査、2014年度の1年間の数字。
福岡県が5,747件で1位。
47都道府県の平均は1,631.3件、中央値は1,475件です。
1位と47位の間には14.7倍の開き、人口10万人あたりでは43.8倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
1,631件
公民館が主催した講習会・講演会・実習会の実施件数(平成26年度間(2014年度))
最も多い 福岡県
5,747件
最も少ない 沖縄県
392件
地図で見る
| 項目 | 公民館が主催した講習会・講演会・実習会の実施件数 |
|---|---|
| 北海道 | 1,381件 |
| 青森県 | 1,475件 |
| 岩手県 | 2,267件 |
| 宮城県 | 1,442件 |
| 秋田県 | 1,073件 |
| 山形県 | 878件 |
| 福島県 | 2,039件 |
| 茨城県 | 896件 |
| 栃木県 | 739件 |
| 群馬県 | 1,570件 |
| 埼玉県 | 2,798件 |
| 千葉県 | 1,692件 |
| 東京都 | 1,424件 |
| 神奈川県 | 1,711件 |
| 新潟県 | 1,503件 |
| 富山県 | 1,119件 |
| 石川県 | 2,811件 |
| 福井県 | 2,005件 |
| 山梨県 | 686件 |
| 長野県 | 3,479件 |
| 岐阜県 | 1,971件 |
| 静岡県 | 861件 |
| 愛知県 | 1,595件 |
| 三重県 | 2,196件 |
| 滋賀県 | 1,266件 |
| 京都府 | 872件 |
| 大阪府 | 1,808件 |
| 兵庫県 | 3,458件 |
| 奈良県 | 1,498件 |
| 和歌山県 | 928件 |
| 鳥取県 | 2,336件 |
| 島根県 | 2,276件 |
| 岡山県 | 2,108件 |
| 広島県 | 2,578件 |
| 山口県 | 912件 |
| 徳島県 | 587件 |
| 香川県 | 459件 |
| 愛媛県 | 2,747件 |
| 高知県 | 621件 |
| 福岡県 | 5,747件 |
| 佐賀県 | 576件 |
| 長崎県 | 1,066件 |
| 熊本県 | 657件 |
| 大分県 | 2,680件 |
| 宮崎県 | 416件 |
| 鹿児島県 | 1,072件 |
| 沖縄県 | 392件 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは福岡県です。
次いで長野県、兵庫県、石川県、埼玉県が続きます。
淡いのは沖縄県、宮崎県、香川県でした。
47都道府県の平均は1,631.3件、中央値は1,475件です。
福岡県の5,747件は平均の3.5倍にあたります。
上位3で16.5パーセント、1位と47位で14.7倍の開きがありました。
人口10万人あたりに直すと鳥取県が439.92件で最も多く、開きは43.8倍になります。
実数1位の福岡県は人数あたりでは15位、人数あたり1位の鳥取県は実数では9位でした。
| 順位 | 都道府県 | 公民館が主催した講習会・講演会・実習会の実施件数(件) | 地方 | 人口10万人あたりの公民館が主催した講習会・講演会・実習会の実施件数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 福岡県 | 5747 | 九州 | 112.86 |
| 2 | 長野県 | 3479 | 中部 | 175.09 |
| 3 | 兵庫県 | 3458 | 近畿 | 64.79 |
| 4 | 石川県 | 2811 | 中部 | 256.01 |
| 5 | 埼玉県 | 2798 | 関東 | 38.16 |
| 6 | 愛媛県 | 2747 | 四国 | 215.28 |
| 7 | 大分県 | 2680 | 九州 | 247 |
| 8 | 広島県 | 2578 | 中国 | 94.99 |
| 9 | 鳥取県 | 2336 | 中国 | 439.92 |
| 10 | 島根県 | 2276 | 中国 | 354.52 |
| 11 | 岩手県 | 2267 | 東北 | 197.99 |
| 12 | 三重県 | 2196 | 近畿 | 128.35 |
| 13 | 岡山県 | 2108 | 中国 | 115.13 |
| 14 | 福島県 | 2039 | 東北 | 116.98 |
| 15 | 福井県 | 2005 | 中部 | 271.31 |
| 16 | 岐阜県 | 1971 | 中部 | 102.87 |
| 17 | 大阪府 | 1808 | 近畿 | 20.65 |
| 18 | 神奈川県 | 1711 | 関東 | 18.55 |
| 19 | 千葉県 | 1692 | 関東 | 27.07 |
| 20 | 愛知県 | 1595 | 中部 | 21.38 |
| 21 | 群馬県 | 1570 | 関東 | 83.07 |
| 22 | 新潟県 | 1503 | 中部 | 71.61 |
| 23 | 奈良県 | 1498 | 近畿 | 116.58 |
| 24 | 青森県 | 1475 | 東北 | 126.61 |
| 25 | 宮城県 | 1442 | 東北 | 64.15 |
| 26 | 東京都 | 1424 | 関東 | 10.04 |
| 27 | 北海道 | 1381 | 北海道 | 27.38 |
| 28 | 滋賀県 | 1266 | 近畿 | 90.3 |
| 29 | 富山県 | 1119 | 中部 | 112.24 |
| 30 | 秋田県 | 1073 | 東北 | 119.62 |
| 31 | 鹿児島県 | 1072 | 九州 | 69.97 |
| 32 | 長崎県 | 1066 | 九州 | 85.14 |
| 33 | 和歌山県 | 928 | 近畿 | 105.45 |
| 34 | 山口県 | 912 | 中国 | 71.19 |
| 35 | 茨城県 | 896 | 関東 | 31.93 |
| 36 | 山形県 | 878 | 東北 | 86.84 |
| 37 | 京都府 | 872 | 近畿 | 34.6 |
| 38 | 静岡県 | 861 | 中部 | 24.41 |
| 39 | 栃木県 | 739 | 関東 | 39.2 |
| 40 | 山梨県 | 686 | 中部 | 86.73 |
| 41 | 熊本県 | 657 | 九州 | 38.72 |
| 42 | 高知県 | 621 | 四国 | 94.66 |
| 43 | 徳島県 | 587 | 四国 | 85.69 |
| 44 | 佐賀県 | 576 | 九州 | 73.1 |
| 45 | 香川県 | 459 | 四国 | 50.05 |
| 46 | 宮崎県 | 416 | 九州 | 40.27 |
| 47 | 沖縄県 | 392 | 九州 | 26.74 |
講習会・講演会が多い上位5県
講習会・講演会が多い上位5県です。
福岡県は5,747件、長野県は3,479件、兵庫県は3,458件でした。
福岡県は2位の長野県の1.65倍です。
4位は石川県で2,811件、5位は埼玉県で2,798件。
上位5で全国の23.9パーセント、上位3で16.5パーセント、上位10で40.3パーセントでした。
1位だけで7.5パーセントを占めます。
47都道府県の平均は1,631.3件なので、1位は平均の3.5倍。
中央値の1,475件と比べると3.9倍にあたります。
6位以下は愛媛県で2,747件、大分県で2,680件、広島県で2,578件と続きました。
2位と3位の差は21件、3位と4位の差は647件でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の76.1パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると9,226件。
これだけで全国の12.0パーセントにあたります。
九州の県が上位に来ました。
人口10万人あたりでは鳥取県が1位です
この分布の背景を、ここから考えてみます。
公民館の講習会・講演会の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。
人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。
1位は鳥取県の439.92件、2位は島根県354.52件、3位は福井県271.31件。
4位以下は石川県、大分県と続きます。
逆に人口あたりの下位は神奈川県18.55件、東京都10.04件。
鳥取県と東京都では43.8倍の開きです。
人口10万人あたりでは鳥取県が1位です。
実数1位の県は人口あたりでは順位を落とします。
講習会や講演会は、1回で完結する催しです。
防災や健康、詐欺の防止など、その時々の暮らしの話題が取り上げられます。
当サイトの公民館の講座の数の記事と並べると、学びの場の広がりが見えてきます。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、中国5県が145.88件で最も多く、関東7都県が24.86件で最も少なくなります。
四国4県124.9件と東北6県111.76件がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
講習会・講演会が少ない下位5県
講習会・講演会が少ない下位5県です。
47位の沖縄県は392件、46位の宮崎県は416件、45位の香川県は459件でした。
1位の福岡県とは14.7倍の差があります。
44位は佐賀県で576件、43位は徳島県で587件、42位は高知県で621件と続きます。
講座として数えるか催しとして数えるかは、館の判断によります。
47都道府県の中央値は1,475件。
平均は1,631.3件なので、平均が中央値の1.1倍です。
47位の沖縄県は平均の24.0パーセント、中央値の26.6パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の3.2パーセントにしかなりません。
1位の福岡県1つで7.5パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の沖縄県は、1位の福岡県の6.82パーセントにあたる水準です。
46位との差は24件、45位との差は67件でした。
1位の福岡県と47位の沖縄県の間には5,355件の開きがあります。
地方別に見る
公民館の講演会は、催しを開く力のある地方で多くなります。
地方別に合計を出すと、中部9県が全国の20.9パーセントで最も大きくなります。
次いで九州・沖縄8県が16.4パーセント、近畿7府県が15.7パーセント、関東7都県が14.1パーセントと続きました。
少ないほうは中国5県が13.3パーセント、東北6県が12パーセント、四国4県が5.8パーセント、北海道が1.8パーセントでした。
人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
中国5県が145.88件、四国4県が124.9件、東北6県が111.76件の順に多く、最も少ないのは関東7都県が24.86件です。
このグラフについての豆知識
1回で終わる催し
公民館の諸集会は、続きものの講座とは別に数えます。
防災の講習や健康の講演など、1回で完結するものが中心です。
この記事では公民館が主催したものだけを数え、共催のものは含んでいません。
社会教育調査という統計
社会教育調査は、図書館や博物館、体育施設など学校の外にある学びの場を全国分まとめた統計です。
3年ごとに行われ、e-Statのデータベースに収められているのは2015年度の調査までです。
施設の数は調査時点のもので、そのあと新しくできた施設や閉じた施設は反映されていません。
数字の開き
1位の福岡県は5,747件、47位の沖縄県は392件。
両者の間には14.7倍の開きがあります。
上位3で全国の16.5パーセント、上位10で40.3パーセントを占めます。
中央値は1,475件、平均は1,631.3件です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
人口10万人あたりに直すと43.8倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
順位の並びがにている記事
この公民館の講習会・講演会の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。
0.87という高い相関を示したのが【公民館講座に参加した人】1年でおよそ910万人でした。
最も食い違ったのは【高校生の歯肉の状態】全国4.66パーセント、学年で最も高い水準(順位相関-0.36)でした。
相関は因果ではないので、関係があると決めつけることはできません。
見くらべる手がかりとして使ってください。
地方のなかで見た公民館が主催した講習会・講演会・実習会の実施件数
| 地方 | 最も多い(件) | 最も少ない(件) |
|---|---|---|
| 東北 | 岩手県 2267 | 山形県 878 |
| 関東 | 埼玉県 2798 | 栃木県 739 |
| 中部 | 長野県 3479 | 山梨県 686 |
| 近畿 | 兵庫県 3458 | 京都府 872 |
| 中国 | 広島県 2578 | 山口県 912 |
| 四国 | 愛媛県 2747 | 香川県 459 |
| 九州 | 福岡県 5747 | 沖縄県 392 |
まとめ
公民館の講習会・講演会を47都道府県で比べると、最も多い福岡県で5,747件、最も少ない沖縄県で392件でした。
1位と47位の間には14.7倍の開きがあります。
上位3で全国の16.5パーセント、上位10で40.3パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は1,475件、平均は1,631.3件でした。
人口10万人あたりに直すと43.8倍の開きになります。
公民館の講習会・講演会の数字には、但し書きが3つつきます。
1つ目は、主催のものだけを数えていること。
2つ目は、共催の催しは含まれないこと。
3つ目は2014年の数字であることです。
人口10万人あたりでは鳥取県が439.92件で最多。
実数1位の福岡県は人数あたりでは15位でした。
地方別に合計を出すと中部9県が全国の20.9パーセントで最多、人口10万人あたりでは中国5県が145.88件で最多でした。
公民館の文化行事や講座の数を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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- 【公民館の数】人口とほとんど関係なく並ぶ、長野県だけで全国の13.6%
- 【社会教育主事の数】全国1,655人、開きは60.25倍
出典
- 統計名: 社会教育調査
- 調査年: 平成26年度間(2014年度)
- 公開元: 文部科学省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003225868
- 備考: 2014年度に公民館が主催した講習会・講演会・実習会の件数。共催のものは含まない。人口10万人あたりの公民館が主催した講習会・講演会・実習会の実施件数は2024年の総人口で割った参考値
注記: 2014年度に公民館が主催した講習会・講演会・実習会の件数。
共催のものは含まない。
人口10万人あたりの公民館が主催した講習会・講演会・実習会の実施件数は2024年の総人口で割った参考値
