自然を守る地域がいちばん広い県はどこ?【自然環境保全地域の面積ランキング】

自然を守る地域がいちばん広い県はどこ?【自然環境保全地域の面積ランキング】

自然を守るために決められた地域が、いちばん広い県はどこだと思いますか?

日本には、開発をしないと法律で決めた土地がいくつもあります。
そのうち、手つかずの自然がとくによく残っている場所を「自然環境保全地域」とよびます。
国立公園が景色を楽しむ場でもあるのに対し、こちらは自然を残すことそのものが目的です。
今回は、その面積を都道府県別に比べます。

このランキングは、2024年の「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」をもとにしています。
社会・人口統計体系は、さまざまな統計データを都道府県ごとにまとめたものです。
もとの調査年は指標によって異なるため、データを見るときは統計年にも注意しましょう。

こたえの発表

こたえは、神奈川県です。
112.36平方キロメートルあります。

2位は北海道で95.62平方キロメートル、3位は宮城県で85.74平方キロメートルでした。

1位は2位の1.2倍。
面積の広い道県が上位とはかぎりません。

このページの表・グラフ・地図は、自由研究や宿題にそのまま使ってOKです。
出どころの書き方は、この記事の後半の「データについて」にあります。

トップ20をみてみよう

順位都道府県値(km²)
1神奈川県112.36
2北海道95.62
3宮城県85.74
4群馬県76.45
5静岡県64.05
6栃木県52.82
7山形県51.06
8岩手県49.56
9福島県48.67
10岐阜県29.57
11山梨県21.44
12広島県20.54
13沖縄県20.28
14新潟県20.08
15愛媛県19.47
16鹿児島県18.25
17千葉県17.74
18青森県12.3
19石川県10.51
20秋田県8.24
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2024年)から作成

上位20の県を表にしました。

20位の秋田県(あきたけん)でも8.24平方キロメートル。
その施設や土地がない県は上位20に入らないので、この表には出てきません。

上位10をグラフでみると
上位10をグラフでみると 自然を守る地域が日本一広い県は?の上位10。社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2024年)から作成 020406080100神奈川県: 112.4km²112.4km²北海道: 95.6km²95.6km²宮城県: 85.7km²85.7km²群馬県: 76.5km²76.5km²静岡県: 64.1km²64.1km²栃木県: 52.8km²52.8km²山形県: 51.1km²51.1km²岩手県: 49.6km²49.6km²福島県: 48.7km²48.7km²岐阜県: 29.6km²29.6km²神奈川県北海道宮城県群馬県静岡県栃木県山形県岩手県福島県岐阜県
上位10をグラフでみると
項目自然を守る地域が日本一広い県
神奈川県112.4km²
北海道95.6km²
宮城県85.7km²
群馬県76.5km²
静岡県64.1km²
栃木県52.8km²
山形県51.1km²
岩手県49.6km²
福島県48.7km²
岐阜県29.6km²

地図でみてみよう

自然を守る地域が日本一広い県は? 上位20の場所

地図に上位20の県を点で打つと、日本じゅうに散らばります。

県の広さとは関係のない並びになっているのが特ちょうです。

どうしてだろう?

どうして県の広さと関係ないのでしょうか。

自然環境保全地域は、その場所に手つかずの自然が残っているかどうかで決まります。
広い県でも開発が進んでいれば指定される場所は少なくなりますし、せまい県でも深い山や貴重な林があれば広く指定されます。

国が決める「原生自然環境保全地域」と、都道府県が決めるものがあります。
この記事の数字は、その両方を合わせたものです。

当サイトの自然公園面積の記事と並べると、守り方のちがいが見えてきます。

自由研究にするなら

このランキングを自由研究にするなら、こんなまとめ方はどうでしょう。

  • 自分の県に自然環境保全地域があるか、県のホームページで調べる
  • 自然公園の面積のランキングとならべて、順番のちがいをさがす
  • その地域にどんな生きものがいるか調べてみる

さらに調べたい人への問い: 「原生林ってどんな林?」「守るために何が禁止されている?」

データについて

このランキングは、総務省統計局の「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」(2024年)という調査から作りました。
だれでも無料で見られる、国の公式のデータです。

法律で自然を守るために決められた地域の面積です。
ヘクタールを平方キロメートルに直しています。

自由研究やレポートに使うときは、次のように出どころを書いておくと、しっかりした研究になります。

「出典: 総務省統計局「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」(2024年)をもとに47グラフが作成」

まとめ

自然を守る地域がいちばん広い県は神奈川県で、112.36平方キロメートルでした。

県の広さとは関係のない並びになります。

何が残っているかで決まるからです。

出典

  • 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
  • 調査年: 2024年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0000010102
  • 備考: 法律で自然を守るために決められた地域の面積。ヘクタールを平方キロメートルに直した。ゼロの県や数字のない県は上位20に入らないため、この表には出てこない

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