【図書館のCD・DVD貸出】1年でおよそ3,278万点

【図書館のCD・DVD貸出】1年でおよそ3,278万点

図書館ではCDやDVDも借りられます。
どこで多く借りられているのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは文部科学省の社会教育調査、2014年度の1年間の数字。

東京都が8,710,097点で1位。
47都道府県の平均は697,502.4点、中央値は256,577点です。
1位と47位の間には694.3倍の開き、県民1人あたりでは43倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

697,502点

図書館の視聴覚資料の貸出数(平成26年度間(2014年度))

最も多い 東京都

8,710,097点

最も少ない 高知県

12,545点

視聴覚資料の貸出が多い上位5都府県

上位5都道府県の図書館の視聴覚資料の貸出数
上位5都道府県の図書館の視聴覚資料の貸出数 社会教育調査(平成26年度間(2014年度)) 02,000,0004,000,0006,000,0008,000,000東京都: 8,710,097点8,710,097点埼玉県: 2,808,587点2,808,587点大阪府: 2,442,517点2,442,517点愛知県: 2,113,222点2,113,222点群馬県: 1,621,794点1,621,794点東京都埼玉県大阪府愛知県群馬県
上位5都道府県の図書館の視聴覚資料の貸出数
項目図書館の視聴覚資料の貸出数
東京都8,710,097点
埼玉県2,808,587点
大阪府2,442,517点
愛知県2,113,222点
群馬県1,621,794点
下位5都道府県の図書館の視聴覚資料の貸出数
下位5都道府県の図書館の視聴覚資料の貸出数 社会教育調査(平成26年度間(2014年度)) 010,00020,00030,00040,00050,000高知県: 12,545点12,545点鹿児島県: 46,762点46,762点宮崎県: 48,632点48,632点和歌山県: 56,815点56,815点大分県: 57,236点57,236点高知県鹿児島県宮崎県和歌山県大分県
下位5都道府県の図書館の視聴覚資料の貸出数
項目図書館の視聴覚資料の貸出数
高知県12,545点
鹿児島県46,762点
宮崎県48,632点
和歌山県56,815点
大分県57,236点

視聴覚資料の貸出が多い上位5都府県です。

東京都は8,710,097点、埼玉県は2,808,587点、大阪府は2,442,517点でした。
東京都は2位の埼玉県の3.1倍です。

4位は愛知県で2,113,222点、5位は群馬県で1,621,794点。
上位5で全国の54パーセント、上位3で42.6パーセント、上位10で72.7パーセントでした。

1位だけで26.6パーセントを占めます。
47都道府県の平均は697,502.4点なので、1位は平均の12.5倍。
中央値の256,577点と比べると33.9倍にあたります。

6位以下は静岡県で1,401,434点、神奈川県で1,383,914点、茨城県で1,188,045点と続きました。

2位と3位の差は366,070点、3位と4位の差は329,295点でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の46パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると11,518,684点。
これだけで全国の35.1パーセントにあたります。

上位と下位の開きが、本の貸出よりずっと大きくなりました。

県民1人あたりでは群馬県が1位です

数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
図書館の視聴覚資料の貸出数の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。

県民1人あたりで割り直すと、並びが変わります。

1位は群馬県の0.86点、2位は東京都0.61点、3位は栃木県0.55点。

4位以下は茨城県、静岡県と続きます。
逆に人口あたりの下位は鹿児島県0.03点、高知県0.02点。
群馬県と高知県では43倍の開きです。

県民1人あたりでは群馬県が1位です。
実数の並びとはかなり違う結果になりました。

CDやDVDは1点の値段が本より高く、置き場所も要ります。
どれだけそろえるかは館ごとの判断によるため、県による差が本よりも大きく出ます。

当サイトの図書館の館外貸出冊数の記事と並べると、その差の大きさが分かります。

地方別に県民1人あたりの平均を出すと、関東7都県が0.41点で最も多く、北海道が0.1点で最も少なくなります。
中部9県0.25点と中国5県0.19点がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

県民1人あたりの図書館の視聴覚資料の貸出数の上位5都道府県
県民1人あたりの図書館の視聴覚資料の貸出数の上位5都道府県 社会教育調査(平成26年度間(2014年度)) 0.00.20.40.60.8群馬県: 0.90.9東京都: 0.60.6栃木県: 0.60.6茨城県: 0.40.4静岡県: 0.40.4群馬県東京都栃木県茨城県静岡県
県民1人あたりの図書館の視聴覚資料の貸出数の上位5都道府県
項目県民1人あたりの図書館の視聴覚資料の貸出数
群馬県0.9
東京都0.6
栃木県0.6
茨城県0.4
静岡県0.4

視聴覚資料の貸出が少ない下位5県

視聴覚資料の貸出が少ない下位5県です。

47位の高知県は12,545点、46位の鹿児島県は46,762点、45位の宮崎県は48,632点でした。
1位の東京都とは694.3倍の差があります。

44位は和歌山県で56,815点、43位は大分県で57,236点、42位は鳥取県で57,487点と続きます。

視聴覚資料をそろえるかどうかは、図書館ごとの方針で大きく変わります。

47都道府県の中央値は256,577点。
平均は697,502.4点なので、平均が中央値の2.7倍です。

47位の高知県は平均の1.8パーセント、中央値の4.9パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の0.7パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで26.6パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の高知県は、1位の東京都の0.14パーセントにあたる水準です。

46位との差は34,217点、45位との差は36,087点でした。
1位の東京都と47位の高知県の間には8,697,552点の開きがあります。

地図で見る

図書館の視聴覚資料の貸出数(平成26年度間(2014年度))
図書館の視聴覚資料の貸出数(平成26年度間(2014年度)) 社会教育調査(文部科学省)をもとに作成。単位は点。 北海道 498,581点青森 155,480点岩手 173,604点宮城 615,016点秋田 57,525点山形 76,025点福島 205,796点茨城 1,188,045点栃木 1,040,431点群馬 1,621,794点埼玉 2,808,587点千葉 1,108,513点東京 8,710,097点神奈川 1,383,914点新潟 413,721点富山 175,387点石川 163,170点福井 97,289点山梨 309,709点長野 341,645点岐阜 226,274点静岡 1,401,434点愛知 2,113,222点三重 75,067点滋賀 251,668点京都 584,510点大阪 2,442,517点兵庫 416,007点奈良 78,926点和歌山 56,815点鳥取 57,487点島根 75,399点岡山 556,637点広島 382,942点山口 264,567点徳島 99,732点香川 233,887点愛媛 256,577点高知 12,545点福岡 1,027,270点佐賀 199,919点長崎 270,732点熊本 133,810点大分 57,236点宮崎 48,632点鹿児島 46,762点沖縄 267,710点
図書館の視聴覚資料の貸出数(点)
図書館の視聴覚資料の貸出数(平成26年度間(2014年度))
項目図書館の視聴覚資料の貸出数
北海道498,581点
青森県155,480点
岩手県173,604点
宮城県615,016点
秋田県57,525点
山形県76,025点
福島県205,796点
茨城県1,188,045点
栃木県1,040,431点
群馬県1,621,794点
埼玉県2,808,587点
千葉県1,108,513点
東京都8,710,097点
神奈川県1,383,914点
新潟県413,721点
富山県175,387点
石川県163,170点
福井県97,289点
山梨県309,709点
長野県341,645点
岐阜県226,274点
静岡県1,401,434点
愛知県2,113,222点
三重県75,067点
滋賀県251,668点
京都府584,510点
大阪府2,442,517点
兵庫県416,007点
奈良県78,926点
和歌山県56,815点
鳥取県57,487点
島根県75,399点
岡山県556,637点
広島県382,942点
山口県264,567点
徳島県99,732点
香川県233,887点
愛媛県256,577点
高知県12,545点
福岡県1,027,270点
佐賀県199,919点
長崎県270,732点
熊本県133,810点
大分県57,236点
宮崎県48,632点
鹿児島県46,762点
沖縄県267,710点

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで埼玉県、大阪府、愛知県、群馬県が続きます。
淡いのは高知県、鹿児島県、宮崎県でした。

47都道府県の平均は697,502.4点、中央値は256,577点です。
東京都の8,710,097点は平均の12.5倍にあたります。

上位3で42.6パーセント、1位と47位で694.3倍の開きがありました。

県民1人あたりに直すと群馬県が0.86点で最も多く、開きは43倍になります。

実数1位の東京都は人数あたりでは2位、人数あたり1位の群馬県は実数では5位でした。

順位都道府県図書館の視聴覚資料の貸出数(点)地方県民1人あたりの図書館の視聴覚資料の貸出数
1東京都8710097関東0.61
2埼玉県2808587関東0.38
3大阪府2442517近畿0.28
4愛知県2113222中部0.28
5群馬県1621794関東0.86
6静岡県1401434中部0.4
7神奈川県1383914関東0.15
8茨城県1188045関東0.42
9千葉県1108513関東0.18
10栃木県1040431関東0.55
11福岡県1027270九州0.2
12宮城県615016東北0.27
13京都府584510近畿0.23
14岡山県556637中国0.3
15北海道498581北海道0.1
16兵庫県416007近畿0.08
17新潟県413721中部0.2
18広島県382942中国0.14
19長野県341645中部0.17
20山梨県309709中部0.39
21長崎県270732九州0.22
22沖縄県267710九州0.18
23山口県264567中国0.21
24愛媛県256577四国0.2
25滋賀県251668近畿0.18
26香川県233887四国0.26
27岐阜県226274中部0.12
28福島県205796東北0.12
29佐賀県199919九州0.25
30富山県175387中部0.18
31岩手県173604東北0.15
32石川県163170中部0.15
33青森県155480東北0.13
34熊本県133810九州0.08
35徳島県99732四国0.15
36福井県97289中部0.13
37奈良県78926近畿0.06
38山形県76025東北0.08
39島根県75399中国0.12
40三重県75067近畿0.04
41秋田県57525東北0.06
42鳥取県57487中国0.11
43大分県57236九州0.05
44和歌山県56815近畿0.06
45宮崎県48632九州0.05
46鹿児島県46762九州0.03
47高知県12545四国0.02
社会教育調査(平成26年度間(2014年度)、文部科学省)をもとに作成

このグラフについての豆知識

図書館で借りられるもの

図書館が持つのは本だけではありません。
CDやDVD、地域の記録映像なども資料として扱われます。

著作権の決まりがあるため、貸し出せるものと館内でしか見られないものが分かれています。

社会教育調査という統計

社会教育調査は、図書館や博物館、体育施設など学校の外にある学びの場を全国分まとめた統計です。
3年ごとに行われ、e-Statのデータベースに収められているのは2015年度の調査までです。

施設の数は調査時点のもので、そのあと新しくできた施設や閉じた施設は反映されていません。

数字の開き

1位の東京都は8,710,097点、47位の高知県は12,545点。
両者の間には694.3倍の開きがあります。
上位3で全国の42.6パーセント、上位10で72.7パーセントを占めます。

中央値は256,577点、平均は697,502.4点です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

県民1人あたりに直すと43倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

順位の並びがにている記事

同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
図書館の視聴覚資料の貸出数の順位で探してみます。

最も似ていたのは【図書館で本を借りた人】1年でおよそ1億8,136万人(順位相関0.87)です。
正反対だったのは【体育館の数】全国8,111か所、人口が少ない県ほど多いという逆転が起きていますで、相関は-0.75です。

順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。

地方のなかで見た図書館の視聴覚資料の貸出数

地方最も多い(点)最も少ない(点)
東北宮城県 615016秋田県 57525
関東東京都 8710097栃木県 1040431
中部愛知県 2113222福井県 97289
近畿大阪府 2442517和歌山県 56815
中国岡山県 556637鳥取県 57487
四国愛媛県 256577高知県 12545
九州福岡県 1027270鹿児島県 46762
社会教育調査(平成26年度間(2014年度)、文部科学省)をもとに作成

まとめ

図書館の視聴覚資料の貸出数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で8,710,097点、最も少ない高知県で12,545点でした。
1位と47位の間には694.3倍の開きがあります。

上位3で全国の42.6パーセント、上位10で72.7パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は256,577点、平均は697,502.4点でした。
県民1人あたりに直すと43倍の開きになります。

図書館の視聴覚資料の貸出数を読み取るうえで、確かめておきたいことが3つあります。
1つ目は、館ごとに方針の差が大きいこと。
2つ目は、CD・DVDなどをまとめた数であること。
3つ目は2014年の数字であることです。

県民1人あたりでは群馬県が0.86点で最多。
実数1位の東京都は人数あたりでは2位でした。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の54.5パーセントで最多、県民1人あたりでは関東7都県が0.41点で最多でした。
図書館の貸出冊数や児童への視聴覚資料の記事とあわせて読んでみてください。

関連記事

出典

  • 統計名: 社会教育調査
  • 調査年: 平成26年度間(2014年度)
  • 公開元: 文部科学省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003348634
  • 備考: 2014年度の1年間に図書館が貸し出したCDやDVDなど視聴覚資料の点数。県民1人あたりの図書館の視聴覚資料の貸出数は2024年の総人口で割った参考値

注記: 2014年度の1年間に図書館が貸し出したCDやDVDなど視聴覚資料の点数。
県民1人あたりの図書館の視聴覚資料の貸出数は2024年の総人口で割った参考値

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