手軽に食べられるキウイフルーツに、1世帯はいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。
埼玉県が3,293円で1位。
47都道府県の平均は2,296円、中央値は2,249円です。
最も高い3,293円と最も低い1,479円の差は1,814円、倍率にすると2.23倍でした。
47都道府県の単純平均
2,296円
1世帯当たりのキウイフルーツへの支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 埼玉県
3,293円
最も少ない 沖縄県
1,479円
キウイへの支出が多い上位5都県
キウイへの支出が多い上位5都県です。
埼玉県は3,293円、千葉県は3,118円、東京都は3,029円でした。
1位と2位の差は175円です。
4位は兵庫県で3,017円、5位は神奈川県で2,978円。
上位5はいずれも47都道府県の平均2,296円を上回りました。
1位の埼玉県は平均を997円上回りました。
中央値の2,249円と比べると1,044円高く、平均に対する比では1.43倍にあたります。
6位以下は奈良県で2,892円、愛知県で2,801円、茨城県で2,796円と続きました。
2位と3位の差は89円、3位と4位の差は12円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は182円でした。
1位から5位までの幅は315円、1位から8位までの幅は497円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
埼玉県はぶどうへの支出でも23位に入っています。
全国の値は2,296円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は埼玉県の3,293円。
関東の都県が上位に入ります。
すいかへの支出と並べて見ます
ここからは統計を離れて、1世帯が1年間にキウイフルーツへ使う金額の背景を推測します。
確かめられた事実ではなく、ほかの数字と並べて考えた見立てとして読んでください。
ぶどうへの支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は山梨県の6,577、2位は長野県の5,013、3位は岡山県の4,956。
4位以下は愛知県、千葉県と続きます。
逆に下位は沖縄県が1,781、青森県が1,780。
山梨県と青森県では3.69倍の開きです。
キウイは日本の果物のなかではめずらしく、産地よりも都市部で支出が多い果物です。
輸入品が多く出回っているためだと考えられます。
りんごやみかんが産地で多く食べられるのとは、対照的な分布になりました。
当サイトのみかんへの支出の記事と並べると、その違いがはっきりします。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が2,817円で最も高く、九州・沖縄8県が1,920円で最も低くなります。
近畿7府県2,445円と中部9県2,417円がそれに続きました。
同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。
実数で見ると順位は変わる
キウイへの支出が少ない下位5県
キウイへの支出が少ない下位5県です。
47位の沖縄県は1,479円、46位の福島県は1,503円、45位の和歌山県は1,573円でした。
1位の埼玉県とは1,814円の差があります。
44位は鳥取県で1,655円、43位は大分県で1,789円、42位は熊本県で1,830円と続きます。
最も少ない沖縄県は1,479円。
1位と47位の差は2.2倍です。
47都道府県の中央値は2,249円、平均は2,296円です。
47位の沖縄県は平均を817円下回りました。
47位の沖縄県は1位の埼玉県の44.9パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.23倍の開きです。
46位との差は24円、45位との差は94円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも351円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均2,296円を下回りました。
47位から43位までの幅は310円です。
沖縄県はぶどうへの支出では46位です。
全国の値は2,296円なので、47位はこれを817円下回っています。
地方別に見る
キウイへの支出は、関東で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が2,817円で最も高くなります。
次いで近畿7府県が2,445円、中部9県が2,417円、北海道が2,311円と続きました。
低いほうは東北6県が2,211円、中国5県が2,053円、四国4県が2,026円、九州・沖縄8県が1,920円でした。
最も高い関東7都県と最も低い九州・沖縄8県の差は897円です。
ぶどうへの支出で見ると中部9県が最も高く、北海道が最も低くなりました。
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりのキウイフルーツへの支出 |
|---|---|
| 北海道 | 2,311円 |
| 青森県 | 2,532円 |
| 岩手県 | 2,364円 |
| 宮城県 | 2,330円 |
| 秋田県 | 2,330円 |
| 山形県 | 2,205円 |
| 福島県 | 1,503円 |
| 茨城県 | 2,796円 |
| 栃木県 | 2,263円 |
| 群馬県 | 2,240円 |
| 埼玉県 | 3,293円 |
| 千葉県 | 3,118円 |
| 東京都 | 3,029円 |
| 神奈川県 | 2,978円 |
| 新潟県 | 2,462円 |
| 富山県 | 2,697円 |
| 石川県 | 2,691円 |
| 福井県 | 2,487円 |
| 山梨県 | 2,069円 |
| 長野県 | 2,204円 |
| 岐阜県 | 2,285円 |
| 静岡県 | 2,055円 |
| 愛知県 | 2,801円 |
| 三重県 | 2,309円 |
| 滋賀県 | 2,067円 |
| 京都府 | 2,773円 |
| 大阪府 | 2,487円 |
| 兵庫県 | 3,017円 |
| 奈良県 | 2,892円 |
| 和歌山県 | 1,573円 |
| 鳥取県 | 1,655円 |
| 島根県 | 2,000円 |
| 岡山県 | 2,090円 |
| 広島県 | 2,280円 |
| 山口県 | 2,240円 |
| 徳島県 | 2,128円 |
| 香川県 | 1,979円 |
| 愛媛県 | 1,853円 |
| 高知県 | 2,145円 |
| 福岡県 | 1,992円 |
| 佐賀県 | 1,969円 |
| 長崎県 | 2,249円 |
| 熊本県 | 1,830円 |
| 大分県 | 1,789円 |
| 宮崎県 | 1,940円 |
| 鹿児島県 | 2,111円 |
| 沖縄県 | 1,479円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは埼玉県です。
次いで千葉県、東京都、兵庫県、神奈川県が続きます。
淡いのは沖縄県、福島県、和歌山県でした。
47都道府県の平均は2,296円、中央値は2,249円です。
埼玉県の3,293円は平均を997円上回ります。
1位と47位の差は1,814円、倍率にすると2.23倍でした。
ぶどうへの支出で並べ替えると山梨県が6,577で最も高く、開きは3.69倍になります。
主指標で1位の埼玉県はぶどうへの支出では23位、ぶどうへの支出で1位の山梨県は主指標では33位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりのキウイフルーツへの支出(円) | 地方 | ぶどうへの支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 埼玉県 | 3293 | 関東 | 3362 |
| 2 | 千葉県 | 3118 | 関東 | 4449 |
| 3 | 東京都 | 3029 | 関東 | 4059 |
| 4 | 兵庫県 | 3017 | 近畿 | 3169 |
| 5 | 神奈川県 | 2978 | 関東 | 3446 |
| 6 | 奈良県 | 2892 | 近畿 | 3387 |
| 7 | 愛知県 | 2801 | 中部 | 4466 |
| 8 | 茨城県 | 2796 | 関東 | 3658 |
| 9 | 京都府 | 2773 | 近畿 | 3934 |
| 10 | 富山県 | 2697 | 中部 | 3795 |
| 11 | 石川県 | 2691 | 中部 | 3548 |
| 12 | 青森県 | 2532 | 東北 | 1780 |
| 13 | 大阪府 | 2487 | 近畿 | 3872 |
| 13 | 福井県 | 2487 | 中部 | 2969 |
| 15 | 新潟県 | 2462 | 中部 | 2993 |
| 16 | 岩手県 | 2364 | 東北 | 2681 |
| 17 | 宮城県 | 2330 | 東北 | 2434 |
| 17 | 秋田県 | 2330 | 東北 | 2998 |
| 19 | 北海道 | 2311 | 北海道 | 2085 |
| 20 | 三重県 | 2309 | 近畿 | 4010 |
| 21 | 岐阜県 | 2285 | 中部 | 3401 |
| 22 | 広島県 | 2280 | 中国 | 3529 |
| 23 | 栃木県 | 2263 | 関東 | 2744 |
| 24 | 長崎県 | 2249 | 九州 | 2529 |
| 25 | 群馬県 | 2240 | 関東 | 2849 |
| 25 | 山口県 | 2240 | 中国 | 3536 |
| 27 | 山形県 | 2205 | 東北 | 4266 |
| 28 | 長野県 | 2204 | 中部 | 5013 |
| 29 | 高知県 | 2145 | 四国 | 2894 |
| 30 | 徳島県 | 2128 | 四国 | 3566 |
| 31 | 鹿児島県 | 2111 | 九州 | 2958 |
| 32 | 岡山県 | 2090 | 中国 | 4956 |
| 33 | 山梨県 | 2069 | 中部 | 6577 |
| 34 | 滋賀県 | 2067 | 近畿 | 3169 |
| 35 | 静岡県 | 2055 | 中部 | 3539 |
| 36 | 島根県 | 2000 | 中国 | 3627 |
| 37 | 福岡県 | 1992 | 九州 | 2870 |
| 38 | 香川県 | 1979 | 四国 | 4052 |
| 39 | 佐賀県 | 1969 | 九州 | 2284 |
| 40 | 宮崎県 | 1940 | 九州 | 3209 |
| 41 | 愛媛県 | 1853 | 四国 | 3246 |
| 42 | 熊本県 | 1830 | 九州 | 3281 |
| 43 | 大分県 | 1789 | 九州 | 2891 |
| 44 | 鳥取県 | 1655 | 中国 | 3091 |
| 45 | 和歌山県 | 1573 | 近畿 | 3158 |
| 46 | 福島県 | 1503 | 東北 | 3274 |
| 47 | 沖縄県 | 1479 | 九州 | 1781 |
このグラフについての豆知識
輸入が多い果物
キウイへの支出は全国平均で年2,296円。
日本のキウイの多くはニュージーランドなどからの輸入品です。
国内では愛媛県や福岡県が主産地ですが、輸入品の存在感が大きい果物です。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の埼玉県は3,293円、47位の沖縄県は1,479円。
差は1,814円、倍率にすると2.23倍です。
中央値は2,249円、平均は2,296円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では47円の差でした。
ぶどうへの支出で並べ替えると開きは3.69倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
順位の並びがにている記事
この1世帯が1年間にキウイフルーツへ使う金額の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。
並びが最も重なったのは【トマトへの支出】平均年8,063円、野菜の主役級で、相関は0.73です。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【小学生のむし歯】全国47.56パーセント、2人に1人が経験(相関-0.56)でした。
相関は因果ではないので、関係があると決めつけることはできません。
見くらべる手がかりとして使ってください。
地方のなかで見た1世帯当たりのキウイフルーツへの支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 青森県 2532 | 福島県 1503 |
| 関東 | 埼玉県 3293 | 群馬県 2240 |
| 中部 | 愛知県 2801 | 静岡県 2055 |
| 近畿 | 兵庫県 3017 | 和歌山県 1573 |
| 中国 | 広島県 2280 | 鳥取県 1655 |
| 四国 | 高知県 2145 | 愛媛県 1853 |
| 九州 | 長崎県 2249 | 沖縄県 1479 |
まとめ
1世帯が1年間にキウイフルーツへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い埼玉県で3,293円、最も低い沖縄県で1,479円でした。
その差は1,814円、倍率にすると2.23倍です。
47都道府県の中央値は2,249円、平均は2,296円でした。
全国の値は2,296円です。
ぶどうへの支出で並べ替えると開きは3.69倍になり、主指標で1位の埼玉県はその見方では23位に位置します。
1世帯が1年間にキウイフルーツへ使う金額の順位を見るときは、次の3点をあわせて見てください。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、国産と輸入品を合わせた数であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
ぶどうへの支出では山梨県が6,577で最も高く、主指標で1位の埼玉県はこの見方では23位でした。
地方ごとの平均では関東7都県が2,817円で最も高く、九州・沖縄8県が1,920円で最も低くなりました。
すいかやみかんへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の埼玉県と2位の千葉県の差は175円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 生鮮のキウイフルーツへの支出。輸入品と国産がある。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 生鮮のキウイフルーツへの支出。
輸入品と国産がある。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
