高校生がいちばん多いまちは、どこだと思いますか?
ここで注意したいのは、この数字が「学校のある場所」で数えられていることです。
高校生は、となりのまちから電車で通ってくることも多いですね。
今回は、高校生の数を市区町村別に比べます。
住んでいる場所ではなく学校のある場所で数えているので、住んでいる高校生の数とはちがいます。
このランキングは、文部科学省の「学校基本調査」(2024年度)で調べました。
こたえの発表
こたえは、東京23区(とうきょうにじゅうさんく)です。
高校生の数は21万5,694人。
市では横浜市(よこはまし)の8万96人が1位。
3位は大阪市(おおさかし)の6万9,301人でした。
東京23区の高校生は21万人をこえ、中学生の数よりも多くなっています。
このページの表・グラフ・地図は、自由研究や宿題にそのまま使ってOKです。
出どころの書き方は、この記事の後半の「データについて」にあります。
トップ20をみてみよう
| 順位 | 名前(よみがな) | 都道府県 | 値(人) |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京23区(とうきょうにじゅうさんく) | 東京都 | 215,694 |
| 2 | 横浜市(よこはまし) | 神奈川県 | 80,096 |
| 3 | 大阪市(おおさかし) | 大阪府 | 69,301 |
| 4 | 名古屋市(なごやし) | 愛知県 | 65,057 |
| 5 | 福岡市(ふくおかし) | 福岡県 | 42,893 |
| 6 | 京都市(きょうとし) | 京都府 | 40,874 |
| 7 | 札幌市(さっぽろし) | 北海道 | 40,838 |
| 8 | 神戸市(こうべし) | 兵庫県 | 37,604 |
| 9 | さいたま市(さいたまし) | 埼玉県 | 35,596 |
| 10 | 広島市(ひろしまし) | 広島県 | 31,489 |
| 11 | 仙台市(せんだいし) | 宮城県 | 30,227 |
| 12 | 千葉市(ちばし) | 千葉県 | 26,231 |
| 13 | 熊本市(くまもとし) | 熊本県 | 25,641 |
| 14 | 北九州市(きたきゅうしゅうし) | 福岡県 | 23,607 |
| 15 | 浜松市(はままつし) | 静岡県 | 21,672 |
| 16 | 川崎市(かわさきし) | 神奈川県 | 21,567 |
| 17 | 岡山市(おかやまし) | 岡山県 | 20,444 |
| 18 | 新潟市(にいがたし) | 新潟県 | 19,521 |
| 19 | 静岡市(しずおかし) | 静岡県 | 18,291 |
| 20 | 鹿児島市(かごしまし) | 鹿児島県 | 17,469 |
上位20のまちを表にしました。
20位の鹿児島市(かごしまし)でも1万7,469人の高校生がいます。
地図でみてみよう

地図に上位20のまちを点で打つと、大都市と、各地方の中心都市に集まっています。
高校は、小中学校とちがって「通える範囲」から生徒が集まります。
だから、県庁所在地など交通の便がよいまちに学校が集中するのです。
どうしてだろう?
なぜ東京23区は中学生より高校生が多いのでしょうか。
小学校や中学校は、住んでいる場所の近くに通うのが基本です。
ところが高校は、電車を使ってとなりのまちや県から通う生徒がたくさんいます。
東京23区には有名な高校が多く、埼玉県・千葉県・神奈川県からも生徒が集まります。
そのため「住んでいる中学生の数」より「通ってくる高校生の数」が多くなるのです。
これは当サイトの「昼間に人が増えるまち」と同じ考え方です。
住む場所と通う場所がちがうと、数字の見え方が変わります。
自由研究にするなら
このランキングを自由研究にするなら、こんなまとめ方はどうでしょう。
- 自分のまちの高校生の数と中学生の数をくらべてみる
- 近くの高校に、どこから生徒が通ってきているか聞いてみる
- 「昼間に人が増えるまち」の記事とくらべて、通学の動きを考えてみる
さらに調べたい人への問い: 「高校生は平均でどれくらいの時間をかけて通学しているだろう?」「高校の数は増えている?減っている?」
データについて
このランキングは、文部科学省の「学校基本調査」(2024年度)という調査から作りました。
だれでも無料で見られる、国の公式のデータです。
国立・公立・私立をあわせた高等学校の生徒数です。
学校のある場所で数えています。
自由研究やレポートに使うときは、次のように出どころを書いておくと、しっかりした研究になります。
「出典: 文部科学省「学校基本調査」(2024年度)をもとに47グラフが作成」
まとめ
高校生がいちばん多いまちは東京23区で21万5,694人。
市では横浜市の8万96人が1位でした。
この数字は「学校のある場所」で数えたもの。
住んでいる場所とはちがいます。
数字が何を数えているのかを確かめることが、統計を読む第一歩です。
つぎに読むならこの記事
出典
- 統計名: 学校基本調査
- 調査年: 2024年度
- 公開元: 文部科学省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0000020205
- 備考: 国立・公立・私立をあわせた高等学校の生徒数。学校のある場所で数えている。東京23区は23の区を合わせた数
