おにぎりの具の定番である梅干しに、1世帯はいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。
和歌山県が3,048円で1位。
47都道府県の平均は1,393円、中央値は1,335円です。
最も高い3,048円と最も低い866円の差は2,182円、倍率にすると3.52倍でした。
47都道府県の単純平均
1,393円
1世帯当たりの梅干しへの支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 和歌山県
3,048円
最も少ない 高知県
866円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの梅干しへの支出 |
|---|---|
| 北海道 | 1,993円 |
| 青森県 | 2,216円 |
| 岩手県 | 1,522円 |
| 宮城県 | 1,429円 |
| 秋田県 | 1,691円 |
| 山形県 | 1,264円 |
| 福島県 | 1,396円 |
| 茨城県 | 1,440円 |
| 栃木県 | 1,507円 |
| 群馬県 | 1,311円 |
| 埼玉県 | 1,647円 |
| 千葉県 | 1,365円 |
| 東京都 | 1,791円 |
| 神奈川県 | 1,799円 |
| 新潟県 | 1,098円 |
| 富山県 | 1,405円 |
| 石川県 | 1,017円 |
| 福井県 | 1,408円 |
| 山梨県 | 1,262円 |
| 長野県 | 1,508円 |
| 岐阜県 | 1,238円 |
| 静岡県 | 1,158円 |
| 愛知県 | 1,262円 |
| 三重県 | 1,188円 |
| 滋賀県 | 1,403円 |
| 京都府 | 1,587円 |
| 大阪府 | 1,577円 |
| 兵庫県 | 1,315円 |
| 奈良県 | 1,535円 |
| 和歌山県 | 3,048円 |
| 鳥取県 | 1,004円 |
| 島根県 | 1,411円 |
| 岡山県 | 957円 |
| 広島県 | 1,335円 |
| 山口県 | 1,291円 |
| 徳島県 | 1,238円 |
| 香川県 | 1,252円 |
| 愛媛県 | 1,030円 |
| 高知県 | 866円 |
| 福岡県 | 1,136円 |
| 佐賀県 | 1,021円 |
| 長崎県 | 1,494円 |
| 熊本県 | 1,229円 |
| 大分県 | 1,052円 |
| 宮崎県 | 1,129円 |
| 鹿児島県 | 989円 |
| 沖縄県 | 1,634円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは和歌山県です。
次いで青森県、北海道、神奈川県、東京都が続きます。
淡いのは高知県、岡山県、鹿児島県でした。
47都道府県の平均は1,393円、中央値は1,335円です。
和歌山県の3,048円は平均を1,655円上回ります。
1位と47位の差は2,182円、倍率にすると3.52倍でした。
だいこん漬への支出で並べ替えると秋田県が1,675で最も高く、開きは2.95倍になります。
主指標で1位の和歌山県はだいこん漬への支出では41位、だいこん漬への支出で1位の秋田県は主指標では6位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの梅干しへの支出(円) | 地方 | だいこん漬への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 和歌山県 | 3048 | 近畿 | 938 |
| 2 | 青森県 | 2216 | 東北 | 1416 |
| 3 | 北海道 | 1993 | 北海道 | 933 |
| 4 | 神奈川県 | 1799 | 関東 | 1281 |
| 5 | 東京都 | 1791 | 関東 | 1172 |
| 6 | 秋田県 | 1691 | 東北 | 1675 |
| 7 | 埼玉県 | 1647 | 関東 | 884 |
| 8 | 沖縄県 | 1634 | 九州 | 568 |
| 9 | 京都府 | 1587 | 近畿 | 1077 |
| 10 | 大阪府 | 1577 | 近畿 | 1273 |
| 11 | 奈良県 | 1535 | 近畿 | 1237 |
| 12 | 岩手県 | 1522 | 東北 | 1652 |
| 13 | 長野県 | 1508 | 中部 | 1257 |
| 14 | 栃木県 | 1507 | 関東 | 1007 |
| 15 | 長崎県 | 1494 | 九州 | 1046 |
| 16 | 茨城県 | 1440 | 関東 | 1077 |
| 17 | 宮城県 | 1429 | 東北 | 1210 |
| 18 | 島根県 | 1411 | 中国 | 1148 |
| 19 | 福井県 | 1408 | 中部 | 1055 |
| 20 | 富山県 | 1405 | 中部 | 1562 |
| 21 | 滋賀県 | 1403 | 近畿 | 1093 |
| 22 | 福島県 | 1396 | 東北 | 1326 |
| 23 | 千葉県 | 1365 | 関東 | 1166 |
| 24 | 広島県 | 1335 | 中国 | 1202 |
| 25 | 兵庫県 | 1315 | 近畿 | 1097 |
| 26 | 群馬県 | 1311 | 関東 | 1059 |
| 27 | 山口県 | 1291 | 中国 | 1217 |
| 28 | 山形県 | 1264 | 東北 | 1202 |
| 29 | 愛知県 | 1262 | 中部 | 1264 |
| 29 | 山梨県 | 1262 | 中部 | 1238 |
| 31 | 香川県 | 1252 | 四国 | 1049 |
| 32 | 岐阜県 | 1238 | 中部 | 1264 |
| 32 | 徳島県 | 1238 | 四国 | 1318 |
| 34 | 熊本県 | 1229 | 九州 | 918 |
| 35 | 三重県 | 1188 | 近畿 | 1101 |
| 36 | 静岡県 | 1158 | 中部 | 1183 |
| 37 | 福岡県 | 1136 | 九州 | 1096 |
| 38 | 宮崎県 | 1129 | 九州 | 1412 |
| 39 | 新潟県 | 1098 | 中部 | 1198 |
| 40 | 大分県 | 1052 | 九州 | 886 |
| 41 | 愛媛県 | 1030 | 四国 | 1001 |
| 42 | 佐賀県 | 1021 | 九州 | 1085 |
| 43 | 石川県 | 1017 | 中部 | 1285 |
| 44 | 鳥取県 | 1004 | 中国 | 1256 |
| 45 | 鹿児島県 | 989 | 九州 | 912 |
| 46 | 岡山県 | 957 | 中国 | 989 |
| 47 | 高知県 | 866 | 四国 | 1263 |
地方別に見る
梅干しへの支出は、産地の和歌山県が突出します。
地方ごとに県の平均を出すと、北海道が1,993円で最も高くなります。
次いで近畿7府県が1,665円、東北6県が1,586円、関東7都県が1,551円と続きました。
低いほうは中部9県が1,262円、九州・沖縄8県が1,211円、中国5県が1,200円、四国4県が1,097円でした。
最も高い北海道と最も低い四国4県の差は896円です。
だいこん漬への支出で見ると東北6県が最も高く、北海道が最も低くなりました。
梅干しへの支出が多い上位5県
梅干しへの支出が多い上位5県です。
和歌山県は3,048円、青森県は2,216円、北海道は1,993円でした。
1位と2位の差は832円です。
4位は神奈川県で1,799円、5位は東京都で1,791円。
上位5はいずれも47都道府県の平均1,393円を上回りました。
1位の和歌山県は平均を1,655円上回りました。
中央値の1,335円と比べると1,713円高く、平均に対する比では2.19倍にあたります。
6位以下は秋田県で1,691円、埼玉県で1,647円、沖縄県で1,634円と続きました。
2位と3位の差は223円、3位と4位の差は194円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は157円でした。
1位から5位までの幅は1,257円、1位から8位までの幅は1,414円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
和歌山県はだいこん漬への支出でも41位に入っています。
全国の値は1,393円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は和歌山県の3,048円。
南高梅で知られる日本一の産地です。
だいこん漬への支出と並べて見ます
この分布の背景を、ここから考えてみます。
1世帯が1年間に梅干しへ使う金額の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。
だいこん漬への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は秋田県の1,675、2位は岩手県の1,652、3位は富山県の1,562。
4位以下は青森県、宮崎県と続きます。
逆に下位は埼玉県が884、沖縄県が568。
秋田県と沖縄県では2.95倍の開きです。
梅干しは産地の和歌山県が突出しています。
みかんでも1位だった県が、梅干しでも1位という産地の強さです。
和歌山県は梅の収穫量で全国の6割以上を占めます。
地元で食べる量も多いということです。
当サイトの梅の収穫量の記事とあわせて見ると、つくる土地と食べる土地の一致が確かめられます。
地方ごとに県の平均を出すと、北海道が1,993円で最も高く、四国4県が1,097円で最も低くなります。
近畿7府県1,665円と東北6県1,586円がそれに続きました。
同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。
実数で見ると順位は変わる
梅干しへの支出が少ない下位5県
梅干しへの支出が少ない下位5県です。
47位の高知県は866円、46位の岡山県は957円、45位の鹿児島県は989円でした。
1位の和歌山県とは2,182円の差があります。
44位は鳥取県で1,004円、43位は石川県で1,017円、42位は佐賀県で1,021円と続きます。
最も少ない高知県は866円。
1位と47位の差は3.5倍です。
47都道府県の中央値は1,335円、平均は1,393円です。
47位の高知県は平均を527円下回りました。
47位の高知県は1位の和歌山県の28.4パーセントにあたる水準で、倍率にすると3.52倍の開きです。
46位との差は91円、45位との差は123円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも155円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均1,393円を下回りました。
47位から43位までの幅は151円です。
高知県はだいこん漬への支出では中位位です。
全国の値は1,393円なので、47位はこれを527円下回っています。
このグラフについての豆知識
南高梅のふるさと
和歌山県のみなべ町・田辺市は南高梅の産地として知られます。
梅干しへの支出が1位という結果は、その土地柄そのものです。
梅干しの消費は減少が続いており、この数字は塩分を控える時代の途中経過でもあります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の和歌山県は3,048円、47位の高知県は866円。
差は2,182円、倍率にすると3.52倍です。
中央値は1,335円、平均は1,393円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では58円の差でした。
だいこん漬への支出で並べ替えると開きは2.95倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの梅干しへの支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 青森県 2216 | 山形県 1264 |
| 関東 | 神奈川県 1799 | 群馬県 1311 |
| 中部 | 長野県 1508 | 石川県 1017 |
| 近畿 | 和歌山県 3048 | 三重県 1188 |
| 中国 | 島根県 1411 | 岡山県 957 |
| 四国 | 香川県 1252 | 高知県 866 |
| 九州 | 沖縄県 1634 | 鹿児島県 989 |
まとめ
1世帯が1年間に梅干しへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い和歌山県で3,048円、最も低い高知県で866円でした。
その差は2,182円、倍率にすると3.52倍です。
47都道府県の中央値は1,335円、平均は1,393円でした。
全国の値は1,393円です。
だいこん漬への支出で並べ替えると開きは2.95倍になり、主指標で1位の和歌山県はその見方では41位に位置します。
1世帯が1年間に梅干しへ使う金額の数字を受け取る前に、3つ添えておきます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、二人以上の世帯の平均であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
だいこん漬への支出では秋田県が1,675で最も高く、主指標で1位の和歌山県はこの見方では41位でした。
地方ごとの平均では北海道が1,993円で最も高く、四国4県が1,097円で最も低くなりました。
梅の収穫量やみかんへの支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の和歌山県と2位の青森県の差は832円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 梅干しへの支出。産地と食卓の距離が見える品目。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 梅干しへの支出。
産地と食卓の距離が見える品目。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
