自分の健康状態を「あまりよくない」「よくない」と感じている人はどれくらいいるのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは厚生労働省の国民生活基礎調査、2022年の都道府県別の数字。
高知県が15.48%で1位。
47都道府県の平均は12.7%、中央値は12.79%です。
最も高い15.48%と最も低い10.82%の差は4.66ポイント、倍率にすると1.43倍でした。
47都道府県の単純平均
12.7%
健康意識が「あまりよくない・よくない」人の割合(2022年)
最も多い 高知県
15.5%
最も少ない 栃木県
10.8%
地図で見る
| 項目 | 健康意識が「あまりよくない・よくない」人の割合 |
|---|---|
| 北海道 | 12.5% |
| 青森県 | 12.6% |
| 岩手県 | 14.1% |
| 宮城県 | 12.3% |
| 秋田県 | 13.2% |
| 山形県 | 13.4% |
| 福島県 | 12.9% |
| 茨城県 | 11.7% |
| 栃木県 | 10.8% |
| 群馬県 | 11.7% |
| 埼玉県 | 11.9% |
| 千葉県 | 12.1% |
| 東京都 | 12.9% |
| 神奈川県 | 12.7% |
| 新潟県 | 12.8% |
| 富山県 | 13.1% |
| 石川県 | 12.0% |
| 福井県 | 12.0% |
| 山梨県 | 11.0% |
| 長野県 | 12.8% |
| 岐阜県 | 12.4% |
| 静岡県 | 11.3% |
| 愛知県 | 12.5% |
| 三重県 | 11.8% |
| 滋賀県 | 12.5% |
| 京都府 | 12.6% |
| 大阪府 | 13.5% |
| 兵庫県 | 13.4% |
| 奈良県 | 11.8% |
| 和歌山県 | 13.2% |
| 鳥取県 | 13.4% |
| 島根県 | 12.8% |
| 岡山県 | 13.3% |
| 広島県 | 13.6% |
| 山口県 | 14.4% |
| 徳島県 | 13.6% |
| 香川県 | 13.1% |
| 愛媛県 | 13.2% |
| 高知県 | 15.5% |
| 福岡県 | 12.3% |
| 佐賀県 | 12.9% |
| 長崎県 | 13.5% |
| 熊本県 | 13.2% |
| 大分県 | 13.8% |
| 宮崎県 | 12.1% |
| 鹿児島県 | 10.9% |
| 沖縄県 | 12.0% |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは高知県です。
次いで山口県、岩手県、大分県、広島県が続きます。
淡いのは栃木県、鹿児島県、山梨県でした。
47都道府県の平均は12.7%、中央値は12.79%です。
高知県の15.48%は平均を2.78ポイント上回ります。
1位と47位の差は4.66ポイント、倍率にすると1.43倍でした。
健康意識が「よい」の割合で並べ替えると沖縄県が26.5で最も高く、開きは1.41倍になります。
主指標で1位の高知県は健康意識が「よい」の割合では25位、健康意識が「よい」の割合で1位の沖縄県は主指標では37位でした。
| 順位 | 都道府県 | 健康意識が「あまりよくない・よくない」人の割合(%) | 地方 | 健康意識が「よい」の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 高知県 | 15.48 | 四国 | 21.61 |
| 2 | 山口県 | 14.38 | 中国 | 21.16 |
| 3 | 岩手県 | 14.08 | 東北 | 19.1 |
| 4 | 大分県 | 13.84 | 九州 | 23.41 |
| 5 | 広島県 | 13.56 | 中国 | 21.98 |
| 5 | 徳島県 | 13.56 | 四国 | 18.8 |
| 7 | 大阪府 | 13.52 | 近畿 | 20.87 |
| 8 | 長崎県 | 13.48 | 九州 | 20.73 |
| 9 | 山形県 | 13.43 | 東北 | 18.8 |
| 9 | 鳥取県 | 13.43 | 中国 | 21.64 |
| 11 | 兵庫県 | 13.35 | 近畿 | 21.91 |
| 12 | 岡山県 | 13.29 | 中国 | 22.3 |
| 13 | 秋田県 | 13.22 | 東北 | 19.31 |
| 14 | 和歌山県 | 13.21 | 近畿 | 22.81 |
| 15 | 愛媛県 | 13.2 | 四国 | 21.8 |
| 16 | 熊本県 | 13.18 | 九州 | 21.59 |
| 17 | 香川県 | 13.07 | 四国 | 21.32 |
| 18 | 富山県 | 13.05 | 中部 | 19.42 |
| 19 | 東京都 | 12.93 | 関東 | 22.4 |
| 20 | 福島県 | 12.9 | 東北 | 21.5 |
| 21 | 佐賀県 | 12.86 | 九州 | 20.79 |
| 22 | 新潟県 | 12.81 | 中部 | 21.47 |
| 23 | 長野県 | 12.79 | 中部 | 22.81 |
| 23 | 島根県 | 12.79 | 中国 | 22.26 |
| 25 | 神奈川県 | 12.74 | 関東 | 21.23 |
| 26 | 青森県 | 12.6 | 東北 | 20.59 |
| 27 | 京都府 | 12.59 | 近畿 | 21.75 |
| 28 | 愛知県 | 12.53 | 中部 | 22.01 |
| 29 | 北海道 | 12.52 | 北海道 | 21.25 |
| 30 | 滋賀県 | 12.48 | 近畿 | 21.45 |
| 31 | 岐阜県 | 12.42 | 中部 | 20.85 |
| 32 | 福岡県 | 12.26 | 九州 | 23.58 |
| 33 | 宮城県 | 12.25 | 東北 | 21.31 |
| 34 | 千葉県 | 12.09 | 関東 | 23.1 |
| 35 | 宮崎県 | 12.06 | 九州 | 24.22 |
| 36 | 沖縄県 | 11.98 | 九州 | 26.5 |
| 36 | 石川県 | 11.98 | 中部 | 20.63 |
| 38 | 福井県 | 11.95 | 中部 | 21.39 |
| 39 | 埼玉県 | 11.93 | 関東 | 20.98 |
| 40 | 三重県 | 11.84 | 近畿 | 22.72 |
| 41 | 奈良県 | 11.76 | 近畿 | 22.37 |
| 42 | 群馬県 | 11.67 | 関東 | 23.51 |
| 43 | 茨城県 | 11.66 | 関東 | 22.85 |
| 44 | 静岡県 | 11.32 | 中部 | 23.36 |
| 45 | 山梨県 | 11.03 | 中部 | 26.07 |
| 46 | 鹿児島県 | 10.89 | 九州 | 25.98 |
| 47 | 栃木県 | 10.82 | 関東 | 23.37 |
健康が「よくない」人が多い上位5県
健康が「よくない」人が多い上位5県です。
高知県は15.48%、山口県は14.38%、岩手県は14.08%でした。
1位と2位の差は1.1ポイントです。
4位は大分県で13.84%、5位は広島県で13.56%。
上位5はいずれも47都道府県の平均12.7%を上回りました。
1位の高知県は平均を2.78ポイント上回りました。
中央値の12.79%と比べると2.69ポイント高く、平均に対する比では1.22倍にあたります。
6位以下は徳島県で13.56%、大阪府で13.52%、長崎県で13.48%と続きました。
2位と3位の差は0.3ポイント、3位と4位の差は0.24ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.08ポイントでした。
1位から5位までの幅は1.92ポイント、1位から8位までの幅は2ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
高知県は健康意識が「よい」の割合でも25位に入っています。
全国の値は12.63%で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は高知県の15.48パーセント。
西日本の県が上位に並びます。
「よい」の割合と並べて見ます
ここから先は、健康がよくないと感じる人の割合がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。
健康意識が「よい」の割合で並べ替えると、順位が変わります。
1位は沖縄県の26.5、2位は山梨県の26.07、3位は鹿児島県の25.98。
4位以下は宮崎県、福岡県と続きます。
逆に下位は山形県が18.8、徳島県が18.8。
沖縄県と徳島県では1.41倍の開きです。
高齢化の進む県ほど高くなる傾向がありますが、順位は単純な高齢化率の順ではありません。
通院や介護の身近さ、暮らしの余裕など、いくつもの要素がこの自己評価ににじんでいます。
当サイトのこころの悩みの記事とあわせて見ると、心身の重なりが見えてきます。
地方ごとに県の平均を出すと、四国4県が13.83%で最も高く、関東7都県が11.98%で最も低くなります。
中国5県13.49%と東北6県13.08%がそれに続きました。
同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。
実数で見ると順位は変わる
健康が「よくない」人が少ない下位5県
健康が「よくない」人が少ない下位5県です。
47位の栃木県は10.82%、46位の鹿児島県は10.89%、45位の山梨県は11.03%でした。
1位の高知県とは4.66ポイントの差があります。
44位は静岡県で11.32%、43位は茨城県で11.66%、42位は群馬県で11.67%と続きます。
最も低い栃木県は10.82パーセント。
1位と47位の差は1.4倍です。
47都道府県の中央値は12.79%、平均は12.7%です。
47位の栃木県は平均を1.88ポイント下回りました。
47位の栃木県は1位の高知県の69.9パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.43倍の開きです。
46位との差は0.07ポイント、45位との差は0.21ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも0.85ポイントしかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均12.7%を下回りました。
47位から43位までの幅は0.84ポイントです。
栃木県は健康意識が「よい」の割合では中位位です。
全国の値は12.63%なので、47位はこれを1.81ポイント下回っています。
このグラフについての豆知識
8人に1人が「よくない」
健康状態を「あまりよくない」「よくない」と答えた人は全国で12.63パーセント。
8人に1人にあたります。
「よい」の22パーセントと合わせて、自己評価の分布は県ごとに少しずつ違います。
3年に一度の大規模調査
国民生活基礎調査で都道府県別に集計されるのは、3年ごとの大規模調査の年だけです。
この記事は2022年(令和4年)の調査を使っています。
公表されているのは人数や世帯数なので、区分の数を総数で割って当サイトで割合にしました。
不詳を含む総数で割っているため、公表の「率」とは分母の取り方が違うことがあります。
標本調査にもとづく推計のため、小さな差を細かく読み取ることはできません。
数字の散らばり
1位の高知県は15.48%、47位の栃木県は10.82%。
差は4.66ポイント、倍率にすると1.43倍です。
中央値は12.79%、平均は12.7%でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.09ポイントの差でした。
健康意識が「よい」の割合で並べ替えると開きは1.41倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
順位の並びがにている記事
健康がよくないと感じる人の割合とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。
0.76という高い相関を示したのが【日常生活に影響のある人】全国12.6%、介護の一歩手前でした。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【どこも悪くない人】全国43.1%、半数は何かを抱える(相関-0.64)でした。
似ているからといって理由が同じとはかぎりません。
それでも、2つを重ねると土地の性格が見えてくることがあります。
地方のなかで見た健康意識が「あまりよくない・よくない」人の割合
| 地方 | 最も多い(%) | 最も少ない(%) |
|---|---|---|
| 東北 | 岩手県 14.08 | 宮城県 12.25 |
| 関東 | 東京都 12.93 | 栃木県 10.82 |
| 中部 | 富山県 13.05 | 山梨県 11.03 |
| 近畿 | 大阪府 13.52 | 奈良県 11.76 |
| 中国 | 山口県 14.38 | 島根県 12.79 |
| 四国 | 高知県 15.48 | 香川県 13.07 |
| 九州 | 大分県 13.84 | 鹿児島県 10.89 |
まとめ
健康がよくないと感じる人の割合を47都道府県で比べると、最も高い高知県で15.48%、最も低い栃木県で10.82%でした。
その差は4.66ポイント、倍率にすると1.43倍です。
47都道府県の中央値は12.79%、平均は12.7%でした。
全国の値は12.63%です。
健康意識が「よい」の割合で並べ替えると開きは1.41倍になり、主指標で1位の高知県はその見方では25位に位置します。
この健康がよくないと感じる人の割合の数字には、読み違えやすい点が3つあります。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、本人の自己評価の数字であること。
3つ目は2022年の数字であることです。
健康意識が「よい」の割合では沖縄県が26.5で最も高く、主指標で1位の高知県はこの見方では25位でした。
地方ごとの平均では四国4県が13.83%で最も高く、関東7都県が11.98%で最も低くなりました。
健康と感じる人や高齢者の通院率を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)
- 調査年: 2022年
- 公開元: 厚生労働省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0002041061
- 備考: 6歳以上の世帯人員のうち、自分の健康状態を「あまりよくない」「よくない」と答えた人の割合。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は健康意識が「よい」の割合
注記: 6歳以上の世帯人員のうち、自分の健康状態を「あまりよくない」「よくない」と答えた人の割合。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は健康意識が「よい」の割合
