【30代の転入】年50万1,563人、郊外へ向かう世代

【30代の転入】年50万1,563人、郊外へ向かう世代

2025年の1年間に、県境をこえた30〜39歳は全国で501,563人。
子育てと仕事が重なる世代の移動を47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の住民基本台帳人口移動報告、2025年の数字。

東京都が90,467人で1位。
47都道府県の平均は10,671.6人、中央値は4,861人です。
1位と47位の間には65.4倍の開き、人口10万人あたりでは3.3倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

10,672人

30〜39歳の県外からの転入者数(2025年)

最も多い 東京都

90,467人

最も少ない 鳥取県

1,383人

地図で見る

30〜39歳の県外からの転入者数(2025年)
30〜39歳の県外からの転入者数(2025年) 住民基本台帳人口移動報告(2025年)(総務省統計局)をもとに作成。単位は人。 北海道 10,475人青森 3,082人岩手 3,011人宮城 7,723人秋田 1,803人山形 2,255人福島 4,401人茨城 11,716人栃木 7,494人群馬 7,151人埼玉 41,509人千葉 35,712人東京 90,467人神奈川 48,508人新潟 4,065人富山 2,611人石川 3,610人福井 2,017人山梨 2,866人長野 6,040人岐阜 6,907人静岡 10,691人愛知 26,085人三重 6,089人滋賀 6,191人京都 10,342人大阪 35,702人兵庫 19,356人奈良 4,861人和歌山 2,051人鳥取 1,383人島根 1,928人岡山 5,055人広島 8,106人山口 3,441人徳島 1,713人香川 3,150人愛媛 3,072人高知 1,423人福岡 18,773人佐賀 2,988人長崎 3,724人熊本 5,362人大分 3,741人宮崎 2,958人鹿児島 4,251人沖縄 5,704人
30〜39歳の県外からの転入者数(人)
30〜39歳の県外からの転入者数(2025年)
項目30〜39歳の県外からの転入者数
北海道10,475人
青森県3,082人
岩手県3,011人
宮城県7,723人
秋田県1,803人
山形県2,255人
福島県4,401人
茨城県11,716人
栃木県7,494人
群馬県7,151人
埼玉県41,509人
千葉県35,712人
東京都90,467人
神奈川県48,508人
新潟県4,065人
富山県2,611人
石川県3,610人
福井県2,017人
山梨県2,866人
長野県6,040人
岐阜県6,907人
静岡県10,691人
愛知県26,085人
三重県6,089人
滋賀県6,191人
京都府10,342人
大阪府35,702人
兵庫県19,356人
奈良県4,861人
和歌山県2,051人
鳥取県1,383人
島根県1,928人
岡山県5,055人
広島県8,106人
山口県3,441人
徳島県1,713人
香川県3,150人
愛媛県3,072人
高知県1,423人
福岡県18,773人
佐賀県2,988人
長崎県3,724人
熊本県5,362人
大分県3,741人
宮崎県2,958人
鹿児島県4,251人
沖縄県5,704人

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府が続きます。
淡いのは鳥取県、高知県、徳島県でした。

47都道府県の平均は10,671.6人、中央値は4,861人です。
東京都の90,467人は平均の8.5倍にあたります。

上位3で36パーセント、1位と47位で65.4倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと東京都が638.08人で最も多く、開きは3.3倍になります。

実数1位の東京都は人口あたりでは1位、人口あたり1位の東京都は実数では1位でした。

順位都道府県30〜39歳の県外からの転入者数(人)地方人口10万人あたりの30〜39歳の県外からの転入者数
1東京都90467関東638.08
2神奈川県48508関東525.83
3埼玉県41509関東566.13
4千葉県35712関東571.3
5大阪府35702近畿407.7
6愛知県26085中部349.66
7兵庫県19356近畿362.68
8福岡県18773九州368.68
9茨城県11716関東417.53
10静岡県10691中部303.12
11北海道10475北海道207.71
12京都府10342近畿410.4
13広島県8106中国298.67
14宮城県7723東北343.55
15栃木県7494関東397.56
16群馬県7151関東378.36
17岐阜県6907中部360.49
18滋賀県6191近畿441.58
19三重県6089近畿355.87
20長野県6040中部303.98
21沖縄県5704九州389.09
22熊本県5362九州315.97
23岡山県5055中国276.08
24奈良県4861近畿378.29
25福島県4401東北252.5
26鹿児島県4251九州277.48
27新潟県4065中部193.66
28大分県3741九州344.79
29長崎県3724九州297.44
30石川県3610中部328.78
31山口県3441中国268.62
32香川県3150四国343.51
33青森県3082東北264.55
34愛媛県3072四国240.75
35岩手県3011東北262.97
36佐賀県2988九州379.19
37宮崎県2958九州286.35
38山梨県2866中部362.33
39富山県2611中部261.89
40山形県2255東北223.05
41和歌山県2051近畿233.07
42福井県2017中部272.94
43島根県1928中国300.31
44秋田県1803東北201
45徳島県1713四国250.07
46高知県1423四国216.92
47鳥取県1383中国260.45
住民基本台帳人口移動報告(2025年)(2025年、総務省統計局)をもとに作成

30代の転入が多い上位5都県

上位5都道府県の30〜39歳の県外からの転入者数
上位5都道府県の30〜39歳の県外からの転入者数 住民基本台帳人口移動報告(2025年)(2025年) 040,00080,000東京都: 90,467人90,467人神奈川県: 48,508人48,508人埼玉県: 41,509人41,509人千葉県: 35,712人35,712人大阪府: 35,702人35,702人東京都神奈川県埼玉県千葉県大阪府
上位5都道府県の30〜39歳の県外からの転入者数
項目30〜39歳の県外からの転入者数
東京都90,467人
神奈川県48,508人
埼玉県41,509人
千葉県35,712人
大阪府35,702人
下位5都道府県の30〜39歳の県外からの転入者数
下位5都道府県の30〜39歳の県外からの転入者数 住民基本台帳人口移動報告(2025年)(2025年) 05001,0001,500鳥取県: 1,383人1,383人高知県: 1,423人1,423人徳島県: 1,713人1,713人秋田県: 1,803人1,803人島根県: 1,928人1,928人鳥取県高知県徳島県秋田県島根県
下位5都道府県の30〜39歳の県外からの転入者数
項目30〜39歳の県外からの転入者数
鳥取県1,383人
高知県1,423人
徳島県1,713人
秋田県1,803人
島根県1,928人

30代の転入が多い上位5都県です。

東京都は90,467人、神奈川県は48,508人、埼玉県は41,509人でした。
東京都は2位の神奈川県の1.86倍です。

4位は千葉県で35,712人、5位は大阪府で35,702人。
上位5で全国の50.2パーセント、上位3で36パーセント、上位10で67.5パーセントでした。

1位だけで18パーセントを占めます。
47都道府県の平均は10,671.6人なので、1位は平均の8.5倍。
中央値の4,861人と比べると18.6倍にあたります。

6位以下は愛知県で26,085人、兵庫県で19,356人、福岡県で18,773人と続きました。

2位と3位の差は6,999人、3位と4位の差は5,797人でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の49.8パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると138,975人。
これだけで全国の27.7パーセントにあたります。

1位だけで全国の18パーセントを占めました。
転勤と住み替えの中心地です。

人口あたりでも東京都が1位です

なぜこういう並びになるのか、ここからは考えてみます。
以下は2025年に県外から転入した30代の数の統計から直接読み取れることではなく、別の数字と照らして立てた推測です。

人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。

1位は東京都の638.08人、2位は千葉県571.3人、3位は埼玉県566.13人。

4位以下は神奈川県、滋賀県と続きます。
逆に人口あたりの下位は秋田県201人、新潟県193.66人。
東京都と新潟県では3.3倍の開きです。

人口あたりでも東京都が1位ですが、埼玉・千葉・神奈川の順位が20代より上がります。
子育てを機に郊外へ移る流れです。

0〜9歳の転入と並べると分布がよく似ており、家族での移動だと分かります。

当サイトの子どもの転入の記事とあわせて読んでみてください。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、関東7都県が556.7人で最も多く、北海道が207.7人で最も少なくなります。
近畿7府県386.4人と九州・沖縄8県340.6人がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの30〜39歳の県外からの転入者数の上位5都道府県
人口10万人あたりの30〜39歳の県外からの転入者数の上位5都道府県 住民基本台帳人口移動報告(2025年)(2025年) 0100200300400500600東京都: 638.1638.1千葉県: 571.3571.3埼玉県: 566.1566.1神奈川県: 525.8525.8滋賀県: 441.6441.6東京都千葉県埼玉県神奈川県滋賀県
人口10万人あたりの30〜39歳の県外からの転入者数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの30〜39歳の県外からの転入者数
東京都638.1
千葉県571.3
埼玉県566.1
神奈川県525.8
滋賀県441.6

30代の転入が少ない下位5県

30代の転入が少ない下位5県です。

47位の鳥取県は1,383人、46位の高知県は1,423人、45位の徳島県は1,713人でした。
1位の東京都とは65.4倍の差があります。

44位は秋田県で1,803人、43位は島根県で1,928人、42位は福井県で2,017人と続きます。

65.4倍という開きです。
20代ほどではないものの、大都市への偏りは強いままです。

47都道府県の中央値は4,861人。
平均は10,671.6人なので、平均が中央値の2.2倍です。

47位の鳥取県は平均の13.0パーセント、中央値の28.5パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の1.6パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで18パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の鳥取県は、1位の東京都の1.53パーセントにあたる水準です。

46位との差は40人、45位との差は330人でした。
1位の東京都と47位の鳥取県の間には89,084人の開きがあります。

地方別に見る

地方別の平均(30〜39歳の県外からの転入者数)
地方別の平均(30〜39歳の県外からの転入者数) 住民基本台帳人口移動報告(2025年)(2025年) 05,00010,00015,00020,00025,00030,000北海道: 10,475人10,475人東北: 3,713人3,713人関東: 34,651人34,651人中部: 7,210人7,210人近畿: 12,085人12,085人中国: 3,983人3,983人四国: 2,340人2,340人九州: 5,938人5,938人北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(30〜39歳の県外からの転入者数)
項目30〜39歳の県外からの転入者数の平均
北海道10,475人
東北3,713人
関東34,651人
中部7,210人
近畿12,085人
中国3,983人
四国2,340人
九州5,938人

30代の転入は、首都圏の郊外で存在感が増します。

地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の48.4パーセントで最も大きくなります。
次いで近畿7府県が16.9パーセント、中部9県が12.9パーセント、九州・沖縄8県が9.5パーセントと続きました。

少ないほうは東北6県が4.4パーセント、中国5県が4パーセント、北海道が2.1パーセント、四国4県が1.9パーセントでした。

人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
関東7都県が556.7人、近畿7府県が386.4人、九州・沖縄8県が340.6人の順に多く、最も少ないのは北海道が207.7人です。

このグラフについての豆知識

郊外へ向かい始める世代

2025年に県境をこえた30代は50万1,563人。
20代の半分ほどの規模です。

20代で都心に集まった人たちが、30代で住まいを構えて郊外へ広がる。
首都圏の中の流れも透けて見えます。

住民票の移動で数える統計

住民基本台帳人口移動報告は、住民票の届け出をもとに人の移動を毎月集計した統計です。
この記事は2025年の1年間の合計を使っています。

「県外からの転入」は、移動前の住所地の総数から同じ県内の移動ぶんを引いて当サイトで計算しました。

進学などで住民票を移さない引っ越しは数字に表れないことに注意してください。

数字の開き

1位の東京都は90,467人、47位の鳥取県は1,383人。
両者の間には65.4倍の開きがあります。
上位3で全国の36パーセント、上位10で67.5パーセントを占めます。

中央値は4,861人、平均は10,671.6人です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと3.3倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

順位の並びがにている記事

2025年に県外から転入した30代の数とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。

並びが最も重なったのは【県外からの転入】2025年の1年で251万5,731人で、相関は0.99です。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【体育館の数】全国8,111か所、人口が少ない県ほど多いという逆転が起きています(順位相関-0.82)です。

これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。

地方のなかで見た30〜39歳の県外からの転入者数

地方最も多い(人)最も少ない(人)
東北宮城県 7723秋田県 1803
関東東京都 90467群馬県 7151
中部愛知県 26085福井県 2017
近畿大阪府 35702和歌山県 2051
中国広島県 8106鳥取県 1383
四国香川県 3150高知県 1423
九州福岡県 18773宮崎県 2958
住民基本台帳人口移動報告(2025年)(2025年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

2025年に県外から転入した30代の数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で90,467人、最も少ない鳥取県で1,383人でした。
1位と47位の間には65.4倍の開きがあります。

上位3で全国の36パーセント、上位10で67.5パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は4,861人、平均は10,671.6人でした。
人口10万人あたりに直すと3.3倍の開きになります。

2025年に県外から転入した30代の数の順位を見るときは、次の3点をあわせて見てください。
1つ目は、住民票の移動で数えた数字であること。
2つ目は、転入で、転出は含まれないこと。
3つ目は2025年の数字であることです。

人口10万人あたりでは東京都が638.08人で最多。
実数1位の東京都は人口あたりでは1位でした。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の48.4パーセントで最多、人口10万人あたりでは関東7都県が556.7人で最多でした。
子どもの転入や最近入居した世帯を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 住民基本台帳人口移動報告(2025年)
  • 調査年: 2025年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004044293
  • 備考: 2025年の1年間に他の都道府県から転入した30〜39歳の数。転勤や住み替えの移動が中心。人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

注記: 2025年の1年間に他の都道府県から転入した30〜39歳の数。
転勤や住み替えの移動が中心。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

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