【自由な時間がない悩み】全国4.04パーセント、大都市圏で多い

【自由な時間がない悩み】全国4.04パーセント、大都市圏で多い

悩みやストレスの原因に「自由にできる時間がない」を挙げた人はどれくらいいるのでしょうか。
12歳以上について47都道府県で比べます。

使うのは厚生労働省の国民生活基礎調査、2019年の都道府県別の数字。

東京都が5.39%で1位。
47都道府県の平均は4.04%、中央値は4.03%です。
最も高い5.39%と最も低い3.05%の差は2.34ポイント、倍率にすると1.77倍でした。

47都道府県の単純平均

4.0%

自由にできる時間がないを原因に挙げた人の割合(2019年)

最も多い 東京都

5.4%

最も少ない 鹿児島県

3.1%

地図で見る

自由にできる時間がないを原因に挙げた人の割合(2019年)
自由にできる時間がないを原因に挙げた人の割合(2019年) 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(厚生労働省)をもとに作成。単位は%。 北海道 3.7%青森 3.7%岩手 4.0%宮城 4.5%秋田 3.7%山形 4.3%福島 4.0%茨城 3.7%栃木 3.6%群馬 4.1%埼玉 4.1%千葉 4.5%東京 5.4%神奈川 5.1%新潟 4.4%富山 4.4%石川 4.1%福井 3.3%山梨 4.2%長野 4.5%岐阜 3.9%静岡 4.3%愛知 4.5%三重 4%滋賀 4.5%京都 4.6%大阪 4.2%兵庫 3.8%奈良 4.8%和歌山 4.4%鳥取 3.7%島根 3.8%岡山 4.3%広島 4.2%山口 3.5%徳島 4.2%香川 4.0%愛媛 3.6%高知 4.3%福岡 3.6%佐賀 3.9%長崎 3.3%熊本 3.8%大分 3.7%宮崎 3.3%鹿児島 3.1%沖縄 3.7%
自由にできる時間がないを原因に挙げた人の割合(%)
自由にできる時間がないを原因に挙げた人の割合(2019年)
項目自由にできる時間がないを原因に挙げた人の割合
北海道3.7%
青森県3.7%
岩手県4.0%
宮城県4.5%
秋田県3.7%
山形県4.3%
福島県4.0%
茨城県3.7%
栃木県3.6%
群馬県4.1%
埼玉県4.1%
千葉県4.5%
東京都5.4%
神奈川県5.1%
新潟県4.4%
富山県4.4%
石川県4.1%
福井県3.3%
山梨県4.2%
長野県4.5%
岐阜県3.9%
静岡県4.3%
愛知県4.5%
三重県4%
滋賀県4.5%
京都府4.6%
大阪府4.2%
兵庫県3.8%
奈良県4.8%
和歌山県4.4%
鳥取県3.7%
島根県3.8%
岡山県4.3%
広島県4.2%
山口県3.5%
徳島県4.2%
香川県4.0%
愛媛県3.6%
高知県4.3%
福岡県3.6%
佐賀県3.9%
長崎県3.3%
熊本県3.8%
大分県3.7%
宮崎県3.3%
鹿児島県3.1%
沖縄県3.7%

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで神奈川県、奈良県、京都府、千葉県が続きます。
淡いのは鹿児島県、宮崎県、福井県でした。

47都道府県の平均は4.04%、中央値は4.03%です。
東京都の5.39%は平均を1.35ポイント上回ります。

1位と47位の差は2.34ポイント、倍率にすると1.77倍でした。

仕事を原因に挙げた人の割合で並べ替えると東京都が18.75で最も高く、開きは1.28倍になります。

主指標で1位の東京都は仕事を原因に挙げた人の割合では1位、仕事を原因に挙げた人の割合で1位の東京都は主指標では1位でした。

順位都道府県自由にできる時間がないを原因に挙げた人の割合(%)地方仕事を原因に挙げた人の割合
1東京都5.39関東18.75
2神奈川県5.08関東17.78
3奈良県4.8近畿17.26
4京都府4.6近畿17.48
5千葉県4.52関東17.48
6滋賀県4.48近畿18.26
6長野県4.48中部17.81
8愛知県4.47中部17.85
8宮城県4.47東北18.69
10富山県4.42中部17.15
11和歌山県4.36近畿15.19
12新潟県4.35中部17.33
13岡山県4.33中国16.65
14高知県4.26四国15.88
14山形県4.26東北16.84
14静岡県4.26中部17.27
17広島県4.24中国17.29
18大阪府4.21近畿17.1
19徳島県4.17四国16.19
20山梨県4.15中部16.88
21埼玉県4.14関東17.24
22石川県4.06中部17.19
23群馬県4.05関東17.06
24福島県4.03東北16.64
25香川県4.02四国17.32
26三重県4近畿16.07
27岩手県3.97東北16.27
28岐阜県3.93中部16.73
29佐賀県3.86九州15.59
30兵庫県3.84近畿16.91
31熊本県3.81九州15.5
32島根県3.78中国16.15
33北海道3.74北海道15.61
34秋田県3.72東北16.14
34大分県3.72九州15.17
36鳥取県3.7中国16.67
37沖縄県3.68九州15.64
38茨城県3.66関東15.83
38青森県3.66東北15.01
40愛媛県3.64四国15.5
41福岡県3.61九州16.51
42栃木県3.55関東15.38
43山口県3.47中国14.65
44長崎県3.34九州14.84
45福井県3.31中部15.49
46宮崎県3.29九州15.01
47鹿児島県3.05九州14.9
国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(2019年、厚生労働省)をもとに作成

自由な時間がない悩みが多い上位5都府県

上位5都道府県の自由にできる時間がないを原因に挙げた人の割合
上位5都道府県の自由にできる時間がないを原因に挙げた人の割合 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(2019年) 012345東京都: 5.4%5.4%神奈川県: 5.1%5.1%奈良県: 4.8%4.8%京都府: 4.6%4.6%千葉県: 4.5%4.5%東京都神奈川県奈良県京都府千葉県
上位5都道府県の自由にできる時間がないを原因に挙げた人の割合
項目自由にできる時間がないを原因に挙げた人の割合
東京都5.4%
神奈川県5.1%
奈良県4.8%
京都府4.6%
千葉県4.5%
下位5都道府県の自由にできる時間がないを原因に挙げた人の割合
下位5都道府県の自由にできる時間がないを原因に挙げた人の割合 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(2019年) 0.00.51.01.52.02.53.0鹿児島県: 3.1%3.1%宮崎県: 3.3%3.3%福井県: 3.3%3.3%長崎県: 3.3%3.3%山口県: 3.5%3.5%鹿児島県宮崎県福井県長崎県山口県
下位5都道府県の自由にできる時間がないを原因に挙げた人の割合
項目自由にできる時間がないを原因に挙げた人の割合
鹿児島県3.1%
宮崎県3.3%
福井県3.3%
長崎県3.3%
山口県3.5%

自由な時間がない悩みが多い上位5都府県です。

東京都は5.39%、神奈川県は5.08%、奈良県は4.8%でした。
1位と2位の差は0.31ポイントです。

4位は京都府で4.6%、5位は千葉県で4.52%。
上位5はいずれも47都道府県の平均4.04%を上回りました。

1位の東京都は平均を1.35ポイント上回りました。
中央値の4.03%と比べると1.36ポイント高く、平均に対する比では1.33倍にあたります。

6位以下は長野県で4.48%、滋賀県で4.48%、宮城県で4.47%と続きました。

2位と3位の差は0.28ポイント、3位と4位の差は0.2ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.05ポイントでした。

1位から5位までの幅は0.87ポイント、1位から8位までの幅は0.92ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

東京都は仕事を原因に挙げた人の割合でも1位に入っています。
全国の値は4.04%で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は最も人口の多い都でした。
仕事の悩みでも1位だった都です。

仕事の悩みの割合と並べて見ます

ここから先は、自由な時間がないと悩む人の割合がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。

仕事を原因に挙げた人の割合で並べ替えると、順位が変わります。

1位は東京都の18.75、2位は宮城県の18.69、3位は滋賀県の18.26。

4位以下は愛知県、長野県と続きます。
逆に下位は長崎県が14.84、山口県が14.65。
東京都と山口県では1.28倍の開きです。

仕事の悩みの割合と並べても1位は同じ都でした。
働く時間の長さと自由な時間の少なさはつながっています。

通勤や通学に時間のかかる大都市圏では、自分のために使える時間が削られやすくなります。

当サイトの通勤時間や睡眠5時間未満の人の割合を比べた記事とあわせて見てみてください。

地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が4.34%で最も高く、九州・沖縄8県が3.54%で最も低くなります。
近畿7府県4.33%と中部9県4.16%がそれに続きました。

同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。

実数で見ると順位は変わる

仕事を原因に挙げた人の割合の上位5都道府県
仕事を原因に挙げた人の割合の上位5都道府県 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(2019年) 051015東京都: 18.818.8宮城県: 18.718.7滋賀県: 18.318.3愛知県: 17.917.9長野県: 17.817.8東京都宮城県滋賀県愛知県長野県
仕事を原因に挙げた人の割合の上位5都道府県
項目仕事を原因に挙げた人の割合
東京都18.8
宮城県18.7
滋賀県18.3
愛知県17.9
長野県17.8

自由な時間がない悩みが少ない下位5県

自由な時間がない悩みが少ない下位5県です。

47位の鹿児島県は3.05%、46位の宮崎県は3.29%、45位の福井県は3.31%でした。
1位の東京都とは2.34ポイントの差があります。

44位は長崎県で3.34%、43位は山口県で3.47%、42位は栃木県で3.55%と続きます。

47位は九州の県でした。
全国の平均を1ポイントほど下回ります。

47都道府県の中央値は4.03%、平均は4.04%です。
47位の鹿児島県は平均を0.99ポイント下回りました。

47位の鹿児島県は1位の東京都の56.6パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.77倍の開きです。

46位との差は0.24ポイント、45位との差は0.26ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも0.5ポイントしかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均4.04%を下回りました。
47位から43位までの幅は0.42ポイントです。

鹿児島県は仕事を原因に挙げた人の割合では45位です。
全国の値は4.04%なので、47位はこれを0.99ポイント下回っています。

このグラフについての豆知識

時間の使い方の悩み

2019年の全国では、12歳以上の4.04パーセントが「自由にできる時間がない」を悩みの原因に挙げました。

自分の仕事の16.5パーセントと比べると小さいものの、大都市圏でははっきり高くなります。

複数回答であること

悩みやストレスの原因は、当てはまるものをいくつでも選ぶ形でたずねています。
そのため各項目の割合を足し合わせても、悩みやストレスがある人の割合にはなりません。

国民生活基礎調査で都道府県別に集計されるのは3年ごとの大規模調査の年だけで、都道府県別の表が公表されている最新のものが2019年(令和元年)分です。
標本調査にもとづく推計値でもあるため、小さな差を細かく読み取ることはできません。

数字の散らばり

1位の東京都は5.39%、47位の鹿児島県は3.05%。
差は2.34ポイント、倍率にすると1.77倍です。

中央値は4.03%、平均は4.04%でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.01ポイントの差でした。

仕事を原因に挙げた人の割合で並べ替えると開きは1.28倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

順位の並びがにている記事

自由な時間がないと悩む人の割合とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。

0.83という高い相関を示したのが【仕事の悩みを抱える人】全国16.51パーセント、原因の第1位でした。
最も食い違ったのは【小学生のむし歯】全国47.56パーセント、2人に1人が経験(順位相関-0.74)でした。

並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。

地方のなかで見た自由にできる時間がないを原因に挙げた人の割合

地方最も多い(%)最も少ない(%)
東北宮城県 4.47青森県 3.66
関東東京都 5.39栃木県 3.55
中部長野県 4.48福井県 3.31
近畿奈良県 4.8兵庫県 3.84
中国岡山県 4.33山口県 3.47
四国高知県 4.26愛媛県 3.64
九州佐賀県 3.86鹿児島県 3.05
国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)(2019年、厚生労働省)をもとに作成

まとめ

自由な時間がないと悩む人の割合を47都道府県で比べると、最も高い東京都で5.39%、最も低い鹿児島県で3.05%でした。
その差は2.34ポイント、倍率にすると1.77倍です。

47都道府県の中央値は4.03%、平均は4.04%でした。
全国の値は4.04%です。
仕事を原因に挙げた人の割合で並べ替えると開きは1.28倍になり、主指標で1位の東京都はその見方では1位に位置します。

自由な時間がないと悩む人の割合をほかの数字と見くらべる前に、3つ確かめてください。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、複数回答であること。
3つ目は2019年の数字であることです。

仕事を原因に挙げた人の割合では東京都が18.75で最も高く、主指標で1位の東京都はこの見方では1位でした。

地方ごとの平均では関東7都県が4.34%で最も高く、九州・沖縄8県が3.54%で最も低くなりました。
仕事の悩みや通勤時間を比べた記事とあわせて読んでみてください。

1位の東京都と2位の神奈川県の差は0.31ポイントで、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。

関連記事

出典

  • 統計名: 国民生活基礎調査(都道府県別 世帯人員12歳以上・悩みやストレスの有無と原因)
  • 調査年: 2019年
  • 公開元: 厚生労働省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003442399
  • 備考: 12歳以上のうち悩みやストレスの原因に「自由にできる時間がない」を挙げた人の割合(複数回答)。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は仕事を原因に挙げた人の割合

注記: 12歳以上のうち悩みやストレスの原因に「自由にできる時間がない」を挙げた人の割合(複数回答)。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は仕事を原因に挙げた人の割合

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