小学校11歳の男子のうち、痩身傾向児はどれくらいいるのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは文部科学省の学校保健統計調査、2019年度の数字。
神奈川県が5.44%で1位。
47都道府県の平均は2.96%、中央値は2.83%です。
最も高い5.44%と最も低い1.19%の差は4.25ポイント、倍率にすると4.57倍でした。
実数で見るか率で見るかによって並びは変わります。
この記事では率のほうを主に見ていきます。
47都道府県の単純平均
3.0%
小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率(2019年度)
最も多い 神奈川県
5.4%
最も少ない 沖縄県
1.2%
地図で見る
| 項目 | 小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率 |
|---|---|
| 北海道 | 2.7% |
| 青森県 | 3.5% |
| 岩手県 | 2.4% |
| 宮城県 | 2.1% |
| 秋田県 | 2.0% |
| 山形県 | 1.6% |
| 福島県 | 1.7% |
| 茨城県 | 3.0% |
| 栃木県 | 2.5% |
| 群馬県 | 2.0% |
| 埼玉県 | 5.1% |
| 千葉県 | 4.4% |
| 東京都 | 2.3% |
| 神奈川県 | 5.4% |
| 新潟県 | 3.0% |
| 富山県 | 2.4% |
| 石川県 | 2.6% |
| 福井県 | 3.1% |
| 山梨県 | 3.7% |
| 長野県 | 4.3% |
| 岐阜県 | 4.0% |
| 静岡県 | 3.0% |
| 愛知県 | 3.4% |
| 三重県 | 3.3% |
| 滋賀県 | 3.2% |
| 京都府 | 3.7% |
| 大阪府 | 2.9% |
| 兵庫県 | 2.8% |
| 奈良県 | 4.4% |
| 和歌山県 | 2.2% |
| 鳥取県 | 3.8% |
| 島根県 | 4.9% |
| 岡山県 | 4.3% |
| 広島県 | 1.7% |
| 山口県 | 3.3% |
| 徳島県 | 1.5% |
| 香川県 | 1.8% |
| 愛媛県 | 2.7% |
| 高知県 | 2.3% |
| 福岡県 | 3.9% |
| 佐賀県 | 2.3% |
| 長崎県 | 2.8% |
| 熊本県 | 3.1% |
| 大分県 | 2.4% |
| 宮崎県 | 2.3% |
| 鹿児島県 | 2.1% |
| 沖縄県 | 1.2% |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは神奈川県です。
次いで埼玉県、島根県、奈良県、千葉県が続きます。
淡いのは沖縄県、徳島県、山形県でした。
47都道府県の平均は2.96%、中央値は2.83%です。
神奈川県の5.44%は平均を2.48ポイント上回ります。
1位と47位の差は4.25ポイント、倍率にすると4.57倍でした。
小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率で並べ替えると静岡県が4.61で最も高く、開きは4.96倍になります。
主指標で1位の神奈川県は小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率では7位、小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率で1位の静岡県は主指標では21位でした。
| 順位 | 都道府県 | 小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率(%) | 地方 | 小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 神奈川県 | 5.44 | 関東 | 3.48 |
| 2 | 埼玉県 | 5.14 | 関東 | 1.85 |
| 3 | 島根県 | 4.94 | 中国 | 3.34 |
| 4 | 奈良県 | 4.43 | 近畿 | 2.76 |
| 5 | 千葉県 | 4.36 | 関東 | 2.52 |
| 6 | 長野県 | 4.34 | 中部 | 2.49 |
| 7 | 岡山県 | 4.33 | 中国 | 2.41 |
| 8 | 岐阜県 | 4.02 | 中部 | 3.66 |
| 9 | 福岡県 | 3.86 | 九州 | 2.74 |
| 10 | 鳥取県 | 3.84 | 中国 | 2.29 |
| 11 | 山梨県 | 3.71 | 中部 | 4.33 |
| 12 | 京都府 | 3.68 | 近畿 | 3.08 |
| 13 | 青森県 | 3.48 | 東北 | 1.83 |
| 14 | 愛知県 | 3.41 | 中部 | 3.82 |
| 15 | 三重県 | 3.3 | 近畿 | 2.16 |
| 16 | 山口県 | 3.28 | 中国 | 1.64 |
| 17 | 滋賀県 | 3.16 | 近畿 | 2.58 |
| 18 | 福井県 | 3.13 | 中部 | 2.32 |
| 19 | 熊本県 | 3.08 | 九州 | 1.21 |
| 20 | 茨城県 | 2.99 | 関東 | 1.86 |
| 20 | 静岡県 | 2.99 | 中部 | 4.61 |
| 22 | 新潟県 | 2.97 | 中部 | 3.13 |
| 23 | 大阪府 | 2.85 | 近畿 | 2.34 |
| 24 | 兵庫県 | 2.83 | 近畿 | 1.78 |
| 25 | 長崎県 | 2.82 | 九州 | 2.03 |
| 26 | 愛媛県 | 2.69 | 四国 | 3.3 |
| 26 | 北海道 | 2.69 | 北海道 | 1.76 |
| 28 | 石川県 | 2.58 | 中部 | 2.67 |
| 29 | 栃木県 | 2.45 | 関東 | 1.97 |
| 30 | 大分県 | 2.43 | 九州 | 0.93 |
| 31 | 岩手県 | 2.37 | 東北 | 2.4 |
| 32 | 富山県 | 2.36 | 中部 | 1.73 |
| 33 | 東京都 | 2.34 | 関東 | 3.76 |
| 34 | 宮崎県 | 2.33 | 九州 | 4.15 |
| 35 | 高知県 | 2.32 | 四国 | 1.59 |
| 36 | 佐賀県 | 2.28 | 九州 | 1.92 |
| 37 | 和歌山県 | 2.21 | 近畿 | 1.26 |
| 38 | 鹿児島県 | 2.13 | 九州 | 1.58 |
| 39 | 宮城県 | 2.05 | 東北 | 3.38 |
| 40 | 秋田県 | 2.01 | 東北 | 1.87 |
| 41 | 群馬県 | 1.99 | 関東 | 2.83 |
| 42 | 香川県 | 1.84 | 四国 | 1.41 |
| 43 | 福島県 | 1.73 | 東北 | 2.18 |
| 44 | 広島県 | 1.66 | 中国 | 2.08 |
| 45 | 山形県 | 1.59 | 東北 | 1.06 |
| 46 | 徳島県 | 1.48 | 四国 | 2.75 |
| 47 | 沖縄県 | 1.19 | 九州 | 1.78 |
小6男子の痩身傾向児が多い上位5県
小6男子の痩身傾向児が多い上位5県です。
神奈川県は5.44%、埼玉県は5.14%、島根県は4.94%でした。
1位と2位の差は0.3ポイントです。
4位は奈良県で4.43%、5位は千葉県で4.36%。
上位5はいずれも47都道府県の平均2.96%を上回りました。
1位の神奈川県は平均を2.48ポイント上回りました。
中央値の2.83%と比べると2.61ポイント高く、平均に対する比では1.84倍にあたります。
6位以下は長野県で4.34%、岡山県で4.33%、岐阜県で4.02%と続きました。
2位と3位の差は0.2ポイント、3位と4位の差は0.51ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.34ポイントでした。
1位から5位までの幅は1.08ポイント、1位から8位までの幅は1.42ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
神奈川県は小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率でも7位に入っています。
全国の値は2.96%で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は関東の県でした。
全体でも1位だった県です。
女子の割合と並べて見ます
数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
小学6年生の男子の痩身傾向児の割合の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。
小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率で並べ替えると、順位が変わります。
1位は静岡県の4.61、2位は山梨県の4.33、3位は宮崎県の4.15。
4位以下は愛知県、東京都と続きます。
逆に下位は山形県が1.06、大分県が0.93。
静岡県と大分県では4.96倍の開きです。
女子の割合と並べると、上位の顔ぶれが変わります。
男女で体つきの変化する時期が違うためだと考えられます。
男子の出現率は3.0パーセントで、女子の2.4パーセントよりやや高くなっています。
出現率が低いため、県ごとの数字は年によって振れます。
1年の順位だけで判断するのは避けたほうがよいでしょう。
地方ごとに県の平均を出すと、中国5県が3.61%で最も高く、四国4県が2.08%で最も低くなります。
関東7都県3.53%と中部9県3.28%がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
小6男子の痩身傾向児が少ない下位5県
小6男子の痩身傾向児が少ない下位5県です。
47位の沖縄県は1.19%、46位の徳島県は1.48%、45位の山形県は1.59%でした。
1位の神奈川県とは4.25ポイントの差があります。
44位は広島県で1.66%、43位は福島県で1.73%、42位は香川県で1.84%と続きます。
47位は南の島の県でした。
1位との差は4.57倍にのぼります。
47都道府県の中央値は2.83%、平均は2.96%です。
47位の沖縄県は平均を1.77ポイント下回りました。
47位の沖縄県は1位の神奈川県の21.9パーセントにあたる水準で、倍率にすると4.57倍の開きです。
46位との差は0.29ポイント、45位との差は0.4ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも0.65ポイントしかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均2.96%を下回りました。
47位から43位までの幅は0.54ポイントです。
沖縄県は小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率では中位位です。
全国の値は2.96%なので、47位はこれを1.77ポイント下回っています。
このグラフについての豆知識
男子のほうがやや高い
2019年度の小学校11歳の痩身傾向児の出現率は、男子3.0パーセント、女子2.4パーセントでした。
肥満傾向児と同じく男子のほうが高く出ますが、差は小さくなっています。
標準体重からの離れ方で決まる
肥満傾向児と痩身傾向児は、性別・年齢・身長ごとに決められた標準体重を基準に判定されます。
標準体重より20パーセント以上重ければ肥満傾向児、20パーセント以上軽ければ痩身傾向児です。
この記事の数字は2019年度のもので、都道府県別に公表されている最新の年度にあたります。
健康診断の結果を集計したものですが、抽出調査なので小さな差を細かく読み取ることはできません。
数字の散らばり
1位の神奈川県は5.44%、47位の沖縄県は1.19%。
差は4.25ポイント、倍率にすると4.57倍です。
中央値は2.83%、平均は2.96%でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.13ポイントの差でした。
小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率で並べ替えると開きは4.96倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率
| 地方 | 最も多い(%) | 最も少ない(%) |
|---|---|---|
| 東北 | 青森県 3.48 | 山形県 1.59 |
| 関東 | 神奈川県 5.44 | 群馬県 1.99 |
| 中部 | 長野県 4.34 | 富山県 2.36 |
| 近畿 | 奈良県 4.43 | 和歌山県 2.21 |
| 中国 | 島根県 4.94 | 広島県 1.66 |
| 四国 | 愛媛県 2.69 | 徳島県 1.48 |
| 九州 | 福岡県 3.86 | 沖縄県 1.19 |
まとめ
小学6年生の男子の痩身傾向児の割合を47都道府県で比べると、最も高い神奈川県で5.44%、最も低い沖縄県で1.19%でした。
その差は4.25ポイント、倍率にすると4.57倍です。
47都道府県の中央値は2.83%、平均は2.96%でした。
全国の値は2.96%です。
小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率で並べ替えると開きは4.96倍になり、主指標で1位の神奈川県はその見方では7位に位置します。
ここまでの小学6年生の男子の痩身傾向児の割合の数字には、注意点が3つあります。
1つ目は、標準体重から20パーセント以上軽い子どもの割合であること。
2つ目は、男子だけを対象にしていること。
3つ目は2019年の数字であることです。
小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率では静岡県が4.61で最も高く、主指標で1位の神奈川県はこの見方では7位でした。
地方ごとの平均では中国5県が3.61%で最も高く、四国4県が2.08%で最も低くなりました。
女子の痩身傾向児や男子の肥満傾向児の割合を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 学校保健統計調査(都道府県別 痩身傾向児の出現率)
- 調査年: 2019年度
- 公開元: 文部科学省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003146483
- 備考: 小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率
注記: 小学校11歳の男子の痩身傾向児の出現率。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は小学校11歳の女子の痩身傾向児の出現率
