【1か月のガス代】平均3,250円、寒い地方ほど高い

【1か月のガス代】平均3,250円、寒い地方ほど高い

ガス代に、1世帯はひと月いくら払っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。

福島県が4,365円で1位。
47都道府県の平均は3,250円、中央値は3,235円です。
1位と47位の差は1.98倍、消費支出に占める割合で見ると2.16倍でした。
金額そのものと、消費支出に占める割合の両方から見ていきます。

47都道府県の単純平均

3,250円

1か月のガス代(2024年)

最も多い 福島県

4,365円

最も少ない 石川県

2,202円

地図で見る

1か月のガス代(2024年)
1か月のガス代(2024年) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 3,557円青森 3,318円岩手 4,156円宮城 3,486円秋田 3,474円山形 3,626円福島 4,365円茨城 3,574円栃木 3,598円群馬 3,327円埼玉 3,674円千葉 3,462円東京 3,138円神奈川 3,721円新潟 3,764円富山 2,688円石川 2,202円福井 2,616円山梨 2,932円長野 3,565円岐阜 3,748円静岡 4,080円愛知 3,428円三重 3,529円滋賀 3,042円京都 3,373円大阪 3,164円兵庫 3,015円奈良 3,504円和歌山 2,554円鳥取 2,949円島根 3,356円岡山 2,795円広島 3,152円山口 2,996円徳島 2,411円香川 3,021円愛媛 2,848円高知 3,235円福岡 2,909円佐賀 3,011円長崎 3,016円熊本 3,010円大分 2,812円宮崎 2,771円鹿児島 3,176円沖縄 3,580円
1か月のガス代(円)
1か月のガス代(2024年)
項目1か月のガス代
北海道3,557円
青森県3,318円
岩手県4,156円
宮城県3,486円
秋田県3,474円
山形県3,626円
福島県4,365円
茨城県3,574円
栃木県3,598円
群馬県3,327円
埼玉県3,674円
千葉県3,462円
東京都3,138円
神奈川県3,721円
新潟県3,764円
富山県2,688円
石川県2,202円
福井県2,616円
山梨県2,932円
長野県3,565円
岐阜県3,748円
静岡県4,080円
愛知県3,428円
三重県3,529円
滋賀県3,042円
京都府3,373円
大阪府3,164円
兵庫県3,015円
奈良県3,504円
和歌山県2,554円
鳥取県2,949円
島根県3,356円
岡山県2,795円
広島県3,152円
山口県2,996円
徳島県2,411円
香川県3,021円
愛媛県2,848円
高知県3,235円
福岡県2,909円
佐賀県3,011円
長崎県3,016円
熊本県3,010円
大分県2,812円
宮崎県2,771円
鹿児島県3,176円
沖縄県3,580円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは福島県です。
次いで岩手県、静岡県、新潟県、岐阜県が続きます。
淡いのは石川県、徳島県、和歌山県でした。

47都道府県の平均は3,250円、中央値は3,235円です。
福島県の4,365円は平均の1.34倍にあたります。

1位と47位で1.98倍の開きがありました。
金額の差は月あたり2,163円です。

消費支出に占める割合で見ると福島県が1.71パーセントで最も高く、開きは2.16倍になります。

金額1位の福島県は割合では1位、割合1位の福島県は金額では1位でした。

順位都道府県1か月のガス代(円)地方消費支出に占める割合
1福島県4365東北1.71
2岩手県4156東北1.64
3静岡県4080中部1.6
4新潟県3764中部1.45
5岐阜県3748中部1.46
6神奈川県3721関東1.39
7埼玉県3674関東1.46
8山形県3626東北1.42
9栃木県3598関東1.4
10沖縄県3580九州1.67
11茨城県3574関東1.32
12長野県3565中部1.36
13北海道3557北海道1.57
14三重県3529近畿1.52
15奈良県3504近畿1.35
16宮城県3486東北1.39
17秋田県3474東北1.45
18千葉県3462関東1.26
19愛知県3428中部1.35
20京都府3373近畿1.4
21島根県3356中国1.28
22群馬県3327関東1.25
23青森県3318東北1.58
24高知県3235四国1.46
25鹿児島県3176九州1.43
26大阪府3164近畿1.3
27広島県3152中国1.23
28東京都3138関東1.19
29滋賀県3042近畿1.08
30香川県3021四国1.28
31長崎県3016九州1.28
32兵庫県3015近畿1.18
33佐賀県3011九州1.32
34熊本県3010九州1.28
35山口県2996中国1.26
36鳥取県2949中国1.05
37山梨県2932中部1.13
38福岡県2909九州1.31
39愛媛県2848四国1.27
40大分県2812九州1.17
41岡山県2795中国1.19
42宮崎県2771九州1.3
43富山県2688中部0.94
44福井県2616中部0.98
45和歌山県2554近畿1.17
46徳島県2411四国1
47石川県2202中部0.79
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

ガス代が多い上位5県

上位5都道府県の1か月のガス代
上位5都道府県の1か月のガス代 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 01,0002,0003,0004,000福島県: 4,365円4,365円岩手県: 4,156円4,156円静岡県: 4,080円4,080円新潟県: 3,764円3,764円岐阜県: 3,748円3,748円福島県岩手県静岡県新潟県岐阜県
上位5都道府県の1か月のガス代
項目1か月のガス代
福島県4,365円
岩手県4,156円
静岡県4,080円
新潟県3,764円
岐阜県3,748円
下位5都道府県の1か月のガス代
下位5都道府県の1か月のガス代 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 01,0002,000石川県: 2,202円2,202円徳島県: 2,411円2,411円和歌山県: 2,554円2,554円福井県: 2,616円2,616円富山県: 2,688円2,688円石川県徳島県和歌山県福井県富山県
下位5都道府県の1か月のガス代
項目1か月のガス代
石川県2,202円
徳島県2,411円
和歌山県2,554円
福井県2,616円
富山県2,688円

ガス代が多い上位5県です。

福島県は4,365円、岩手県は4,156円、静岡県は4,080円でした。
福島県は2位の岩手県の1.05倍です。

4位は新潟県で3,764円、5位は岐阜県で3,748円。
6位以下は神奈川県、埼玉県、山形県と続きました。

47都道府県の平均は3,250円、中央値は3,235円です。
1位の福島県は平均を1,115円上回り、平均の1.34倍にあたります。

2位と3位の差は76円、3位と4位の差は316円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。

1年に直すと、1位の福島県は52,380円ほどになります。
上位5県の平均は4,023円で、47都道府県の平均を773円上回りました。

上位5県のなかでも、1位と5位の差は617円あります。
中央値と比べると1位は1.35倍でした。

上位は東北の県でした。
寒い地方ほど給湯や暖房に使う量が増えます。

1位の福島県と5位の岐阜県の差は617円、1位と8位の差は739円でした。

消費支出に占める割合で見ます

数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
1世帯当たりのガス代の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。

消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。

1位は福島県の1.71パーセント、2位は沖縄県1.67パーセント、3位は岩手県1.64パーセント。

4位以下は静岡県、青森県と続きます。
逆に割合の下位は富山県0.94パーセント、石川県0.79パーセント。
福島県と石川県では2.16倍の開きです。
47都道府県の平均は1.32パーセントでした。

消費支出に占める割合で見ても、上位の顔ぶれはあまり変わりません。
ガス代は気候の影響を強く受けます。

都市ガスとプロパンガスでは単価が違います。
都市ガスの届く地域が限られる県では、平均額が上がりやすくなります。

当サイトの光熱・水道の物価水準を比べた記事とあわせて見ると、値段と使う量の両方が見えてきます。

地方別に県の平均を出すと、東北6県が3,738円で最も高く、四国4県が2,879円で最も低くなります。
北海道3,557円と関東7都県3,499円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

消費支出に占める割合の上位5都道府県
消費支出に占める割合の上位5都道府県 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 0.00.51.01.5福島県: 1.71.7沖縄県: 1.71.7岩手県: 1.61.6静岡県: 1.61.6青森県: 1.61.6福島県沖縄県岩手県静岡県青森県
消費支出に占める割合の上位5都道府県
項目消費支出に占める割合
福島県1.7
沖縄県1.7
岩手県1.6
静岡県1.6
青森県1.6

ガス代が少ない下位5県

ガス代が少ない下位5県です。

47位の石川県は2,202円、46位の徳島県は2,411円、45位の和歌山県は2,554円でした。
1位の福島県とは1.98倍の差があります。

44位は福井県で2,616円、43位は富山県で2,688円、42位は宮崎県で2,771円と続きます。

下位は北陸や近畿の府県でした。
全国の平均を2割ほど下回ります。

47位の石川県は平均の67.8パーセント、中央値の68.1パーセントにあたります。
平均との差は1,048円でした。

1位と47位の差は月あたり2,163円。
1年に直すと25,956円の開きになります。

46位との差は209円、45位との差は352円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。

下位5県の平均は2,494円。
47都道府県の平均を756円下回り、上位5県との差は1,528円になります。

47位の石川県と43位の富山県の差は486円です。
下位のほうは金額が近く、順位は僅差で決まりました。

このグラフについての豆知識

都市ガスとプロパン

ガス代には都市ガスとプロパンガス(LPガス)の両方が含まれます。
プロパンのほうが単価は高くなります。

都市ガスの配管が届くのは人口の集まる地域が中心です。
そのため地域によって使うガスの種類が違います。

家計調査とは対象が違う

当サイトには「1世帯が1年間に払う◯◯代」という記事もありますが、あちらは家計調査がもとで、対象は県庁所在市です。
この記事の全国家計構造調査は都道府県の全域が対象になります。

同じ品目でも数字が違うのはそのためです。
また標本調査による推計値なので、金額が小さく買う頻度の低い品目ほど、年による振れが大きくなります。

数字の開き

1位の福島県は4,365円、47位の石川県は2,202円。
両者の間には1.98倍、金額にして月2,163円の開きがあります。

47都道府県の平均は3,250円、中央値は3,235円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。

消費支出に占める割合で見ると福島県が1.71パーセントで最も高く、平均は1.32パーセント。
開きは2.16倍になります。

順位の並びがにている記事

この1世帯当たりのガス代の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。

並びが最も重なったのは【いちごへの支出】平均年3,514円、冬から春の果物で、相関は0.61です。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【医師の数を人口で割ると?】人口10万人あたり医師数、高齢化が進んだ県ほど多いわけではない(順位相関-0.69)です。

相関は因果ではないので、関係があると決めつけることはできません。
見くらべる手がかりとして使ってください。

地方のなかで見た1か月のガス代

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北福島県 4365青森県 3318
関東神奈川県 3721東京都 3138
中部静岡県 4080石川県 2202
近畿三重県 3529和歌山県 2554
中国島根県 3356岡山県 2795
四国高知県 3235徳島県 2411
九州沖縄県 3580宮崎県 2771
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1か月のガス代を47都道府県で比べると、最も高い福島県で4,365円、最も低い石川県で2,202円でした。
1位と47位の差は1.98倍です。

47都道府県の平均は3,250円、中央値は3,235円。
1位と47位の金額の差は月あたり2,163円、1年で25,956円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは2.16倍でした。

1世帯当たりのガス代を読み取るうえで、確かめておきたいことが3つあります。
1つ目は、1世帯あたりひと月の平均額であること。
2つ目は、都市ガスとプロパンを合わせた額であること。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。

消費支出に占める割合では福島県が1.71パーセントで最も高くなりました。

地方別に県の平均を出すと東北6県が3,738円で最も高く、消費支出に占める割合では北海道が1.57パーセントで最も高くなりました。
上下水道料や電気代を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
  • 調査年: 2024年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
  • 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010302)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード21010302)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

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