【日帰りの介護を使う人】全国125万1,101人、群馬県が人口あたりの1位

【日帰りの介護を使う人】全国125万1,101人、群馬県が人口あたりの1位

日中に施設へ通って入浴や食事、機能訓練を受ける通所介護。
いわゆるデイサービスを使う人は全国で1,251,101人。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2021年の数字。

東京都が101,979人で1位。
47都道府県の平均は26,619.2人、中央値は20,321人です。
1位と47位の差は15.1倍、人口10万人あたりに直すと2.2倍でした。

47都道府県の単純平均

26,619人

通所介護利用者数(2021年)

最も多い 東京都

101,979人

最も少ない 鳥取県

6,734人

地図で見る

通所介護利用者数(2021年)
通所介護利用者数(2021年) 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(総務省統計局)をもとに作成。単位は人。 北海道 40,737人青森 15,808人岩手 17,500人宮城 20,952人秋田 10,874人山形 14,935人福島 21,244人茨城 28,440人栃木 21,899人群馬 30,209人埼玉 59,722人千葉 49,445人東京 101,979人神奈川 67,188人新潟 29,637人富山 14,930人石川 12,656人福井 10,675人山梨 9,494人長野 23,074人岐阜 23,746人静岡 44,268人愛知 60,489人三重 23,756人滋賀 13,953人京都 29,570人大阪 86,790人兵庫 52,040人奈良 14,967人和歌山 10,688人鳥取 6,734人島根 8,054人岡山 21,158人広島 28,351人山口 18,806人徳島 8,736人香川 11,567人愛媛 16,405人高知 7,276人福岡 53,451人佐賀 10,717人長崎 13,250人熊本 20,410人大分 16,848人宮崎 14,025人鹿児島 13,329人沖縄 20,321人
通所介護利用者数(人)
通所介護利用者数(2021年)
項目通所介護利用者数
北海道40,737人
青森県15,808人
岩手県17,500人
宮城県20,952人
秋田県10,874人
山形県14,935人
福島県21,244人
茨城県28,440人
栃木県21,899人
群馬県30,209人
埼玉県59,722人
千葉県49,445人
東京都101,979人
神奈川県67,188人
新潟県29,637人
富山県14,930人
石川県12,656人
福井県10,675人
山梨県9,494人
長野県23,074人
岐阜県23,746人
静岡県44,268人
愛知県60,489人
三重県23,756人
滋賀県13,953人
京都府29,570人
大阪府86,790人
兵庫県52,040人
奈良県14,967人
和歌山県10,688人
鳥取県6,734人
島根県8,054人
岡山県21,158人
広島県28,351人
山口県18,806人
徳島県8,736人
香川県11,567人
愛媛県16,405人
高知県7,276人
福岡県53,451人
佐賀県10,717人
長崎県13,250人
熊本県20,410人
大分県16,848人
宮崎県14,025人
鹿児島県13,329人
沖縄県20,321人

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで大阪府、神奈川県、愛知県、埼玉県が続きます。
淡いのは鳥取県、高知県、島根県でした。

47都道府県の平均は26,619.2人、中央値は20,321人です。
東京都の101,979人は平均の3.8倍にあたります。

上位3で20.5パーセント、1位と47位で15.1倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと群馬県が1,567.67人で最も多く、開きは2.2倍になります。

実数1位の東京都は人口あたりでは46位、人口あたり1位の群馬県は実数では11位でした。

順位都道府県通所介護利用者数(人)地方人口10万人あたりの通所介護利用者数
1東京都101979関東727.90
2大阪府86790近畿985.58
3神奈川県67188関東727.46
4愛知県60489中部804.70
5埼玉県59722関東813.65
6福岡県53451九州1043.15
7兵庫県52040近畿958.03
8千葉県49445関東787.97
9静岡県44268中部1226.94
10北海道40737北海道785.97
11群馬県30209関東1567.67
12新潟県29637中部1361.37
13京都府29570近畿1154.63
14茨城県28440関東997.19
15広島県28351中国1019.82
16三重県23756近畿1352.85
17岐阜県23746中部1210.91
18長野県23074中部1134.97
19栃木県21899関東1139.98
20福島県21244東北1172.41
21岡山県21158中国1127.83
22宮城県20952東北914.93
23熊本県20410九州1181.13
24沖縄県20321九州1384.26
25山口県18806中国1416.11
26岩手県17500東北1463.21
27大分県16848九州1512.39
28愛媛県16405四国1241.86
29青森県15808東北1294.68
30奈良県14967近畿1138.17
31山形県14935東北1415.64
32富山県14930中部1456.59
33宮崎県14025九州1321.87
34滋賀県13953近畿988.87
35鹿児島県13329九州845.75
36長崎県13250九州1021.59
37石川県12656中部1124.98
38香川県11567四国1227.92
39秋田県10874東北1150.69
40佐賀県10717九州1329.65
41和歌山県10688近畿1169.37
42福井県10675中部1404.61
43山梨県9494中部1179.38
44徳島県8736四国1226.97
45島根県8054中国1211.13
46高知県7276四国1063.74
47鳥取県6734中国1226.59
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2021年、総務省統計局)をもとに作成

デイサービスの利用者が多い5都府県

上位5都道府県の通所介護利用者数
上位5都道府県の通所介護利用者数 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2021年) 020,00040,00060,00080,000100,000東京都: 101,979人101,979人大阪府: 86,790人86,790人神奈川県: 67,188人67,188人愛知県: 60,489人60,489人埼玉県: 59,722人59,722人東京都大阪府神奈川県愛知県埼玉県
上位5都道府県の通所介護利用者数
項目通所介護利用者数
東京都101,979人
大阪府86,790人
神奈川県67,188人
愛知県60,489人
埼玉県59,722人
下位5都道府県の通所介護利用者数
下位5都道府県の通所介護利用者数 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2021年) 02,0004,0006,0008,000鳥取県: 6,734人6,734人高知県: 7,276人7,276人島根県: 8,054人8,054人徳島県: 8,736人8,736人山梨県: 9,494人9,494人鳥取県高知県島根県徳島県山梨県
下位5都道府県の通所介護利用者数
項目通所介護利用者数
鳥取県6,734人
高知県7,276人
島根県8,054人
徳島県8,736人
山梨県9,494人

デイサービスの利用者が多い上位5都府県です。

東京都は101,979人、大阪府は86,790人、神奈川県は67,188人でした。
東京都は2位の大阪府の1.18倍です。

4位は愛知県で60,489人、5位は埼玉県で59,722人。
上位5で全国の30.1パーセント、上位3で20.5パーセント、上位10で49.2パーセントでした。

1位だけで8.2パーセントを占めます。
47都道府県の平均は26,619.2人なので、1位は平均の3.8倍。
中央値の20,321人と比べると5.0倍にあたります。

6位以下は福岡県で53,451人、兵庫県で52,040人、千葉県で49,445人と続きました。

2位と3位の差は19,602人、3位と4位の差は6,699人でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の69.9パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると188,769人。
これだけで全国の15.1パーセントにあたります。

利用者の数は高齢者の多さにおおむね比例します。
上位には人口の多い都府県が並びました。

人口あたりでは群馬県が1位になります

なぜこういう並びになるのか、ここからは考えてみます。
以下は通所介護の利用者数の統計から直接読み取れることではなく、別の数字と照らして立てた推測です。

人口10万人あたりで割り直すと、関東の内陸県が上位に来ます。

1位は群馬県の1,567.67人、2位は大分県1,512.39人、3位は岩手県1,463.21人。

4位以下は富山県、山口県と続きます。
逆に人口あたりの下位は東京都727.9人、神奈川県727.46人。
群馬県と神奈川県では2.2倍の開きです。

通所介護は要介護認定を受けた人が使うサービスです。
高齢者が多い地域ほど利用者は増えますが、事業所の数や送迎のしやすさも効いてきます。

人口あたりの上位に来る県は、事業所が住宅地に近く、車での送迎が組みやすい地域だと考えられます。
訪問型より通所型が選ばれやすい環境です。

人口あたりの下位に来るのは、大都市を抱える都府県と、在宅の訪問サービスが厚い地域です。
同じ介護でも、どの形が主流かは県によって違います。

実数の15.1倍に対し、人口あたりでは2.2倍。
介護サービスは比較的そろって広がっています。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、四国4県が1,202.1人で最も多く、北海道が786人で最も少なくなります。
東北6県1,189.3人と中国5県1,154.5人がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの通所介護利用者数の上位5都道府県
人口10万人あたりの通所介護利用者数の上位5都道府県 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2021年) 04008001,200群馬県: 1,567.71,567.7大分県: 1,512.41,512.4岩手県: 1,463.21,463.2富山県: 1,456.61,456.6山口県: 1,416.11,416.1群馬県大分県岩手県富山県山口県
人口10万人あたりの通所介護利用者数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの通所介護利用者数
群馬県1,567.7
大分県1,512.4
岩手県1,463.2
富山県1,456.6
山口県1,416.1

デイサービスの利用者が少ない5県

デイサービスの利用者が少ない下位5県です。

47位の鳥取県は6,734人、46位の高知県は7,276人、45位の島根県は8,054人でした。
1位の東京都とは15.1倍の差があります。

44位は徳島県で8,736人、43位は山梨県で9,494人、42位は福井県で10,675人と続きます。

人口の差より小さい開きです。
介護サービスは全国にまんべんなく広がっています。

47都道府県の中央値は20,321人。
平均は26,619.2人なので、平均が中央値の1.3倍です。

47位の鳥取県は平均の25.3パーセント、中央値の33.1パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の3.2パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで8.2パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の鳥取県は、1位の東京都の6.6パーセントにあたる水準です。

46位との差は542人、45位との差は1,320人でした。
1位の東京都と47位の鳥取県の間には95,245人の開きがあります。

このグラフについての豆知識

通所介護とは

要介護認定を受けた人が日中に施設へ通い、入浴、食事、機能訓練などを受けるサービスです。
介護保険から給付されます。

家族にとっては介護の負担を減らす時間にもなり、本人にとっては外出と交流の機会になります。

訪問型との違い

家に来てもらう訪問介護に対し、通所介護は施設へ出向く形です。
送迎が付くのが一般的で、車で通える範囲に事業所があるかどうかが利用を左右します。

当サイトには通所介護事業所の数を比べた記事もあります。
あわせて見ると供給と利用の関係が見えてきます。

数字の開き

1位の東京都は101,979人、47位の鳥取県は6,734人で、その差は15.1倍です。
上位3で全国の20.5パーセント、上位10で49.2パーセントを占めます。

中央値は20,321人、平均は26,619.2人です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと開きは2.2倍。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

10年前とくらべると

全国の通所介護の利用者数は、2011年の1,018,651人から2021年の1,251,103人へ、この10年でおよそ23%増えました。

2011年の時点でも1位は東京都でした。
この10年、順位は動いていません。

伸びがいちばん大きかったのは群馬県で、80%増でした。

順位の並びがにている記事

同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
通所介護の利用者数の順位で探してみます。

並びが最も重なったのは【自賠責保険の契約台数】全国3,976万台、茨城県が人口あたり首位で、相関は0.97です。
正反対だったのは【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較で、相関は-0.75です。

相関は因果ではないので、関係があると決めつけることはできません。
見くらべる手がかりとして使ってください。

地方のなかで見た通所介護利用者数

地方最も多い(人)最も少ない(人)
東北福島県 21244秋田県 10874
関東東京都 101979栃木県 21899
中部愛知県 60489山梨県 9494
近畿大阪府 86790和歌山県 10688
中国広島県 28351鳥取県 6734
四国愛媛県 16405高知県 7276
九州福岡県 53451佐賀県 10717
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2021年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

通所介護の利用者数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で101,979人、最も少ない鳥取県で6,734人でした。
1位と47位の差は15.1倍です。

上位3で全国の20.5パーセント、上位10で49.2パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は20,321人、平均は26,619.2人でした。
人口10万人あたりに直すと、開きは2.2倍まで縮みます。

通所介護の利用者数の数字を読むときは、3つの点に気をつけてください。
1つ目は、要介護認定を受けた人が対象であること。
2つ目は、事業所の分布に影響されること。
3つ目は2021年の数字であることです。

人口10万人あたりでは群馬県が1,567.67人で最多。
実数の1位とは顔ぶれが変わります。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の28.7パーセントで最多、人口10万人あたりでは四国4県が1,202.1人で最多でした。
通所介護事業所の数や訪問介護の利用者を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
  • 調査年: 2021年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
  • 備考: 指標コードJ230168(通所介護利用者数)の2021年の値。人口10万人あたりは2021年の総人口で割った参考値

注記: 指標コードJ230168(通所介護利用者数)の2021年の値。
人口10万人あたりは2021年の総人口で割った参考値

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