【鉄筋コンクリート住宅】全国2,038万戸、最多と最少で142倍

【鉄筋コンクリート住宅】全国2,038万戸、最多と最少で142倍

鉄筋・鉄骨コンクリート造の住宅は、全国に2,038万戸。
その分布を47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2023年の数字。

東京都が418万2,700戸で1位。
最多と最少では142倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

433,598戸

鉄筋コンクリート造住宅数(2023年)

最も多い 東京都

4,182,700戸

最も少ない 秋田県

29,400戸

鉄筋コンクリート住宅が多い5都府県

上位5都道府県の鉄筋コンクリート造住宅数
上位5都道府県の鉄筋コンクリート造住宅数 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年) 01,000,0002,000,0003,000,0004,000,000東京都: 4,182,700戸4,182,700戸大阪府: 2,234,600戸2,234,600戸神奈川県: 1,933,900戸1,933,900戸愛知県: 1,285,800戸1,285,800戸福岡県: 1,125,400戸1,125,400戸東京都大阪府神奈川県愛知県福岡県
上位5都道府県の鉄筋コンクリート造住宅数
項目鉄筋コンクリート造住宅数
東京都4,182,700戸
大阪府2,234,600戸
神奈川県1,933,900戸
愛知県1,285,800戸
福岡県1,125,400戸
下位5都道府県の鉄筋コンクリート造住宅数
下位5都道府県の鉄筋コンクリート造住宅数 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年) 010,00020,00030,00040,000秋田県: 29,400戸29,400戸鳥取県: 37,700戸37,700戸青森県: 43,600戸43,600戸島根県: 48,700戸48,700戸山形県: 49,100戸49,100戸秋田県鳥取県青森県島根県山形県
下位5都道府県の鉄筋コンクリート造住宅数
項目鉄筋コンクリート造住宅数
秋田県29,400戸
鳥取県37,700戸
青森県43,600戸
島根県48,700戸
山形県49,100戸

鉄筋コンクリート住宅が多い上位5都府県です。

東京都は418万2,700戸、大阪府は223万4,600戸、神奈川県は193万3,900戸でした。
東京都は2位の大阪府の1.87倍です。

4位以下は愛知県、埼玉県と続き、上位5都府県で全国の52.8パーセント。
上位3都府県で41.0パーセント、上位10都道府県で74.0パーセントでした。

東京都1都で20.5パーセント。
非木造住宅の19.2パーセントを上回る集中度です。

人口あたり1位は沖縄県です

以下は、鉄筋・鉄骨コンクリート造住宅数にこれだけの差がつく理由についての推測です。
統計から確かめられる話ではなく、ほかの指標との突き合わせから考えたものです。

人口10万人あたりで割り直すと、沖縄県が先頭に立ちます。

1位は沖縄県の40,102.18戸、2位は東京都29,694.02戸、3位は大阪府25,500.4戸。

逆に人口あたりの下位は青森県3,682.43戸、秋田県3,216.63戸。
沖縄県と秋田県では12.5倍の開きです。

沖縄県が1位なのは、台風に耐える鉄筋コンクリート造が住宅の主流になったためです。
当サイトの非木造住宅の記事でも沖縄県が人口あたり1位でした。

注目したいのは、鉄骨造の記事では沖縄県が最下位だったことです。
同じ非木造でも、沖縄県では鉄筋コンクリート造が選ばれ、鉄骨造はほとんど使われません。
塩害の影響が指摘されることもありますが、この統計から理由までは分かりません。

秋田県や青森県が下位なのは、木造の一戸建てが中心だからです。
住まいの素材は、気候と歴史でここまで違います。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、近畿7府県が19,687.6戸で最も多く、東北6県が6,915.1戸で最も少なくなります。
関東7都県19,419.7戸と九州・沖縄8県18,654.9戸がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの鉄筋コンクリート造住宅数の上位5都道府県
人口10万人あたりの鉄筋コンクリート造住宅数の上位5都道府県 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年) 020,00040,000沖縄県: 40,102.240,102.2東京都: 29,694.029,694.0大阪府: 25,500.425,500.4福岡県: 22,053.722,053.7神奈川県: 20,954.620,954.6沖縄県東京都大阪府福岡県神奈川県
人口10万人あたりの鉄筋コンクリート造住宅数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの鉄筋コンクリート造住宅数
沖縄県40,102.2
東京都29,694.0
大阪府25,500.4
福岡県22,053.7
神奈川県20,954.6

鉄筋コンクリート住宅が少ない5県

鉄筋コンクリート住宅が少ない下位5県です。

秋田県は29,400戸、鳥取県は37,700戸、青森県は43,600戸でした。
東京都とは142.3倍の差があります。

非木造住宅の118.5倍よりさらに大きな開きです。
鉄筋コンクリート造は、集合住宅の多い都市に集中しています。

47都道府県の中央値は152,200戸。
平均は433,597.9戸なので、平均が中央値の2.8倍もあります。

地方別に見る

地方別の平均(鉄筋コンクリート造住宅数)
地方別の平均(鉄筋コンクリート造住宅数) 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年) 0600,0001,200,000北海道: 737,200戸737,200戸東北: 95,867戸95,867戸関東: 1,207,543戸1,207,543戸中部: 257,522戸257,522戸近畿: 618,471戸618,471戸中国: 180,940戸180,940戸四国: 111,275戸111,275戸九州: 327,138戸327,138戸北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(鉄筋コンクリート造住宅数)
項目鉄筋コンクリート造住宅数の平均
北海道737,200戸
東北95,867戸
関東1,207,543戸
中部257,522戸
近畿618,471戸
中国180,940戸
四国111,275戸
九州327,138戸

鉄筋コンクリート造は、都市と沖縄県に集まります。

地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の41.5パーセントで最も大きくなります。
次いで近畿7府県が21.2パーセント、九州・沖縄8県が12.8パーセント、中部9県が11.4パーセントと続きました。

少ないほうは中国5県が4.4パーセント、北海道が3.6パーセント、東北6県が2.8パーセント、四国4県が2.2パーセントでした。

人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
近畿7府県が19,687.6戸、関東7都県が19,419.7戸、九州・沖縄8県が18,654.9戸の順に多く、最も少ないのは東北6県が6,915.1戸です。

地図で見る

鉄筋コンクリート造住宅数(2023年)
鉄筋コンクリート造住宅数(2023年) 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(総務省統計局)をもとに作成。単位は戸。 北海道 737,200戸青森 43,600戸岩手 65,500戸宮城 270,700戸秋田 29,400戸山形 49,100戸福島 116,900戸茨城 179,300戸栃木 127,800戸群馬 114,800戸埼玉 997,900戸千葉 916,400戸東京 4,182,700戸神奈川 1,933,900戸新潟 101,800戸富山 72,300戸石川 83,300戸福井 51,600戸山梨 65,500戸長野 131,900戸岐阜 147,900戸静岡 377,600戸愛知 1,285,800戸三重 154,700戸滋賀 161,900戸京都 468,900戸大阪 2,234,600戸兵庫 1,075,100戸奈良 146,000戸和歌山 88,100戸鳥取 37,700戸島根 48,700戸岡山 189,400戸広島 476,400戸山口 152,500戸徳島 83,200戸香川 110,500戸愛媛 171,500戸高知 79,900戸福岡 1,125,400戸佐賀 62,700戸長崎 152,200戸熊本 199,000戸大分 160,200戸宮崎 111,900戸鹿児島 217,000戸沖縄 588,700戸
鉄筋コンクリート造住宅数(戸)
鉄筋コンクリート造住宅数(2023年)
項目鉄筋コンクリート造住宅数
北海道737,200戸
青森県43,600戸
岩手県65,500戸
宮城県270,700戸
秋田県29,400戸
山形県49,100戸
福島県116,900戸
茨城県179,300戸
栃木県127,800戸
群馬県114,800戸
埼玉県997,900戸
千葉県916,400戸
東京都4,182,700戸
神奈川県1,933,900戸
新潟県101,800戸
富山県72,300戸
石川県83,300戸
福井県51,600戸
山梨県65,500戸
長野県131,900戸
岐阜県147,900戸
静岡県377,600戸
愛知県1,285,800戸
三重県154,700戸
滋賀県161,900戸
京都府468,900戸
大阪府2,234,600戸
兵庫県1,075,100戸
奈良県146,000戸
和歌山県88,100戸
鳥取県37,700戸
島根県48,700戸
岡山県189,400戸
広島県476,400戸
山口県152,500戸
徳島県83,200戸
香川県110,500戸
愛媛県171,500戸
高知県79,900戸
福岡県1,125,400戸
佐賀県62,700戸
長崎県152,200戸
熊本県199,000戸
大分県160,200戸
宮崎県111,900戸
鹿児島県217,000戸
沖縄県588,700戸

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都、大阪府、神奈川県、愛知県、埼玉県です。
三大都市圏がまとまって濃くなります。
淡いのは秋田県、鳥取県、青森県でした。

47都道府県の平均は433,597.9戸、中央値は152,200戸です。
東京都の418万2,700戸は平均の9.6倍にあたります。

上位3都府県で41.0パーセント、1位と47位で142.3倍の開きがありました。

順位都道府県鉄筋コンクリート造住宅数(戸)地方人口10万人あたりの鉄筋コンクリート造住宅数
1東京都4182700関東29694.02
2大阪府2234600近畿25500.40
3神奈川県1933900関東20954.60
4愛知県1285800中部17196.74
5福岡県1125400九州22053.69
6兵庫県1075100近畿20020.48
7埼玉県997900関東13612.06
8千葉県916400関東14646.00
9北海道737200北海道14477.61
10沖縄県588700九州40102.18
11広島県476400中国17399.56
12京都府468900近畿18497.04
13静岡県377600中部10621.66
14宮城県270700東北11956.71
15鹿児島県217000九州14009.04
16熊本県199000九州11644.24
17岡山県189400中国10254.47
18茨城県179300関東6346.90
19愛媛県171500四国13284.28
20滋賀県161900近畿11506.75
21大分県160200九州14616.79
22三重県154700近畿8957.73
23山口県152500中国11748.84
24長崎県152200九州12012.63
25岐阜県147900中部7659.24
26奈良県146000近畿11265.43
27長野県131900中部6581.84
28栃木県127800関東6736.95
29福島県116900東北6615.73
30群馬県114800関東6035.75
31宮崎県111900九州10738.96
32香川県110500四国11933.05
33新潟県101800中部4788.33
34和歌山県88100近畿9876.68
35石川県83300中部7511.27
36徳島県83200四国11971.22
37高知県79900四国11997.00
38富山県72300中部7179.74
39岩手県65500東北5631.99
39山梨県65500中部8228.64
41佐賀県62700九州7886.79
42福井県51600中部6935.48
43山形県49100東北4785.58
44島根県48700中国7492.31
45青森県43600東北3682.43
46鳥取県37700中国7020.48
47秋田県29400東北3216.63
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年、総務省統計局)をもとに作成

このグラフについての豆知識

非木造のなかの内訳

非木造住宅2,558万戸のうち、鉄筋・鉄骨コンクリート造が2,038万戸。
残りの多くが鉄骨造です。

当サイトには非木造住宅と鉄骨造住宅を扱った記事もあります。
3つを並べると、住まいの素材の分布が見えてきます。

沖縄県は鉄筋1位・鉄骨47位

人口10万人あたりでは、鉄筋コンクリート造で沖縄県が1位、鉄骨造では47位。

同じ非木造でも、沖縄県では工法がはっきり分かれています。
台風という条件が、住まいの作り方を決めてきたと考えられます。
数字は2023年のものです。

10年前とくらべると

全国の鉄筋・鉄骨コンクリート造住宅数は、2013年の17,664,900戸から2023年の20,379,100戸へ、この10年でおよそ15%増えました。

10年前も先頭は東京都です。
顔ぶれは変わりませんでした。

県別では富山県の35%増が最大です。

順位の並びがにている記事

同じ形の地図になる記事はあるでしょうか。
鉄筋・鉄骨コンクリート造住宅数の順位で探してみます。

0.98という高い相関を示したのが【非木造住宅の数】全国2,558万戸、最多と最少で118.5倍でした。
最も食い違ったのは【一戸建ての割合】が8割に近い県と3割を切る都、住まいの形は地域でこれほど違う(順位相関-0.87)でした。

相関は因果ではないので、関係があると決めつけることはできません。
見くらべる手がかりとして使ってください。

地方のなかで見た鉄筋コンクリート造住宅数

地方最も多い(戸)最も少ない(戸)
東北宮城県 270700秋田県 29400
関東東京都 4182700群馬県 114800
中部愛知県 1285800福井県 51600
近畿大阪府 2234600和歌山県 88100
中国広島県 476400鳥取県 37700
四国愛媛県 171500高知県 79900
九州福岡県 1125400佐賀県 62700
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2023年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

鉄筋コンクリート造住宅を47都道府県で比べると、最も多い東京都で418万2,700戸、最も少ない秋田県で29,400戸でした。
最多と最少で142.3倍の開きがあります。

ここまでの鉄筋・鉄骨コンクリート造住宅数の数字には、注意点が3つあります。
1つ目は、鉄骨造は含まれないこと。
2つ目は、非木造住宅の一部であること。
3つ目は2023年の数字であることです。

人口10万人あたりでは沖縄県40,102.18戸が1位。
鉄骨造では47位だったことと対照的です。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の41.5パーセントで最多、人口10万人あたりでは近畿7府県が19,687.6戸で最多でした。
非木造住宅や鉄骨造住宅の数を比べた記事とあわせて読んでみてください。

関連記事

出典

  • 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
  • 調査年: 2023年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
  • 備考: 指標コードH1504(鉄筋コンクリート造住宅数)の2023年の値。人口10万人あたりは2023年の総人口で割った参考値

注記: 指標コードH1504(鉄筋コンクリート造住宅数)の2023年の値。
人口10万人あたりは2023年の総人口で割った参考値

この記事をシェアする

記事一覧へ戻る

関連記事 Relation Entry