缶チューハイやハイボールの多くが入るリキュール。
いちばん飲むのはどこの都道府県でしょうか。
このランキングは、国税庁の「酒類販売(消費)数量」をもとにしています。
2023年度に売られた量を、20歳以上の人口で割って算出しました。
この統計には沖縄県が入っていません。
沖縄国税事務所が別に集計しているためで、この記事では46都道府県で比べています。
46都道府県の平均は19.7L、中央値は19.3L。
最も多い秋田県28.4Lと最も少ない奈良県15.0Lの差は13.4L、倍率にすると1.9倍でした。
調査対象46県の単純平均
19.7L
成人1人あたりのリキュール消費量(2023年度)
最も多い 秋田県
28.5L
最も少ない 奈良県
15.0L
調査対象46県の成人1人あたりのリキュール消費量
| 項目 | 成人1人あたりのリキュール消費量 |
|---|---|
| 北海道 | 23.2L |
| 青森県 | 27.2L |
| 岩手県 | 25.7L |
| 宮城県 | 21.8L |
| 秋田県 | 28.5L |
| 山形県 | 20.8L |
| 福島県 | 20.7L |
| 茨城県 | 18.5L |
| 栃木県 | 18.2L |
| 群馬県 | 17.7L |
| 埼玉県 | 17.4L |
| 千葉県 | 19.4L |
| 東京都 | 22.2L |
| 神奈川県 | 18.2L |
| 新潟県 | 23.0L |
| 富山県 | 24.1L |
| 石川県 | 19.5L |
| 福井県 | 20.4L |
| 山梨県 | 17.1L |
| 長野県 | 20.0L |
| 岐阜県 | 19.2L |
| 静岡県 | 16.6L |
| 愛知県 | 17.4L |
| 三重県 | 16.2L |
| 滋賀県 | 16.2L |
| 京都府 | 20.4L |
| 大阪府 | 21.7L |
| 兵庫県 | 18.5L |
| 奈良県 | 15.0L |
| 和歌山県 | 19.3L |
| 鳥取県 | 19.7L |
| 島根県 | 18.2L |
| 岡山県 | 16.6L |
| 広島県 | 19.7L |
| 山口県 | 19.4L |
| 徳島県 | 17.1L |
| 香川県 | 17.4L |
| 愛媛県 | 17.9L |
| 高知県 | 20.7L |
| 福岡県 | 18.5L |
| 佐賀県 | 18.9L |
| 長崎県 | 18.0L |
| 熊本県 | 19.5L |
| 大分県 | 18.6L |
| 宮崎県 | 21.5L |
| 鹿児島県 | 19.3L |
日本地図で見ると、上位は秋田県28.4L、青森県27.1L、岩手県25.7L、富山県24.1L、北海道23.2L。
6位は新潟県23.0L、7位は東京都22.2L、8位は宮城県21.8Lです。
下のほうは三重県16.2L、滋賀県16.2L、奈良県15.0L。
中央値は19.3Lで、平均の19.7Lとほぼ同じ。
46都道府県が15.0Lから28.4Lのあいだに収まっています。
沖縄県はこの統計に入っていないため、地図では色がついていません。
| 順位 | 都道府県 | 成人1人あたりのリキュール消費量(L) | 地方 |
|---|---|---|---|
| 1 | 秋田県 | 28.45 | 東北 |
| 2 | 青森県 | 27.15 | 東北 |
| 3 | 岩手県 | 25.67 | 東北 |
| 4 | 富山県 | 24.12 | 中部 |
| 5 | 北海道 | 23.17 | 北海道 |
| 6 | 新潟県 | 22.99 | 中部 |
| 7 | 東京都 | 22.2 | 関東 |
| 8 | 宮城県 | 21.79 | 東北 |
| 9 | 大阪府 | 21.73 | 近畿 |
| 10 | 宮崎県 | 21.54 | 九州 |
| 11 | 山形県 | 20.78 | 東北 |
| 12 | 高知県 | 20.72 | 四国 |
| 13 | 福島県 | 20.68 | 東北 |
| 14 | 京都府 | 20.44 | 近畿 |
| 15 | 福井県 | 20.43 | 中部 |
| 16 | 長野県 | 19.97 | 中部 |
| 17 | 広島県 | 19.69 | 中国 |
| 17 | 鳥取県 | 19.69 | 中国 |
| 19 | 熊本県 | 19.54 | 九州 |
| 20 | 石川県 | 19.51 | 中部 |
| 21 | 千葉県 | 19.43 | 関東 |
| 22 | 山口県 | 19.38 | 中国 |
| 23 | 鹿児島県 | 19.3 | 九州 |
| 24 | 和歌山県 | 19.26 | 近畿 |
| 25 | 岐阜県 | 19.16 | 中部 |
| 26 | 佐賀県 | 18.89 | 九州 |
| 27 | 大分県 | 18.56 | 九州 |
| 28 | 兵庫県 | 18.5 | 近畿 |
| 29 | 茨城県 | 18.46 | 関東 |
| 30 | 福岡県 | 18.45 | 九州 |
| 31 | 神奈川県 | 18.21 | 関東 |
| 32 | 島根県 | 18.2 | 中国 |
| 33 | 栃木県 | 18.15 | 関東 |
| 34 | 長崎県 | 18.01 | 九州 |
| 35 | 愛媛県 | 17.87 | 四国 |
| 36 | 群馬県 | 17.66 | 関東 |
| 37 | 香川県 | 17.41 | 四国 |
| 37 | 埼玉県 | 17.41 | 関東 |
| 39 | 愛知県 | 17.37 | 中部 |
| 40 | 山梨県 | 17.07 | 中部 |
| 41 | 徳島県 | 17.06 | 四国 |
| 42 | 岡山県 | 16.63 | 中国 |
| 43 | 静岡県 | 16.57 | 中部 |
| 44 | 三重県 | 16.18 | 近畿 |
| 45 | 滋賀県 | 16.17 | 近畿 |
| 46 | 奈良県 | 15.03 | 近畿 |
地方別に見る
地方ごとに県の平均を出すと、東北6県が24.1Lで最も多くなります。
北海道23.2L、中部9県19.7L、九州7県19.2Lが続きました。
最も少ないのは近畿7府県の18.2Lです。
1位の東北6県との差は5.90Lでした。
沖縄県が入っていないため、九州は7県で計算しています。
成人1人あたりのリキュール消費量が多い5都道府県
飲む量が多い上位5都道府県です。
1位は秋田県の28.4L。
2位の青森県は27.1Lで、その差は1.30Lでした。
3位は25.7L、4位は24.1L、5位は23.2Lと続きます。
1位から5位までの幅は5.28L。
46都道府県の平均19.7Lを、上位5つはいずれも上回りました。
1位の秋田県は平均を8.78L上回っています。
6位以下は新潟県23.0L、東京都22.2L、宮城県21.8L。
5位と8位のあいだは1.38Lで、このあたりから落ち方がゆるやかになります。
地方別で最も多いのは東北6県の24.1Lでした。
9位以下は大阪府21.7L、宮崎県21.5L、山形県20.8L。
10位でも21.5Lあり、46都道府県の平均19.7Lを上回っています。
上位のかたまりは10県あまり続き、そこから中位へなだらかに下がっていく形です。
46都道府県の中央値は19.3Lでした。
ビールと並ぶ量まで来た
46都道府県の平均は19.67L。
ビールの19.69Lとほぼ同じです。
かつてビールが圧倒的だった位置に、缶チューハイなどのリキュールが並ぶところまで来ました。
1位は秋田県28.45L、2位は青森県27.15L、3位は岩手県25.67L。
4位に富山県24.12L、5位に北海道23.17Lが入ります。
上位5つのうち4つが東北と北海道です。
地方別でも東北6県24.1Lが1位、北海道23.2Lが2位。
最下位は近畿7府県18.2Lでした。
ビールでは東京都が1位でしたが、リキュールでは上位に入りません。
外で飲むビールに対し、家で飲む缶チューハイ。
その違いが地図に出ています。
差は1.89倍。
酒類の合計1.83倍に次いで小さく、どの土地でも広く飲まれていることがわかります。
家計調査には「リキュールの消費量に使う金額」という別の統計もあります。
あちらは1世帯が1か月または1年に使った金額、こちらは成人1人が1年に飲んだ量です。
お金で見るか、量で見るかで順位は変わります。
値段の高い酒を少し飲む土地と、安い酒をたくさん飲む土地では、2つの統計が逆を向くこともあります。
成人1人あたりのリキュール消費量が少ない5都道府県
飲む量が少ない下位5都道府県です。
最も少ないのは奈良県の15.0L。
45位は16.2L、44位は16.2L、43位は16.6L、42位は16.6Lでした。
下位5つの幅は1.60L。
46都道府県の平均19.7Lを、いずれも下回っています。
最下位の奈良県は平均より4.64L少ない値でした。
1位の秋田県との差は13.4Lで、倍率にすると1.9倍です。
この数字は売られた量を人口で割ったものです。
観光や出張で訪れた人が飲んだぶんも、売られた土地の数字に入ります。
住んでいる人の飲み方をそのまま表しているわけではありません。
41位から39位は徳島県17.1L、山梨県17.1L、愛知県17.4L。
下位のほうは15.0Lから17.4Lのあいだに10県以上が並んでいて、わずかな差で順位が入れかわります。
この範囲では順位そのものにあまり意味はありません。
46都道府県の中央値は19.3Lで、下位の県はそこから4.25L低い水準です。
このグラフについての豆知識
缶チューハイもハイボールも
リキュールは、酒に果汁や糖類などを加えて造った酒の区分です。
缶チューハイ、缶ハイボール、梅酒などがここに入ります。
ボトルで買うウイスキーは別の項目なので、同じハイボールでも缶か自分で割るかで分かれます。
甲類焼酎と重なる土地
上位の秋田県・青森県・北海道は、甲類焼酎でも上位でした。
割って飲む文化が根づいた土地では、両方の数字が伸びます。
沖縄県が入っていない
この統計には沖縄県がふくまれていません。
表の注記に「全国計欄は沖縄分を含まない」とあり、沖縄国税事務所が別に集計しているためです。
そちらの公表は最新が平成30年のPDFのみで、年をまたいで混ぜると不正確になります。
この記事では沖縄県をのぞく46都道府県で比べました。
買った量であって、飲んだ量ではない
この数字は、酒類の販売(消費)数量を成人人口で割ったものです。
成人人口は20歳未満をのぞいた人口を使っています。
売られた場所で数えるため、旅行者や出張者が多い土地では実際に住んでいる人が飲む量より大きく出ます。
東京都が上位に並びやすいのは、そのためでもあります。
地方のなかで見た成人1人あたりのリキュール消費量
| 地方 | 最も多い(L) | 最も少ない(L) |
|---|---|---|
| 東北 | 秋田県 28.45 | 福島県 20.68 |
| 関東 | 東京都 22.2 | 埼玉県 17.41 |
| 中部 | 富山県 24.12 | 静岡県 16.57 |
| 近畿 | 大阪府 21.73 | 奈良県 15.03 |
| 中国 | 鳥取県 19.69 | 岡山県 16.63 |
| 四国 | 高知県 20.72 | 徳島県 17.06 |
| 九州 | 宮崎県 21.54 | 長崎県 18.01 |
まとめ
成人1人あたりのリキュールの消費量は、46都道府県の平均で年19.7L。
最も多い秋田県28.4Lと最も少ない奈良県15.0Lの差は1.9倍でした。
秋田・青森・岩手と東北が上位。
46都道府県の平均はビールとほぼ同じ量まで来ました。
地方別では東北6県が24.1Lで最も多く、近畿7府県が18.2Lで最も少ない結果です。
この統計には沖縄県が入っていません。
また、売られた量を人口で割った数字なので、観光や出張で訪れた人が飲んだぶんもふくまれます。
読むときは、その点に気をつけてください。
46都道府県の中央値は19.3L。
平均の19.7Lとくらべると、真ん中あたりの県の実感に近いのは中央値のほうです。
同じお酒でも、金額で見る家計調査の記事とは順位が変わります。
値段の高い酒を少し飲むのか、安い酒をたくさん飲むのか。
2つの統計を並べると、その違いが見えてきます。
ほかのお酒の記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 酒類販売(消費)数量
- 調査年: 2023年度
- 公開元: 国税庁
- 参照URL: https://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/shiori/2025/index.htm
- 備考: 缶チューハイやハイボールなど、混ぜて造った酒の多くがこの項目に入る。この表は沖縄県分をふくまないため46都道府県で比べている。成人人口は20歳未満をのぞいた人口。国税庁の統計を加工して47グラフが作成
注記: 缶チューハイやハイボールなど、混ぜて造った酒の多くがこの項目に入る。
この表は沖縄県分をふくまないため46都道府県で比べている。
成人人口は20歳未満をのぞいた人口。
国税庁の統計を加工して47グラフが作成
