ファンデーションに、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、ファンデーションの購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は2,535円、中央値は2,418円。
最も支出額が多い高知県は3,750円で、最も少ない県の1,440円との差は2,310円です。
金額を比べると、約2.6倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
2,535円
1世帯当たりのファンデーションへの支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 高知県
3,750円
最も少ない 沖縄県
1,440円
ファンデーションに使う金額が多い上位5県
ファンデーションに使う金額が多い上位5県です。
高知県は3,750円、広島県は3,562円、山口県は3,481円でした。
1位と2位の差は188円です。
4位は香川県で3,447円、5位は山形県で3,393円。
上位5はいずれも47都道府県の平均2,535円を上回りました。
1位の高知県は平均を1,215円上回りました。
中央値の2,418円と比べると1,332円高く、平均に対する比では1.48倍にあたります。
6位以下は徳島県で3,330円、愛知県で3,110円、佐賀県で3,018円と続きました。
2位と3位の差は81円、3位と4位の差は34円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は375円でした。
1位から5位までの幅は357円、1位から8位までの幅は732円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
高知県は口紅への支出でも3位に入っています。
全国の値は2,535円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は高知県の3,750円。
2位の広島県3,562円、3位の山口県3,481円と続きます。
口紅への支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
口紅への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は広島県の1,465、2位は埼玉県の1,352、3位は高知県の1,255。
4位以下は熊本県、愛知県と続きます。
逆に下位は和歌山県が665、青森県が580。
広島県と青森県では2.53倍の開きです。
ファンデーションは全国平均で年2,535円。
口紅の982円の2.6倍で、メイクの品目のなかでは大きな支出にあたります。
地方別では四国3,133円、中国3,009円が上位、近畿2,137円が最下位でした。
化粧クリームでも乳液でも、この2地方が上位に並んでいます。
高知県はこれで4つ目の1位です。
石けん・ヘアコンディショナー・乳液・ファンデーション。
身だしなみの品目で、高知県が繰り返し先頭に立ちました。
9本のうち4本で1位というのは、偶然では説明しにくい数字です。
地方ごとに県の平均を出すと、四国4県が3,133円で最も高く、近畿7府県が2,137円で最も低くなります。
中国5県3,009円と中部9県2,606円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
ファンデーションに使う金額が少ない下位5県
ファンデーションに使う金額が少ない下位5県です。
47位の沖縄県は1,440円、46位の長崎県は1,909円、45位の青森県は1,936円でした。
1位の高知県とは2,310円の差があります。
44位は三重県で1,945円、43位は神奈川県で1,989円、42位は愛媛県で2,006円と続きます。
最も少ない県は1,440円。
上位の県とは2.6倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は2,418円、平均は2,535円です。
47位の沖縄県は平均を1,095円下回りました。
47位の沖縄県は1位の高知県の38.4パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.6倍の開きです。
46位との差は469円、45位との差は496円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも566円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均2,535円を下回りました。
47位から43位までの幅は549円です。
沖縄県は口紅への支出では中位位です。
全国の値は2,535円なので、47位はこれを1,095円下回っています。
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりのファンデーションへの支出 |
|---|---|
| 北海道 | 2,508円 |
| 青森県 | 1,936円 |
| 岩手県 | 2,480円 |
| 宮城県 | 2,383円 |
| 秋田県 | 2,539円 |
| 山形県 | 3,393円 |
| 福島県 | 2,290円 |
| 茨城県 | 2,418円 |
| 栃木県 | 2,560円 |
| 群馬県 | 2,310円 |
| 埼玉県 | 2,285円 |
| 千葉県 | 2,620円 |
| 東京都 | 2,188円 |
| 神奈川県 | 1,989円 |
| 新潟県 | 2,525円 |
| 富山県 | 2,902円 |
| 石川県 | 2,198円 |
| 福井県 | 2,024円 |
| 山梨県 | 2,240円 |
| 長野県 | 2,507円 |
| 岐阜県 | 2,969円 |
| 静岡県 | 2,979円 |
| 愛知県 | 3,110円 |
| 三重県 | 1,945円 |
| 滋賀県 | 2,228円 |
| 京都府 | 2,178円 |
| 大阪府 | 2,091円 |
| 兵庫県 | 2,095円 |
| 奈良県 | 2,260円 |
| 和歌山県 | 2,165円 |
| 鳥取県 | 2,904円 |
| 島根県 | 2,311円 |
| 岡山県 | 2,789円 |
| 広島県 | 3,562円 |
| 山口県 | 3,481円 |
| 徳島県 | 3,330円 |
| 香川県 | 3,447円 |
| 愛媛県 | 2,006円 |
| 高知県 | 3,750円 |
| 福岡県 | 2,638円 |
| 佐賀県 | 3,018円 |
| 長崎県 | 1,909円 |
| 熊本県 | 2,916円 |
| 大分県 | 2,665円 |
| 宮崎県 | 2,232円 |
| 鹿児島県 | 2,413円 |
| 沖縄県 | 1,440円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは高知県です。
次いで広島県、山口県、香川県、山形県が続きます。
淡いのは沖縄県、長崎県、青森県でした。
47都道府県の平均は2,535円、中央値は2,418円です。
高知県の3,750円は平均を1,215円上回ります。
1位と47位の差は2,310円、倍率にすると2.6倍でした。
口紅への支出で並べ替えると広島県が1,465で最も高く、開きは2.53倍になります。
主指標で1位の高知県は口紅への支出では3位、口紅への支出で1位の広島県は主指標では2位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりのファンデーションへの支出(円) | 地方 | 口紅への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 高知県 | 3750 | 四国 | 1255 |
| 2 | 広島県 | 3562 | 中国 | 1465 |
| 3 | 山口県 | 3481 | 中国 | 967 |
| 4 | 香川県 | 3447 | 四国 | 945 |
| 5 | 山形県 | 3393 | 東北 | 1092 |
| 6 | 徳島県 | 3330 | 四国 | 998 |
| 7 | 愛知県 | 3110 | 中部 | 1252 |
| 8 | 佐賀県 | 3018 | 九州 | 890 |
| 9 | 静岡県 | 2979 | 中部 | 1079 |
| 10 | 岐阜県 | 2969 | 中部 | 1002 |
| 11 | 熊本県 | 2916 | 九州 | 1255 |
| 12 | 鳥取県 | 2904 | 中国 | 997 |
| 13 | 富山県 | 2902 | 中部 | 950 |
| 14 | 岡山県 | 2789 | 中国 | 1174 |
| 15 | 大分県 | 2665 | 九州 | 1193 |
| 16 | 福岡県 | 2638 | 九州 | 980 |
| 17 | 千葉県 | 2620 | 関東 | 1143 |
| 18 | 栃木県 | 2560 | 関東 | 1077 |
| 19 | 秋田県 | 2539 | 東北 | 748 |
| 20 | 新潟県 | 2525 | 中部 | 960 |
| 21 | 北海道 | 2508 | 北海道 | 945 |
| 22 | 長野県 | 2507 | 中部 | 709 |
| 23 | 岩手県 | 2480 | 東北 | 771 |
| 24 | 茨城県 | 2418 | 関東 | 842 |
| 25 | 鹿児島県 | 2413 | 九州 | 1068 |
| 26 | 宮城県 | 2383 | 東北 | 1114 |
| 27 | 島根県 | 2311 | 中国 | 1191 |
| 28 | 群馬県 | 2310 | 関東 | 770 |
| 29 | 福島県 | 2290 | 東北 | 828 |
| 30 | 埼玉県 | 2285 | 関東 | 1352 |
| 31 | 奈良県 | 2260 | 近畿 | 885 |
| 32 | 山梨県 | 2240 | 中部 | 1064 |
| 33 | 宮崎県 | 2232 | 九州 | 844 |
| 34 | 滋賀県 | 2228 | 近畿 | 1061 |
| 35 | 石川県 | 2198 | 中部 | 902 |
| 36 | 東京都 | 2188 | 関東 | 1195 |
| 37 | 京都府 | 2178 | 近畿 | 1020 |
| 38 | 和歌山県 | 2165 | 近畿 | 665 |
| 39 | 兵庫県 | 2095 | 近畿 | 856 |
| 40 | 大阪府 | 2091 | 近畿 | 1029 |
| 41 | 福井県 | 2024 | 中部 | 691 |
| 42 | 愛媛県 | 2006 | 四国 | 945 |
| 43 | 神奈川県 | 1989 | 関東 | 996 |
| 44 | 三重県 | 1945 | 近畿 | 738 |
| 45 | 青森県 | 1936 | 東北 | 580 |
| 46 | 長崎県 | 1909 | 九州 | 800 |
| 47 | 沖縄県 | 1440 | 九州 | 860 |
このグラフについての豆知識
口紅の2.6倍
ファンデーションへの支出は全国平均で年2,535円。
口紅や化粧水は別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の高知県は3,750円、47位の沖縄県は1,440円。
差は2,310円、倍率にすると2.6倍です。
中央値は2,418円、平均は2,535円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では117円の差でした。
口紅への支出で並べ替えると開きは2.53倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりのファンデーションへの支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 山形県 3393 | 青森県 1936 |
| 関東 | 千葉県 2620 | 神奈川県 1989 |
| 中部 | 愛知県 3110 | 福井県 2024 |
| 近畿 | 奈良県 2260 | 三重県 1945 |
| 中国 | 広島県 3562 | 島根県 2311 |
| 四国 | 高知県 3750 | 愛媛県 2006 |
| 九州 | 佐賀県 3018 | 沖縄県 1440 |
まとめ
1世帯が1年間にファンデーションへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い高知県で3,750円、最も低い沖縄県で1,440円でした。
その差は2,310円、倍率にすると2.6倍です。
47都道府県の中央値は2,418円、平均は2,535円でした。
全国の値は2,535円です。
口紅への支出で並べ替えると開きは2.53倍になり、主指標で1位の高知県はその見方では3位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、口紅は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
口紅への支出では広島県が1,465で最も高く、主指標で1位の高知県はこの見方では3位でした。
地方ごとの平均では四国4県が3,133円で最も高く、近畿7府県が2,137円で最も低くなりました。
口紅や化粧クリームへの支出とあわせて読んでみてください。
1位の高知県と2位の広島県の差は188円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: ファンデーションへの支出。口紅は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: ファンデーションへの支出。
口紅は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
