交通事故でけがをした人は、全国で344,395人。
亡くなった人の129倍という規模です。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2024年の数字。
東京都が33,251人で1位。
人口10万人あたりでは静岡県が最も多くなります。
47都道府県の平均は7,327.6人、中央値は3,423人です。
1位と47位の差は47.4倍、人口10万人あたりに直すと5.1倍でした。
47都道府県の単純平均
7,328人
交通事故負傷者数(2024年)
最も多い 東京都
33,251人
最も少ない 鳥取県
702人
地図で見る
| 項目 | 交通事故負傷者数 |
|---|---|
| 北海道 | 10,297人 |
| 青森県 | 2,734人 |
| 岩手県 | 1,700人 |
| 宮城県 | 4,565人 |
| 秋田県 | 1,141人 |
| 山形県 | 2,927人 |
| 福島県 | 3,738人 |
| 茨城県 | 7,456人 |
| 栃木県 | 4,683人 |
| 群馬県 | 11,195人 |
| 埼玉県 | 18,673人 |
| 千葉県 | 14,963人 |
| 東京都 | 33,251人 |
| 神奈川県 | 24,123人 |
| 新潟県 | 3,045人 |
| 富山県 | 2,130人 |
| 石川県 | 2,037人 |
| 福井県 | 1,100人 |
| 山梨県 | 2,439人 |
| 長野県 | 6,005人 |
| 岐阜県 | 3,483人 |
| 静岡県 | 21,880人 |
| 愛知県 | 28,822人 |
| 三重県 | 3,334人 |
| 滋賀県 | 3,431人 |
| 京都府 | 4,233人 |
| 大阪府 | 28,690人 |
| 兵庫県 | 18,353人 |
| 奈良県 | 2,947人 |
| 和歌山県 | 1,465人 |
| 鳥取県 | 702人 |
| 島根県 | 781人 |
| 岡山県 | 5,489人 |
| 広島県 | 5,236人 |
| 山口県 | 2,535人 |
| 徳島県 | 2,145人 |
| 香川県 | 3,579人 |
| 愛媛県 | 2,271人 |
| 高知県 | 984人 |
| 福岡県 | 23,606人 |
| 佐賀県 | 3,423人 |
| 長崎県 | 2,983人 |
| 熊本県 | 3,628人 |
| 大分県 | 2,619人 |
| 宮崎県 | 3,007人 |
| 鹿児島県 | 3,180人 |
| 沖縄県 | 3,387人 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで愛知県、大阪府、神奈川県、福岡県が続きます。
淡いのは鳥取県、島根県、高知県でした。
47都道府県の平均は7,327.6人、中央値は3,423人です。
東京都の33,251人は平均の4.5倍にあたります。
上位3で26.4パーセント、1位と47位で47.4倍の開きがありました。
人口10万人あたりに直すと静岡県が620.36人で最も多く、開きは5.1倍になります。
実数1位の東京都は人口あたりでは24位、人口あたり1位の静岡県は実数では6位でした。
| 順位 | 都道府県 | 交通事故負傷者数(人) | 地方 | 人口10万人あたりの交通事故負傷者数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 33251 | 関東 | 234.53 |
| 2 | 愛知県 | 28822 | 中部 | 386.35 |
| 3 | 大阪府 | 28690 | 近畿 | 327.62 |
| 4 | 神奈川県 | 24123 | 関東 | 261.50 |
| 5 | 福岡県 | 23606 | 九州 | 463.59 |
| 6 | 静岡県 | 21880 | 中部 | 620.36 |
| 7 | 埼玉県 | 18673 | 関東 | 254.68 |
| 8 | 兵庫県 | 18353 | 近畿 | 343.88 |
| 9 | 千葉県 | 14963 | 関東 | 239.37 |
| 10 | 群馬県 | 11195 | 関東 | 592.33 |
| 11 | 北海道 | 10297 | 北海道 | 204.18 |
| 12 | 茨城県 | 7456 | 関東 | 265.72 |
| 13 | 長野県 | 6005 | 中部 | 302.21 |
| 14 | 岡山県 | 5489 | 中国 | 299.78 |
| 15 | 広島県 | 5236 | 中国 | 192.93 |
| 16 | 栃木県 | 4683 | 関東 | 248.44 |
| 17 | 宮城県 | 4565 | 東北 | 203.07 |
| 18 | 京都府 | 4233 | 近畿 | 167.98 |
| 19 | 福島県 | 3738 | 東北 | 214.46 |
| 20 | 熊本県 | 3628 | 九州 | 213.79 |
| 21 | 香川県 | 3579 | 四国 | 390.29 |
| 22 | 岐阜県 | 3483 | 中部 | 181.78 |
| 23 | 滋賀県 | 3431 | 近畿 | 244.72 |
| 24 | 佐賀県 | 3423 | 九州 | 434.39 |
| 25 | 沖縄県 | 3387 | 九州 | 231.04 |
| 26 | 三重県 | 3334 | 近畿 | 194.86 |
| 27 | 鹿児島県 | 3180 | 九州 | 207.57 |
| 28 | 新潟県 | 3045 | 中部 | 145.07 |
| 29 | 宮崎県 | 3007 | 九州 | 291.09 |
| 30 | 長崎県 | 2983 | 九州 | 238.26 |
| 31 | 奈良県 | 2947 | 近畿 | 229.34 |
| 32 | 山形県 | 2927 | 東北 | 289.52 |
| 33 | 青森県 | 2734 | 東北 | 234.68 |
| 34 | 大分県 | 2619 | 九州 | 241.38 |
| 35 | 山口県 | 2535 | 中国 | 197.89 |
| 36 | 山梨県 | 2439 | 中部 | 308.34 |
| 37 | 愛媛県 | 2271 | 四国 | 177.98 |
| 38 | 徳島県 | 2145 | 四国 | 313.14 |
| 39 | 富山県 | 2130 | 中部 | 213.64 |
| 40 | 石川県 | 2037 | 中部 | 185.52 |
| 41 | 岩手県 | 1700 | 東北 | 148.47 |
| 42 | 和歌山県 | 1465 | 近畿 | 166.48 |
| 43 | 秋田県 | 1141 | 東北 | 127.20 |
| 44 | 福井県 | 1100 | 中部 | 148.85 |
| 45 | 高知県 | 984 | 四国 | 150.00 |
| 46 | 島根県 | 781 | 中国 | 121.65 |
| 47 | 鳥取県 | 702 | 中国 | 132.20 |
交通事故の負傷者が多い5都府県
交通事故の負傷者が多い上位5都府県です。
東京都は33,251人、愛知県は28,822人、大阪府は28,690人でした。
東京都は2位の愛知県の1.15倍です。
4位は神奈川県で24,123人、5位は福岡県で23,606人。
上位5で全国の40.2パーセント、上位3で26.4パーセント、上位10で64.9パーセントでした。
1位だけで9.7パーセントを占めます。
47都道府県の平均は7,327.6人なので、1位は平均の4.5倍。
中央値の3,423人と比べると9.7倍にあたります。
6位以下は静岡県で21,880人、埼玉県で18,673人、兵庫県で18,353人と続きました。
2位と3位の差は132人、3位と4位の差は4,567人でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の59.8パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると62,073人。
これだけで全国の18.0パーセントにあたります。
負傷者は人口と車の量の両方で決まります。
上位には人口の多い都府県と、車の利用が多い県が並びました。
人口あたりでは静岡県が1位になります
数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
交通事故で負傷した人の数の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。
人口10万人あたりで割り直すと、東海と北関東の県が上位に来ます。
1位は静岡県の620.36人、2位は群馬県592.33人、3位は福岡県463.59人。
4位以下は佐賀県、香川県と続きます。
逆に人口あたりの下位は秋田県127.2人、島根県121.65人。
静岡県と島根県では5.1倍の開きです。
負傷者の数は、軽いけがをどこまで届け出るかによって変わります。
物損として処理されれば負傷者には数えられません。
人口あたりの上位に来る県では、交通量が多く、幹線道路が混み合っています。
追突など軽傷で済む事故が多く起きていると考えられます。
死者数では人口あたり4.7倍だった差が、負傷者では5.1倍。
けがのほうが件数が多いぶん、統計としては安定しています。
同じ交通事故でも、死者と負傷者では上位の顔ぶれが違います。
事故の起きやすさと、起きたときの重さは別の問題です。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、中部9県が344.1人で最も多く、北海道が204.2人で最も少なくなります。
九州・沖縄8県328.7人と近畿7府県285.3人がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
交通事故の負傷者が少ない5県
交通事故の負傷者が少ない下位5県です。
47位の鳥取県は702人、46位の島根県は781人、45位の高知県は984人でした。
1位の東京都とは47.4倍の差があります。
44位は福井県で1,100人、43位は秋田県で1,141人、42位は和歌山県で1,465人と続きます。
死者数の16.2倍より大きな開きです。
けがの届出は地域の慣行にも左右されます。
47都道府県の中央値は3,423人。
平均は7,327.6人なので、平均が中央値の2.1倍です。
47位の鳥取県は平均の9.6パーセント、中央値の20.5パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の1.4パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで9.7パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の鳥取県は、1位の東京都の2.11パーセントにあたる水準です。
46位との差は79人、45位との差は282人でした。
1位の東京都と47位の鳥取県の間には32,549人の開きがあります。
地方別に見る
交通事故の負傷者は、交通量の多い地方に集まります。
地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の33.2パーセントで最も大きくなります。
次いで中部9県が20.6パーセント、近畿7府県が18.1パーセント、九州・沖縄8県が13.3パーセントと続きました。
少ないほうは東北6県が4.9パーセント、中国5県が4.3パーセント、北海道が3パーセント、四国4県が2.6パーセントでした。
人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
中部9県が344.1人、九州・沖縄8県が328.7人、近畿7府県が285.3人の順に多く、最も少ないのは北海道が204.2人です。
このグラフについての豆知識
負傷者の数え方
交通事故負傷者数は、人身事故として警察に届け出られた事故でけがをした人の数です。
物損事故として処理された場合は含まれません。
軽いけがを届け出るかどうかは当事者の判断によるため、実際のけが人すべてを表すわけではありません。
死者の129倍
2024年の負傷者は344,395人、死者は2,663人でした。
けがで済んだ人が圧倒的に多いことが分かります。
車の安全装備が進み、同じ事故でも死亡に至る割合は下がってきました。
数字の開き
1位の東京都は33,251人、47位の鳥取県は702人で、その差は47.4倍です。
上位3で全国の26.4パーセント、上位10で64.9パーセントを占めます。
中央値は3,423人、平均は7,327.6人です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
人口10万人あたりに直すと開きは5.1倍。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
10年前とくらべると
全国の交通事故で負傷した人の数は、2014年の711,374人から2024年の344,395人へ、この10年でおよそ52%減りました。
かつての1位は愛知県です。
5位だった東京都が、いまは先頭に立ちました。
県別では東京都の23%減が、いちばん小さい下げ幅でした。
順位の並びがにている記事
この交通事故で負傷した人の数の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。
0.94という高い相関を示したのが【二輪の小型自動車】全国181万4,304台、栃木県が人口あたりのトップでした。
正反対だったのは【ひとりが使う部屋数】全国1.93室、差は1.52倍で、相関は-0.79です。
順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。
地方のなかで見た交通事故負傷者数
| 地方 | 最も多い(人) | 最も少ない(人) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 4565 | 秋田県 1141 |
| 関東 | 東京都 33251 | 栃木県 4683 |
| 中部 | 愛知県 28822 | 福井県 1100 |
| 近畿 | 大阪府 28690 | 和歌山県 1465 |
| 中国 | 岡山県 5489 | 鳥取県 702 |
| 四国 | 香川県 3579 | 高知県 984 |
| 九州 | 福岡県 23606 | 大分県 2619 |
まとめ
交通事故の負傷者数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で33,251人、最も少ない鳥取県で702人でした。
1位と47位の差は47.4倍です。
上位3で全国の26.4パーセント、上位10で64.9パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は3,423人、平均は7,327.6人でした。
人口10万人あたりに直すと、開きは5.1倍まで縮みます。
交通事故で負傷した人の数をどう数えているかについて、3つ補っておきます。
1つ目は、人身事故として届け出られた分であること。
2つ目は、物損事故は含まないこと。
3つ目は2024年の数字であることです。
人口10万人あたりでは静岡県が620.36人で最多。
実数の1位とは順位が入れ替わります。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の33.2パーセントで最多、人口10万人あたりでは中部9県が344.1人で最多でした。
交通事故の死者数や発生件数を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2024年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
- 備考: 指標コードK3104(交通事故負傷者数)の2024年の値。人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値
注記: 指標コードK3104(交通事故負傷者数)の2024年の値。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値
