学習机やいすに、1世帯は1年でいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。
神奈川県が1,570円で1位。
47都道府県の平均は676円、中央値は620円です。
最も高い1,570円と最も低い24円の差は1,546円、倍率にすると65.42倍でした。
実数で見るか率で見るかによって並びは変わります。
この記事では率のほうを主に見ていきます。
47都道府県の単純平均
676円
1世帯当たりの書斎・学習用机・椅子への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 神奈川県
1,570円
最も少ない 青森県
24円
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| 項目 | 1世帯当たりの書斎・学習用机・椅子への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 1,477円 |
| 青森県 | 24円 |
| 岩手県 | 891円 |
| 宮城県 | 1,129円 |
| 秋田県 | 954円 |
| 山形県 | 398円 |
| 福島県 | 382円 |
| 茨城県 | 1,379円 |
| 栃木県 | 327円 |
| 群馬県 | 995円 |
| 埼玉県 | 882円 |
| 千葉県 | 1,131円 |
| 東京都 | 513円 |
| 神奈川県 | 1,570円 |
| 新潟県 | 825円 |
| 富山県 | 1,352円 |
| 石川県 | 650円 |
| 福井県 | 1,013円 |
| 山梨県 | 714円 |
| 長野県 | 1,144円 |
| 岐阜県 | 89円 |
| 静岡県 | 108円 |
| 愛知県 | 397円 |
| 三重県 | 1,073円 |
| 滋賀県 | 1,222円 |
| 京都府 | 563円 |
| 大阪府 | 569円 |
| 兵庫県 | 642円 |
| 奈良県 | 1,088円 |
| 和歌山県 | 195円 |
| 鳥取県 | 390円 |
| 島根県 | 363円 |
| 岡山県 | 740円 |
| 広島県 | 241円 |
| 山口県 | 471円 |
| 徳島県 | 1,141円 |
| 香川県 | 131円 |
| 愛媛県 | 620円 |
| 高知県 | 644円 |
| 福岡県 | 374円 |
| 佐賀県 | 61円 |
| 長崎県 | 490円 |
| 熊本県 | 271円 |
| 大分県 | 921円 |
| 宮崎県 | 474円 |
| 鹿児島県 | 209円 |
| 沖縄県 | 544円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは神奈川県です。
次いで北海道、茨城県、富山県、滋賀県が続きます。
淡いのは青森県、佐賀県、岐阜県でした。
47都道府県の平均は676円、中央値は620円です。
神奈川県の1,570円は平均を894円上回ります。
1位と47位の差は1,546円、倍率にすると65.42倍でした。
文房具への支出で並べ替えると愛知県が1,746で最も高く、開きは2.32倍になります。
主指標で1位の神奈川県は文房具への支出では11位、文房具への支出で1位の愛知県は主指標では33位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの書斎・学習用机・椅子への支出(円) | 地方 | 文房具への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 神奈川県 | 1570 | 関東 | 1370 |
| 2 | 北海道 | 1477 | 北海道 | 864 |
| 3 | 茨城県 | 1379 | 関東 | 1251 |
| 4 | 富山県 | 1352 | 中部 | 1064 |
| 5 | 滋賀県 | 1222 | 近畿 | 1201 |
| 6 | 長野県 | 1144 | 中部 | 861 |
| 7 | 徳島県 | 1141 | 四国 | 1148 |
| 8 | 千葉県 | 1131 | 関東 | 1216 |
| 9 | 宮城県 | 1129 | 東北 | 1251 |
| 10 | 奈良県 | 1088 | 近畿 | 1202 |
| 11 | 三重県 | 1073 | 近畿 | 1566 |
| 12 | 福井県 | 1013 | 中部 | 1069 |
| 13 | 群馬県 | 995 | 関東 | 1483 |
| 14 | 秋田県 | 954 | 東北 | 1022 |
| 15 | 大分県 | 921 | 九州 | 1065 |
| 16 | 岩手県 | 891 | 東北 | 1485 |
| 17 | 埼玉県 | 882 | 関東 | 1678 |
| 18 | 新潟県 | 825 | 中部 | 942 |
| 19 | 岡山県 | 740 | 中国 | 1438 |
| 20 | 山梨県 | 714 | 中部 | 942 |
| 21 | 石川県 | 650 | 中部 | 1460 |
| 22 | 高知県 | 644 | 四国 | 1047 |
| 23 | 兵庫県 | 642 | 近畿 | 786 |
| 24 | 愛媛県 | 620 | 四国 | 1272 |
| 25 | 大阪府 | 569 | 近畿 | 1259 |
| 26 | 京都府 | 563 | 近畿 | 867 |
| 27 | 沖縄県 | 544 | 九州 | 1264 |
| 28 | 東京都 | 513 | 関東 | 1311 |
| 29 | 長崎県 | 490 | 九州 | 1135 |
| 30 | 宮崎県 | 474 | 九州 | 1003 |
| 31 | 山口県 | 471 | 中国 | 1324 |
| 32 | 山形県 | 398 | 東北 | 1217 |
| 33 | 愛知県 | 397 | 中部 | 1746 |
| 34 | 鳥取県 | 390 | 中国 | 1003 |
| 35 | 福島県 | 382 | 東北 | 1602 |
| 36 | 福岡県 | 374 | 九州 | 1023 |
| 37 | 島根県 | 363 | 中国 | 1011 |
| 38 | 栃木県 | 327 | 関東 | 1257 |
| 39 | 熊本県 | 271 | 九州 | 1504 |
| 40 | 広島県 | 241 | 中国 | 1113 |
| 41 | 鹿児島県 | 209 | 九州 | 1485 |
| 42 | 和歌山県 | 195 | 近畿 | 1255 |
| 43 | 香川県 | 131 | 四国 | 830 |
| 44 | 静岡県 | 108 | 中部 | 1242 |
| 45 | 岐阜県 | 89 | 中部 | 976 |
| 46 | 佐賀県 | 61 | 九州 | 1203 |
| 47 | 青森県 | 24 | 東北 | 754 |
学習机への支出が多い上位5県
学習机への支出が多い上位5県です。
神奈川県は1,570円、北海道は1,477円、茨城県は1,379円でした。
1位と2位の差は93円です。
4位は富山県で1,352円、5位は滋賀県で1,222円。
上位5はいずれも47都道府県の平均676円を上回りました。
1位の神奈川県は平均を894円上回りました。
中央値の620円と比べると950円高く、平均に対する比では2.32倍にあたります。
6位以下は長野県で1,144円、徳島県で1,141円、千葉県で1,131円と続きました。
2位と3位の差は98円、3位と4位の差は27円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は91円でした。
1位から5位までの幅は348円、1位から8位までの幅は439円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
神奈川県は文房具への支出でも11位に入っています。
全国の値は676円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は神奈川県の1,570円。
首都圏の都県が上位に入ります。
差は65.4倍と極端です
この分布の背景を、ここから考えてみます。
1世帯が1年間に学習机・いすへ使う金額の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。
文房具への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は愛知県の1,746、2位は埼玉県の1,678、3位は福島県の1,602。
4位以下は三重県、熊本県と続きます。
逆に下位は兵庫県が786、青森県が754。
愛知県と青森県では2.32倍の開きです。
この65.4倍という差は、当サイトが扱ったすべての品目のなかで最大級です。
ただしこれは「神奈川の子どもは机を買ってもらえる」という話ではありません。
学習机は入学のときに1度だけ買う、数万円の買い物です。
調査対象の世帯に「買った年の家庭」が何軒あるかで、県の平均が激しく動きます。
子どものいない世帯もふくめた平均なので、金額そのものは小さくなります。
大きな差を見たときは、その理由を考えることが大切です。
地方ごとに県の平均を出すと、北海道が1,477円で最も高く、九州・沖縄8県が418円で最も低くなります。
関東7都県971円と近畿7府県765円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
学習机への支出が少ない下位5県
学習机への支出が少ない下位5県です。
47位の青森県は24円、46位の佐賀県は61円、45位の岐阜県は89円でした。
1位の神奈川県とは1,546円の差があります。
44位は静岡県で108円、43位は香川県で131円、42位は和歌山県で195円と続きます。
最も少ない青森県は24円。
1位と47位の差は65.4倍にのぼります。
47都道府県の中央値は620円、平均は676円です。
47位の青森県は平均を652円下回りました。
47位の青森県は1位の神奈川県の1.5パーセントにあたる水準で、倍率にすると65.42倍の開きです。
46位との差は37円、45位との差は65円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも171円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均676円を下回りました。
47位から43位までの幅は107円です。
青森県は文房具への支出では47位です。
全国の値は676円なので、47位はこれを652円下回っています。
このグラフについての豆知識
差が大きいときこそ慎重に
学習机・いすへの支出は全国平均で年676円です。
数万円する買い物が、二人以上の世帯すべてで割られるため、平均はとても小さな数字になります。
65倍という差は、この性質から生まれたものです。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の神奈川県は1,570円、47位の青森県は24円。
差は1,546円、倍率にすると65.42倍です。
中央値は620円、平均は676円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では56円の差でした。
文房具への支出で並べ替えると開きは2.32倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの書斎・学習用机・椅子への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 宮城県 1129 | 青森県 24 |
| 関東 | 神奈川県 1570 | 栃木県 327 |
| 中部 | 富山県 1352 | 岐阜県 89 |
| 近畿 | 滋賀県 1222 | 和歌山県 195 |
| 中国 | 岡山県 740 | 広島県 241 |
| 四国 | 徳島県 1141 | 香川県 131 |
| 九州 | 大分県 921 | 佐賀県 61 |
まとめ
1世帯が1年間に学習机・いすへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い神奈川県で1,570円、最も低い青森県で24円でした。
その差は1,546円、倍率にすると65.42倍です。
47都道府県の中央値は620円、平均は676円でした。
全国の値は676円です。
文房具への支出で並べ替えると開きは2.32倍になり、主指標で1位の神奈川県はその見方では11位に位置します。
1世帯が1年間に学習机・いすへ使う金額をどう数えているかについて、3つ補っておきます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、買う年に集中するため振れが大きいこと。
3つ目は2025年の数字であることです。
文房具への支出では愛知県が1,746で最も高く、主指標で1位の神奈川県はこの見方では11位でした。
地方ごとの平均では北海道が1,477円で最も高く、九州・沖縄8県が418円で最も低くなりました。
文房具や教科書・参考書への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。
1位の神奈川県と2位の北海道の差は93円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 学習机やいすへの支出。買う年に金額が集中するため年による振れが大きい。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 学習机やいすへの支出。
買う年に金額が集中するため年による振れが大きい。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
