【特種用途車の輸送量】全国4.7億トン、営業用の2割

【特種用途車の輸送量】全国4.7億トン、営業用の2割

2024年度に営業用の特種用途車が運んだ貨物は、全国で47,178.1万トン。
タンクローリーやミキサー車などが含まれます。
47都道府県で比べます。

使うのは国土交通省の自動車輸送統計調査、2024年度の数字。

埼玉県が3,664.2万トンで1位。
47都道府県の平均は1,003.8万トン、中央値は591.2万トンです。
1位と47位の間には26.8倍の開き、人口10万人あたりでは6倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

1,003.8万トン

営業用特種用途車の輸送トン数(2024年度)

最も多い 埼玉県

3,664.2万トン

最も少ない 島根県

136.6万トン

地図で見る

営業用特種用途車の輸送トン数(2024年度)
営業用特種用途車の輸送トン数(2024年度) 自動車輸送統計調査(貨物 都道府県別・業態別・車種別輸送トン数)(国土交通省)をもとに作成。単位は万トン。 北海道 2,978.7万トン青森 798.1万トン岩手 612.1万トン宮城 1,098.4万トン秋田 390.3万トン山形 229万トン福島 578.6万トン茨城 1,493.7万トン栃木 591.2万トン群馬 1,318.8万トン埼玉 3,664.2万トン千葉 2,316.2万トン東京 2,288万トン神奈川 3,400.3万トン新潟 770.9万トン富山 506.1万トン石川 523.6万トン福井 282.7万トン山梨 240.3万トン長野 759.5万トン岐阜 423.2万トン静岡 1,082.9万トン愛知 2,800.3万トン三重 951.9万トン滋賀 163.8万トン京都 885.4万トン大阪 2,812.8万トン兵庫 2,286.2万トン奈良 221.8万トン和歌山 367.5万トン鳥取 207.3万トン島根 136.6万トン岡山 1,021万トン広島 1,194.7万トン山口 390.2万トン徳島 182.7万トン香川 516.6万トン愛媛 594.2万トン高知 327.2万トン福岡 2,351.9万トン佐賀 490.4万トン長崎 400.7万トン熊本 495.2万トン大分 398.8万トン宮崎 529.6万トン鹿児島 666.5万トン沖縄 437.9万トン
営業用特種用途車の輸送トン数(万トン)
営業用特種用途車の輸送トン数(2024年度)
項目営業用特種用途車の輸送トン数
北海道2,978.7万トン
青森県798.1万トン
岩手県612.1万トン
宮城県1,098.4万トン
秋田県390.3万トン
山形県229万トン
福島県578.6万トン
茨城県1,493.7万トン
栃木県591.2万トン
群馬県1,318.8万トン
埼玉県3,664.2万トン
千葉県2,316.2万トン
東京都2,288万トン
神奈川県3,400.3万トン
新潟県770.9万トン
富山県506.1万トン
石川県523.6万トン
福井県282.7万トン
山梨県240.3万トン
長野県759.5万トン
岐阜県423.2万トン
静岡県1,082.9万トン
愛知県2,800.3万トン
三重県951.9万トン
滋賀県163.8万トン
京都府885.4万トン
大阪府2,812.8万トン
兵庫県2,286.2万トン
奈良県221.8万トン
和歌山県367.5万トン
鳥取県207.3万トン
島根県136.6万トン
岡山県1,021万トン
広島県1,194.7万トン
山口県390.2万トン
徳島県182.7万トン
香川県516.6万トン
愛媛県594.2万トン
高知県327.2万トン
福岡県2,351.9万トン
佐賀県490.4万トン
長崎県400.7万トン
熊本県495.2万トン
大分県398.8万トン
宮崎県529.6万トン
鹿児島県666.5万トン
沖縄県437.9万トン

日本地図で見ると、色が濃く出るのは埼玉県です。
次いで神奈川県、北海道、大阪府、愛知県が続きます。
淡いのは島根県、滋賀県、徳島県でした。

47都道府県の平均は1,003.8万トン、中央値は591.2万トンです。
埼玉県の3,664.2万トンは平均の3.7倍にあたります。

上位3で21.3パーセント、1位と47位で26.8倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと群馬県が69.78万トンで最も多く、開きは6倍になります。

実数1位の埼玉県は人口あたりでは12位、人口あたり1位の群馬県は実数では11位でした。

順位都道府県営業用特種用途車の輸送トン数(万トン)地方人口10万人あたりの営業用特種用途車の輸送トン数
1埼玉県3664.2関東49.98
2神奈川県3400.3関東36.86
3北海道2978.7北海道59.07
4大阪府2812.8近畿32.12
5愛知県2800.3中部37.54
6福岡県2351.9九州46.19
7千葉県2316.2関東37.05
8東京都2288関東16.14
9兵庫県2286.2近畿42.84
10茨城県1493.7関東53.23
11群馬県1318.8関東69.78
12広島県1194.7中国44.02
13宮城県1098.4東北48.86
14静岡県1082.9中部30.7
15岡山県1021中国55.76
16三重県951.9近畿55.63
17京都府885.4近畿35.13
18青森県798.1東北68.51
19新潟県770.9中部36.73
20長野県759.5中部38.22
21鹿児島県666.5九州43.51
22岩手県612.1東北53.46
23愛媛県594.2四国46.57
24栃木県591.2関東31.36
25福島県578.6東北33.2
26宮崎県529.6九州51.27
27石川県523.6中部47.69
28香川県516.6四国56.34
29富山県506.1中部50.76
30熊本県495.2九州29.18
31佐賀県490.4九州62.23
32沖縄県437.9九州29.87
33岐阜県423.2中部22.09
34長崎県400.7九州32
35大分県398.8九州36.76
36秋田県390.3東北43.51
37山口県390.2中国30.46
38和歌山県367.5近畿41.76
39高知県327.2四国49.88
40福井県282.7中部38.25
41山梨県240.3中部30.38
42山形県229東北22.65
43奈良県221.8近畿17.26
44鳥取県207.3中国39.04
45徳島県182.7四国26.67
46滋賀県163.8近畿11.68
47島根県136.6中国21.28
自動車輸送統計調査(貨物 都道府県別・業態別・車種別輸送トン数)(2024年度、国土交通省)をもとに作成

特種用途車の輸送量が多い上位5都県

上位5都道府県の営業用特種用途車の輸送トン数
上位5都道府県の営業用特種用途車の輸送トン数 自動車輸送統計調査(貨物 都道府県別・業態別・車種別輸送トン数)(2024年度) 05001,0001,5002,0002,5003,0003,500埼玉県: 3,664.2万トン3,664.2万トン神奈川県: 3,400.3万トン3,400.3万トン北海道: 2,978.7万トン2,978.7万トン大阪府: 2,812.8万トン2,812.8万トン愛知県: 2,800.3万トン2,800.3万トン埼玉県神奈川県北海道大阪府愛知県
上位5都道府県の営業用特種用途車の輸送トン数
項目営業用特種用途車の輸送トン数
埼玉県3,664.2万トン
神奈川県3,400.3万トン
北海道2,978.7万トン
大阪府2,812.8万トン
愛知県2,800.3万トン
下位5都道府県の営業用特種用途車の輸送トン数
下位5都道府県の営業用特種用途車の輸送トン数 自動車輸送統計調査(貨物 都道府県別・業態別・車種別輸送トン数)(2024年度) 050100150200島根県: 136.6万トン136.6万トン滋賀県: 163.8万トン163.8万トン徳島県: 182.7万トン182.7万トン鳥取県: 207.3万トン207.3万トン奈良県: 221.8万トン221.8万トン島根県滋賀県徳島県鳥取県奈良県
下位5都道府県の営業用特種用途車の輸送トン数
項目営業用特種用途車の輸送トン数
島根県136.6万トン
滋賀県163.8万トン
徳島県182.7万トン
鳥取県207.3万トン
奈良県221.8万トン

特種用途車の輸送量が多い上位5都県です。

埼玉県は3,664.2万トン、神奈川県は3,400.3万トン、北海道は2,978.7万トンでした。
埼玉県は2位の神奈川県の1.08倍です。

4位は大阪府で2,812.8万トン、5位は愛知県で2,800.3万トン。
上位5で全国の33.2パーセント、上位3で21.3パーセント、上位10で55.9パーセントでした。

1位だけで7.8パーセントを占めます。
47都道府県の平均は1,003.8万トンなので、1位は平均の3.7倍。
中央値の591.2万トンと比べると6.2倍にあたります。

6位以下は福岡県で2,351.9万トン、千葉県で2,316.2万トン、東京都で2,288万トンと続きました。

2位と3位の差は421.6万トン、3位と4位の差は165.9万トンでした。
上位5より下の42都道府県で、全国の66.8パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると7,064.5万トン。
これだけで全国の15.0パーセントにあたります。

実数1位は関東の県でした。
生コンクリートや燃料の需要が集まる地域です。

人口あたりでは北関東の県が1位です

この分布の背景を、ここから考えてみます。
営業用の特種用途車が運んだ量の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。

人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。

1位は群馬県の69.78万トン、2位は青森県68.51万トン、3位は佐賀県62.23万トン。

4位以下は北海道、香川県と続きます。
逆に人口あたりの下位は東京都16.14万トン、滋賀県11.68万トン。
群馬県と滋賀県では6倍の開きです。

人口あたりで上位に来るのは北関東の県です。
工事の多い地域ほど、資材を運ぶ特種用途車の出番が増えます。

特種用途車は積む荷物が決まっている車です。
生コンクリート、燃料、粉体などをそれぞれ専用の車で運びます。

当サイトの土木費を比べた記事とあわせて見ると、公共工事との関わりが見えてきます。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、北海道が59.1万トンで最も多く、関東7都県が34.6万トンで最も少なくなります。
四国4県45.9万トンと東北6県45.2万トンがそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの営業用特種用途車の輸送トン数の上位5都道府県
人口10万人あたりの営業用特種用途車の輸送トン数の上位5都道府県 自動車輸送統計調査(貨物 都道府県別・業態別・車種別輸送トン数)(2024年度) 0102030405060群馬県: 69.869.8青森県: 68.568.5佐賀県: 62.262.2北海道: 59.159.1香川県: 56.356.3群馬県青森県佐賀県北海道香川県
人口10万人あたりの営業用特種用途車の輸送トン数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの営業用特種用途車の輸送トン数
群馬県69.8
青森県68.5
佐賀県62.2
北海道59.1
香川県56.3

特種用途車の輸送量が少ない下位5県

特種用途車の輸送量が少ない下位5県です。

47位の島根県は136.6万トン、46位の滋賀県は163.8万トン、45位の徳島県は182.7万トンでした。
1位の埼玉県とは26.8倍の差があります。

44位は鳥取県で207.3万トン、43位は奈良県で221.8万トン、42位は山形県で229万トンと続きます。

26.8倍という開きです。
普通車の20.4倍を上回ります。

47都道府県の中央値は591.2万トン。
平均は1,003.8万トンなので、平均が中央値の1.7倍です。

47位の島根県は平均の13.6パーセント、中央値の23.1パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の1.9パーセントにしかなりません。
1位の埼玉県1つで7.8パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の島根県は、1位の埼玉県の3.73パーセントにあたる水準です。

46位との差は27.2万トン、45位との差は46.1万トンでした。
1位の埼玉県と47位の島根県の間には3,527.6万トンの開きがあります。

地方別に見る

地方別の平均(営業用特種用途車の輸送トン数)
地方別の平均(営業用特種用途車の輸送トン数) 自動車輸送統計調査(貨物 都道府県別・業態別・車種別輸送トン数)(2024年度) 01,0002,000北海道: 2,978.7万トン2,978.7万トン東北: 617.8万トン617.8万トン関東: 2,153.2万トン2,153.2万トン中部: 821.1万トン821.1万トン近畿: 1,098.5万トン1,098.5万トン中国: 590万トン590万トン四国: 405.2万トン405.2万トン九州: 721.4万トン721.4万トン北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(営業用特種用途車の輸送トン数)
項目営業用特種用途車の輸送トン数の平均
北海道2,978.7万トン
東北617.8万トン
関東2,153.2万トン
中部821.1万トン
近畿1,098.5万トン
中国590万トン
四国405.2万トン
九州721.4万トン

特種用途車の輸送量は、工事の多い地方で多くなります。

地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の31.9パーセントで最も大きくなります。
次いで近畿7府県が16.3パーセント、中部9県が15.7パーセント、九州・沖縄8県が12.2パーセントと続きました。

少ないほうは東北6県が7.9パーセント、北海道が6.3パーセント、中国5県が6.3パーセント、四国4県が3.4パーセントでした。

人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
北海道が59.1万トン、四国4県が45.9万トン、東北6県が45.2万トンの順に多く、最も少ないのは関東7都県が34.6万トンです。

このグラフについての豆知識

荷物が決まっている車

特種用途車には、タンクローリー、コンクリートミキサー車、粉粒体運搬車などが含まれます。

2024年度の輸送量は4万7,178.1万トン。
営業用25万947.5万トンのおよそ2割にあたります。

運輸支局ごとの集計

自動車輸送統計調査は、標本に選ばれた自動車の運行記録をもとに、運輸支局の単位で集計されています。
北海道だけは7つの支局に分かれているため、この記事では合算して1つの数として扱いました。

数えるのは車が登録されている場所です。
県をまたぐ輸送は、荷物や乗客の行き先ではなく、車の所属する県の数として集計されます。

数字の開き

1位の埼玉県は3,664.2万トン、47位の島根県は136.6万トン。
両者の間には26.8倍の開きがあります。
上位3で全国の21.3パーセント、上位10で55.9パーセントを占めます。

中央値は591.2万トン、平均は1,003.8万トンです。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと6倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

順位の並びがにている記事

営業用の特種用途車が運んだ量とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。

並びが最も重なったのは【営業用トラックの輸送量】全国25億トン、貨物の3分の2で、相関は0.94です。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【体育館の数】全国8,111か所、人口が少ない県ほど多いという逆転が起きています(相関-0.69)でした。

似ているからといって理由が同じとはかぎりません。
それでも、2つを重ねると土地の性格が見えてくることがあります。

地方のなかで見た営業用特種用途車の輸送トン数

地方最も多い(万トン)最も少ない(万トン)
東北宮城県 1098.4山形県 229
関東埼玉県 3664.2栃木県 591.2
中部愛知県 2800.3山梨県 240.3
近畿大阪府 2812.8滋賀県 163.8
中国広島県 1194.7島根県 136.6
四国愛媛県 594.2徳島県 182.7
九州福岡県 2351.9大分県 398.8
自動車輸送統計調査(貨物 都道府県別・業態別・車種別輸送トン数)(2024年度、国土交通省)をもとに作成

まとめ

営業用特種用途車の輸送トン数を47都道府県で比べると、最も多い埼玉県で3,664.2万トン、最も少ない島根県で136.6万トンでした。
1位と47位の間には26.8倍の開きがあります。

上位3で全国の21.3パーセント、上位10で55.9パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は591.2万トン、平均は1,003.8万トンでした。
人口10万人あたりに直すと6倍の開きになります。

この営業用の特種用途車が運んだ量の数字には、読み違えやすい点が3つあります。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、積む荷物が決まった車に限った数であること。
3つ目は2024年の数字であることです。

人口10万人あたりでは群馬県が69.78万トンで最多。
実数1位の埼玉県は人口あたりでは12位でした。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の31.9パーセントで最多、人口10万人あたりでは北海道が59.1万トンで最多でした。
普通トラックの輸送量や土木費を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 自動車輸送統計調査(貨物 都道府県別・業態別・車種別輸送トン数)
  • 調査年: 2024年度
  • 公開元: 国土交通省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003443758
  • 備考: 2024年度の営業用特種用途車の輸送トン数を万単位に換算したもの。人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

注記: 2024年度の営業用特種用途車の輸送トン数を万単位に換算したもの。
人口10万人あたりは2024年の総人口で割った参考値

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