輸入の柑橘・オレンジに、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、オレンジの購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は525円、中央値は535円。
最も支出額が多い富山県は1,118円で、最も少ない県の154円との差は964円です。
金額を比べると、約7.3倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
525円
1世帯当たりのオレンジへの支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 富山県
1,118円
最も少ない 愛媛県
154円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりのオレンジへの支出 |
|---|---|
| 北海道 | 420円 |
| 青森県 | 575円 |
| 岩手県 | 479円 |
| 宮城県 | 693円 |
| 秋田県 | 535円 |
| 山形県 | 785円 |
| 福島県 | 528円 |
| 茨城県 | 676円 |
| 栃木県 | 669円 |
| 群馬県 | 540円 |
| 埼玉県 | 646円 |
| 千葉県 | 821円 |
| 東京都 | 749円 |
| 神奈川県 | 715円 |
| 新潟県 | 649円 |
| 富山県 | 1,118円 |
| 石川県 | 696円 |
| 福井県 | 540円 |
| 山梨県 | 588円 |
| 長野県 | 383円 |
| 岐阜県 | 642円 |
| 静岡県 | 407円 |
| 愛知県 | 734円 |
| 三重県 | 269円 |
| 滋賀県 | 542円 |
| 京都府 | 423円 |
| 大阪府 | 532円 |
| 兵庫県 | 617円 |
| 奈良県 | 492円 |
| 和歌山県 | 315円 |
| 鳥取県 | 780円 |
| 島根県 | 673円 |
| 岡山県 | 417円 |
| 広島県 | 495円 |
| 山口県 | 497円 |
| 徳島県 | 431円 |
| 香川県 | 478円 |
| 愛媛県 | 154円 |
| 高知県 | 268円 |
| 福岡県 | 565円 |
| 佐賀県 | 177円 |
| 長崎県 | 250円 |
| 熊本県 | 307円 |
| 大分県 | 308円 |
| 宮崎県 | 269円 |
| 鹿児島県 | 210円 |
| 沖縄県 | 626円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは富山県です。
次いで千葉県、山形県、鳥取県、東京都が続きます。
淡いのは愛媛県、佐賀県、鹿児島県でした。
47都道府県の平均は525円、中央値は535円です。
富山県の1,118円は平均を593円上回ります。
1位と47位の差は964円、倍率にすると7.26倍でした。
バナナへの支出で並べ替えると富山県が7,000で最も高く、開きは1.4倍になります。
主指標で1位の富山県はバナナへの支出では1位、バナナへの支出で1位の富山県は主指標では1位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりのオレンジへの支出(円) | 地方 | バナナへの支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 富山県 | 1118 | 中部 | 7000 |
| 2 | 千葉県 | 821 | 関東 | 5964 |
| 3 | 山形県 | 785 | 東北 | 5838 |
| 4 | 鳥取県 | 780 | 中国 | 6986 |
| 5 | 東京都 | 749 | 関東 | 5933 |
| 6 | 愛知県 | 734 | 中部 | 6492 |
| 7 | 神奈川県 | 715 | 関東 | 6033 |
| 8 | 石川県 | 696 | 中部 | 6111 |
| 9 | 宮城県 | 693 | 東北 | 5472 |
| 10 | 茨城県 | 676 | 関東 | 6153 |
| 11 | 島根県 | 673 | 中国 | 6965 |
| 12 | 栃木県 | 669 | 関東 | 6087 |
| 13 | 新潟県 | 649 | 中部 | 6241 |
| 14 | 埼玉県 | 646 | 関東 | 6189 |
| 15 | 岐阜県 | 642 | 中部 | 6767 |
| 16 | 沖縄県 | 626 | 九州 | 6031 |
| 17 | 兵庫県 | 617 | 近畿 | 6992 |
| 18 | 山梨県 | 588 | 中部 | 5783 |
| 19 | 青森県 | 575 | 東北 | 6519 |
| 20 | 福岡県 | 565 | 九州 | 6179 |
| 21 | 滋賀県 | 542 | 近畿 | 6462 |
| 22 | 群馬県 | 540 | 関東 | 5652 |
| 22 | 福井県 | 540 | 中部 | 5949 |
| 24 | 秋田県 | 535 | 東北 | 6534 |
| 25 | 大阪府 | 532 | 近畿 | 5828 |
| 26 | 福島県 | 528 | 東北 | 6202 |
| 27 | 山口県 | 497 | 中国 | 6340 |
| 28 | 広島県 | 495 | 中国 | 6204 |
| 29 | 奈良県 | 492 | 近畿 | 6996 |
| 30 | 岩手県 | 479 | 東北 | 6302 |
| 31 | 香川県 | 478 | 四国 | 6288 |
| 32 | 徳島県 | 431 | 四国 | 5448 |
| 33 | 京都府 | 423 | 近畿 | 6930 |
| 34 | 北海道 | 420 | 北海道 | 5673 |
| 35 | 岡山県 | 417 | 中国 | 6211 |
| 36 | 静岡県 | 407 | 中部 | 6272 |
| 37 | 長野県 | 383 | 中部 | 5357 |
| 38 | 和歌山県 | 315 | 近畿 | 6446 |
| 39 | 大分県 | 308 | 九州 | 4992 |
| 40 | 熊本県 | 307 | 九州 | 5552 |
| 41 | 宮崎県 | 269 | 九州 | 5832 |
| 41 | 三重県 | 269 | 近畿 | 6124 |
| 43 | 高知県 | 268 | 四国 | 5540 |
| 44 | 長崎県 | 250 | 九州 | 6317 |
| 45 | 鹿児島県 | 210 | 九州 | 6078 |
| 46 | 佐賀県 | 177 | 九州 | 5825 |
| 47 | 愛媛県 | 154 | 四国 | 5962 |
地方別に見る
オレンジへの支出は、関東で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が688円で最も高くなります。
次いで中部9県が640円、東北6県が599円、中国5県が572円と続きました。
低いほうは近畿7府県が456円、北海道が420円、九州・沖縄8県が339円、四国4県が333円でした。
最も高い関東7都県と最も低い四国4県の差は355円です。
バナナへの支出で見ると中国5県が最も高く、北海道が最も低くなりました。
オレンジに使う金額が多い上位5都県
オレンジに使う金額が多い上位5都県です。
富山県は1,118円、千葉県は821円、山形県は785円でした。
1位と2位の差は297円です。
4位は鳥取県で780円、5位は東京都で749円。
上位5はいずれも47都道府県の平均525円を上回りました。
1位の富山県は平均を593円上回りました。
中央値の535円と比べると583円高く、平均に対する比では2.13倍にあたります。
6位以下は愛知県で734円、神奈川県で715円、石川県で696円と続きました。
2位と3位の差は36円、3位と4位の差は5円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は53円でした。
1位から5位までの幅は369円、1位から8位までの幅は422円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
富山県はバナナへの支出でも1位に入っています。
全国の値は525円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は富山県の1,118円。
2位の千葉県821円に1.4倍の差をつけました。
バナナへの支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
バナナへの支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は富山県の7,000、2位は奈良県の6,996、3位は兵庫県の6,992。
4位以下は鳥取県、島根県と続きます。
逆に下位は長野県が5,357、大分県が4,992。
富山県と大分県では1.4倍の開きです。
この記事でいちばん語っているのは、47位の愛媛県154円です。
みかんの大産地である愛媛県が、オレンジではきれいに最下位に沈みました。
梨のランキングで、りんご県の青森が最下位だったのと同じ構図です。
地元にみかんがあれば、わざわざオレンジを買う理由がありません。
46位の佐賀県、45位の鹿児島県も柑橘の産地をかかえる県です。
逆に1位の富山県は、柑橘のほとんど育たない雪国です。
果物の地図は、産地の裏返しとして読むことができます。
地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が688円で最も高く、四国4県が333円で最も低くなります。
中部9県640円と東北6県599円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
オレンジに使う金額が少ない下位5県
オレンジに使う金額が少ない下位5県です。
47位の愛媛県は154円、46位の佐賀県は177円、45位の鹿児島県は210円でした。
1位の富山県とは964円の差があります。
44位は長崎県で250円、43位は高知県で268円、42位は宮崎県で269円と続きます。
最も少ない県は154円。
上位の県とは7.3倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は535円、平均は525円です。
47位の愛媛県は平均を371円下回りました。
47位の愛媛県は1位の富山県の13.8パーセントにあたる水準で、倍率にすると7.26倍の開きです。
46位との差は23円、45位との差は56円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも115円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均525円を下回りました。
47位から43位までの幅は114円です。
愛媛県はバナナへの支出では中位位です。
全国の値は525円なので、47位はこれを371円下回っています。
このグラフについての豆知識
産地の裏返し
オレンジへの支出は全国平均で年525円。
輸入オレンジが中心です。
みかんやグレープフルーツは別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の富山県は1,118円、47位の愛媛県は154円。
差は964円、倍率にすると7.26倍です。
中央値は535円、平均は525円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では10円の差でした。
バナナへの支出で並べ替えると開きは1.4倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりのオレンジへの支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 山形県 785 | 岩手県 479 |
| 関東 | 千葉県 821 | 群馬県 540 |
| 中部 | 富山県 1118 | 長野県 383 |
| 近畿 | 兵庫県 617 | 三重県 269 |
| 中国 | 鳥取県 780 | 岡山県 417 |
| 四国 | 香川県 478 | 愛媛県 154 |
| 九州 | 沖縄県 626 | 佐賀県 177 |
まとめ
1世帯が1年間にオレンジへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い富山県で1,118円、最も低い愛媛県で154円でした。
その差は964円、倍率にすると7.26倍です。
47都道府県の中央値は535円、平均は525円でした。
全国の値は525円です。
バナナへの支出で並べ替えると開きは1.4倍になり、主指標で1位の富山県はその見方では1位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、みかんは別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
バナナへの支出では富山県が7,000で最も高く、主指標で1位の富山県はこの見方では1位でした。
地方ごとの平均では関東7都県が688円で最も高く、四国4県が333円で最も低くなりました。
みかんの産地や梨への支出とあわせて読んでみてください。
1位の富山県と2位の千葉県の差は297円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 生鮮のオレンジへの支出。みかんやグレープフルーツは別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 生鮮のオレンジへの支出。
みかんやグレープフルーツは別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
