【即席麺に使う金額】平均年2,462円、カップ麺とは逆の並び

【即席麺に使う金額】平均年2,462円、カップ麺とは逆の並び

袋入りの即席麺を買うのに、1世帯あたり年間いくら使っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。

このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、即席麺の購入に使った金額を都道府県ごとに見ていきます。

全国平均は2,462円、中央値は2,457円。
最も支出額が多い鳥取県は3,493円で、最も少ない県の1,791円との差は1,702円です。
金額を比べると、約1.9倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

2,462円

1世帯当たりの即席麺への支出(2023年〜2025年平均)

最も多い 鳥取県

3,493円

最も少ない 茨城県

1,791円

即席麺に使う金額が多い上位5県

上位5都道府県の1世帯当たりの即席麺への支出
上位5都道府県の1世帯当たりの即席麺への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 05001,0001,5002,0002,5003,000鳥取県: 3,493円3,493円熊本県: 3,410円3,410円佐賀県: 3,321円3,321円高知県: 3,033円3,033円山口県: 2,915円2,915円鳥取県熊本県佐賀県高知県山口県
上位5都道府県の1世帯当たりの即席麺への支出
項目1世帯当たりの即席麺への支出
鳥取県3,493円
熊本県3,410円
佐賀県3,321円
高知県3,033円
山口県2,915円
下位5都道府県の1世帯当たりの即席麺への支出
下位5都道府県の1世帯当たりの即席麺への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 05001,0001,5002,000茨城県: 1,791円1,791円長野県: 1,795円1,795円山梨県: 1,841円1,841円栃木県: 2,009円2,009円沖縄県: 2,018円2,018円茨城県長野県山梨県栃木県沖縄県
下位5都道府県の1世帯当たりの即席麺への支出
項目1世帯当たりの即席麺への支出
茨城県1,791円
長野県1,795円
山梨県1,841円
栃木県2,009円
沖縄県2,018円

即席麺に使う金額が多い上位5県です。

鳥取県は3,493円、熊本県は3,410円、佐賀県は3,321円でした。
1位と2位の差は83円です。

4位は高知県で3,033円、5位は山口県で2,915円。
上位5はいずれも47都道府県の平均2,462円を上回りました。

1位の鳥取県は平均を1,031円上回りました。
中央値の2,457円と比べると1,036円高く、平均に対する比では1.42倍にあたります。

6位以下は島根県で2,871円、大阪府で2,842円、広島県で2,755円と続きました。

2位と3位の差は89円、3位と4位の差は288円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は160円でした。

1位から5位までの幅は578円、1位から8位までの幅は738円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

鳥取県はカップ麺への支出でも12位に入っています。
全国の値は2,462円で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は鳥取県の3,493円。
2位の熊本県3,410円とは1.02倍の差で、ほぼ並んでいます。

カップ麺への支出と並べて見ます

ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。

カップ麺への支出で並べ替えると、順位が変わります。

1位は青森県の8,326、2位は福島県の7,723、3位は新潟県の7,647。

4位以下は秋田県、宮城県と続きます。
逆に下位は神奈川県が4,719、京都府が4,484。
青森県と京都府では1.86倍の開きです。

即席麺は西で多く、東で少ない食品でした。
上位は鳥取県・熊本県・佐賀県・高知県・山口県と中国と九州に集まり、地方別でも中国2,906円、九州2,707円、四国2,641円が上位です。
最下位は関東2,056円でした。

カップ麺と並べると、この並びはほぼ逆になります。
カップ麺の上位は東北と北海道で、関東より西の地域が下位に来ていました。

袋入りの即席麺は鍋で調理し、野菜や卵を足して食べることが多い商品です。
手軽さで選ぶカップ麺とは、使われ方がちがうのかもしれません。

地方ごとに県の平均を出すと、中国5県が2,906円で最も高く、関東7都県が2,056円で最も低くなります。
九州・沖縄8県2,707円と四国4県2,641円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

カップ麺への支出の上位5都道府県
カップ麺への支出の上位5都道府県 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 02,0004,0006,0008,000青森県: 8,3268,326福島県: 7,7237,723新潟県: 7,6477,647秋田県: 7,2157,215宮城県: 7,1897,189青森県福島県新潟県秋田県宮城県
カップ麺への支出の上位5都道府県
項目カップ麺への支出
青森県8,326
福島県7,723
新潟県7,647
秋田県7,215
宮城県7,189

即席麺に使う金額が少ない下位5県

即席麺に使う金額が少ない下位5県です。

47位の茨城県は1,791円、46位の長野県は1,795円、45位の山梨県は1,841円でした。
1位の鳥取県とは1,702円の差があります。

44位は栃木県で2,009円、43位は沖縄県で2,018円、42位は神奈川県で2,058円と続きます。

最も少ない県は1,791円。
上位の県との開きは2.0倍にとどまりました。

47都道府県の中央値は2,457円、平均は2,462円です。
47位の茨城県は平均を671円下回りました。

47位の茨城県は1位の鳥取県の51.3パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.95倍の開きです。

46位との差は4円、45位との差は50円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも267円しかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均2,462円を下回りました。
47位から43位までの幅は227円です。

茨城県はカップ麺への支出では中位位です。
全国の値は2,462円なので、47位はこれを671円下回っています。

地図で見る

1世帯当たりの即席麺への支出(2023年〜2025年平均)
1世帯当たりの即席麺への支出(2023年〜2025年平均) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 2,207円青森 2,491円岩手 2,342円宮城 2,167円秋田 2,379円山形 2,344円福島 2,342円茨城 1,791円栃木 2,009円群馬 2,079円埼玉 2,200円千葉 2,160円東京 2,098円神奈川 2,058円新潟 2,565円富山 2,699円石川 2,394円福井 2,269円山梨 1,841円長野 1,795円岐阜 2,574円静岡 2,089円愛知 2,451円三重 2,544円滋賀 2,715円京都 2,629円大阪 2,842円兵庫 2,294円奈良 2,470円和歌山 2,103円鳥取 3,493円島根 2,871円岡山 2,498円広島 2,755円山口 2,915円徳島 2,388円香川 2,582円愛媛 2,560円高知 3,033円福岡 2,668円佐賀 3,321円長崎 2,502円熊本 3,410円大分 2,734円宮崎 2,547円鹿児島 2,457円沖縄 2,018円
1世帯当たりの即席麺への支出(円)
1世帯当たりの即席麺への支出(2023年〜2025年平均)
項目1世帯当たりの即席麺への支出
北海道2,207円
青森県2,491円
岩手県2,342円
宮城県2,167円
秋田県2,379円
山形県2,344円
福島県2,342円
茨城県1,791円
栃木県2,009円
群馬県2,079円
埼玉県2,200円
千葉県2,160円
東京都2,098円
神奈川県2,058円
新潟県2,565円
富山県2,699円
石川県2,394円
福井県2,269円
山梨県1,841円
長野県1,795円
岐阜県2,574円
静岡県2,089円
愛知県2,451円
三重県2,544円
滋賀県2,715円
京都府2,629円
大阪府2,842円
兵庫県2,294円
奈良県2,470円
和歌山県2,103円
鳥取県3,493円
島根県2,871円
岡山県2,498円
広島県2,755円
山口県2,915円
徳島県2,388円
香川県2,582円
愛媛県2,560円
高知県3,033円
福岡県2,668円
佐賀県3,321円
長崎県2,502円
熊本県3,410円
大分県2,734円
宮崎県2,547円
鹿児島県2,457円
沖縄県2,018円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは鳥取県です。
次いで熊本県、佐賀県、高知県、山口県が続きます。
淡いのは茨城県、長野県、山梨県でした。

47都道府県の平均は2,462円、中央値は2,457円です。
鳥取県の3,493円は平均を1,031円上回ります。

1位と47位の差は1,702円、倍率にすると1.95倍でした。

カップ麺への支出で並べ替えると青森県が8,326で最も高く、開きは1.86倍になります。

主指標で1位の鳥取県はカップ麺への支出では12位、カップ麺への支出で1位の青森県は主指標では22位でした。

順位都道府県1世帯当たりの即席麺への支出(円)地方カップ麺への支出
1鳥取県3493中国6199
2熊本県3410九州5119
3佐賀県3321九州6111
4高知県3033四国6262
5山口県2915中国5771
6島根県2871中国5568
7大阪府2842近畿6795
8広島県2755中国5702
9大分県2734九州5306
10滋賀県2715近畿5855
11富山県2699中部6531
12福岡県2668九州5587
13京都府2629近畿4484
14香川県2582四国5265
15岐阜県2574中部5381
16新潟県2565中部7647
17愛媛県2560四国5344
18宮崎県2547九州5058
19三重県2544近畿5035
20長崎県2502九州5865
21岡山県2498中国6164
22青森県2491東北8326
23奈良県2470近畿5177
24鹿児島県2457九州5705
25愛知県2451中部5317
26石川県2394中部5411
27徳島県2388四国5738
28秋田県2379東北7215
29山形県2344東北6781
30岩手県2342東北7023
30福島県2342東北7723
32兵庫県2294近畿4799
33福井県2269中部5021
34北海道2207北海道6428
35埼玉県2200関東5668
36宮城県2167東北7189
37千葉県2160関東5607
38和歌山県2103近畿5657
39東京都2098関東5075
40静岡県2089中部5288
41群馬県2079関東5593
42神奈川県2058関東4719
43沖縄県2018九州4997
44栃木県2009関東6014
45山梨県1841中部5812
46長野県1795中部5629
47茨城県1791関東5356
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

このグラフについての豆知識

鍋で作るめん

即席麺への支出は全国平均で年2,462円。
1位と2位の差は1.02倍とわずかです。

容器に入ったカップ麺は別の項目に入るため、この数字には含まれていません。

県庁所在市の数字であること

家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。

1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。

対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。

数字の散らばり

1位の鳥取県は3,493円、47位の茨城県は1,791円。
差は1,702円、倍率にすると1.95倍です。

中央値は2,457円、平均は2,462円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では5円の差でした。

カップ麺への支出で並べ替えると開きは1.86倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

地方のなかで見た1世帯当たりの即席麺への支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北青森県 2491宮城県 2167
関東埼玉県 2200茨城県 1791
中部富山県 2699長野県 1795
近畿大阪府 2842和歌山県 2103
中国鳥取県 3493岡山県 2498
四国高知県 3033徳島県 2388
九州熊本県 3410沖縄県 2018
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯が1年間に即席麺へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い鳥取県で3,493円、最も低い茨城県で1,791円でした。
その差は1,702円、倍率にすると1.95倍です。

47都道府県の中央値は2,457円、平均は2,462円でした。
全国の値は2,462円です。
カップ麺への支出で並べ替えると開きは1.86倍になり、主指標で1位の鳥取県はその見方では12位に位置します。

読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、カップ麺は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。

カップ麺への支出では青森県が8,326で最も高く、主指標で1位の鳥取県はこの見方では12位でした。

地方ごとの平均では中国5県が2,906円で最も高く、関東7都県が2,056円で最も低くなりました。
カップ麺や中華そばの外食への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。

1位の鳥取県と2位の熊本県の差は83円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。

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出典

  • 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
  • 調査年: 2023年〜2025年平均
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
  • 備考: 袋入りの即席麺への支出。カップ麺は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

注記: 袋入りの即席麺への支出。
カップ麺は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

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