【入院中の人の割合】全国1.35%、100人に1人強

【入院中の人の割合】全国1.35%、100人に1人強

調査の時点で入院している人はどれくらいいるのでしょうか。
世帯人員に占める入院者の割合を47都道府県で比べます。

使うのは厚生労働省の国民生活基礎調査、2022年の都道府県別の数字。

岩手県が2.21%で1位。
47都道府県の平均は1.44%、中央値は1.4%です。
最も高い2.21%と最も低い1.02%の差は1.19ポイント、倍率にすると2.17倍でした。

47都道府県の単純平均

1.4%

入院している人の割合(2022年)

最も多い 岩手県

2.2%

最も少ない 宮城県

1.0%

地図で見る

入院している人の割合(2022年)
入院している人の割合(2022年) 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(厚生労働省)をもとに作成。単位は%。 北海道 1.5%青森 1.3%岩手 2.2%宮城 1.0%秋田 1.5%山形 1.5%福島 1.5%茨城 1.2%栃木 1.2%群馬 1.2%埼玉 1.1%千葉 1.6%東京 1.1%神奈川 1.3%新潟 1.3%富山 1.4%石川 1.4%福井 1.4%山梨 1.3%長野 1.4%岐阜 1.7%静岡 1.4%愛知 1.2%三重 1.7%滋賀 1.1%京都 1.4%大阪 1.2%兵庫 1.2%奈良 1.2%和歌山 1.3%鳥取 1.5%島根 1.4%岡山 1.4%広島 1.7%山口 1.5%徳島 1.6%香川 1.2%愛媛 1.6%高知 1.9%福岡 1.7%佐賀 1.8%長崎 1.7%熊本 1.6%大分 1.8%宮崎 1.5%鹿児島 1.8%沖縄 1.5%
入院している人の割合(%)
入院している人の割合(2022年)
項目入院している人の割合
北海道1.5%
青森県1.3%
岩手県2.2%
宮城県1.0%
秋田県1.5%
山形県1.5%
福島県1.5%
茨城県1.2%
栃木県1.2%
群馬県1.2%
埼玉県1.1%
千葉県1.6%
東京都1.1%
神奈川県1.3%
新潟県1.3%
富山県1.4%
石川県1.4%
福井県1.4%
山梨県1.3%
長野県1.4%
岐阜県1.7%
静岡県1.4%
愛知県1.2%
三重県1.7%
滋賀県1.1%
京都府1.4%
大阪府1.2%
兵庫県1.2%
奈良県1.2%
和歌山県1.3%
鳥取県1.5%
島根県1.4%
岡山県1.4%
広島県1.7%
山口県1.5%
徳島県1.6%
香川県1.2%
愛媛県1.6%
高知県1.9%
福岡県1.7%
佐賀県1.8%
長崎県1.7%
熊本県1.6%
大分県1.8%
宮崎県1.5%
鹿児島県1.8%
沖縄県1.5%

日本地図で見ると、色が濃く出るのは岩手県です。
次いで高知県、大分県、鹿児島県、佐賀県が続きます。
淡いのは宮城県、東京都、滋賀県でした。

47都道府県の平均は1.44%、中央値は1.4%です。
岩手県の2.21%は平均を0.77ポイント上回ります。

1位と47位の差は1.19ポイント、倍率にすると2.17倍でした。

入院者のいる世帯の割合で並べ替えると岩手県が4.96で最も高く、開きは2.47倍になります。

主指標で1位の岩手県は入院者のいる世帯の割合では1位、入院者のいる世帯の割合で1位の岩手県は主指標では1位でした。

順位都道府県入院している人の割合(%)地方入院者のいる世帯の割合
1岩手県2.21東北4.96
2高知県1.93四国3.7
3大分県1.83九州3.74
4鹿児島県1.8九州3.74
5佐賀県1.76九州3.94
6福岡県1.73九州3.39
7長崎県1.72九州3.99
8岐阜県1.69中部3.89
9広島県1.66中国3.57
10三重県1.65近畿3.68
11愛媛県1.62四国3.24
12熊本県1.59九州3.52
13千葉県1.57関東3.46
13徳島県1.57四国3.3
15山形県1.54東北4
15山口県1.54中国3.12
17宮崎県1.53九州3.18
17北海道1.53北海道2.89
19沖縄県1.52九州3.2
19福島県1.52東北3.58
21秋田県1.51東北3.38
22鳥取県1.48中国3.62
23静岡県1.4中部3.28
23富山県1.4中部3.32
25島根県1.38中国2.86
26岡山県1.36中国3.04
26京都府1.36近畿2.76
26石川県1.36中部3.23
26長野県1.36中部3.27
30福井県1.35中部3.26
31青森県1.33東北2.92
31和歌山県1.33近畿3.02
33新潟県1.31中部3.07
34神奈川県1.28関東2.61
35山梨県1.27中部2.76
36栃木県1.23関東2.74
36兵庫県1.23近畿2.58
38愛知県1.22中部2.63
39茨城県1.19関東2.84
39群馬県1.19関東2.65
39香川県1.19四国2.76
42奈良県1.16近畿2.77
43大阪府1.15近畿2.34
44埼玉県1.13関東2.43
45滋賀県1.09近畿2.64
46東京都1.07関東2.01
47宮城県1.02東北2.28
国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年、厚生労働省)をもとに作成

入院している人が多い上位5県

上位5都道府県の入院している人の割合
上位5都道府県の入院している人の割合 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年) 0.00.51.01.52.0岩手県: 2.2%2.2%高知県: 1.9%1.9%大分県: 1.8%1.8%鹿児島県: 1.8%1.8%佐賀県: 1.8%1.8%岩手県高知県大分県鹿児島県佐賀県
上位5都道府県の入院している人の割合
項目入院している人の割合
岩手県2.2%
高知県1.9%
大分県1.8%
鹿児島県1.8%
佐賀県1.8%
下位5都道府県の入院している人の割合
下位5都道府県の入院している人の割合 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年) 0.00.20.40.60.81.0宮城県: 1.0%1.0%東京都: 1.1%1.1%滋賀県: 1.1%1.1%埼玉県: 1.1%1.1%大阪府: 1.2%1.2%宮城県東京都滋賀県埼玉県大阪府
下位5都道府県の入院している人の割合
項目入院している人の割合
宮城県1.0%
東京都1.1%
滋賀県1.1%
埼玉県1.1%
大阪府1.2%

入院している人が多い上位5県です。

岩手県は2.21%、高知県は1.93%、大分県は1.83%でした。
1位と2位の差は0.28ポイントです。

4位は鹿児島県で1.8%、5位は佐賀県で1.76%。
上位5はいずれも47都道府県の平均1.44%を上回りました。

1位の岩手県は平均を0.77ポイント上回りました。
中央値の1.4%と比べると0.81ポイント高く、平均に対する比では1.53倍にあたります。

6位以下は福岡県で1.73%、長崎県で1.72%、岐阜県で1.69%と続きました。

2位と3位の差は0.1ポイント、3位と4位の差は0.03ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.07ポイントでした。

1位から5位までの幅は0.45ポイント、1位から8位までの幅は0.52ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

岩手県は入院者のいる世帯の割合でも1位に入っています。
全国の値は1.35%で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は岩手県の2.21パーセント。
東北の県が上位に入ります。

入院者のいる世帯の割合と並べて見ます

ここから先は、入院している人の割合がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。

入院者のいる世帯の割合で並べ替えると、順位が変わります。

1位は岩手県の4.96、2位は山形県の4、3位は長崎県の3.99。

4位以下は佐賀県、岐阜県と続きます。
逆に下位は宮城県が2.28、東京都が2.01。
岩手県と東京都では2.47倍の開きです。

同じ東北でも岩手県が1位で宮城県が47位という対照的な並びです。
病床の多さや在宅医療の広がりの違いがうかがえます。

病院報告の在院患者数(病院の所在地ベース)と違い、こちらは住んでいる人ベースの数字です。

当サイトの入院している人の数の記事と見比べると、2つの数え方の違いが分かります。

地方ごとに県の平均を出すと、九州・沖縄8県が1.68%で最も高く、関東7都県が1.24%で最も低くなります。
四国4県1.58%と北海道1.53%がそれに続きました。

同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。

実数で見ると順位は変わる

入院者のいる世帯の割合の上位5都道府県
入院者のいる世帯の割合の上位5都道府県 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年) 01234岩手県: 5.05.0山形県: 44長崎県: 4.04.0佐賀県: 3.93.9岐阜県: 3.93.9岩手県山形県長崎県佐賀県岐阜県
入院者のいる世帯の割合の上位5都道府県
項目入院者のいる世帯の割合
岩手県5.0
山形県4
長崎県4.0
佐賀県3.9
岐阜県3.9

入院している人が少ない下位5都県

入院している人が少ない下位5都県です。

47位の宮城県は1.02%、46位の東京都は1.07%、45位の滋賀県は1.09%でした。
1位の岩手県とは1.19ポイントの差があります。

44位は埼玉県で1.13%、43位は大阪府で1.15%、42位は奈良県で1.16%と続きます。

最も低い宮城県は1.02パーセント。
1位と47位の差は2.2倍です。

47都道府県の中央値は1.4%、平均は1.44%です。
47位の宮城県は平均を0.42ポイント下回りました。

47位の宮城県は1位の岩手県の46.2パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.17倍の開きです。

46位との差は0.05ポイント、45位との差は0.07ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも0.14ポイントしかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均1.44%を下回りました。
47位から43位までの幅は0.13ポイントです。

宮城県は入院者のいる世帯の割合では46位です。
全国の値は1.35%なので、47位はこれを0.33ポイント下回っています。

地方別に見る

地方別の平均(入院している人の割合)
地方別の平均(入院している人の割合) 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年) 0.00.51.01.5北海道: 1.5%1.5%東北: 1.5%1.5%関東: 1.2%1.2%中部: 1.4%1.4%近畿: 1.3%1.3%中国: 1.5%1.5%四国: 1.6%1.6%九州: 1.7%1.7%北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(入院している人の割合)
項目入院している人の割合の平均
北海道1.5%
東北1.5%
関東1.2%
中部1.4%
近畿1.3%
中国1.5%
四国1.6%
九州1.7%

入院している人の割合は、東北と西日本で高めになります。

地方ごとに県の平均を出すと、九州・沖縄8県が1.68%で最も高くなります。
次いで四国4県が1.58%、北海道が1.53%、東北6県が1.52%と続きました。

低いほうは中国5県が1.48%、中部9県が1.37%、近畿7府県が1.28%、関東7都県が1.24%でした。

最も高い九州・沖縄8県と最も低い関東7都県の差は0.44ポイントです。
入院者のいる世帯の割合で見ると九州・沖縄8県が最も高く、関東7都県が最も低くなりました。

このグラフについての豆知識

100人に1〜2人が入院中

入院している人は全国で1.35パーセント。
おおよそ100人に1人強という水準です。

病床数の多い県ほど入院の割合も高くなる傾向は、ここでも確かめられます。

3年に一度の大規模調査

国民生活基礎調査で都道府県別に集計されるのは、3年ごとの大規模調査の年だけです。
この記事は2022年(令和4年)の調査を使っています。

公表されているのは人数や世帯数なので、区分の数を総数で割って当サイトで割合にしました。
不詳を含む総数で割っているため、公表の「率」とは分母の取り方が違うことがあります。

標本調査にもとづく推計のため、小さな差を細かく読み取ることはできません。

数字の散らばり

1位の岩手県は2.21%、47位の宮城県は1.02%。
差は1.19ポイント、倍率にすると2.17倍です。

中央値は1.4%、平均は1.44%でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.04ポイントの差でした。

入院者のいる世帯の割合で並べ替えると開きは2.47倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

順位の並びがにている記事

入院している人の割合とよく似た並びになる記事が、当サイトにあるか探しました。

最も似ていたのは【入院者のいる世帯】全国2.87%、30世帯に1世帯(順位相関0.9)です。
正反対だったのは【4人世帯の家計支出】全国は月29.5万円、差は1.38倍で、相関は-0.66です。

並びが似ていても、そこに関係があるとまでは言えません。
ただ、2つの地図をならべると読み方のヒントにはなります。

地方のなかで見た入院している人の割合

地方最も多い(%)最も少ない(%)
東北岩手県 2.21宮城県 1.02
関東千葉県 1.57東京都 1.07
中部岐阜県 1.69愛知県 1.22
近畿三重県 1.65滋賀県 1.09
中国広島県 1.66岡山県 1.36
四国高知県 1.93香川県 1.19
九州大分県 1.83沖縄県 1.52
国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)(2022年、厚生労働省)をもとに作成

まとめ

入院している人の割合を47都道府県で比べると、最も高い岩手県で2.21%、最も低い宮城県で1.02%でした。
その差は1.19ポイント、倍率にすると2.17倍です。

47都道府県の中央値は1.4%、平均は1.44%でした。
全国の値は1.35%です。
入院者のいる世帯の割合で並べ替えると開きは2.47倍になり、主指標で1位の岩手県はその見方では1位に位置します。

入院している人の割合の統計を読むときの注意点は3つです。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、住んでいる人ベースで数えた数字であること。
3つ目は2022年の数字であることです。

入院者のいる世帯の割合では岩手県が4.96で最も高く、主指標で1位の岩手県はこの見方では1位でした。

地方ごとの平均では九州・沖縄8県が1.68%で最も高く、関東7都県が1.24%で最も低くなりました。
入院者のいる世帯や病院の在院患者数を比べた記事とあわせて読んでみてください。

1位の岩手県と2位の高知県の差は0.28ポイントで、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。

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出典

  • 統計名: 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)
  • 調査年: 2022年
  • 公開元: 厚生労働省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0002041061
  • 備考: 世帯人員のうち、調査時点で病院などに入院している人の割合。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は入院者のいる世帯の割合

注記: 世帯人員のうち、調査時点で病院などに入院している人の割合。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は入院者のいる世帯の割合

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