【贈与金に使う金額】平均年7万8,379円、人づきあいのお金

【贈与金に使う金額】平均年7万8,379円、人づきあいのお金

お祝い金や仕送りなど、他の世帯へわたすお金に1世帯は1年でいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。

茨城県が140,950円で1位。
47都道府県の平均は78,379円、中央値は77,383円です。
最も高い140,950円と最も低い49,560円の差は91,390円、倍率にすると2.84倍でした。

47都道府県の単純平均

78,379円

1世帯当たりの贈与金への支出(2023年〜2025年平均)

最も多い 茨城県

140,950円

最も少ない 北海道

49,560円

贈与金が多い上位5県

上位5都道府県の1世帯当たりの贈与金への支出
上位5都道府県の1世帯当たりの贈与金への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 020,00040,00060,00080,000100,000120,000140,000茨城県: 140,950円140,950円奈良県: 112,692円112,692円群馬県: 107,428円107,428円長野県: 101,510円101,510円福島県: 91,722円91,722円茨城県奈良県群馬県長野県福島県
上位5都道府県の1世帯当たりの贈与金への支出
項目1世帯当たりの贈与金への支出
茨城県140,950円
奈良県112,692円
群馬県107,428円
長野県101,510円
福島県91,722円
下位5都道府県の1世帯当たりの贈与金への支出
下位5都道府県の1世帯当たりの贈与金への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 010,00020,00030,00040,00050,000北海道: 49,560円49,560円岐阜県: 50,947円50,947円兵庫県: 53,065円53,065円青森県: 53,516円53,516円愛媛県: 57,955円57,955円北海道岐阜県兵庫県青森県愛媛県
下位5都道府県の1世帯当たりの贈与金への支出
項目1世帯当たりの贈与金への支出
北海道49,560円
岐阜県50,947円
兵庫県53,065円
青森県53,516円
愛媛県57,955円

贈与金が多い上位5県です。

茨城県は140,950円、奈良県は112,692円、群馬県は107,428円でした。
1位と2位の差は28,258円です。

4位は長野県で101,510円、5位は福島県で91,722円。
上位5はいずれも47都道府県の平均78,379円を上回りました。

1位の茨城県は平均を62,571円上回りました。
中央値の77,383円と比べると63,567円高く、平均に対する比では1.8倍にあたります。

6位以下は長崎県で91,703円、福井県で91,196円、鳥取県で90,142円と続きました。

2位と3位の差は5,264円、3位と4位の差は5,918円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は1,580円でした。

1位から5位までの幅は49,228円、1位から8位までの幅は50,808円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

茨城県は世帯主こづかいへの支出でも27位に入っています。
全国の値は78,379円で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は茨城県の14万950円。
関東と北陸の県が上位に入ります。

こづかいと並べて見ます

ここから先は、1世帯が1年間に贈与金へ使う金額がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。

世帯主こづかいへの支出で並べ替えると、順位が変わります。

1位は香川県の80,855、2位は福岡県の72,924、3位は秋田県の71,509。

4位以下は愛知県、静岡県と続きます。
逆に下位は山形県が30,686、福井県が30,578。
香川県と福井県では2.64倍の開きです。

贈与金には、結婚や出産のお祝い、子どもへの仕送り、香典などがふくまれます。
冠婚葬祭の習わしが地域によって違うことが、この差に表れていると考えられます。

年14万円という金額は、この記事で扱った品目のなかでも大きな部類です。
人づきあいにかかるお金の重さがうかがえます。

当サイトのこづかいへの支出の記事と並べて読んでみてください。

地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が89,631円で最も高く、北海道が49,560円で最も低くなります。
九州・沖縄8県83,188円と中国5県80,521円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

世帯主こづかいへの支出の上位5都道府県
世帯主こづかいへの支出の上位5都道府県 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 020,00040,00060,00080,000香川県: 80,85580,855福岡県: 72,92472,924秋田県: 71,50971,509愛知県: 67,60967,609静岡県: 65,19965,199香川県福岡県秋田県愛知県静岡県
世帯主こづかいへの支出の上位5都道府県
項目世帯主こづかいへの支出
香川県80,855
福岡県72,924
秋田県71,509
愛知県67,609
静岡県65,199

贈与金が少ない下位5道県

贈与金が少ない下位5道県です。

47位の北海道は49,560円、46位の岐阜県は50,947円、45位の兵庫県は53,065円でした。
1位の茨城県とは91,390円の差があります。

44位は青森県で53,516円、43位は愛媛県で57,955円、42位は高知県で58,514円と続きます。

最も少ない北海道は4万9,560円。
1位と47位の差は2.8倍です。

47都道府県の中央値は77,383円、平均は78,379円です。
47位の北海道は平均を28,819円下回りました。

47位の北海道は1位の茨城県の35.2パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.84倍の開きです。

46位との差は1,387円、45位との差は3,505円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも8,954円しかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均78,379円を下回りました。
47位から43位までの幅は8,395円です。

北海道は世帯主こづかいへの支出では中位位です。
全国の値は78,379円なので、47位はこれを28,819円下回っています。

地方別に見る

地方別の平均(1世帯当たりの贈与金への支出)
地方別の平均(1世帯当たりの贈与金への支出) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 020,00040,00060,00080,000北海道: 49,560円49,560円東北: 71,767円71,767円関東: 89,631円89,631円中部: 76,578円76,578円近畿: 77,385円77,385円中国: 80,521円80,521円四国: 69,314円69,314円九州: 83,188円83,188円北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(1世帯当たりの贈与金への支出)
項目1世帯当たりの贈与金への支出の平均
北海道49,560円
東北71,767円
関東89,631円
中部76,578円
近畿77,385円
中国80,521円
四国69,314円
九州83,188円

贈与金は、関東と北陸で多くなります。

地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が89,631円で最も高くなります。
次いで九州・沖縄8県が83,188円、中国5県が80,521円、近畿7府県が77,385円と続きました。

低いほうは中部9県が76,578円、東北6県が71,767円、四国4県が69,314円、北海道が49,560円でした。

最も高い関東7都県と最も低い北海道の差は40,071円です。
世帯主こづかいへの支出で見ると北海道が最も高く、中国5県が最も低くなりました。

地図で見る

1世帯当たりの贈与金への支出(2023年〜2025年平均)
1世帯当たりの贈与金への支出(2023年〜2025年平均) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 49,560円青森 53,516円岩手 77,304円宮城 68,155円秋田 66,953円山形 72,954円福島 91,722円茨城 140,950円栃木 76,412円群馬 107,428円埼玉 82,313円千葉 85,691円東京 63,596円神奈川 71,026円新潟 67,164円富山 79,322円石川 68,287円福井 91,196円山梨 80,914円長野 101,510円岐阜 50,947円静岡 81,582円愛知 68,276円三重 88,112円滋賀 75,078円京都 64,115円大阪 67,169円兵庫 53,065円奈良 112,692円和歌山 81,463円鳥取 90,142円島根 71,616円岡山 88,119円広島 88,094円山口 64,634円徳島 74,360円香川 86,427円愛媛 57,955円高知 58,514円福岡 82,357円佐賀 82,791円長崎 91,703円熊本 88,354円大分 87,580円宮崎 77,383円鹿児島 84,995円沖縄 70,338円
1世帯当たりの贈与金への支出(円)
1世帯当たりの贈与金への支出(2023年〜2025年平均)
項目1世帯当たりの贈与金への支出
北海道49,560円
青森県53,516円
岩手県77,304円
宮城県68,155円
秋田県66,953円
山形県72,954円
福島県91,722円
茨城県140,950円
栃木県76,412円
群馬県107,428円
埼玉県82,313円
千葉県85,691円
東京都63,596円
神奈川県71,026円
新潟県67,164円
富山県79,322円
石川県68,287円
福井県91,196円
山梨県80,914円
長野県101,510円
岐阜県50,947円
静岡県81,582円
愛知県68,276円
三重県88,112円
滋賀県75,078円
京都府64,115円
大阪府67,169円
兵庫県53,065円
奈良県112,692円
和歌山県81,463円
鳥取県90,142円
島根県71,616円
岡山県88,119円
広島県88,094円
山口県64,634円
徳島県74,360円
香川県86,427円
愛媛県57,955円
高知県58,514円
福岡県82,357円
佐賀県82,791円
長崎県91,703円
熊本県88,354円
大分県87,580円
宮崎県77,383円
鹿児島県84,995円
沖縄県70,338円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは茨城県です。
次いで奈良県、群馬県、長野県、福島県が続きます。
淡いのは北海道、岐阜県、兵庫県でした。

47都道府県の平均は78,379円、中央値は77,383円です。
茨城県の140,950円は平均を62,571円上回ります。

1位と47位の差は91,390円、倍率にすると2.84倍でした。

世帯主こづかいへの支出で並べ替えると香川県が80,855で最も高く、開きは2.64倍になります。

主指標で1位の茨城県は世帯主こづかいへの支出では27位、世帯主こづかいへの支出で1位の香川県は主指標では14位でした。

順位都道府県1世帯当たりの贈与金への支出(円)地方世帯主こづかいへの支出
1茨城県140950関東51682
2奈良県112692近畿53685
3群馬県107428関東51642
4長野県101510中部52230
5福島県91722東北45259
6長崎県91703九州57965
7福井県91196中部30578
8鳥取県90142中国34940
9熊本県88354九州57651
10岡山県88119中国51400
11三重県88112近畿58486
12広島県88094中国61302
13大分県87580九州62159
14香川県86427四国80855
15千葉県85691関東60754
16鹿児島県84995九州63600
17佐賀県82791九州32922
18福岡県82357九州72924
19埼玉県82313関東59898
20静岡県81582中部65199
21和歌山県81463近畿57795
22山梨県80914中部39947
23富山県79322中部51816
24宮崎県77383九州59342
25岩手県77304東北57572
26栃木県76412関東54776
27滋賀県75078近畿54203
28徳島県74360四国36369
29山形県72954東北30686
30島根県71616中国32319
31神奈川県71026関東41345
32沖縄県70338九州33639
33石川県68287中部41016
34愛知県68276中部67609
35宮城県68155東北44391
36大阪府67169近畿45257
37新潟県67164中部61554
38秋田県66953東北71509
39山口県64634中国50510
40京都府64115近畿48332
41東京都63596関東44926
42高知県58514四国39190
43愛媛県57955四国49589
44青森県53516東北53885
45兵庫県53065近畿54439
46岐阜県50947中部61131
47北海道49560北海道60891
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

このグラフについての豆知識

人づきあいのお金

贈与金への支出は全国平均で年7万8,379円。
ガソリン代(7万6,078円)と同じくらいの規模です。

仕送りが多い世帯では、この項目が家計の大きな割合を占めることもあります。

県庁所在市の数字であること

家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。

1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。

対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。

数字の散らばり

1位の茨城県は140,950円、47位の北海道は49,560円。
差は91,390円、倍率にすると2.84倍です。

中央値は77,383円、平均は78,379円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では996円の差でした。

世帯主こづかいへの支出で並べ替えると開きは2.64倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

地方のなかで見た1世帯当たりの贈与金への支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北福島県 91722青森県 53516
関東茨城県 140950東京都 63596
中部長野県 101510岐阜県 50947
近畿奈良県 112692兵庫県 53065
中国鳥取県 90142山口県 64634
四国香川県 86427愛媛県 57955
九州長崎県 91703沖縄県 70338
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯が1年間に贈与金へ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い茨城県で140,950円、最も低い北海道で49,560円でした。
その差は91,390円、倍率にすると2.84倍です。

47都道府県の中央値は77,383円、平均は78,379円でした。
全国の値は78,379円です。
世帯主こづかいへの支出で並べ替えると開きは2.64倍になり、主指標で1位の茨城県はその見方では27位に位置します。

1世帯が1年間に贈与金へ使う金額の順位を見るときは、次の3点をあわせて見てください。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、仕送りやお祝い金、香典を含むこと。
3つ目は2025年の数字であることです。

世帯主こづかいへの支出では香川県が80,855で最も高く、主指標で1位の茨城県はこの見方では27位でした。

地方ごとの平均では関東7都県が89,631円で最も高く、北海道が49,560円で最も低くなりました。
こづかいや切り花への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
  • 調査年: 2023年〜2025年平均
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
  • 備考: お祝い金や仕送りなど、他の世帯へわたしたお金。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

注記: お祝い金や仕送りなど、他の世帯へわたしたお金。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

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