夜に学べる高校が、いちばん多い県はどこだと思いますか?
高校には、通い方によって3つの課程があります。
昼間に毎日通う全日制、決まった時間に通う定時制(ていじせい)、家で学んでときどき通う通信制です。
このうち定時制は、もともと働きながら学ぶ人のためにつくられたしくみでした。
今回は、この定時制を置く高校の数を都道府県別に比べます。
このランキングは、2008年の「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」をもとにしています。
社会・人口統計体系は、さまざまな統計データを都道府県ごとにまとめたものです。
もとの調査年は指標によって異なるため、データを見るときは統計年にも注意しましょう。
こたえの発表
こたえは、東京都です。
25校あります。
2位は兵庫県で16校、3位は北海道で12校でした。
1位は2位の1.6倍でした。
このページの表・グラフ・地図は、自由研究や宿題にそのまま使ってOKです。
出どころの書き方は、この記事の後半の「データについて」にあります。
トップ20をみてみよう
| 順位 | 都道府県 | 値(校) |
|---|---|---|
| 1 | 東京都 | 25 |
| 2 | 兵庫県 | 16 |
| 3 | 北海道 | 12 |
| 4 | 岡山県 | 12 |
| 5 | 大阪府 | 11 |
| 6 | 宮城県 | 8 |
| 7 | 新潟県 | 8 |
| 8 | 京都府 | 7 |
| 9 | 福島県 | 5 |
| 10 | 富山県 | 5 |
| 11 | 石川県 | 5 |
| 12 | 和歌山県 | 5 |
| 13 | 福岡県 | 5 |
| 14 | 埼玉県 | 4 |
| 15 | 三重県 | 4 |
| 16 | 広島県 | 4 |
| 17 | 愛媛県 | 4 |
| 18 | 高知県 | 4 |
| 19 | 青森県 | 3 |
| 20 | 福井県 | 3 |
上位20の県を表にしました。
20位の福井県(ふくいけん)でも3校。
数字のない県は上位20に入らないので、この表には出てきません。
地図でみてみよう

地図に上位20の県を点で打つと、大都市をかかえる県にならびます。
働く場所の多い地域に置かれてきたことが分かります。
どうしてだろう?
定時制高校はどうしてできたのでしょうか。
もともとは、中学校を出てすぐ働き始めた人が学び続けられるようにつくられました。
昼は工場や商店で働き、夜に学校へ通う形です。
いまは事情が変わり、自分のペースで学びたい人や、一度学校をはなれた人が学び直す場としての役割が大きくなっています。
午前・午後・夜間から選べる「三部制」の学校もふえました。
学び方の選択肢を広げるしくみとして続いています。
自由研究にするなら
このランキングを自由研究にするなら、こんなまとめ方はどうでしょう。
- 定時制と通信制のちがいを調べて表にする
- 自分の県に定時制の高校があるか調べる
- 卒業までに何年かかるか調べてみる
さらに調べたい人への問い: 「通信制高校はどうやって学ぶ?」「定時制はいつできた?」
データについて
このランキングは、総務省統計局の「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」(2008年)という調査から作りました。
だれでも無料で見られる、国の公式のデータです。
定時制は、昼間に働きながら夜などに学べる高校のしくみです。
自由研究やレポートに使うときは、次のように出どころを書いておくと、しっかりした研究になります。
「出典: 総務省統計局「社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)」(2008年)をもとに47グラフが作成」
まとめ
夜に学べる高校がいちばん多い県は東京都で、25校でした。
働きながら学ぶためにつくられたしくみです。
いまは学び方を広げる役割を担っています。
出典
- 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
- 調査年: 2008年
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0000010105
- 備考: 定時制は、昼間に働きながら夜などに学べる高校のしくみ。数字のない県は上位20に入らないため、この表には出てこない
