過去1か月に、体調不良で仕事や家事、学業など普段の活動ができなかった日があった人はどれくらいいるのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは厚生労働省の国民生活基礎調査、2022年の都道府県別の数字。
沖縄県が11.06%で1位。
47都道府県の平均は8.57%、中央値は8.62%です。
最も高い11.06%と最も低い7.54%の差は3.52ポイント、倍率にすると1.47倍でした。
47都道府県の単純平均
8.6%
過去1か月に普段の活動ができなかった日がある人の割合(2022年)
最も多い 沖縄県
11.1%
最も少ない 青森県
7.5%
地図で見る
| 項目 | 過去1か月に普段の活動ができなかった日がある人の割合 |
|---|---|
| 北海道 | 8.2% |
| 青森県 | 7.5% |
| 岩手県 | 9.1% |
| 宮城県 | 8.6% |
| 秋田県 | 8.6% |
| 山形県 | 8.0% |
| 福島県 | 8.8% |
| 茨城県 | 8.1% |
| 栃木県 | 8.3% |
| 群馬県 | 8.1% |
| 埼玉県 | 8.1% |
| 千葉県 | 9.6% |
| 東京都 | 9.2% |
| 神奈川県 | 9.5% |
| 新潟県 | 7.9% |
| 富山県 | 8.2% |
| 石川県 | 8.5% |
| 福井県 | 8.3% |
| 山梨県 | 7.7% |
| 長野県 | 8.9% |
| 岐阜県 | 8.0% |
| 静岡県 | 7.6% |
| 愛知県 | 7.6% |
| 三重県 | 8.1% |
| 滋賀県 | 8.1% |
| 京都府 | 8.8% |
| 大阪府 | 8.9% |
| 兵庫県 | 8.9% |
| 奈良県 | 8.8% |
| 和歌山県 | 8.6% |
| 鳥取県 | 8.6% |
| 島根県 | 8.6% |
| 岡山県 | 9.5% |
| 広島県 | 9.1% |
| 山口県 | 8.4% |
| 徳島県 | 8.6% |
| 香川県 | 8.7% |
| 愛媛県 | 8.6% |
| 高知県 | 8.6% |
| 福岡県 | 9.0% |
| 佐賀県 | 8.8% |
| 長崎県 | 7.9% |
| 熊本県 | 8.5% |
| 大分県 | 8.9% |
| 宮崎県 | 8.6% |
| 鹿児島県 | 9.0% |
| 沖縄県 | 11.1% |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは沖縄県です。
次いで千葉県、岡山県、神奈川県、東京都が続きます。
淡いのは青森県、静岡県、愛知県でした。
47都道府県の平均は8.57%、中央値は8.62%です。
沖縄県の11.06%は平均を2.49ポイント上回ります。
1位と47位の差は3.52ポイント、倍率にすると1.47倍でした。
日常生活に影響のある人の割合で並べ替えると高知県が15.71で最も高く、開きは1.44倍になります。
主指標で1位の沖縄県は日常生活に影響のある人の割合では36位、日常生活に影響のある人の割合で1位の高知県は主指標では27位でした。
| 順位 | 都道府県 | 過去1か月に普段の活動ができなかった日がある人の割合(%) | 地方 | 日常生活に影響のある人の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 沖縄県 | 11.06 | 九州 | 12.34 |
| 2 | 千葉県 | 9.64 | 関東 | 11.92 |
| 3 | 岡山県 | 9.49 | 中国 | 14.22 |
| 4 | 神奈川県 | 9.47 | 関東 | 11.75 |
| 5 | 東京都 | 9.2 | 関東 | 11.1 |
| 6 | 広島県 | 9.07 | 中国 | 13.97 |
| 7 | 岩手県 | 9.05 | 東北 | 15.27 |
| 8 | 鹿児島県 | 9.01 | 九州 | 12.27 |
| 9 | 福岡県 | 8.95 | 九州 | 12.77 |
| 10 | 兵庫県 | 8.91 | 近畿 | 14.53 |
| 11 | 長野県 | 8.87 | 中部 | 14.44 |
| 12 | 大分県 | 8.86 | 九州 | 14.1 |
| 13 | 大阪府 | 8.85 | 近畿 | 12.5 |
| 14 | 奈良県 | 8.78 | 近畿 | 13.63 |
| 14 | 福島県 | 8.78 | 東北 | 13.69 |
| 16 | 京都府 | 8.77 | 近畿 | 13.64 |
| 17 | 佐賀県 | 8.76 | 九州 | 13.08 |
| 18 | 香川県 | 8.72 | 四国 | 13.49 |
| 19 | 島根県 | 8.64 | 中国 | 14.55 |
| 19 | 和歌山県 | 8.64 | 近畿 | 14.05 |
| 21 | 宮崎県 | 8.63 | 九州 | 12.74 |
| 21 | 宮城県 | 8.63 | 東北 | 13.22 |
| 21 | 徳島県 | 8.63 | 四国 | 14.57 |
| 24 | 秋田県 | 8.62 | 東北 | 13.73 |
| 24 | 鳥取県 | 8.62 | 中国 | 13.98 |
| 26 | 愛媛県 | 8.6 | 四国 | 13.7 |
| 27 | 高知県 | 8.55 | 四国 | 15.71 |
| 28 | 熊本県 | 8.54 | 九州 | 14.32 |
| 29 | 石川県 | 8.45 | 中部 | 12.34 |
| 30 | 山口県 | 8.35 | 中国 | 14.32 |
| 31 | 栃木県 | 8.29 | 関東 | 11.41 |
| 32 | 福井県 | 8.26 | 中部 | 12.61 |
| 33 | 北海道 | 8.21 | 北海道 | 13.04 |
| 34 | 富山県 | 8.2 | 中部 | 14.01 |
| 35 | 茨城県 | 8.14 | 関東 | 12.15 |
| 36 | 群馬県 | 8.13 | 関東 | 12.28 |
| 37 | 埼玉県 | 8.12 | 関東 | 10.89 |
| 38 | 三重県 | 8.11 | 近畿 | 13.2 |
| 38 | 滋賀県 | 8.11 | 近畿 | 13.27 |
| 40 | 岐阜県 | 7.98 | 中部 | 12.72 |
| 41 | 山形県 | 7.95 | 東北 | 14.06 |
| 42 | 長崎県 | 7.94 | 九州 | 14.16 |
| 43 | 新潟県 | 7.86 | 中部 | 13.74 |
| 44 | 山梨県 | 7.72 | 中部 | 11.91 |
| 45 | 愛知県 | 7.63 | 中部 | 10.99 |
| 46 | 静岡県 | 7.6 | 中部 | 11.69 |
| 47 | 青森県 | 7.54 | 東北 | 12.84 |
活動できなかった人が多い上位5県
活動できなかった人が多い上位5県です。
沖縄県は11.06%、千葉県は9.64%、岡山県は9.49%でした。
1位と2位の差は1.42ポイントです。
4位は神奈川県で9.47%、5位は東京都で9.2%。
上位5はいずれも47都道府県の平均8.57%を上回りました。
1位の沖縄県は平均を2.49ポイント上回りました。
中央値の8.62%と比べると2.44ポイント高く、平均に対する比では1.29倍にあたります。
6位以下は広島県で9.07%、岩手県で9.05%、鹿児島県で9.01%と続きました。
2位と3位の差は0.15ポイント、3位と4位の差は0.02ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.19ポイントでした。
1位から5位までの幅は1.86ポイント、1位から8位までの幅は2.05ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
沖縄県は日常生活に影響のある人の割合でも36位に入っています。
全国の値は8.67%で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は沖縄県の11.06パーセント。
9人に1人が寝込んだ経験ありです。
日常生活に影響のある人と並べて見ます
ここからは統計を離れて、体調で普段の活動ができなかった人の割合の背景を推測します。
確かめられた事実ではなく、ほかの数字と並べて考えた見立てとして読んでください。
日常生活に影響のある人の割合で並べ替えると、順位が変わります。
1位は高知県の15.71、2位は岩手県の15.27、3位は徳島県の14.57。
4位以下は島根県、兵庫県と続きます。
逆に下位は愛知県が10.99、埼玉県が10.89。
高知県と埼玉県では1.44倍の開きです。
興味深いことに、有訴者の少ない沖縄県が1位、多い東北の県が下位という逆転が起きています。
症状があっても休まず動く土地柄と、体調に応じて休む土地柄。
健康観の違いがにじむ数字です。
当サイトの体の不調がある人の記事と並べて読むと、この逆転の面白さが見えてきます。
地方ごとに県の平均を出すと、九州・沖縄8県が8.97%で最も高く、中部9県が8.06%で最も低くなります。
中国5県8.83%と関東7都県8.71%がそれに続きました。
同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。
実数で見ると順位は変わる
活動できなかった人が少ない下位5県
活動できなかった人が少ない下位5県です。
47位の青森県は7.54%、46位の静岡県は7.6%、45位の愛知県は7.63%でした。
1位の沖縄県とは3.52ポイントの差があります。
44位は山梨県で7.72%、43位は新潟県で7.86%、42位は長崎県で7.94%と続きます。
最も低い青森県は7.54パーセント。
1位と47位の差は1.5倍です。
47都道府県の中央値は8.62%、平均は8.57%です。
47位の青森県は平均を1.03ポイント下回りました。
47位の青森県は1位の沖縄県の68.2パーセントにあたる水準で、倍率にすると1.47倍の開きです。
46位との差は0.06ポイント、45位との差は0.09ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも0.4ポイントしかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均8.57%を下回りました。
47位から43位までの幅は0.32ポイントです。
青森県は日常生活に影響のある人の割合では中位位です。
全国の値は8.67%なので、47位はこれを1.13ポイント下回っています。
地方別に見る
活動できなかった日のある人は、沖縄と九州で多めに出ます。
地方ごとに県の平均を出すと、九州・沖縄8県が8.97%で最も高くなります。
次いで中国5県が8.83%、関東7都県が8.71%、四国4県が8.63%と続きました。
低いほうは近畿7府県が8.6%、東北6県が8.43%、北海道が8.21%、中部9県が8.06%でした。
最も高い九州・沖縄8県と最も低い中部9県の差は0.91ポイントです。
日常生活に影響のある人の割合で見ると四国4県が最も高く、関東7都県が最も低くなりました。
このグラフについての豆知識
休むこともデータになる
過去1か月に普段の活動ができなかった日がある人は全国で8.67パーセント。
12人に1人にあたります。
無理をして動くか、しっかり休むか。
この数字は病気の多さだけでなく、休み方の文化も映しています。
3年に一度の大規模調査
国民生活基礎調査で都道府県別に集計されるのは、3年ごとの大規模調査の年だけです。
この記事は2022年(令和4年)の調査を使っています。
公表されているのは人数なので、対象となる世帯人員の総数で割って当サイトで割合にしました。
不詳を含む総数で割っているため、公表の率とは分母の取り方が違うことがあります。
標本調査にもとづく推計のため、小さな差を細かく読み取ることはできません。
数字の散らばり
1位の沖縄県は11.06%、47位の青森県は7.54%。
差は3.52ポイント、倍率にすると1.47倍です。
中央値は8.62%、平均は8.57%でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.05ポイントの差でした。
日常生活に影響のある人の割合で並べ替えると開きは1.44倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た過去1か月に普段の活動ができなかった日がある人の割合
| 地方 | 最も多い(%) | 最も少ない(%) |
|---|---|---|
| 東北 | 岩手県 9.05 | 青森県 7.54 |
| 関東 | 千葉県 9.64 | 埼玉県 8.12 |
| 中部 | 長野県 8.87 | 静岡県 7.6 |
| 近畿 | 兵庫県 8.91 | 滋賀県 8.11 |
| 中国 | 岡山県 9.49 | 山口県 8.35 |
| 四国 | 香川県 8.72 | 高知県 8.55 |
| 九州 | 沖縄県 11.06 | 長崎県 7.94 |
まとめ
体調で普段の活動ができなかった人の割合を47都道府県で比べると、最も高い沖縄県で11.06%、最も低い青森県で7.54%でした。
その差は3.52ポイント、倍率にすると1.47倍です。
47都道府県の中央値は8.62%、平均は8.57%でした。
全国の値は8.67%です。
日常生活に影響のある人の割合で並べ替えると開きは1.44倍になり、主指標で1位の沖縄県はその見方では36位に位置します。
体調で普段の活動ができなかった人の割合をどう数えているかについて、3つ補っておきます。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、本人の申告にもとづく数字であること。
3つ目は2022年の数字であることです。
日常生活に影響のある人の割合では高知県が15.71で最も高く、主指標で1位の沖縄県はこの見方では36位でした。
地方ごとの平均では九州・沖縄8県が8.97%で最も高く、中部9県が8.06%で最も低くなりました。
日常生活に影響のある人や体の不調がある人を比べた記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 国民生活基礎調査(都道府県別 第115表〜第141表から当サイトで割合を計算)
- 調査年: 2022年
- 公開元: 厚生労働省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0002041078
- 備考: 6歳以上のうち、健康上の理由で過去1か月に普段の活動ができなかった日がある人の割合。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は日常生活に影響のある人の割合
注記: 6歳以上のうち、健康上の理由で過去1か月に普段の活動ができなかった日がある人の割合。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は日常生活に影響のある人の割合
