図書館は子ども向けのCDやDVDをどれくらい貸しているのでしょうか。
47都道府県で比べます。
使うのは文部科学省の社会教育調査、2014年度の1年間の数字。
群馬県が160,426点で1位。
47都道府県の平均は24,715.6点、中央値は11,087点です。
1位と47位の間には125倍の開き、人口10万人あたりでは188.9倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
24,716点
図書館の児童への視聴覚資料の貸出数(平成26年度間(2014年度))
最も多い 群馬県
160,426点
最も少ない 香川県
1,283点
地図で見る
| 項目 | 図書館の児童への視聴覚資料の貸出数 |
|---|---|
| 北海道 | 29,647点 |
| 青森県 | 11,243点 |
| 岩手県 | 7,995点 |
| 宮城県 | 29,209点 |
| 秋田県 | 8,599点 |
| 山形県 | 4,131点 |
| 福島県 | 33,215点 |
| 茨城県 | 69,474点 |
| 栃木県 | 53,331点 |
| 群馬県 | 160,426点 |
| 埼玉県 | 90,738点 |
| 千葉県 | 2,809点 |
| 東京都 | 77,090点 |
| 神奈川県 | 22,789点 |
| 新潟県 | 11,087点 |
| 富山県 | 2,366点 |
| 石川県 | 12,045点 |
| 福井県 | 4,688点 |
| 山梨県 | 13,354点 |
| 長野県 | 32,930点 |
| 岐阜県 | 6,013点 |
| 静岡県 | 88,053点 |
| 愛知県 | 115,529点 |
| 三重県 | 1,830点 |
| 滋賀県 | 4,468点 |
| 京都府 | 26,950点 |
| 大阪府 | 6,512点 |
| 兵庫県 | 9,340点 |
| 奈良県 | 6,864点 |
| 和歌山県 | 6,920点 |
| 鳥取県 | 2,045点 |
| 島根県 | 5,938点 |
| 岡山県 | 18,619点 |
| 広島県 | 11,602点 |
| 山口県 | 3,486点 |
| 徳島県 | 10,344点 |
| 香川県 | 1,283点 |
| 愛媛県 | 31,611点 |
| 高知県 | 3,894点 |
| 福岡県 | 51,543点 |
| 佐賀県 | 13,321点 |
| 長崎県 | 13,675点 |
| 熊本県 | 7,300点 |
| 大分県 | 6,022点 |
| 宮崎県 | 6,854点 |
| 鹿児島県 | 9,144点 |
| 沖縄県 | 15,307点 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは群馬県です。
次いで愛知県、埼玉県、静岡県、東京都が続きます。
淡いのは香川県、三重県、鳥取県でした。
47都道府県の平均は24,715.6点、中央値は11,087点です。
群馬県の160,426点は平均の6.5倍にあたります。
上位3で31.6パーセント、1位と47位で125倍の開きがありました。
人口10万人あたりに直すと群馬県が8,488.15点で最も多く、開きは188.9倍になります。
実数1位の群馬県は人数あたりでは1位、人数あたり1位の群馬県は実数では1位でした。
| 順位 | 都道府県 | 図書館の児童への視聴覚資料の貸出数(点) | 地方 | 人口10万人あたりの図書館の児童への視聴覚資料の貸出数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 群馬県 | 160426 | 関東 | 8488.15 |
| 2 | 愛知県 | 115529 | 中部 | 1548.65 |
| 3 | 埼玉県 | 90738 | 関東 | 1237.56 |
| 4 | 静岡県 | 88053 | 中部 | 2496.54 |
| 5 | 東京都 | 77090 | 関東 | 543.73 |
| 6 | 茨城県 | 69474 | 関東 | 2475.91 |
| 7 | 栃木県 | 53331 | 関東 | 2829.23 |
| 8 | 福岡県 | 51543 | 九州 | 1012.23 |
| 9 | 福島県 | 33215 | 東北 | 1905.62 |
| 10 | 長野県 | 32930 | 中部 | 1657.27 |
| 11 | 愛媛県 | 31611 | 四国 | 2477.35 |
| 12 | 北海道 | 29647 | 北海道 | 587.88 |
| 13 | 宮城県 | 29209 | 東北 | 1299.33 |
| 14 | 京都府 | 26950 | 近畿 | 1069.44 |
| 15 | 神奈川県 | 22789 | 関東 | 247.04 |
| 16 | 岡山県 | 18619 | 中国 | 1016.88 |
| 17 | 沖縄県 | 15307 | 九州 | 1044.13 |
| 18 | 長崎県 | 13675 | 九州 | 1092.25 |
| 19 | 山梨県 | 13354 | 中部 | 1688.24 |
| 20 | 佐賀県 | 13321 | 九州 | 1690.48 |
| 21 | 石川県 | 12045 | 中部 | 1096.99 |
| 22 | 広島県 | 11602 | 中国 | 427.49 |
| 23 | 青森県 | 11243 | 東北 | 965.06 |
| 24 | 新潟県 | 11087 | 中部 | 528.2 |
| 25 | 徳島県 | 10344 | 四国 | 1510.07 |
| 26 | 兵庫県 | 9340 | 近畿 | 175 |
| 27 | 鹿児島県 | 9144 | 九州 | 596.87 |
| 28 | 秋田県 | 8599 | 東北 | 958.64 |
| 29 | 岩手県 | 7995 | 東北 | 698.25 |
| 30 | 熊本県 | 7300 | 九州 | 430.17 |
| 31 | 和歌山県 | 6920 | 近畿 | 786.36 |
| 32 | 奈良県 | 6864 | 近畿 | 534.16 |
| 33 | 宮崎県 | 6854 | 九州 | 663.5 |
| 34 | 大阪府 | 6512 | 近畿 | 74.36 |
| 35 | 大分県 | 6022 | 九州 | 555.02 |
| 36 | 岐阜県 | 6013 | 中部 | 313.83 |
| 37 | 島根県 | 5938 | 中国 | 924.92 |
| 38 | 福井県 | 4688 | 中部 | 634.37 |
| 39 | 滋賀県 | 4468 | 近畿 | 318.69 |
| 40 | 山形県 | 4131 | 東北 | 408.61 |
| 41 | 高知県 | 3894 | 四国 | 593.6 |
| 42 | 山口県 | 3486 | 中国 | 272.13 |
| 43 | 千葉県 | 2809 | 関東 | 44.94 |
| 44 | 富山県 | 2366 | 中部 | 237.31 |
| 45 | 鳥取県 | 2045 | 中国 | 385.12 |
| 46 | 三重県 | 1830 | 近畿 | 106.95 |
| 47 | 香川県 | 1283 | 四国 | 139.91 |
児童への視聴覚資料の貸出が多い上位5都県
児童への視聴覚資料の貸出が多い上位5都県です。
群馬県は160,426点、愛知県は115,529点、埼玉県は90,738点でした。
群馬県は2位の愛知県の1.39倍です。
4位は静岡県で88,053点、5位は東京都で77,090点。
上位5で全国の45.8パーセント、上位3で31.6パーセント、上位10で66.5パーセントでした。
1位だけで13.8パーセントを占めます。
47都道府県の平均は24,715.6点なので、1位は平均の6.5倍。
中央値の11,087点と比べると14.5倍にあたります。
6位以下は茨城県で69,474点、栃木県で53,331点、福岡県で51,543点と続きました。
2位と3位の差は24,791点、3位と4位の差は2,685点でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の54.2パーセントを分け合っています。
1位と2位を合わせると275,955点。
これだけで全国の23.8パーセントにあたります。
人口の多さだけでは説明のつかない並びになりました。
人口10万人あたりでも群馬県が1位です
この分布の背景を、ここから考えてみます。
児童に貸し出した視聴覚資料の数の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。
人口10万人あたりで割り直すと、並びが変わります。
1位は群馬県の8,488.15点、2位は栃木県2,829.23点、3位は静岡県2,496.54点。
4位以下は愛媛県、茨城県と続きます。
逆に人口あたりの下位は大阪府74.36点、千葉県44.94点。
群馬県と千葉県では188.9倍の開きです。
人口10万人あたりでも群馬県が1位でした。
実数と人口あたりの両方で1位になっています。
子ども向けの視聴覚資料には、絵本を読み聞かせた録音や、子どもの歌を集めたCDなどがあります。
そろえるかどうかは館ごとの判断によるため、県による差が大きく出ます。
当サイトの視聴覚資料の貸出数の記事と並べると、子ども向けの割合が読み取れます。
地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、中部9県が1,387.72点で最も多く、近畿7府県が287.25点で最も少なくなります。
四国4県1,333.67点と東北6県1,149.86点がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
児童への視聴覚資料の貸出が少ない下位5県
児童への視聴覚資料の貸出が少ない下位5県です。
47位の香川県は1,283点、46位の三重県は1,830点、45位の鳥取県は2,045点でした。
1位の群馬県とは125倍の差があります。
44位は富山県で2,366点、43位は千葉県で2,809点、42位は山口県で3,486点と続きます。
子ども向けの視聴覚資料をそろえていない館も少なくありません。
47都道府県の中央値は11,087点。
平均は24,715.6点なので、平均が中央値の2.2倍です。
47位の香川県は平均の5.2パーセント、中央値の11.6パーセントにあたります。
下位5県を合わせても全国の0.9パーセントにしかなりません。
1位の群馬県1つで13.8パーセントを占めるのとは対照的です。
47位の香川県は、1位の群馬県の0.8パーセントにあたる水準です。
46位との差は547点、45位との差は762点でした。
1位の群馬県と47位の香川県の間には159,143点の開きがあります。
地方別に見る
児童への視聴覚資料は、館の方針によって大きく変わります。
地方別に合計を出すと、関東7都県が全国の41パーセントで最も大きくなります。
次いで中部9県が24.6パーセント、九州・沖縄8県が10.6パーセント、東北6県が8.1パーセントと続きました。
少ないほうは近畿7府県が5.4パーセント、四国4県が4.1パーセント、中国5県が3.6パーセント、北海道が2.6パーセントでした。
人口10万人あたりの平均で見ると並びが変わります。
中部9県が1,387.72点、四国4県が1,333.67点、東北6県が1,149.86点の順に多く、最も少ないのは近畿7府県が287.25点です。
このグラフについての豆知識
読み聞かせの録音
図書館には、絵本を読み聞かせた録音や、昔話を語った音源が置かれていることがあります。
字を読むのがまだ難しい子でも、物語に触れられる形です。
この数字は視聴覚資料の貸出数の内数です。
社会教育調査という統計
社会教育調査は、図書館や博物館、体育施設など学校の外にある学びの場を全国分まとめた統計です。
3年ごとに行われ、e-Statのデータベースに収められているのは2015年度の調査までです。
施設の数は調査時点のもので、そのあと新しくできた施設や閉じた施設は反映されていません。
数字の開き
1位の群馬県は160,426点、47位の香川県は1,283点。
両者の間には125倍の開きがあります。
上位3で全国の31.6パーセント、上位10で66.5パーセントを占めます。
中央値は11,087点、平均は24,715.6点です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。
人口10万人あたりに直すと188.9倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。
順位の並びがにている記事
この児童に貸し出した視聴覚資料の数の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。
並びが最も重なったのは【図書館のCD・DVD貸出】1年でおよそ3,278万点で、相関は0.67です。
正反対だったのは【ひとりが使う部屋数】全国1.93室、差は1.52倍で、相関は-0.6です。
これは並びが近いというだけで、片方がもう片方を生んでいるという意味ではありません。
地図を2枚ならべてみてください。
地方のなかで見た図書館の児童への視聴覚資料の貸出数
| 地方 | 最も多い(点) | 最も少ない(点) |
|---|---|---|
| 東北 | 福島県 33215 | 山形県 4131 |
| 関東 | 群馬県 160426 | 千葉県 2809 |
| 中部 | 愛知県 115529 | 富山県 2366 |
| 近畿 | 京都府 26950 | 三重県 1830 |
| 中国 | 岡山県 18619 | 鳥取県 2045 |
| 四国 | 愛媛県 31611 | 香川県 1283 |
| 九州 | 福岡県 51543 | 大分県 6022 |
まとめ
児童に貸し出した視聴覚資料の数を47都道府県で比べると、最も多い群馬県で160,426点、最も少ない香川県で1,283点でした。
1位と47位の間には125倍の開きがあります。
上位3で全国の31.6パーセント、上位10で66.5パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は11,087点、平均は24,715.6点でした。
人口10万人あたりに直すと188.9倍の開きになります。
児童に貸し出した視聴覚資料の数の統計を読むときの注意点は3つです。
1つ目は、視聴覚資料の貸出数の内数であること。
2つ目は、館ごとに方針の差が大きいこと。
3つ目は2014年の数字であることです。
人口10万人あたりでは群馬県が8,488.15点で最多。
実数1位の群馬県は人数あたりでは1位でした。
地方別に合計を出すと関東7都県が全国の41パーセントで最多、人口10万人あたりでは中部9県が1,387.72点で最多でした。
視聴覚資料の貸出数や児童への貸出冊数の記事とあわせて読んでみてください。
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出典
- 統計名: 社会教育調査
- 調査年: 平成26年度間(2014年度)
- 公開元: 文部科学省
- 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003348634
- 備考: 2014年度の1年間に図書館が児童へ貸し出したCDやDVDなど視聴覚資料の点数。視聴覚資料の貸出数の内数。人口10万人あたりの図書館の児童への視聴覚資料の貸出数は2024年の総人口で割った参考値
注記: 2014年度の1年間に図書館が児童へ貸し出したCDやDVDなど視聴覚資料の点数。
視聴覚資料の貸出数の内数。
人口10万人あたりの図書館の児童への視聴覚資料の貸出数は2024年の総人口で割った参考値
