【写真代】平均年2,757円、スマホ時代の写真館

【写真代】平均年2,757円、スマホ時代の写真館

写真の撮影やプリントに、1世帯は1年でいくら使っているのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の家計調査、2023年から2025年の3か年平均。

埼玉県が4,946円で1位。
47都道府県の平均は2,757円、中央値は2,576円です。
最も高い4,946円と最も低い847円の差は4,099円、倍率にすると5.84倍でした。
実数で見るか率で見るかによって並びは変わります。
この記事では率のほうを主に見ていきます。

47都道府県の単純平均

2,757円

1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出(2023年〜2025年平均)

最も多い 埼玉県

4,946円

最も少ない 和歌山県

847円

写真代が多い上位5都県

上位5都道府県の1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出
上位5都道府県の1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 01,0002,0003,0004,000埼玉県: 4,946円4,946円石川県: 4,940円4,940円栃木県: 4,356円4,356円徳島県: 4,345円4,345円岡山県: 4,077円4,077円埼玉県石川県栃木県徳島県岡山県
上位5都道府県の1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出
項目1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出
埼玉県4,946円
石川県4,940円
栃木県4,356円
徳島県4,345円
岡山県4,077円
下位5都道府県の1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出
下位5都道府県の1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 02004006008001,0001,200和歌山県: 847円847円宮崎県: 1,089円1,089円山梨県: 1,200円1,200円青森県: 1,283円1,283円長崎県: 1,355円1,355円和歌山県宮崎県山梨県青森県長崎県
下位5都道府県の1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出
項目1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出
和歌山県847円
宮崎県1,089円
山梨県1,200円
青森県1,283円
長崎県1,355円

写真代が多い上位5都県です。

埼玉県は4,946円、石川県は4,940円、栃木県は4,356円でした。
1位と2位の差は6円です。

4位は徳島県で4,345円、5位は岡山県で4,077円。
上位5はいずれも47都道府県の平均2,757円を上回りました。

1位の埼玉県は平均を2,189円上回りました。
中央値の2,576円と比べると2,370円高く、平均に対する比では1.79倍にあたります。

6位以下は富山県で3,956円、千葉県で3,897円、山口県で3,815円と続きました。

2位と3位の差は584円、3位と4位の差は11円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は262円でした。

1位から5位までの幅は869円、1位から8位までの幅は1,131円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

埼玉県は映画・演劇等入場料への支出でも2位に入っています。
全国の値は2,757円で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は埼玉県の4,946円。
首都圏の都県が上位に入ります。

映画・演劇への支出と並べて見ます

ここからは統計を離れて、1世帯が1年間に写真の撮影・プリントへ使う金額の背景を推測します。
確かめられた事実ではなく、ほかの数字と並べて考えた見立てとして読んでください。

映画・演劇等入場料への支出で並べ替えると、順位が変わります。

1位は東京都の13,699、2位は埼玉県の10,713、3位は愛知県の9,747。

4位以下は千葉県、熊本県と続きます。
逆に下位は青森県が3,447、愛媛県が3,152。
東京都と愛媛県では4.35倍の開きです。

スマートフォンで写真が撮れるようになっても、七五三や入学式などの記念写真を写真館で撮る習慣は続いています。

この項目が大きい地域は、子どものいる世帯が多いか、記念の行事を大切にする文化が強いのかもしれません。

当サイトの子供服への支出の記事とあわせて見てみてください。

地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が3,910円で最も高く、九州・沖縄8県が1,930円で最も低くなります。
北海道3,381円と中国5県3,344円がそれに続きました。

同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。

実数で見ると順位は変わる

映画・演劇等入場料への支出の上位5都道府県
映画・演劇等入場料への支出の上位5都道府県 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 04,0008,00012,000東京都: 13,69913,699埼玉県: 10,71310,713愛知県: 9,7479,747千葉県: 8,6878,687熊本県: 8,6008,600東京都埼玉県愛知県千葉県熊本県
映画・演劇等入場料への支出の上位5都道府県
項目映画・演劇等入場料への支出
東京都13,699
埼玉県10,713
愛知県9,747
千葉県8,687
熊本県8,600

写真代が少ない下位5県

写真代が少ない下位5県です。

47位の和歌山県は847円、46位の宮崎県は1,089円、45位の山梨県は1,200円でした。
1位の埼玉県とは4,099円の差があります。

44位は青森県で1,283円、43位は長崎県で1,355円、42位は山形県で1,457円と続きます。

最も少ない和歌山県は847円。
1位と47位の差は5.8倍にひらきます。

47都道府県の中央値は2,576円、平均は2,757円です。
47位の和歌山県は平均を1,910円下回りました。

47位の和歌山県は1位の埼玉県の17.1パーセントにあたる水準で、倍率にすると5.84倍の開きです。

46位との差は242円、45位との差は353円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも610円しかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均2,757円を下回りました。
47位から43位までの幅は508円です。

和歌山県は映画・演劇等入場料への支出では中位位です。
全国の値は2,757円なので、47位はこれを1,910円下回っています。

地方別に見る

地方別の平均(1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出)
地方別の平均(1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均) 01,0002,0003,000北海道: 3,381円3,381円東北: 2,080円2,080円関東: 3,910円3,910円中部: 2,903円2,903円近畿: 2,153円2,153円中国: 3,344円3,344円四国: 3,244円3,244円九州: 1,930円1,930円北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出)
項目1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出の平均
北海道3,381円
東北2,080円
関東3,910円
中部2,903円
近畿2,153円
中国3,344円
四国3,244円
九州1,930円

写真代への支出は、首都圏で多くなります。

地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が3,910円で最も高くなります。
次いで北海道が3,381円、中国5県が3,344円、四国4県が3,244円と続きました。

低いほうは中部9県が2,903円、近畿7府県が2,153円、東北6県が2,080円、九州・沖縄8県が1,930円でした。

最も高い関東7都県と最も低い九州・沖縄8県の差は1,980円です。
映画・演劇等入場料への支出で見ると関東7都県が最も高く、四国4県が最も低くなりました。

地図で見る

1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出(2023年〜2025年平均)
1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出(2023年〜2025年平均) 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 3,381円青森 1,283円岩手 2,557円宮城 3,577円秋田 1,550円山形 1,457円福島 2,056円茨城 3,353円栃木 4,356円群馬 3,712円埼玉 4,946円千葉 3,897円東京 3,805円神奈川 3,304円新潟 2,499円富山 3,956円石川 4,940円福井 2,256円山梨 1,200円長野 3,411円岐阜 2,426円静岡 2,035円愛知 3,403円三重 3,561円滋賀 2,242円京都 2,116円大阪 2,027円兵庫 2,815円奈良 1,466円和歌山 847円鳥取 2,875円島根 3,322円岡山 4,077円広島 2,632円山口 3,815円徳島 4,345円香川 2,576円愛媛 2,487円高知 3,569円福岡 2,335円佐賀 1,775円長崎 1,355円熊本 3,240円大分 1,960円宮崎 1,089円鹿児島 1,973円沖縄 1,711円
1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出(円)
1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出(2023年〜2025年平均)
項目1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出
北海道3,381円
青森県1,283円
岩手県2,557円
宮城県3,577円
秋田県1,550円
山形県1,457円
福島県2,056円
茨城県3,353円
栃木県4,356円
群馬県3,712円
埼玉県4,946円
千葉県3,897円
東京都3,805円
神奈川県3,304円
新潟県2,499円
富山県3,956円
石川県4,940円
福井県2,256円
山梨県1,200円
長野県3,411円
岐阜県2,426円
静岡県2,035円
愛知県3,403円
三重県3,561円
滋賀県2,242円
京都府2,116円
大阪府2,027円
兵庫県2,815円
奈良県1,466円
和歌山県847円
鳥取県2,875円
島根県3,322円
岡山県4,077円
広島県2,632円
山口県3,815円
徳島県4,345円
香川県2,576円
愛媛県2,487円
高知県3,569円
福岡県2,335円
佐賀県1,775円
長崎県1,355円
熊本県3,240円
大分県1,960円
宮崎県1,089円
鹿児島県1,973円
沖縄県1,711円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは埼玉県です。
次いで石川県、栃木県、徳島県、岡山県が続きます。
淡いのは和歌山県、宮崎県、山梨県でした。

47都道府県の平均は2,757円、中央値は2,576円です。
埼玉県の4,946円は平均を2,189円上回ります。

1位と47位の差は4,099円、倍率にすると5.84倍でした。

映画・演劇等入場料への支出で並べ替えると東京都が13,699で最も高く、開きは4.35倍になります。

主指標で1位の埼玉県は映画・演劇等入場料への支出では2位、映画・演劇等入場料への支出で1位の東京都は主指標では9位でした。

順位都道府県1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出(円)地方映画・演劇等入場料への支出
1埼玉県4946関東10713
2石川県4940中部4164
3栃木県4356関東6799
4徳島県4345四国3692
5岡山県4077中国8169
6富山県3956中部7023
7千葉県3897関東8687
8山口県3815中国5122
9東京都3805関東13699
10群馬県3712関東5822
11宮城県3577東北5950
12高知県3569四国5607
13三重県3561近畿7827
14長野県3411中部5679
15愛知県3403中部9747
16北海道3381北海道6297
17茨城県3353関東8109
18島根県3322中国4342
19神奈川県3304関東8395
20熊本県3240九州8600
21鳥取県2875中国5674
22兵庫県2815近畿7650
23広島県2632中国7501
24香川県2576四国6324
25岩手県2557東北5704
26新潟県2499中部4479
27愛媛県2487四国3152
28岐阜県2426中部3580
29福岡県2335九州5631
30福井県2256中部5532
31滋賀県2242近畿7252
32京都府2116近畿8014
33福島県2056東北6061
34静岡県2035中部6101
35大阪府2027近畿6693
36鹿児島県1973九州6144
37大分県1960九州6114
38佐賀県1775九州4525
39沖縄県1711九州4177
40秋田県1550東北4625
41奈良県1466近畿7471
42山形県1457東北7182
43長崎県1355九州5535
44青森県1283東北3447
45山梨県1200中部6246
46宮崎県1089九州4441
47和歌山県847近畿4348
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

このグラフについての豆知識

スマホの時代の写真館

写真撮影・プリント代への支出は全国平均で年2,757円です。

撮る枚数は増えたのに、プリントする枚数は減りました。
そのぶん、写真館で撮る「特別な1枚」の価値が上がっているといわれます。

県庁所在市の数字であること

家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。

1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。

対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。

数字の散らばり

1位の埼玉県は4,946円、47位の和歌山県は847円。
差は4,099円、倍率にすると5.84倍です。

中央値は2,576円、平均は2,757円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では181円の差でした。

映画・演劇等入場料への支出で並べ替えると開きは4.35倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

地方のなかで見た1世帯当たりの写真撮影・プリント代への支出

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北宮城県 3577青森県 1283
関東埼玉県 4946神奈川県 3304
中部石川県 4940山梨県 1200
近畿三重県 3561和歌山県 847
中国岡山県 4077広島県 2632
四国徳島県 4345愛媛県 2487
九州熊本県 3240宮崎県 1089
家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)(2023年〜2025年平均、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯が1年間に写真の撮影・プリントへ使う金額を47都道府県で比べると、最も高い埼玉県で4,946円、最も低い和歌山県で847円でした。
その差は4,099円、倍率にすると5.84倍です。

47都道府県の中央値は2,576円、平均は2,757円でした。
全国の値は2,757円です。
映画・演劇等入場料への支出で並べ替えると開きは4.35倍になり、主指標で1位の埼玉県はその見方では2位に位置します。

この1世帯が1年間に写真の撮影・プリントへ使う金額の数字には、読み違えやすい点が3つあります。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、カメラの購入費を含まないこと。
3つ目は2025年の数字であることです。

映画・演劇等入場料への支出では東京都が13,699で最も高く、主指標で1位の埼玉県はこの見方では2位でした。

地方ごとの平均では関東7都県が3,910円で最も高く、九州・沖縄8県が1,930円で最も低くなりました。
映画・演劇や切り花への支出を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
  • 調査年: 2023年〜2025年平均
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
  • 備考: 写真の撮影代やプリント代への支出。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

注記: 写真の撮影代やプリント代への支出。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した

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