【正社員のテレワーク実施率】全国26.3%、1位は5割ごえ

【正社員のテレワーク実施率】全国26.3%、1位は5割ごえ

正規の職員・従業員のうち、テレワークをした人はどれくらいいるのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の就業構造基本調査、2022年の都道府県別の数字。

東京都が52.8%で1位。
47都道府県の平均は17.31%、中央値は14.95%です。
最も高い52.8%と最も低い8.67%の差は44.13ポイント、倍率にすると6.09倍でした。

47都道府県の単純平均

17.3%

正規の職員・従業員のテレワーク実施率(2022年)

最も多い 東京都

52.8%

最も少ない 秋田県

8.7%

地図で見る

正規の職員・従業員のテレワーク実施率(2022年)
正規の職員・従業員のテレワーク実施率(2022年) 就業構造基本調査(都道府県別の人数から当サイトで割合を計算)(総務省統計局)をもとに作成。単位は%。 北海道 16.7%青森 9.5%岩手 10.9%宮城 18.5%秋田 8.7%山形 10.1%福島 11.4%茨城 18.4%栃木 18.5%群馬 13.1%埼玉 30.6%千葉 33.8%東京 52.8%神奈川 41.4%新潟 11.7%富山 13.7%石川 17.4%福井 15.5%山梨 14.0%長野 15.2%岐阜 13.9%静岡 15.9%愛知 25.6%三重 16.5%滋賀 21.2%京都 24.6%大阪 28.2%兵庫 25.3%奈良 22.4%和歌山 10.8%鳥取 10.3%島根 9.0%岡山 12.8%広島 20.7%山口 12.3%徳島 11.3%香川 15%愛媛 12.8%高知 10.6%福岡 21.4%佐賀 12.0%長崎 13.3%熊本 15.0%大分 10.3%宮崎 11.9%鹿児島 10.5%沖縄 18.4%
正規の職員・従業員のテレワーク実施率(%)
正規の職員・従業員のテレワーク実施率(2022年)
項目正規の職員・従業員のテレワーク実施率
北海道16.7%
青森県9.5%
岩手県10.9%
宮城県18.5%
秋田県8.7%
山形県10.1%
福島県11.4%
茨城県18.4%
栃木県18.5%
群馬県13.1%
埼玉県30.6%
千葉県33.8%
東京都52.8%
神奈川県41.4%
新潟県11.7%
富山県13.7%
石川県17.4%
福井県15.5%
山梨県14.0%
長野県15.2%
岐阜県13.9%
静岡県15.9%
愛知県25.6%
三重県16.5%
滋賀県21.2%
京都府24.6%
大阪府28.2%
兵庫県25.3%
奈良県22.4%
和歌山県10.8%
鳥取県10.3%
島根県9.0%
岡山県12.8%
広島県20.7%
山口県12.3%
徳島県11.3%
香川県15%
愛媛県12.8%
高知県10.6%
福岡県21.4%
佐賀県12.0%
長崎県13.3%
熊本県15.0%
大分県10.3%
宮崎県11.9%
鹿児島県10.5%
沖縄県18.4%

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府が続きます。
淡いのは秋田県、島根県、青森県でした。

47都道府県の平均は17.31%、中央値は14.95%です。
東京都の52.8%は平均を35.49ポイント上回ります。

1位と47位の差は44.13ポイント、倍率にすると6.09倍でした。

有業者全体のテレワーク実施率で並べ替えると東京都が39.79で最も高く、開きは6.19倍になります。

主指標で1位の東京都は有業者全体のテレワーク実施率では1位、有業者全体のテレワーク実施率で1位の東京都は主指標では1位でした。

順位都道府県正規の職員・従業員のテレワーク実施率(%)地方有業者全体のテレワーク実施率
1東京都52.8関東39.79
2神奈川県41.39関東30.03
3千葉県33.76関東23.93
4埼玉県30.55関東21.68
5大阪府28.24近畿19.73
6愛知県25.62中部18.11
7兵庫県25.25近畿17.75
8京都府24.64近畿17.52
9奈良県22.42近畿15.78
10福岡県21.36九州15.47
11滋賀県21.22近畿14.83
12広島県20.65中国14.73
13宮城県18.54東北13.92
14栃木県18.48関東12.88
15茨城県18.39関東13.42
16沖縄県18.37九州14.05
17石川県17.41中部13.1
18北海道16.69北海道12.25
19三重県16.51近畿11.4
20静岡県15.89中部11.42
21福井県15.51中部11.43
22長野県15.19中部10.55
23香川県15四国11.26
24熊本県14.95九州10.95
25山梨県13.99中部10.42
26岐阜県13.87中部10.47
27富山県13.7中部10.45
28長崎県13.3九州9.81
29群馬県13.13関東9.41
30愛媛県12.79四国9.67
30岡山県12.79中国9.77
32山口県12.29中国9.2
33佐賀県11.96九州9
34宮崎県11.9九州8.79
35新潟県11.68中部8.76
36福島県11.39東北8.39
37徳島県11.31四国8.24
38岩手県10.89東北7.98
39和歌山県10.79近畿7.69
40高知県10.58四国7.59
41鹿児島県10.47九州7.58
42大分県10.33九州7.96
43鳥取県10.25中国7.84
44山形県10.11東北7.93
45青森県9.45東北7.16
46島根県9.01中国7.11
47秋田県8.67東北6.43
就業構造基本調査(都道府県別の人数から当サイトで割合を計算)(2022年、総務省統計局)をもとに作成

地方別に見る

地方別の平均(正規の職員・従業員のテレワーク実施率)
地方別の平均(正規の職員・従業員のテレワーク実施率) 就業構造基本調査(都道府県別の人数から当サイトで割合を計算)(2022年) 0510152025北海道: 16.7%16.7%東北: 11.5%11.5%関東: 29.8%29.8%中部: 15.9%15.9%近畿: 21.3%21.3%中国: 13%13%四国: 12.4%12.4%九州: 14.1%14.1%北海道東北関東中部近畿中国四国九州
地方別の平均(正規の職員・従業員のテレワーク実施率)
項目正規の職員・従業員のテレワーク実施率の平均
北海道16.7%
東北11.5%
関東29.8%
中部15.9%
近畿21.3%
中国13%
四国12.4%
九州14.1%

正社員のテレワーク実施率は、大都市圏で高く、地方で低くなります。

地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が29.79%で最も高くなります。
次いで近畿7府県が21.3%、北海道が16.69%、中部9県が15.87%と続きました。

低いほうは九州・沖縄8県が14.08%、中国5県が13%、四国4県が12.42%、東北6県が11.51%でした。

最も高い関東7都県と最も低い東北6県の差は18.28ポイントです。
有業者全体のテレワーク実施率で見ると関東7都県が最も高く、東北6県が最も低くなりました。

正社員のテレワーク実施率が高い上位5都府県

上位5都道府県の正規の職員・従業員のテレワーク実施率
上位5都道府県の正規の職員・従業員のテレワーク実施率 就業構造基本調査(都道府県別の人数から当サイトで割合を計算)(2022年) 01020304050東京都: 52.8%52.8%神奈川県: 41.4%41.4%千葉県: 33.8%33.8%埼玉県: 30.6%30.6%大阪府: 28.2%28.2%東京都神奈川県千葉県埼玉県大阪府
上位5都道府県の正規の職員・従業員のテレワーク実施率
項目正規の職員・従業員のテレワーク実施率
東京都52.8%
神奈川県41.4%
千葉県33.8%
埼玉県30.6%
大阪府28.2%
下位5都道府県の正規の職員・従業員のテレワーク実施率
下位5都道府県の正規の職員・従業員のテレワーク実施率 就業構造基本調査(都道府県別の人数から当サイトで割合を計算)(2022年) 0246810秋田県: 8.7%8.7%島根県: 9.0%9.0%青森県: 9.5%9.5%山形県: 10.1%10.1%鳥取県: 10.3%10.3%秋田県島根県青森県山形県鳥取県
下位5都道府県の正規の職員・従業員のテレワーク実施率
項目正規の職員・従業員のテレワーク実施率
秋田県8.7%
島根県9.0%
青森県9.5%
山形県10.1%
鳥取県10.3%

正社員のテレワーク実施率が高い上位5都府県です。

東京都は52.8%、神奈川県は41.39%、千葉県は33.76%でした。
1位と2位の差は11.41ポイントです。

4位は埼玉県で30.55%、5位は大阪府で28.24%。
上位5はいずれも47都道府県の平均17.31%を上回りました。

1位の東京都は平均を35.49ポイント上回りました。
中央値の14.95%と比べると37.85ポイント高く、平均に対する比では3.05倍にあたります。

6位以下は愛知県で25.62%、兵庫県で25.25%、京都府で24.64%と続きました。

2位と3位の差は7.63ポイント、3位と4位の差は3.21ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は3.6ポイントでした。

1位から5位までの幅は24.56ポイント、1位から8位までの幅は28.16ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

東京都は有業者全体のテレワーク実施率でも1位に入っています。
全国の値は26.29%で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は東京都の52.8パーセント。
正社員の半数以上がテレワークを経験しています。

有業者全体より水準が高くなります

この分布の背景を、ここから考えてみます。
正規の職員でテレワークをした人の割合の統計が答えを持っているわけではないので、以下はほかの数字と照らして立てた推測です。

有業者全体のテレワーク実施率で並べ替えると、順位が変わります。

1位は東京都の39.79、2位は神奈川県の30.03、3位は千葉県の23.93。

4位以下は埼玉県、大阪府と続きます。
逆に下位は島根県が7.11、秋田県が6.43。
東京都と秋田県では6.19倍の開きです。

有業者全体の実施率と並べると、どの県でも正社員のほうが高くなります。
自営業や非正規を含む全体より、テレワークできる仕事に就いている割合が高いためです。

それでも東京都の52.8パーセントと下位の県の9パーセント前後では、同じ正社員でも働き方がまるで違います。

当サイトのテレワーク実施率全体の記事とあわせて見てみてください。

地方ごとに県の平均を出すと、関東7都県が29.79%で最も高く、東北6県が11.51%で最も低くなります。
近畿7府県21.3%と北海道16.69%がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

有業者全体のテレワーク実施率の上位5都道府県
有業者全体のテレワーク実施率の上位5都道府県 就業構造基本調査(都道府県別の人数から当サイトで割合を計算)(2022年) 05101520253035東京都: 39.839.8神奈川県: 30.030.0千葉県: 23.923.9埼玉県: 21.721.7大阪府: 19.719.7東京都神奈川県千葉県埼玉県大阪府
有業者全体のテレワーク実施率の上位5都道府県
項目有業者全体のテレワーク実施率
東京都39.8
神奈川県30.0
千葉県23.9
埼玉県21.7
大阪府19.7

正社員のテレワーク実施率が低い下位5県

正社員のテレワーク実施率が低い下位5県です。

47位の秋田県は8.67%、46位の島根県は9.01%、45位の青森県は9.45%でした。
1位の東京都とは44.13ポイントの差があります。

44位は山形県で10.11%、43位は鳥取県で10.25%、42位は大分県で10.33%と続きます。

下位の県は1割弱です。
1位と47位の差は6.1倍にひらきます。

47都道府県の中央値は14.95%、平均は17.31%です。
47位の秋田県は平均を8.64ポイント下回りました。

47位の秋田県は1位の東京都の16.4パーセントにあたる水準で、倍率にすると6.09倍の開きです。

46位との差は0.34ポイント、45位との差は0.78ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも1.66ポイントしかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均17.31%を下回りました。
47位から43位までの幅は1.58ポイントです。

秋田県は有業者全体のテレワーク実施率では47位です。
全国の値は26.29%なので、47位はこれを17.62ポイント下回っています。

このグラフについての豆知識

雇用形態で違う実施率

2022年の全国の実施率は、有業者全体で18.87パーセント、正規の職員・従業員では26.29パーセントです。

接客や現場作業などテレワークができない仕事の割合が、雇用形態によって違うことが背景にあります。

5年に一度の大きな調査

就業構造基本調査は5年ごとに行われる調査で、これは2022年(令和4年)10月分です。
全国の約54万世帯を対象にした標本調査で、ふだんの就業の状態を聞いています。

公表されているのは人数なので、区分の人数を分母の人数で割って当サイトで割合にしました。
推計値がもとのため、小さな差を細かく読み取ることはできません。

数字の散らばり

1位の東京都は52.8%、47位の秋田県は8.67%。
差は44.13ポイント、倍率にすると6.09倍です。

中央値は14.95%、平均は17.31%でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では2.36ポイントの差でした。

有業者全体のテレワーク実施率で並べ替えると開きは6.19倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

順位の並びがにている記事

正規の職員でテレワークをした人の割合の47都道府県の並びを、ほかの記事の並びと総当たりで比べました。

最も似ていたのは【自宅でのテレワーク】有業者の17.7%、実態はほぼ在宅勤務(順位相関0.99)です。
反対に、並びがいちばん逆だったのは【高齢者の割合】を47都道府県で比較すると地域差は16.8ポイント(順位相関-0.89)です。

似ているからといって理由が同じとはかぎりません。
それでも、2つを重ねると土地の性格が見えてくることがあります。

地方のなかで見た正規の職員・従業員のテレワーク実施率

地方最も多い(%)最も少ない(%)
東北宮城県 18.54秋田県 8.67
関東東京都 52.8群馬県 13.13
中部愛知県 25.62新潟県 11.68
近畿大阪府 28.24和歌山県 10.79
中国広島県 20.65島根県 9.01
四国香川県 15高知県 10.58
九州福岡県 21.36大分県 10.33
就業構造基本調査(都道府県別の人数から当サイトで割合を計算)(2022年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

正社員のテレワーク実施率を47都道府県で比べると、最も高い東京都で52.8%、最も低い秋田県で8.67%でした。
その差は44.13ポイント、倍率にすると6.09倍です。

47都道府県の中央値は14.95%、平均は17.31%でした。
全国の値は26.29%です。
有業者全体のテレワーク実施率で並べ替えると開きは6.19倍になり、主指標で1位の東京都はその見方では1位に位置します。

正規の職員でテレワークをした人の割合の順位を見るときは、次の3点をあわせて見てください。
1つ目は、標本調査にもとづく推計値であること。
2つ目は、正規の職員・従業員だけの数字であること。
3つ目は2022年の数字であることです。

有業者全体のテレワーク実施率では東京都が39.79で最も高く、主指標で1位の東京都はこの見方では1位でした。

地方ごとの平均では関東7都県が29.79%で最も高く、東北6県が11.51%で最も低くなりました。
テレワーク実施率や自宅でのテレワークを比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 就業構造基本調査(都道府県別の人数から当サイトで割合を計算)
  • 調査年: 2022年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004008505
  • 備考: 正規の職員・従業員のうち過去1年間にテレワークを実施した人の割合。2022年10月時点の調査で、区分の人数を分母の人数で割って当サイトで割合にした。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は有業者全体のテレワーク実施率

注記: 正規の職員・従業員のうち過去1年間にテレワークを実施した人の割合。
2022年10月時点の調査で、区分の人数を分母の人数で割って当サイトで割合にした。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は有業者全体のテレワーク実施率

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