【中2の肥満傾向児】全国9.32パーセント、小6より少し低い

【中2の肥満傾向児】全国9.32パーセント、小6より少し低い

中学校13歳、2年生にあたる年齢の子どものうち、肥満傾向児はどれくらいいるのでしょうか。
47都道府県で比べます。

使うのは文部科学省の学校保健統計調査、2019年度の数字。

福島県が12.29%で1位。
47都道府県の平均は9.32%、中央値は9.18%です。
最も高い12.29%と最も低い5.83%の差は6.46ポイント、倍率にすると2.11倍でした。

47都道府県の単純平均

9.3%

中学校13歳の肥満傾向児の出現率(2019年度)

最も多い 福島県

12.3%

最も少ない 滋賀県

5.8%

地図で見る

中学校13歳の肥満傾向児の出現率(2019年度)
中学校13歳の肥満傾向児の出現率(2019年度) 学校保健統計調査(都道府県別 肥満傾向児の出現率)(文部科学省)をもとに作成。単位は%。 北海道 12.3%青森 11.4%岩手 11.9%宮城 12.1%秋田 11.0%山形 9.2%福島 12.3%茨城 11.3%栃木 10.1%群馬 10.2%埼玉 9.1%千葉 7.4%東京 7.9%神奈川 6.5%新潟 8.7%富山 8.9%石川 7.5%福井 6.8%山梨 10.2%長野 10.0%岐阜 8.3%静岡 8.4%愛知 7.6%三重 8.9%滋賀 5.8%京都 6.3%大阪 7.7%兵庫 7.4%奈良 7.8%和歌山 9.6%鳥取 6.9%島根 7.8%岡山 11.1%広島 8.8%山口 9.4%徳島 12.0%香川 9.4%愛媛 10.0%高知 10.7%福岡 8.7%佐賀 10.2%長崎 10.6%熊本 8.9%大分 10.4%宮崎 10.5%鹿児島 9.2%沖縄 11.3%
中学校13歳の肥満傾向児の出現率(%)
中学校13歳の肥満傾向児の出現率(2019年度)
項目中学校13歳の肥満傾向児の出現率
北海道12.3%
青森県11.4%
岩手県11.9%
宮城県12.1%
秋田県11.0%
山形県9.2%
福島県12.3%
茨城県11.3%
栃木県10.1%
群馬県10.2%
埼玉県9.1%
千葉県7.4%
東京都7.9%
神奈川県6.5%
新潟県8.7%
富山県8.9%
石川県7.5%
福井県6.8%
山梨県10.2%
長野県10.0%
岐阜県8.3%
静岡県8.4%
愛知県7.6%
三重県8.9%
滋賀県5.8%
京都府6.3%
大阪府7.7%
兵庫県7.4%
奈良県7.8%
和歌山県9.6%
鳥取県6.9%
島根県7.8%
岡山県11.1%
広島県8.8%
山口県9.4%
徳島県12.0%
香川県9.4%
愛媛県10.0%
高知県10.7%
福岡県8.7%
佐賀県10.2%
長崎県10.6%
熊本県8.9%
大分県10.4%
宮崎県10.5%
鹿児島県9.2%
沖縄県11.3%

日本地図で見ると、色が濃く出るのは福島県です。
次いで北海道、宮城県、徳島県、岩手県が続きます。
淡いのは滋賀県、京都府、神奈川県でした。

47都道府県の平均は9.32%、中央値は9.18%です。
福島県の12.29%は平均を2.97ポイント上回ります。

1位と47位の差は6.46ポイント、倍率にすると2.11倍でした。

小学校11歳の肥満傾向児の出現率で並べ替えると徳島県が15.49で最も高く、開きは2.15倍になります。

主指標で1位の福島県は小学校11歳の肥満傾向児の出現率では3位、小学校11歳の肥満傾向児の出現率で1位の徳島県は主指標では4位でした。

順位都道府県中学校13歳の肥満傾向児の出現率(%)地方小学校11歳の肥満傾向児の出現率
1福島県12.29東北13.81
2北海道12.26北海道11.81
3宮城県12.1東北11.55
4徳島県11.95四国15.49
5岩手県11.93東北14.29
6青森県11.37東北11.61
7沖縄県11.34九州11.1
8茨城県11.26関東13.12
9岡山県11.14中国8.97
10秋田県10.96東北12.49
11高知県10.65四国11.9
12長崎県10.6九州10.78
13宮崎県10.48九州13.35
14大分県10.44九州13.73
15山梨県10.21中部9.55
16群馬県10.15関東11.42
16佐賀県10.15九州12.59
18栃木県10.14関東12.9
19愛媛県10.01四国10.08
20長野県9.98中部9.23
21和歌山県9.55近畿10.7
22香川県9.4四国11.67
22山口県9.4中国9.86
24山形県9.18東北9.34
25鹿児島県9.17九州13.23
26埼玉県9.05関東10.1
27熊本県8.93九州10.06
28三重県8.89近畿10.77
29富山県8.88中部7.87
30広島県8.83中国10.86
31新潟県8.7中部10.79
32福岡県8.69九州10.13
33静岡県8.44中部10.92
34岐阜県8.34中部9.5
35東京都7.87関東9.25
36島根県7.77中国7.86
37奈良県7.76近畿10.32
38大阪府7.71近畿9.37
39愛知県7.59中部10.06
40石川県7.53中部8.06
41千葉県7.42関東7.97
42兵庫県7.36近畿7.32
43鳥取県6.91中国7.21
44福井県6.82中部7.96
45神奈川県6.52関東7.99
46京都府6.26近畿7.77
47滋賀県5.83近畿8.16
学校保健統計調査(都道府県別 肥満傾向児の出現率)(2019年度、文部科学省)をもとに作成

中2の肥満傾向児が多い上位5県

上位5都道府県の中学校13歳の肥満傾向児の出現率
上位5都道府県の中学校13歳の肥満傾向児の出現率 学校保健統計調査(都道府県別 肥満傾向児の出現率)(2019年度) 024681012福島県: 12.3%12.3%北海道: 12.3%12.3%宮城県: 12.1%12.1%徳島県: 12.0%12.0%岩手県: 11.9%11.9%福島県北海道宮城県徳島県岩手県
上位5都道府県の中学校13歳の肥満傾向児の出現率
項目中学校13歳の肥満傾向児の出現率
福島県12.3%
北海道12.3%
宮城県12.1%
徳島県12.0%
岩手県11.9%
下位5都道府県の中学校13歳の肥満傾向児の出現率
下位5都道府県の中学校13歳の肥満傾向児の出現率 学校保健統計調査(都道府県別 肥満傾向児の出現率)(2019年度) 0123456滋賀県: 5.8%5.8%京都府: 6.3%6.3%神奈川県: 6.5%6.5%福井県: 6.8%6.8%鳥取県: 6.9%6.9%滋賀県京都府神奈川県福井県鳥取県
下位5都道府県の中学校13歳の肥満傾向児の出現率
項目中学校13歳の肥満傾向児の出現率
滋賀県5.8%
京都府6.3%
神奈川県6.5%
福井県6.8%
鳥取県6.9%

中2の肥満傾向児が多い上位5県です。

福島県は12.29%、北海道は12.26%、宮城県は12.1%でした。
1位と2位の差は0.03ポイントです。

4位は徳島県で11.95%、5位は岩手県で11.93%。
上位5はいずれも47都道府県の平均9.32%を上回りました。

1位の福島県は平均を2.97ポイント上回りました。
中央値の9.18%と比べると3.11ポイント高く、平均に対する比では1.32倍にあたります。

6位以下は青森県で11.37%、沖縄県で11.34%、茨城県で11.26%と続きました。

2位と3位の差は0.16ポイント、3位と4位の差は0.15ポイント。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は0.67ポイントでした。

1位から5位までの幅は0.36ポイント、1位から8位までの幅は1.03ポイントでした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。

福島県は小学校11歳の肥満傾向児の出現率でも3位に入っています。
全国の値は9.32%で、上位5はいずれもこれを上回りました。

1位は東北の県でした。
全国の平均を3ポイント上回ります。

小6の割合と並べて見ます

数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
中学2年生の肥満傾向児の割合の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。

小学校11歳の肥満傾向児の出現率で並べ替えると、順位が変わります。

1位は徳島県の15.49、2位は岩手県の14.29、3位は福島県の13.81。

4位以下は大分県、宮崎県と続きます。
逆に下位は兵庫県が7.32、鳥取県が7.21。
徳島県と鳥取県では2.15倍の開きです。

小学6年生の割合と並べると、上位の顔ぶれは似ています。
子どものころの体つきは学年をまたいで続きます。

中学校では部活動が始まり、体を動かす機会が増えます。
出現率が小学校高学年より下がるのはそのためだと考えられます。

一方で塾や受験で座る時間が増える時期でもあります。
相反する力が働いています。

地方ごとに県の平均を出すと、北海道が12.26%で最も高く、近畿7府県が7.62%で最も低くなります。
東北6県11.3%と四国4県10.5%がそれに続きました。

同じ指標でも、実数で見るか率で見るかで並びは変わります。
どちらか一方だけを見て県の姿を決めつけないことが大切です。

実数で見ると順位は変わる

小学校11歳の肥満傾向児の出現率の上位5都道府県
小学校11歳の肥満傾向児の出現率の上位5都道府県 学校保健統計調査(都道府県別 肥満傾向児の出現率)(2019年度) 02468101214徳島県: 15.515.5岩手県: 14.314.3福島県: 13.813.8大分県: 13.713.7宮崎県: 13.413.4徳島県岩手県福島県大分県宮崎県
小学校11歳の肥満傾向児の出現率の上位5都道府県
項目小学校11歳の肥満傾向児の出現率
徳島県15.5
岩手県14.3
福島県13.8
大分県13.7
宮崎県13.4

中2の肥満傾向児が少ない下位5県

中2の肥満傾向児が少ない下位5県です。

47位の滋賀県は5.83%、46位の京都府は6.26%、45位の神奈川県は6.52%でした。
1位の福島県とは6.46ポイントの差があります。

44位は福井県で6.82%、43位は鳥取県で6.91%、42位は兵庫県で7.36%と続きます。

47位は近畿の県でした。
全国の平均を3.5ポイントほど下回ります。

47都道府県の中央値は9.18%、平均は9.32%です。
47位の滋賀県は平均を3.49ポイント下回りました。

47位の滋賀県は1位の福島県の47.4パーセントにあたる水準で、倍率にすると2.11倍の開きです。

46位との差は0.43ポイント、45位との差は0.69ポイント。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも1.53ポイントしかありません。

下位5県はいずれも47都道府県の平均9.32%を下回りました。
47位から43位までの幅は1.08ポイントです。

滋賀県は小学校11歳の肥満傾向児の出現率では中位位です。
全国の値は9.32%なので、47位はこれを3.49ポイント下回っています。

このグラフについての豆知識

小学校より少し低い

2019年度の肥満傾向児の出現率は、小学校11歳で10.5パーセント、中学校13歳で9.3パーセントでした。

中学校に入ると少し下がり、高等学校では再びわずかに上がります。

標準体重からの離れ方で決まる

肥満傾向児と痩身傾向児は、性別・年齢・身長ごとに決められた標準体重を基準に判定されます。
標準体重より20パーセント以上重ければ肥満傾向児、20パーセント以上軽ければ痩身傾向児です。

この記事の数字は2019年度のもので、都道府県別に公表されている最新の年度にあたります。
健康診断の結果を集計したものですが、抽出調査なので小さな差を細かく読み取ることはできません。

数字の散らばり

1位の福島県は12.29%、47位の滋賀県は5.83%。
差は6.46ポイント、倍率にすると2.11倍です。

中央値は9.18%、平均は9.32%でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では0.14ポイントの差でした。

小学校11歳の肥満傾向児の出現率で並べ替えると開きは2.15倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。

地方のなかで見た中学校13歳の肥満傾向児の出現率

地方最も多い(%)最も少ない(%)
東北福島県 12.29山形県 9.18
関東茨城県 11.26神奈川県 6.52
中部山梨県 10.21福井県 6.82
近畿和歌山県 9.55滋賀県 5.83
中国岡山県 11.14鳥取県 6.91
四国徳島県 11.95香川県 9.4
九州沖縄県 11.34福岡県 8.69
学校保健統計調査(都道府県別 肥満傾向児の出現率)(2019年度、文部科学省)をもとに作成

まとめ

中学2年生の肥満傾向児の割合を47都道府県で比べると、最も高い福島県で12.29%、最も低い滋賀県で5.83%でした。
その差は6.46ポイント、倍率にすると2.11倍です。

47都道府県の中央値は9.18%、平均は9.32%でした。
全国の値は9.32%です。
小学校11歳の肥満傾向児の出現率で並べ替えると開きは2.15倍になり、主指標で1位の福島県はその見方では3位に位置します。

中学2年生の肥満傾向児の割合の順位を見るときは、次の3点をあわせて見てください。
1つ目は、標準体重から20パーセント以上重い子どもの割合であること。
2つ目は、抽出調査にもとづく数字であること。
3つ目は2019年の数字であることです。

小学校11歳の肥満傾向児の出現率では徳島県が15.49で最も高く、主指標で1位の福島県はこの見方では3位でした。

地方ごとの平均では北海道が12.26%で最も高く、近畿7府県が7.62%で最も低くなりました。
小学6年生や高校2年生の肥満傾向児の割合を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 学校保健統計調査(都道府県別 肥満傾向児の出現率)
  • 調査年: 2019年度
  • 公開元: 文部科学省
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0003146560
  • 備考: 中学校13歳(2年生にあたる年齢)の肥満傾向児の出現率。都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。参考指標は小学校11歳の肥満傾向児の出現率

注記: 中学校13歳(2年生にあたる年齢)の肥満傾向児の出現率。
都道府県を足し合わせても意味がないため、合計や人口10万人あたりは載せていない。
参考指標は小学校11歳の肥満傾向児の出現率

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