【光熱と水道の費用】1か月の平均は2万29円、1.6倍

【光熱と水道の費用】1か月の平均は2万29円、1.6倍

電気、ガス、灯油、水道にかかるお金は、47都道府県の平均で1か月20,029円。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の全国家計構造調査、2024年の数字。

山形県が25,140円で1位。
1位と47位の顔ぶれが、気候の違いをそのまま映しています。
47都道府県の平均は20,029円、中央値は19,904円です。
1位と47位の差は1.6倍、消費支出に占める割合で見ると1.88倍でした。

47都道府県の単純平均

20,029円

1か月の光熱・水道費(2024年)

最も多い 山形県

25,140円

最も少ない 東京都

15,749円

地図で見る

1か月の光熱・水道費(2024年)
1か月の光熱・水道費(2024年) 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(総務省統計局)をもとに作成。単位は円。 北海道 21,507円青森 23,627円岩手 23,467円宮城 20,521円秋田 23,448円山形 25,140円福島 23,588円茨城 21,102円栃木 20,508円群馬 19,874円埼玉 19,318円千葉 19,347円東京 15,749円神奈川 18,494円新潟 23,122円富山 23,582円石川 20,518円福井 23,177円山梨 19,312円長野 21,483円岐阜 20,910円静岡 20,787円愛知 18,261円三重 20,444円滋賀 18,641円京都 17,978円大阪 16,748円兵庫 18,154円奈良 19,889円和歌山 18,383円鳥取 22,458円島根 22,500円岡山 19,904円広島 18,269円山口 20,103円徳島 19,659円香川 20,030円愛媛 18,184円高知 17,963円福岡 16,176円佐賀 19,932円長崎 18,700円熊本 18,567円大分 17,151円宮崎 17,137円鹿児島 16,682円沖縄 20,876円
1か月の光熱・水道費(円)
1か月の光熱・水道費(2024年)
項目1か月の光熱・水道費
北海道21,507円
青森県23,627円
岩手県23,467円
宮城県20,521円
秋田県23,448円
山形県25,140円
福島県23,588円
茨城県21,102円
栃木県20,508円
群馬県19,874円
埼玉県19,318円
千葉県19,347円
東京都15,749円
神奈川県18,494円
新潟県23,122円
富山県23,582円
石川県20,518円
福井県23,177円
山梨県19,312円
長野県21,483円
岐阜県20,910円
静岡県20,787円
愛知県18,261円
三重県20,444円
滋賀県18,641円
京都府17,978円
大阪府16,748円
兵庫県18,154円
奈良県19,889円
和歌山県18,383円
鳥取県22,458円
島根県22,500円
岡山県19,904円
広島県18,269円
山口県20,103円
徳島県19,659円
香川県20,030円
愛媛県18,184円
高知県17,963円
福岡県16,176円
佐賀県19,932円
長崎県18,700円
熊本県18,567円
大分県17,151円
宮崎県17,137円
鹿児島県16,682円
沖縄県20,876円

日本地図で見ると、色が濃く出るのは山形県です。
次いで青森県、福島県、富山県、岩手県が続きます。
淡いのは東京都、福岡県、鹿児島県でした。

47都道府県の平均は20,029円、中央値は19,904円です。
山形県の25,140円は平均の1.26倍にあたります。

1位と47位で1.6倍の開きがありました。
金額の差は月あたり9,391円です。

消費支出に占める割合で見ると青森県が11.27パーセントで最も高く、開きは1.88倍になります。

金額1位の山形県は割合では2位、割合1位の青森県は金額では2位でした。

順位都道府県1か月の光熱・水道費(円)地方消費支出に占める割合
1山形県25140東北9.81
2青森県23627東北11.27
3福島県23588東北9.25
4富山県23582中部8.27
5岩手県23467東北9.27
6秋田県23448東北9.78
7福井県23177中部8.71
8新潟県23122中部8.89
9島根県22500中国8.57
10鳥取県22458中国8.03
11北海道21507北海道9.5
12長野県21483中部8.18
13茨城県21102関東7.77
14岐阜県20910中部8.14
15沖縄県20876九州9.76
16静岡県20787中部8.14
17宮城県20521東北8.21
18石川県20518中部7.38
19栃木県20508関東7.95
20三重県20444近畿8.81
21山口県20103中国8.46
22香川県20030四国8.51
23佐賀県19932九州8.75
24岡山県19904中国8.47
25奈良県19889近畿7.66
26群馬県19874関東7.5
27徳島県19659四国8.19
28千葉県19347関東7.05
29埼玉県19318関東7.65
30山梨県19312中部7.44
31長崎県18700九州7.91
32滋賀県18641近畿6.62
33熊本県18567九州7.9
34神奈川県18494関東6.93
35和歌山県18383近畿8.43
36広島県18269中国7.13
37愛知県18261中部7.17
38愛媛県18184四国8.14
39兵庫県18154近畿7.11
40京都府17978近畿7.48
41高知県17963四国8.1
42大分県17151九州7.11
43宮崎県17137九州8.03
44大阪府16748近畿6.88
45鹿児島県16682九州7.5
46福岡県16176九州7.28
47東京都15749関東5.99
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

光熱・水道費が多い上位5県

上位5都道府県の1か月の光熱・水道費
上位5都道府県の1か月の光熱・水道費 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 05,00010,00015,00020,00025,000山形県: 25,140円25,140円青森県: 23,627円23,627円福島県: 23,588円23,588円富山県: 23,582円23,582円岩手県: 23,467円23,467円山形県青森県福島県富山県岩手県
上位5都道府県の1か月の光熱・水道費
項目1か月の光熱・水道費
山形県25,140円
青森県23,627円
福島県23,588円
富山県23,582円
岩手県23,467円
下位5都道府県の1か月の光熱・水道費
下位5都道府県の1か月の光熱・水道費 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 05,00010,00015,000東京都: 15,749円15,749円福岡県: 16,176円16,176円鹿児島県: 16,682円16,682円大阪府: 16,748円16,748円宮崎県: 17,137円17,137円東京都福岡県鹿児島県大阪府宮崎県
下位5都道府県の1か月の光熱・水道費
項目1か月の光熱・水道費
東京都15,749円
福岡県16,176円
鹿児島県16,682円
大阪府16,748円
宮崎県17,137円

光熱・水道費が多い上位5県です。

山形県は25,140円、青森県は23,627円、福島県は23,588円でした。
山形県は2位の青森県の1.06倍です。

4位は富山県で23,582円、5位は岩手県で23,467円。
6位以下は秋田県、福井県、新潟県と続きました。

47都道府県の平均は20,029円、中央値は19,904円です。
1位の山形県は平均を5,111円上回り、平均の1.26倍にあたります。

2位と3位の差は39円、3位と4位の差は6円でした。
上位のなかでも順位ごとの開きは小さく、団子になっています。

1年に直すと、1位の山形県は301,680円ほどになります。
上位5県の平均は23,881円で、47都道府県の平均を3,852円上回りました。

上位5県のなかでも、1位と5位の差は1,673円あります。
中央値と比べると1位は1.26倍でした。

東北と北海道の県が上位に並びました。
暖房を使う期間が長ければ、それだけ光熱費はかさみます。

消費支出に占める割合では順位が変わります

数字を並べるところまでが統計の仕事で、ここから先は解釈になります。
1世帯当たりの光熱・水道費の分布について、ほかの指標と突き合わせて立てた推測を書きます。
事実として確かめたものではありません。

消費支出に占める割合で割り直すと、並びが変わります。

1位は青森県の11.27パーセント、2位は山形県9.81パーセント、3位は秋田県9.78パーセント。

4位以下は沖縄県、北海道と続きます。
逆に割合の下位は滋賀県6.62パーセント、東京都5.99パーセント。
青森県と東京都では1.88倍の開きです。
47都道府県の平均は8.11パーセントでした。

消費支出に占める比率で見ると、東北の県が首位に立ちます。
所得が相対的に低いぶん、同じ金額でも家計への重みが増します。

寒い地域では灯油を使う世帯が多く、その年の原油価格に支出が左右されます。
電気やガスより値動きが大きい燃料です。

住まいの断熱性能も効いてきます。
新しい住宅ほど熱が逃げにくく、同じ気温でも使う量が減ります。

地方別に県の平均を出すと、東北6県が23,299円で最も高く、九州・沖縄8県が18,153円で最も低くなります。
北海道21,507円と中部9県21,239円がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

消費支出に占める割合の上位5都道府県
消費支出に占める割合の上位5都道府県 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年) 0246810青森県: 11.311.3山形県: 9.89.8秋田県: 9.89.8沖縄県: 9.89.8北海道: 9.59.5青森県山形県秋田県沖縄県北海道
消費支出に占める割合の上位5都道府県
項目消費支出に占める割合
青森県11.3
山形県9.8
秋田県9.8
沖縄県9.8
北海道9.5

光熱・水道費が少ない下位5都県

光熱・水道費が少ない下位5都県です。

47位の東京都は15,749円、46位の福岡県は16,176円、45位の鹿児島県は16,682円でした。
1位の山形県とは1.6倍の差があります。

44位は大阪府で16,748円、43位は宮崎県で17,137円、42位は大分県で17,151円と続きます。

大都市を抱える都県が下位に来ました。
集合住宅が多く、冬の暖房にかかる量が少ないためだと考えられます。

47位の東京都は平均の78.6パーセント、中央値の79.1パーセントにあたります。
平均との差は4,280円でした。

1位と47位の差は月あたり9,391円。
1年に直すと112,692円の開きになります。

46位との差は427円、45位との差は933円でした。
下位のほうも順位ごとの差はわずかです。

下位5県の平均は16,498円。
47都道府県の平均を3,531円下回り、上位5県との差は7,382円になります。

このグラフについての豆知識

光熱・水道の中身

電気代、ガス代、他の光熱(灯油など)、上下水道料が含まれます。
都市ガスとプロパンガスは同じ「ガス代」として数えられます。

寒い地域では灯油が大きな比重を占め、都市部では電気とガスが中心になります。

家計調査との違い

当サイトには家計調査をもとにした支出の記事もあります。
あちらは各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)を対象にした調査で、県全体の平均ではありません。

この記事で使う全国家計構造調査は、5年に1度、都道府県の全域を対象に行われます。
同じ品目でも数字が違うのはそのためです。

数字の開き

1位の山形県は25,140円、47位の東京都は15,749円。
両者の間には1.6倍、金額にして月9,391円の開きがあります。

47都道府県の平均は20,029円、中央値は19,904円です。
平均と中央値が近いのは、極端に高い県や低い県が少なく、多くの県が真ん中あたりに集まっているためです。

消費支出に占める割合で見ると青森県が11.27パーセントで最も高く、平均は8.11パーセント。
開きは1.88倍になります。

順位の並びがにている記事

この1世帯当たりの光熱・水道費の並びに近い記事を、全記事の順位から機械で洗い出しました。

並びが最も重なったのは【三世代世帯】が多い都道府県ランキング、割合と実数では上位の顔ぶれが入れ替わりますで、相関は0.81です。
正反対だったのは【オートバイ通勤の割合】全国2.8%、上位と下位で25倍、西と東ではっきり分かれますで、相関は-0.76です。

相関は因果ではないので、関係があると決めつけることはできません。
見くらべる手がかりとして使ってください。

地方のなかで見た1か月の光熱・水道費

地方最も多い(円)最も少ない(円)
東北山形県 25140宮城県 20521
関東茨城県 21102東京都 15749
中部富山県 23582愛知県 18261
近畿三重県 20444大阪府 16748
中国島根県 22500広島県 18269
四国香川県 20030高知県 17963
九州沖縄県 20876福岡県 16176
全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)(2024年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

1世帯の光熱・水道費を47都道府県で比べると、最も高い山形県で25,140円、最も低い東京都で15,749円でした。
1位と47位の差は1.6倍です。

47都道府県の平均は20,029円、中央値は19,904円。
1位と47位の金額の差は月あたり9,391円、1年で112,692円になります。
消費支出に占める割合で見ると開きは1.88倍でした。

1世帯当たりの光熱・水道費の数字を読むときは、3つの点に気をつけてください。
1つ目は、灯油も含むこと。
2つ目は、原油価格や気温で年ごとに動くこと。
3つ目は標本調査なので、細かい項目ほど年による振れが大きいことです。

消費支出に占める割合では青森県が11.27パーセントで最も高くなりました。

地方別に県の平均を出すと東北6県が23,299円で最も高く、消費支出に占める割合では東北6県が9.6パーセントで最も高くなりました。
上水道の給水人口や冬の寒さを比べた記事とあわせて読んでみてください。

関連記事

出典

  • 統計名: 全国家計構造調査(1世帯当たり1か月間の収入と支出・都道府県)
  • 調査年: 2024年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?statdisp_id=0004040009
  • 備考: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード210103)。県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

注記: 総世帯のうち全世帯の、1世帯当たり1か月間の平均額(収支項目コード210103)。
県庁所在市を対象とする家計調査とは違い、都道府県の全域が対象。
消費支出に占める割合は同じ調査から計算した参考値

この記事をシェアする

記事一覧へ戻る

関連記事 Relation Entry