【短期入所の利用者】全国29万214人、人口あたりでは13.7倍

【短期入所の利用者】全国29万214人、人口あたりでは13.7倍

数日から数週間だけ施設に泊まる短期入所生活介護、いわゆるショートステイを使う人は全国で290,214人です。
47都道府県で比べます。

使うのは総務省統計局の社会・人口統計体系、2021年の数字。

東京都が18,142人で1位。
人口10万人あたりでは東北の県が最も多くなります。
47都道府県の平均は6,174.8人、中央値は4,563人です。
1位と47位の間には17.1倍の開き、人口10万人あたりでは13.7倍の開きがありました。

47都道府県の単純平均

6,175人

短期入所生活介護利用者数(2021年)

最も多い 東京都

18,142人

最も少ない 沖縄県

1,058人

地図で見る

短期入所生活介護利用者数(2021年)
短期入所生活介護利用者数(2021年) 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(総務省統計局)をもとに作成。単位は人。 北海道 7,117人青森 3,236人岩手 5,137人宮城 6,464人秋田 9,338人山形 4,563人福島 6,177人茨城 7,203人栃木 5,852人群馬 4,325人埼玉 12,909人千葉 12,849人東京 18,142人神奈川 14,702人新潟 13,805人富山 3,862人石川 3,118人福井 2,530人山梨 3,370人長野 6,767人岐阜 6,713人静岡 11,135人愛知 14,792人三重 5,855人滋賀 4,032人京都 6,429人大阪 13,569人兵庫 13,090人奈良 3,129人和歌山 2,556人鳥取 1,125人島根 2,317人岡山 5,544人広島 9,547人山口 3,212人徳島 1,950人香川 3,157人愛媛 3,692人高知 1,664人福岡 7,716人佐賀 1,469人長崎 4,034人熊本 3,372人大分 2,582人宮崎 1,839人鹿児島 3,171人沖縄 1,058人
短期入所生活介護利用者数(人)
短期入所生活介護利用者数(2021年)
項目短期入所生活介護利用者数
北海道7,117人
青森県3,236人
岩手県5,137人
宮城県6,464人
秋田県9,338人
山形県4,563人
福島県6,177人
茨城県7,203人
栃木県5,852人
群馬県4,325人
埼玉県12,909人
千葉県12,849人
東京都18,142人
神奈川県14,702人
新潟県13,805人
富山県3,862人
石川県3,118人
福井県2,530人
山梨県3,370人
長野県6,767人
岐阜県6,713人
静岡県11,135人
愛知県14,792人
三重県5,855人
滋賀県4,032人
京都府6,429人
大阪府13,569人
兵庫県13,090人
奈良県3,129人
和歌山県2,556人
鳥取県1,125人
島根県2,317人
岡山県5,544人
広島県9,547人
山口県3,212人
徳島県1,950人
香川県3,157人
愛媛県3,692人
高知県1,664人
福岡県7,716人
佐賀県1,469人
長崎県4,034人
熊本県3,372人
大分県2,582人
宮崎県1,839人
鹿児島県3,171人
沖縄県1,058人

日本地図で見ると、色が濃く出るのは東京都です。
次いで愛知県、神奈川県、新潟県、大阪府が続きます。
淡いのは沖縄県、鳥取県、佐賀県でした。

47都道府県の平均は6,174.8人、中央値は4,563人です。
東京都の18,142人は平均の2.9倍にあたります。

上位3で16.4パーセント、1位と47位で17.1倍の開きがありました。

人口10万人あたりに直すと秋田県が988.15人で最も多く、開きは13.7倍になります。

実数1位の東京都は人口あたりでは46位、人口あたり1位の秋田県は実数では11位でした。

順位都道府県短期入所生活介護利用者数(人)地方人口10万人あたりの短期入所生活介護利用者数
1東京都18142関東129.49
2愛知県14792中部196.78
3神奈川県14702関東159.18
4新潟県13805中部634.13
5大阪府13569近畿154.09
6兵庫県13090近畿240.98
7埼玉県12909関東175.87
8千葉県12849関東204.76
9静岡県11135中部308.62
10広島県9547中国343.42
11秋田県9338東北988.15
12福岡県7716九州150.59
13茨城県7203関東252.56
14北海道7117北海道137.31
15長野県6767中部332.86
16岐阜県6713中部342.33
17宮城県6464東北282.27
18京都府6429近畿251.03
19福島県6177東北340.89
20三重県5855近畿333.43
21栃木県5852関東304.63
22岡山県5544中国295.52
23岩手県5137東北429.52
24山形県4563東北432.51
25群馬県4325関東224.44
26長崎県4034九州311.03
27滋賀県4032近畿285.75
28富山県3862中部376.78
29愛媛県3692四国279.49
30熊本県3372九州195.14
31山梨県3370中部418.63
32青森県3236東北265.03
33山口県3212中国241.87
34鹿児島県3171九州201.21
35香川県3157四国335.14
36奈良県3129近畿237.95
37石川県3118中部277.16
38大分県2582九州231.78
39和歌山県2556近畿279.65
40福井県2530中部332.89
41島根県2317中国348.42
42徳島県1950四国273.88
43宮崎県1839九州173.33
44高知県1664四国243.27
45佐賀県1469九州182.26
46鳥取県1125中国204.92
47沖縄県1058九州72.07
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2021年、総務省統計局)をもとに作成

短期入所の利用者が多い5都府県

上位5都道府県の短期入所生活介護利用者数
上位5都道府県の短期入所生活介護利用者数 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2021年) 05,00010,00015,000東京都: 18,142人18,142人愛知県: 14,792人14,792人神奈川県: 14,702人14,702人新潟県: 13,805人13,805人大阪府: 13,569人13,569人東京都愛知県神奈川県新潟県大阪府
上位5都道府県の短期入所生活介護利用者数
項目短期入所生活介護利用者数
東京都18,142人
愛知県14,792人
神奈川県14,702人
新潟県13,805人
大阪府13,569人
下位5都道府県の短期入所生活介護利用者数
下位5都道府県の短期入所生活介護利用者数 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2021年) 05001,0001,500沖縄県: 1,058人1,058人鳥取県: 1,125人1,125人佐賀県: 1,469人1,469人高知県: 1,664人1,664人宮崎県: 1,839人1,839人沖縄県鳥取県佐賀県高知県宮崎県
下位5都道府県の短期入所生活介護利用者数
項目短期入所生活介護利用者数
沖縄県1,058人
鳥取県1,125人
佐賀県1,469人
高知県1,664人
宮崎県1,839人

短期入所の利用者が多い上位5都府県です。

東京都は18,142人、愛知県は14,792人、神奈川県は14,702人でした。
東京都は2位の愛知県の1.23倍です。

4位は新潟県で13,805人、5位は大阪府で13,569人。
上位5で全国の25.8パーセント、上位3で16.4パーセント、上位10で46.4パーセントでした。

1位だけで6.3パーセントを占めます。
47都道府県の平均は6,174.8人なので、1位は平均の2.9倍。
中央値の4,563人と比べると4.0倍にあたります。

6位以下は兵庫県で13,090人、埼玉県で12,909人、千葉県で12,849人と続きました。

2位と3位の差は90人、3位と4位の差は897人でした。
上位5より下の42都道府県で、全国の74.2パーセントを分け合っています。

1位と2位を合わせると32,934人。
これだけで全国の11.3パーセントにあたります。

利用者の数は要介護認定を受けた人の数に沿います。
上位には人口の多い都府県が並びました。

人口あたりでは秋田県が1位になります

ここから先は、短期入所生活介護の利用者数がこう分かれる理由についての見立てです。
ほかの指標と突き合わせて立てた推測で、統計そのものが示している事実ではありません。

人口10万人あたりで割り直すと、差は大きく広がります。

1位は秋田県の988.15人、2位は新潟県634.13人、3位は山形県432.51人。

4位以下は岩手県、山梨県と続きます。
逆に人口あたりの下位は東京都129.49人、沖縄県72.07人。
秋田県と沖縄県では13.7倍の開きです。

ショートステイは、家族が介護を休むための仕組みでもあります。
介護する側の負担を軽くする役割を担ってきました。

人口あたりで上位に来るのは、高齢化が進み、家族が家で介護を続けている地域だと考えられます。
施設に入る前の段階を支えるサービスです。

13.7倍という人口あたりの差は、通所介護の2.2倍や訪問介護の3.5倍よりずっと大きいものです。
使われ方の地域差がはっきり出ています。

事業所の数を比べた記事とあわせて見ると、供給の厚さと利用の広がりの関係が読み取れます。

地方別に人口10万人あたりの平均を出すと、東北6県が409.8人で最も多く、北海道が137.3人で最も少なくなります。
中部9県314.6人と中国5県302.1人がそれに続きました。

実数で見ると順位は変わる

人口10万人あたりの短期入所生活介護利用者数の上位5都道府県
人口10万人あたりの短期入所生活介護利用者数の上位5都道府県 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2021年) 0200400600800秋田県: 988.2988.2新潟県: 634.1634.1山形県: 432.5432.5岩手県: 429.5429.5山梨県: 418.6418.6秋田県新潟県山形県岩手県山梨県
人口10万人あたりの短期入所生活介護利用者数の上位5都道府県
項目人口10万人あたりの短期入所生活介護利用者数
秋田県988.2
新潟県634.1
山形県432.5
岩手県429.5
山梨県418.6

短期入所の利用者が少ない5県

短期入所の利用者が少ない下位5県です。

47位の沖縄県は1,058人、46位の鳥取県は1,125人、45位の佐賀県は1,469人でした。
1位の東京都とは17.1倍の差があります。

44位は高知県で1,664人、43位は宮崎県で1,839人、42位は徳島県で1,950人と続きます。

17.1倍という開きは、人口の差の3分の2ほどです。
ただし人口あたりでは13.7倍まで開きます。

47都道府県の中央値は4,563人。
平均は6,174.8人なので、平均が中央値の1.4倍です。

47位の沖縄県は平均の17.1パーセント、中央値の23.2パーセントにあたります。

下位5県を合わせても全国の2.5パーセントにしかなりません。
1位の東京都1つで6.3パーセントを占めるのとは対照的です。

47位の沖縄県は、1位の東京都の5.83パーセントにあたる水準です。

46位との差は67人、45位との差は411人でした。
1位の東京都と47位の沖縄県の間には17,084人の開きがあります。

このグラフについての豆知識

短期入所生活介護とは

要介護認定を受けた人が、数日から数週間だけ施設に泊まって介護を受けるサービスです。
介護保険から給付されます。

家族が旅行や仕事、体調不良で介護できないときの支えになるほか、本人の生活のリズムを整える目的でも使われます。

介護する側を支える

在宅介護を続けるうえで、休息の時間を確保できるかどうかは大きな問題です。
ショートステイはその休息を制度として用意した仕組みです。

全国の利用者は290,214人。
人口10万人あたりでは13.7倍の開きがありました。

数字の開き

1位の東京都は18,142人、47位の沖縄県は1,058人。
両者の間には17.1倍の開きがあります。
上位3で全国の16.4パーセント、上位10で46.4パーセントを占めます。

中央値は4,563人、平均は6,174.8人です。
平均が中央値を上回るのは、上位のいくつかの都道府県が全体を押し上げているためです。

人口10万人あたりに直すと13.7倍の開きになります。
実数の順位がどこまで人口の多さを映しているかは、この2つを見比べると分かります。

10年前とくらべると

全国の短期入所生活介護の利用者数は、2011年の279,812人から2021年の290,215人へ、この10年で4%増えました。

東京都は2011年から1位を守っています。

県ごとに見ると、いちばん増えたのは徳島県で55%増です。

順位の並びがにている記事

短期入所生活介護の利用者数の順位を、当サイトの全記事の並びと突き合わせてみました。

最も似ていたのは【半世紀以上同じ家に住む世帯】全国299万8,700世帯、東北に多い(順位相関0.95)です。
逆に、ほぼ裏返しの並びになったのが【スーパーの数】が多いのは大都市ではありませんでした、人口あたりで比較(相関-0.71)でした。

順位が近いことと、原因がつながっていることは別の話です。
それでも、見くらべると気づくことがあります。

地方のなかで見た短期入所生活介護利用者数

地方最も多い(人)最も少ない(人)
東北秋田県 9338青森県 3236
関東東京都 18142群馬県 4325
中部愛知県 14792福井県 2530
近畿大阪府 13569和歌山県 2556
中国広島県 9547鳥取県 1125
四国愛媛県 3692高知県 1664
九州福岡県 7716沖縄県 1058
社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)(2021年、総務省統計局)をもとに作成

まとめ

短期入所生活介護の利用者数を47都道府県で比べると、最も多い東京都で18,142人、最も少ない沖縄県で1,058人でした。
1位と47位の間には17.1倍の開きがあります。

上位3で全国の16.4パーセント、上位10で46.4パーセントを占めます。
47都道府県の中央値は4,563人、平均は6,174.8人でした。
人口10万人あたりに直すと13.7倍の開きになります。

この短期入所生活介護の利用者数の数字には、読み違えやすい点が3つあります。
1つ目は、要介護認定を受けた人が対象であること。
2つ目は、事業所の分布に影響されること。
3つ目は2021年の数字であることです。

人口10万人あたりでは秋田県が988.15人で最多。
実数の1位とは顔ぶれが変わります。

地方別に合計を出すと関東7都県が全国の26.2パーセントで最多、人口10万人あたりでは東北6県が409.8人で最多でした。
ショートステイの事業所数や通所介護の利用者を比べた記事とあわせて読んでみてください。

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出典

  • 統計名: 社会・人口統計体系(都道府県データ 基礎データ)
  • 調査年: 2021年
  • 公開元: 総務省統計局
  • 参照URL: https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview/prefectures
  • 備考: 指標コードJ230174(短期入所生活介護利用者数)の2021年の値。人口10万人あたりは2021年の総人口で割った参考値

注記: 指標コードJ230174(短期入所生活介護利用者数)の2021年の値。
人口10万人あたりは2021年の総人口で割った参考値

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