水まわりの工事に、1世帯あたり年間いくら払っているのでしょうか。
地域によってどれくらい違うのか比べます。
このランキングは、総務省統計局の「家計調査」をもとにしています。
2023年から2025年までの3年間の平均を使い、給排水関係の工事に払った金額を都道府県ごとに見ていきます。
全国平均は5,423円、中央値は4,872円。
最も支出額が多い神奈川県は15,538円で、最も少ない県の1,890円との差は13,648円です。
金額を比べると、約8.2倍の開きがありました。
47都道府県の単純平均
5,423円
1世帯当たりの給排水関係工事費への支出(2023年〜2025年平均)
最も多い 神奈川県
15,538円
最も少ない 沖縄県
1,890円
地図で見る
| 項目 | 1世帯当たりの給排水関係工事費への支出 |
|---|---|
| 北海道 | 8,390円 |
| 青森県 | 4,251円 |
| 岩手県 | 6,986円 |
| 宮城県 | 4,518円 |
| 秋田県 | 2,803円 |
| 山形県 | 2,005円 |
| 福島県 | 6,738円 |
| 茨城県 | 2,936円 |
| 栃木県 | 2,457円 |
| 群馬県 | 3,587円 |
| 埼玉県 | 3,806円 |
| 千葉県 | 7,067円 |
| 東京都 | 6,947円 |
| 神奈川県 | 15,538円 |
| 新潟県 | 10,416円 |
| 富山県 | 5,620円 |
| 石川県 | 3,615円 |
| 福井県 | 4,872円 |
| 山梨県 | 5,371円 |
| 長野県 | 5,475円 |
| 岐阜県 | 5,297円 |
| 静岡県 | 6,314円 |
| 愛知県 | 6,745円 |
| 三重県 | 9,787円 |
| 滋賀県 | 8,197円 |
| 京都府 | 2,903円 |
| 大阪府 | 4,148円 |
| 兵庫県 | 3,200円 |
| 奈良県 | 4,661円 |
| 和歌山県 | 6,544円 |
| 鳥取県 | 3,213円 |
| 島根県 | 5,507円 |
| 岡山県 | 3,478円 |
| 広島県 | 4,471円 |
| 山口県 | 14,012円 |
| 徳島県 | 2,722円 |
| 香川県 | 3,428円 |
| 愛媛県 | 8,164円 |
| 高知県 | 3,730円 |
| 福岡県 | 6,889円 |
| 佐賀県 | 5,006円 |
| 長崎県 | 2,612円 |
| 熊本県 | 3,106円 |
| 大分県 | 3,707円 |
| 宮崎県 | 6,594円 |
| 鹿児島県 | 5,174円 |
| 沖縄県 | 1,890円 |
日本地図で見ると、色が濃く出るのは神奈川県です。
次いで山口県、新潟県、三重県、北海道が続きます。
淡いのは沖縄県、山形県、栃木県でした。
47都道府県の平均は5,423円、中央値は4,872円です。
神奈川県の15,538円は平均を10,115円上回ります。
1位と47位の差は13,648円、倍率にすると8.22倍でした。
設備器具への支出で並べ替えると三重県が92,723で最も高く、開きは9.31倍になります。
主指標で1位の神奈川県は設備器具への支出では2位、設備器具への支出で1位の三重県は主指標では4位でした。
| 順位 | 都道府県 | 1世帯当たりの給排水関係工事費への支出(円) | 地方 | 設備器具への支出 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 神奈川県 | 15538 | 関東 | 67684 |
| 2 | 山口県 | 14012 | 中国 | 52944 |
| 3 | 新潟県 | 10416 | 中部 | 30565 |
| 4 | 三重県 | 9787 | 近畿 | 92723 |
| 5 | 北海道 | 8390 | 北海道 | 42615 |
| 6 | 滋賀県 | 8197 | 近畿 | 40335 |
| 7 | 愛媛県 | 8164 | 四国 | 55728 |
| 8 | 千葉県 | 7067 | 関東 | 44042 |
| 9 | 岩手県 | 6986 | 東北 | 35446 |
| 10 | 東京都 | 6947 | 関東 | 52767 |
| 11 | 福岡県 | 6889 | 九州 | 45815 |
| 12 | 愛知県 | 6745 | 中部 | 30468 |
| 13 | 福島県 | 6738 | 東北 | 35404 |
| 14 | 宮崎県 | 6594 | 九州 | 24609 |
| 15 | 和歌山県 | 6544 | 近畿 | 45906 |
| 16 | 静岡県 | 6314 | 中部 | 40501 |
| 17 | 富山県 | 5620 | 中部 | 34547 |
| 18 | 島根県 | 5507 | 中国 | 35936 |
| 19 | 長野県 | 5475 | 中部 | 46713 |
| 20 | 山梨県 | 5371 | 中部 | 42196 |
| 21 | 岐阜県 | 5297 | 中部 | 53857 |
| 22 | 鹿児島県 | 5174 | 九州 | 20634 |
| 23 | 佐賀県 | 5006 | 九州 | 37209 |
| 24 | 福井県 | 4872 | 中部 | 55162 |
| 25 | 奈良県 | 4661 | 近畿 | 36889 |
| 26 | 宮城県 | 4518 | 東北 | 33410 |
| 27 | 広島県 | 4471 | 中国 | 38916 |
| 28 | 青森県 | 4251 | 東北 | 40011 |
| 29 | 大阪府 | 4148 | 近畿 | 27531 |
| 30 | 埼玉県 | 3806 | 関東 | 33518 |
| 31 | 高知県 | 3730 | 四国 | 29033 |
| 32 | 大分県 | 3707 | 九州 | 51431 |
| 33 | 石川県 | 3615 | 中部 | 40319 |
| 34 | 群馬県 | 3587 | 関東 | 36310 |
| 35 | 岡山県 | 3478 | 中国 | 26340 |
| 36 | 香川県 | 3428 | 四国 | 34409 |
| 37 | 鳥取県 | 3213 | 中国 | 54820 |
| 38 | 兵庫県 | 3200 | 近畿 | 32844 |
| 39 | 熊本県 | 3106 | 九州 | 32020 |
| 40 | 茨城県 | 2936 | 関東 | 28250 |
| 41 | 京都府 | 2903 | 近畿 | 36107 |
| 42 | 秋田県 | 2803 | 東北 | 21036 |
| 43 | 徳島県 | 2722 | 四国 | 19373 |
| 44 | 長崎県 | 2612 | 九州 | 17672 |
| 45 | 栃木県 | 2457 | 関東 | 16037 |
| 46 | 山形県 | 2005 | 東北 | 45520 |
| 47 | 沖縄県 | 1890 | 九州 | 9959 |
給排水関係の工事費が多い上位5道県
給排水関係の工事費が多い上位5道県です。
神奈川県は15,538円、山口県は14,012円、新潟県は10,416円でした。
1位と2位の差は1,526円です。
4位は三重県で9,787円、5位は北海道で8,390円。
上位5はいずれも47都道府県の平均5,423円を上回りました。
1位の神奈川県は平均を10,115円上回りました。
中央値の4,872円と比べると10,666円高く、平均に対する比では2.87倍にあたります。
6位以下は滋賀県で8,197円、愛媛県で8,164円、千葉県で7,067円と続きました。
2位と3位の差は3,596円、3位と4位の差は629円。
上位のなかでも順位が近いほど差は小さく、5位と8位の間は1,323円でした。
1位から5位までの幅は7,148円、1位から8位までの幅は8,471円でした。
上位のなかでも順位が下がるにつれて差は緩やかになります。
神奈川県は設備器具への支出でも2位に入っています。
全国の値は5,423円で、上位5はいずれもこれを上回りました。
1位は神奈川県の1万5,538円。
2位の山口県1万4,012円、3位の新潟県1万416円と続きます。
修繕材料への支出と並べて見ます
ここからは統計から離れて、この結果をどう読むかを考えてみます。
以下は確かめられた事実ではなく、ほかの指標と突き合わせて立てた推測です。
設備器具への支出で並べ替えると、順位が変わります。
1位は三重県の92,723、2位は神奈川県の67,684、3位は愛媛県の55,728。
4位以下は福井県、鳥取県と続きます。
逆に下位は栃木県が16,037、沖縄県が9,959。
三重県と沖縄県では9.31倍の開きです。
地方別で北海道8,390円が1位でした。
寒い土地では水道管の凍結や破損が起こりやすく、水まわりの工事が発生しやすくなります。
修繕材料では北海道が地方別の最下位でした。
材料を買って自分で直すのではなく、業者に頼む。
2つのランキングを並べると、そういう違いが見えてきます。
水道管の工事は、素人が手を出しにくい種類の修繕です。
1位の神奈川県、5位の北海道と、上位の顔ぶれはばらつきます。
8.2倍という差の多くは、その年に工事をしたかどうかで決まるためです。
最下位は沖縄県1,890円、46位は山形県2,005円。
地方別では九州4,372円が最下位でした。
地方ごとに県の平均を出すと、北海道が8,390円で最も高く、九州・沖縄8県が4,372円で最も低くなります。
中国5県6,136円と関東7都県6,048円がそれに続きました。
実数で見ると順位は変わる
給排水関係の工事費が少ない下位5県
給排水関係の工事費が少ない下位5県です。
47位の沖縄県は1,890円、46位の山形県は2,005円、45位の栃木県は2,457円でした。
1位の神奈川県とは13,648円の差があります。
44位は長崎県で2,612円、43位は徳島県で2,722円、42位は秋田県で2,803円と続きます。
最も少ない県は1,890円。
上位の県とは8.2倍の開きがありました。
47都道府県の中央値は4,872円、平均は5,423円です。
47位の沖縄県は平均を3,533円下回りました。
47位の沖縄県は1位の神奈川県の12.2パーセントにあたる水準で、倍率にすると8.22倍の開きです。
46位との差は115円、45位との差は567円。
下位のほうは差が詰まっており、47位と42位の間でも913円しかありません。
下位5県はいずれも47都道府県の平均5,423円を下回りました。
47位から43位までの幅は832円です。
沖縄県は設備器具への支出では47位です。
全国の値は5,423円なので、47位はこれを3,533円下回っています。
地方別に見る
給排水関係の工事費は、北海道と中国地方で多くなります。
地方ごとに県の平均を出すと、北海道が8,390円で最も高くなります。
次いで中国5県が6,136円、関東7都県が6,048円、中部9県が5,969円と続きました。
低いほうは近畿7府県が5,634円、東北6県が4,550円、四国4県が4,511円、九州・沖縄8県が4,372円でした。
最も高い北海道と最も低い九州・沖縄8県の差は4,018円です。
設備器具への支出で見ると近畿7府県が最も高く、九州・沖縄8県が最も低くなりました。
このグラフについての豆知識
頼む修繕、自分でやる修繕
給排水関係の工事費は全国平均で年5,423円。
設備器具そのものの代金は別の項目に入ります。
県庁所在市の数字であること
家計調査の品目別のデータは、各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で集められています。
県全体の平均ではないので、県内でも地域によって事情は違うはずです。
1年ごとの数字は標本のばらつきで動くため、この記事では2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算しました。
対象は二人以上の世帯です。
ひとり暮らしの世帯は含まれていません。
数字の散らばり
1位の神奈川県は15,538円、47位の沖縄県は1,890円。
差は13,648円、倍率にすると8.22倍です。
中央値は4,872円、平均は5,423円でした。
平均と中央値がどれだけ離れているかを見ると、一部の都道府県が全体を引っぱっているかどうかが分かります。
この指標では551円の差でした。
設備器具への支出で並べ替えると開きは9.31倍になります。
2つの見方を突き合わせると、順位の意味がはっきりします。
地方のなかで見た1世帯当たりの給排水関係工事費への支出
| 地方 | 最も多い(円) | 最も少ない(円) |
|---|---|---|
| 東北 | 岩手県 6986 | 山形県 2005 |
| 関東 | 神奈川県 15538 | 栃木県 2457 |
| 中部 | 新潟県 10416 | 石川県 3615 |
| 近畿 | 三重県 9787 | 京都府 2903 |
| 中国 | 山口県 14012 | 鳥取県 3213 |
| 四国 | 愛媛県 8164 | 徳島県 2722 |
| 九州 | 福岡県 6889 | 沖縄県 1890 |
まとめ
1世帯が1年間に払う給排水関係の工事費を47都道府県で比べると、最も高い神奈川県で15,538円、最も低い沖縄県で1,890円でした。
その差は13,648円、倍率にすると8.22倍です。
47都道府県の中央値は4,872円、平均は5,423円でした。
全国の値は5,423円です。
設備器具への支出で並べ替えると開きは9.31倍になり、主指標で1位の神奈川県はその見方では2位に位置します。
読むときの注意点を3つ挙げます。
1つ目は、県庁所在市で調べた数字であること。
2つ目は、設備器具の代金は別の項目であること。
3つ目は2025年の数字であることです。
設備器具への支出では三重県が92,723で最も高く、主指標で1位の神奈川県はこの見方では2位でした。
地方ごとの平均では北海道が8,390円で最も高く、九州・沖縄8県が4,372円で最も低くなりました。
修繕材料や設備器具への支出とあわせて読んでみてください。
1位の神奈川県と2位の山口県の差は1,526円で、上位のなかでも順位は僅差で決まりました。
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出典
- 統計名: 家計調査(二人以上の世帯、品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング)
- 調査年: 2023年〜2025年平均
- 公開元: 総務省統計局
- 参照URL: https://www.stat.go.jp/data/kakei/5.html
- 備考: 水まわりの工事を頼んだときの費用への支出。設備器具そのものの代金は別の項目になる。数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
注記: 水まわりの工事を頼んだときの費用への支出。
設備器具そのものの代金は別の項目になる。
数値は各都道府県の県庁所在市(東京都は都区部)で調査された二人以上の世帯の平均であり、県全体の平均ではない。
2023年から2025年の3か年平均を当サイトで計算した
